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【女神転生】ノーライフノットキングのようです(・血・)
416
:
◆MxHvQqijkA
:2023/06/17(土) 02:42:28 ID:8l6cfy9g0
9m (゚m゚)「え」
首が寸断され、切り離された肉体だけタール状の水を流しながら走り続けている。
やがて残滓も溶け去っていく。
( ■∀■)つ( ,’3 ) 「うっわあああああああワシの屈強で美しい肉体がアあああああああああああ!!!!!?」
元のみすぼらしく卑屈な老人の顔に戻っていた。
(;・d・)と 「キョウ!」
つ
( ■∀■)「お前に聞きたいことは一つだけだ。だから生首だけ生きたまま残してやったんだ。
あの能力と肉体の消え方、ダークサマナーの技術だな?
黒いCOMPを誰からもらった?素直に答えりゃあ…」 ボソッ
( ,’3 )「だ、誰が素直に…」
( ■∀■)「じゃあ生首サッカー決定な。
頭蓋骨砕けて脳漿吹っ飛ぶまでは長持ちするぜえ」
( ,’3 )「ヒィィィィィィィ!
ある日、部屋に誰か入ってきて…なにか埋め込んだ!
それしか知らん!」
( ■∀■)「あっそ」
グシャ
生首を踏みつぶす。
( ■∀■)「あーよかった。安もんのスポーツ靴履いてきて
お前ら生きてたんか。ぶっ潰れでよけりゃ、持っていきな」
(・d・)「おいしいとこだけ持っていきやがって。相変わらず気に食わねえ奴だ」 ガッ
((#)d・)と(■∀■ )
((#)d・)「てめぇが!全部仕組んでいたんじゃねえのか!!
2年も!無駄にした!!」
( ■∀■)「無駄なこーとはやめとけよ。俺が真犯人だっつーんなら
わざわざお前らに頭下げて捜査頼むかよ。下げてねえけどな!」
(;G;)「キョウさん。俺、俺…」
つと
417
:
◆MxHvQqijkA
:2023/06/17(土) 02:54:17 ID:8l6cfy9g0
( ■∀■)つ 「みなまで言うな。よく戦ったみたいだな」
─
>シンジュク監視室
[ ,'3 )「…」
(・G・)「あの…遺品…です…申し訳なかった…」
つつ
潰れた頭を入れた袋を渡す。
( ■∀■)「お前まじめだけど、空気読めないとこあるよなー、ヒョウ!」
(・d・)「ここの映像だ」
ザザ…
『こんばんは』
( ,’3 )「な、なんじゃ君は!?警備員を呼ぶぞ!」
『しーっ。今日はあなたにプレゼントを持ってきた。
このままではあなたは新型ウィルスを食らって死ぬ。老体でそれは避けられないことだ』
( ,’3 )「な、なんじゃと…わしの人生とはいった…い…」
『だがこれがあれば、死の運命を克服し更に超人的な力を得られる。
さあ…』
( 。゚3 )「ごああああああああ!!!!!!」
寝たままの老人の胸に、黒い銃が吸い込まれていく。
ローブの男は立ち去っていった。
[ ,'3 )「うーん…兄貴、どうしたんだ?」
( ,’3 )「何でも…ない」
>映像はここで途切れている
( ■∀■)「ふうん、誰かがGUMPを盗んでジジイにぶち込んだのか。
俺じゃねえ証拠はいくらでも出てくる。
関係ありそうな映像をコピーさせてもらっていくぜー。じゃあな!」
418
:
◆MxHvQqijkA
:2023/06/17(土) 03:10:01 ID:8l6cfy9g0
(・d・)「相変わらず神出鬼没だな。あいつ神かなんかじゃねえのか」
[ ,'3 )「おお、兄貴…」
老人は袋の中を見て慟哭する。
( G)「申し訳なかった…もう人の心を失っていては…どうしようも…」
[ ,'3 )「ええんじゃ。お主さんらが奮闘してくれたのはボロボロの姿からしてわかっとる。
正直、兄貴には身勝手で傲慢なところがあったからな。
でももう少しだけ、みんなが…優しくしてやれれば…もしかすると…」
─
(・d・)「本当に出ていくのか」
[ ,'3 )「ああ。お主らを恨んでることはない。
ただわしは、人間が信じられなくなった。
悪魔とやらに外で殺されても構わん。放浪して嫌なことを忘れる…」
─
(;-□〇□-)「おげええええええ!!」
レイダーが惨劇の場を見て嘔吐している。
(・d・)「なんだいたのか。ってか入るなって言ってたような」
(;-□〇□-)「なんだよこの殺し方は!?人間業じゃねえよ!!」
(・d・)「そりゃ悪魔の仕業だからな。
まだここらにいるかもしれんぞ?
