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The Demon Village.

202 ◆L6OaR8HKlk:2024/11/17(日) 21:06:33 ID:HcLXXAEI0
( ´W`) 「ハッハ!!まぁそういじめんでやってくれ!!これからも長い付き合いになるのだから!!なぁ!!」


白髭はスッカリ上機嫌で、隣のまさしの背中をバンバンと叩く
トラブルの責任は部外者に押し付け、遥か頭上から良いようにタダでコキ使える。そりゃあ気分が良いに決まっている
だが、安堵するのはまだ早い。『同じ交渉の席』に座っている間は、相手がどんな態度を取ろうが、席を立つまで油断してはならない


( ´W`) 「それでだね、キミには第六階層の境界の閉鎖と並行して、成長したガーデンキーパーの捕獲も頼みたい。そうだな……できれば五種類ほどバリエーションがあると」

(´・_・`)「その事ですが白髭副局長」

( ´W`) 「何だね?もしや、既に手配しておると……?」

(´・_・`)「ええ。ですが私、恥ずかしながら虫は苦手なものでして……」

(; ´W`) そ「何……うっ!?」


右手に走った鋭い痛みに、白髭は顔を歪ませた
サンプルとは別に捕まえておいた『毒虫』が、反射で弾んだ手から飛び降り、テーブルの上をタカタカと駆けた


( ;´W`) 「何だ今のは……まさか、貴様!!」

(´・_・`)「管理が、甘かったようです」


白髭は右手を押さえ、椅子から転げ落ちる。虫さんの毒の効能は、先程まさしが説明した通り。麻痺するだけで死にはしない。残念ながら
だが、麻痺の目的は『種の定着』。上機嫌だったクソジジイの顔は一転して青ざめる


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