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The Demon Village.

181 ◆L6OaR8HKlk:2024/11/17(日) 19:42:54 ID:HcLXXAEI0
(;´・_・`)「鈴」

/ ゚、。;/「ハッ、ハッ……」

(#´・_・`)「鈴!!」

Σ / ゚、。;/「ひゃい!?」


ショック状態から怒鳴り声で無理やり引き戻す。気を失わなかっただけ上等と褒めてやりたいが、彼女は『此方側』の半妖だ。腰を抜かして過呼吸なんて以ての外だ
だが『無理もない』と言い聞かせている自分もいた。彼女の能力は視覚の拡張。『大桜堂に死角無し』と呼ばれるほど、索敵に長けている
現状、植物ワンダーの蔦が広がるこの環境下では、『目』の発現は防御応答によって塞がれる為、鈴の異能は殆ど機能しない
これまで『目』によって敵をいち早く捕捉し、先手を打ち続けてきた彼女にとって、『不意を突かれる』という経験に乏しい
それに加えて、仕事が終わりかけた気の緩みとアンブッシュによるジャンプ・スケア効果も相まって、御三家の副長が聞いて呆れる醜態を晒したというワケだ


(#´・_・`)「退がってろ。お前を傷物にして返しちまったら俺が親父さんに殺されちまう」

/ ゚、。;/「で、でもセンセ……」

(#´・_・`)「切り替えが先だ。それが出来ねえならガキ共見てろ」


有無を言わせぬ口調で諭すと、鈴はズルズルと足を引き摺りながら後ずさった
その様子が滑稽とでも言いたげに、裁断女はケタケタと嗤う。不愉快なブスめ。同じブスでも徳雄とは天地の差だ


(#´・_・`)「面白いか?今のうちに嗤っとけよクソアマ」


バッグを肩から下ろし、肩紐を左腕に巻いて取っ手を握る。お粗末だが、簡易的な盾だ
持ってきた武器は斧以外無く、それも弾かれて裁断女の後ろに控えるロバの近くに転がってる
不幸中の幸いは、壁を破壊した一撃にロバが巻き込まれなかった事だろう。まだ『ツキ』は残ってる


(#´・_・`)「すぐに嗤えなくなるからよ」


元より、運に頼らずともぶっ殺してやるがな


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