俺とかな」
(;-□〇□-)と 「ま、まだ何も盗んでねえ!許してくれ!さいならー!!」
つ
>レイダーライダーは逃げ出した
(・d・)「悪霊が入り込んでゾンビ化しないうちに焼いてやるか。
アヒャの死体がねえぞ」
(・G・)「ああ…死んでいなかったのかな。
無事だといいんだが…」
(・d・)「殺しても死なないような奴だろうし大丈夫じゃねえか?
大破壊のどさくさに紛れて、死刑囚用の独房から脱獄したような野郎だしな」
419
:
◆MxHvQqijkA
:2023/06/17(土) 03:25:05 ID:8l6cfy9g0
>missing rink
ギギギ
『再起動』
(φ∀゚)アヒャ ひょこっ
とぼとぼ
とぼとぼ
>大聖堂
「命が惜しければ去れ!」
(φ∀゚)アヒャ!
「よく帰ってきてくれましたね。
ロボットサマナー、アヒャ倉威」
「マイトレーヤ、この者は」
「大破壊前に造っていたロボアーミーですよ。
死刑執行代わりに本物のアヒャと戦わせてみたら見事に圧勝。
ICBMにも見事に耐えきった。
これからは生身の人間よりロボットに戦わせた方がいいのかもしれませんね。
さて、メモリーの抽出を行いましょう。
座りなさい」
(φ∀゚)アヒャ!
「どうです?」
「よほど酷い衝撃を受けたのか、半分以上…特に大破壊直後のメモリが欠落。
ただ戦闘経験データは抽出できそうです」
コロナ・ショット!2022 終
420
:
◆MxHvQqijkA
:2023/06/17(土) 23:05:00 ID:8l6cfy9g0
2022年時点のジー
https://pbs.twimg.com/media/Fy1HitAaAAA3oKJ.jpg
421
:
名無しさん
:2023/06/17(土) 23:07:23 ID:q1ZUpC2A0
乙乙
422
:
名無しさん
:2023/06/18(日) 01:07:52 ID:9qh6zCwg0
おつつ
423
:
名無しさん
:2023/06/18(日) 23:57:59 ID:dFmdpxhY0
乙
424
:
◆MxHvQqijkA
:2023/06/19(月) 01:14:04 ID:6c/AKAxk0
クトゥルフのよびごえ 2025
廃バス。
(-G-)
「起きろ!」
上半身裸のジーが上半身を起こす。
(・d・)「やっと起きたか」 ジュージュー
悪魔の肉が焼かれる匂いがする。
(・G・)「ディーくんか…」
(・d・)「あまり動くな。まだ腹をぶち抜かれた跡が残ってる」
(;・G・)「…」
つと
包帯が雑に巻かれている。
(・d・)「お前あの日以来やっぱ変だぞ、時々な。
悪魔との戦闘中に急に動かなくなったりよ。
まだあの事を引きずってんのか。
ほれ」
悪魔肉を雑に焼いたものが差し出される。
(・G・)「…いただきます」
人
(・G・)「君の方はどうなんだ。
迷いなく悪魔を殺せるか」
(・d・)「言うまでもないだろ。情けかけときゃこっちが殺られる。
元人間だろうがなんだろうが、人の心を失っちゃ悪魔だ。
それはあんたの言葉だと思ったが?
まぁいい。動けるようになるまでおとなしくしてな」
ディーはバスを去る。
425
:
名無しさん
:2023/06/19(月) 01:27:03 ID:6c/AKAxk0
クトゥルフのよびごえ 2025
廃バス。
(-G-)
https://pbs.twimg.com/media/Fy6odzOaMAAToRh.jpg
「起きろ!」
上半身裸のジーが上半身を起こす。
(・d・)「やっと起きたか」 ジュージュー
悪魔の肉が焼かれる匂いがする。
(・G・)「ディーくんか…」
(・d・)「あまり動くな。まだ腹をぶち抜かれた跡が残ってる」
(;・G・)「…」
つと
包帯が雑に巻かれている。
(・d・)「お前あの日以来やっぱ変だぞ、時々な。
悪魔との戦闘中に急に動かなくなったりよ。
まだあの事を引きずってんのか。
ほれ」
悪魔肉を雑に焼いたものが差し出される。
(・G・)「…いただきます」
人
(・G・)「君の方はどうなんだ。
迷いなく悪魔を殺せるか」
と(・d・)「言うまでもないだろ。情けかけときゃこっちが殺られる。
元人間だろうがなんだろうが、人の心を失っちゃ悪魔だ。
それはあんたの言葉だと思ったが?
