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The Demon Village.
204
:
◆L6OaR8HKlk
:2024/11/17(日) 21:08:35 ID:HcLXXAEI0
ぎんいろの隊長は、胸ポケから折りたたんだ紙を取り出すと、腰を抜かすまさしへと差し出した
「そしてこれが、組織に対する我々の『筋』です。お世話になりました」
見るまでもなく退職届だ。まさしは唖然として一向に受け取ろうとしなかった為、隊長はそれをテーブルの上へと置いた。かっこよすぎてオシッコ漏らすかと思った
(;・`ー・´)「こ、この恩知らず共が!!!!行く宛など無いくせに!!のたれ死にが関の山に決まってる!!」
「再就職先なら既に決まってますよ。優秀な経営者と話がついたのでね」
/ ゚、。 /「いややわぁ、おべっか使うて。ウチもちょうど男手が欲しかったとこやから、渡に舟や」
転んでもタダでは起きないとはよく言ったものだ。本業が本業なので、ハロワに求人を出せるようなものでも無い
人材不足は常について回る。そんな中、どさくさで一気に四人も従業員を確保できたのだ。それも、ある程度異形と戦闘経験のある兵士ならば、即戦力として期待できる
これだけでもお釣りが出るくらいだが、本番はここからだ。キッチリとツケは払ってもらわねばならない
( ;´W`) 「ひっ、ひぃぃ……」
(´・_・`)「あーあー、大変なことになりましたなぁ。白髭危機一髪って感じ」
/ ゚、。 /「今そういういちびりいらんよ」
こけおどしのオモチャの兵隊はブッ壊れ、身内には見捨てられ、その上ワンダーに寄生されかけている
因果応報ってのを目の当たりにしてる気分だ。まぁこうなるように仕向けたの俺なんですけど
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