まぁいい。動けるようになるまでおとなしくしてな」
ディーはバスを去る。
426
:
◆MxHvQqijkA
:2023/06/19(月) 02:08:45 ID:6c/AKAxk0
クトゥルフのよびごえ 2025
廃バス。
(-G-)
https://pbs.twimg.com/media/Fy6odzOaMAAToRh.jpg
「起きろ!」
上半身裸のジーが上半身を起こす。
(・D・)「やっと起きたか」 ジュージュー
悪魔の肉が焼かれる匂いがする。
(・G・)「ディーくんか…」
(・D・)「あまり動くな。まだ腹をぶち抜かれた跡が残ってる」
(;・G・)「…」
つと
包帯が雑に巻かれている。
(・D・)「お前あの日以来やっぱ変だぞ、時々な。
悪魔との戦闘中に急に動かなくなったりよ。
まだあの事を引きずってんのか。
ほれ」
悪魔肉を雑に焼いたものが差し出される。
(・G・)「…いただきます」
人
(・G・)「君の方はどうなんだ。
迷いなく悪魔を殺せるか」
と(・D・)「言うまでもないだろ。情けかけときゃこっちが殺られる。
元人間だろうがなんだろうが、人の心を失っちゃ悪魔だ。
それはあんたの言葉だと思ったが?
まぁいい。動けるようになるまでおとなしくしてな」
ディーはバスを去る。
427
:
◆MxHvQqijkA
:2023/06/19(月) 02:26:20 ID:6c/AKAxk0
>シンジュク地下街
かつてレジスタンスの拠点だった場所で、若者達が特訓に励んでいる。
(;``)つ 「ハッ!ハッ!」
(・D・)「ご苦労。やってるようだな」
く(` `)「リーダー!お疲れ様です!」
(・D・)「手ぇ止めんな!」
つと
https://pbs.twimg.com/media/Fy6oflCaQAA8rBL.jpg
(;``)「はいっ!」
─
(・D・)「よし、今日はこの辺だろう」
悪魔の肉を焼いたサイコロ状のものを配る。
(` `)「…あの。ディーさん」
(・D・)「あ?」
(` `)「これ食えば力はわくのは実感できるんですけど、やっぱり悪魔の肉はちょっと…」
(・D・)「いいか。お前らが戦う相手は悪魔だ。
そして大破壊前のように普通の食料はあまり手に入らない。
だったら食うしかないだろう。
食わなきゃ勝てない、勝てなきゃこっちが食われる。
嫌なら出てけ」
https://pbs.twimg.com/media/Fy6og3KaYAAUNVv.jpg
(・D・)「いいか、ここからスポーツ生理学の話をする。
サンドバッグ叩き程度でも筋肉はぶっ壊れる。
だがそこに十分な栄養を叩きこんで十分休めば、筋肉はより強く再生する。
回復魔法や傷薬にも回復量に限界があるからな。
悪魔に一発もらっても大丈夫なように耐久を鍛えとけ。
食ったら寝ろ。
別に眠気がくるまでスマホ見ててもかまわない」
(;``)「はいっ!」
428
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/29(金) 02:05:41 ID:1wCY7v820
>寝室
(´・つ・`)「つーかヤーマン、普通に地道に鍛錬なんてちょーめんどくさくね?」
https://pbs.twimg.com/media/GCcX6RFaAAAmb2Y.png
(;``)「そうかな・・・?大事だと思うけど・・・。」
く(´・つ・`)「だいたい、ベッドもなくてショボい布団で休息。
翌朝4時起床で夜までサンドバッグ殴りだろ?
なーにが『悪魔に一発もらっても大丈夫なように』だ!
もっと俺はスーパーマンみてえにバッサバッサと悪魔相手に無双してえんだ!
鍛えるなら悪魔の攻撃を避ける『俊敏さ』だろ!」
「まず、悪魔の気配を感じられるようになってからだな」
(・G・)
つ(д)と ギャアー
厳つい男が、紫で腹が出た悪魔の顔面を引き裂く。
(;´・つ・`)「じ、ジーさん」
見回りだ。
(・G・)「さて問題。今の悪魔はなんでしょう?」
(;``)「・・・ガキ。満たされない飢えを満たすために何もかも食べる幽鬼。」
(・G・)「正解。あの程度の悪魔に不意を喰らうなら、まだ地上では戦えないな。
格の段違いな悪魔、人間でありながら人間を狩る処刑ライダーまでいる。
そんな奴ら相手の前に放り出されて今すぐ戦えるかい?」
_,
(´・つ・`)「武器さえくれれば戦えますよ。あのディーのガキがケチりさえしなければ・・・」
(・G・)「厳しいことを言わせてもらえば、武器武器と簡単に言うが扱いにも慣れが必要だ。いわゆる練度というやつだ。
刃物類は基本的にリーチが短いし、一歩間違えれば自分の体を斬ってしまう。
銃は威力もあるしお手軽に見えるが、本当に熟練した扱いができなければ反動で肩がはずれる。
弾詰まり(ジャム)が起きれば撃てなくなるし、暴発すれば自分のアタマが最悪吹き飛ぶ。
ああ、シブヤのジャンクショップで手りゅう弾などの使い捨て兵器を買おうなんて考えちゃダメだ。
あれもあれで下手すれば持っている腕が爆風で吹き飛ぶ。
お金と命の無駄だよ。」
429
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/29(金) 02:06:03 ID:1wCY7v820
(;´・つ・`)「でも、ジーさんなんか悪魔を素手で引き裂いたりできるじゃないですか!
俺を付き人にしてくださいよ!」
(:・G・)「あれは俺が嫌な意味で特別なだけだ。誰もができる事じゃない。
子供達の頭を気軽に撫でられない怪力がそんなに欲しいか?」
(;``)「それは嫌ですね・・・」
(´・つ・`)「ヤーマン日和ってんじゃねえ!
世の中は力なんだよ!
悪魔を殺せる力さえあれば、こんなとこで燻ってねえでも食うには困らねえ!
金だって女だって好き放題だ!ドリームなんだよ!」
(・G・)「ちょっと君は自意識過剰みたいだな」 ぐりぐり
つ(;・つ・`)と
(・G・)「いいかい?君達は大破壊・・・トウキョウがICBMの雨に見舞われてから地方から移動してきただろう。
その時の地元の様子はどうだった?」
(;``)「・・・緊急速報が流れてから、悪魔が出てくるようになりました。それで・・・」
(´・つ・`)「家族もご近所もぶっころされちまった!!
だからこいつや皆と逃げてきたんだよ。
途中何度も何度も仲間がぶっ殺されたり腹減りで死んで・・・
だから俺は英雄になりたいんだ!!
悪魔なんか全部ぶっ殺して世界に平和を取り戻すんだ!!」
(´・つ・`)「なァ!ジーさん達もその為にこうやってデビルバスターの養成をしてるんでしょう!?
いい加減に俺にも稽古つけてくれよ!!
(;・G・)(敵討ちに囚われているようだな・・・
世界の覇権を握りたいなんて事は考えていないようだが・・・さて、どう説得したものか?)
(・G・)「とりあえず今日は寝なさい。
明日もまたトレーニングだからな。
その件、ディーにかけあってみるよ」
(*´・つ・`)「やった!流石はジーさんだぜ!あの石頭とは違わあ!」
>翌日
430
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/29(金) 02:06:29 ID:1wCY7v820
(・d・)「もう一回、言ってみろ」
(#´・つ・`)「うるせェ!もうこんなお遊戯はごめんだっつてんだよ!!
来る日も来る日もアマチュアボクサーの真似ばっか!!
こんなんで悪魔なんかいつまで経っても倒せるかよ!?」
「うわ始まったよ・・・」
「ここで適当にハイハイ言ってやってりゃ、食うには困らないのにな・・・」ボソッ
(・d・)つ ブンッ コロン
刀を投げ落とした。
(;´・つ・`)「うわ危ねえ!!殺す気か!!」
つと
(・d・)ニア 「その模造刀をくれてやる・・・気に入らないなら出ていけ。
そんなもんでも、地下街や階段上にいる悪魔なら死に物狂いでいけば倒せるだろう。
外はどうだか知らんがな・・・」
(´・つ・`)「ああやってやんよ!!ヤーマンも一緒に」
(・d・)「そいつを連れていく事は許さん。俺の教えに従順だ。
逝くならお前ひとりで。それとも道連れがいないと怖いのか?クククっ」
(#´・つ・`)「上等だカス!!!!!!!!!!!!!!!
一人で英雄になってきて・・・
やんよ!!!!!!!」
(・G・)「ディー、ちょっといいか。少し話が・・・」
(・d・)「ああ・・・」
>二人は去っていった
(・d・)「マナブ以外は鍛錬を続けるように・・・」
─
(・D・)「貴様の処遇が決まった」
431
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/29(金) 02:09:10 ID:1wCY7v820
(;´・つ・`)「へへっ、なんだよ。直々に俺を殺すんだな!?
しょせん、テメエも悪魔は外のガイア教徒と変わらねえ!!
気に入らない奴は排除するんだろうが!!」
(;``)「マナブ君!!違うんだよ!!」
(;´・つ・`)「へへ・・・やってやる・・・やってやるぜ・・・!」
つ-l----
(・D・)「何を勘違いしてるか知らんが、刀を収めろ。
お前は今日から夜警をジーとやれ。」
(´・つ・`)「へっ・・・へへ?」
男のひきつった顔が固まる。
く(・G・)「えーっと・・・つまりだ。
俺と一緒に夜に見回りをしてくれないかって事なんだ。」
(・D・)「こいつは元自衛隊のプロだ。危機管理能力にしては俺以上。
これ以上のワガママは聞けないぞ。」
(´・つ・`)「・・・ケッ!理解らず屋にしては気が利くじゃねえか!!
少し見直しといてやらあ・・・」
(;・G・)「どうする?夜まで寝ておくかい?」
(*´・つ・`)「いやこの時間まで寝れませんよ。
体力消費しないように、部屋でシコってます。
高揚感がマジパネェ!!」
(;``)「・・・ちゃんと消臭しておいてね・・・」
─
「・・・起きろ!」
https://pbs.twimg.com/media/GCc2UzpbsAANt-u.jpg
432
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/29(金) 02:09:49 ID:1wCY7v820
と(・G・) ガラッ
(;´・つ・`)「やべ!ジーさんすんまっせん!」
(;・G・)「いや別に怒ってないからね?初日だしとりあえず俺の傍を歩いてくれてればいいから」
(´・つ・`)「あ、ちょっと洗ってきていいすか・・・」
(・G・)「手か?」
(;´・つ・`)「えっと・・・ナニを・・・」
(;-G-)「水もタダじゃないんだ。こっそりやってきてくれ・・・」
─
く(´・つ・`)「お待たせっす!」
(・G・)つ「ああ。じゃあ、これを着て。ないよりマシだから。」
>フルヘルム
>サバイバーベスト
>リベットナックル
>コンバットブーツ
>を手に入れた
(*´・つ・`)「あざっす!」
(・G・)「歯がゆいと思うけど、ディーからもらった刀は今日は振るわないでね。
おいおい使い方を教えていくから。」
く(´・つ・`)「了解す!」
─
>無残に喰い散らかされた体がある
(´;つ・`)と 「うげ・・・」
(・G・)「こんなことで吐いてたら、立派なデビルバスターになれないぞ。
とりあえず、夜が明けたら埋葬に行こう。」
>サラサラと何かをかけた
(´・つ・`)「なんすか、それ?」
433
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/29(金) 02:10:10 ID:1wCY7v820
(・G・)「魂返り、だよ。
せめて成仏できるようにと、悪霊にでも憑依されてゾンビにならないようにね・・・」
(´・つ・`)「なるほど・・・」
(・G・)「悪い日には1日1人はこうやって死んでいる。
寝室から深夜に出た奴は、こうなるのが大半の末路なんだ」
(´・つ・`)「不意打ちってことっすか」
(・G・)「そういう事になるな。
それに、大半の訓練生はまだ悪魔召喚プログラムを付与されていない。
出会い頭に殺される」
(´・つ・`)「なんすかそれ。そういやネットで無差別にアップロードされてた事があったなあ。
俺は胡散臭くて入れてないけど」
(・G・)「悪魔と電子機器越しに会話し、仲間に引き込むこともできるアプリだ。
ディーや俺はそれを使って悪魔を使役している。」
(;´・つ・`)「なんすかそれ!そんな便利なもんあるなら早くくれりゃ・・・」
(・G・)「自分も戦力になれる・・・と言いたかった?」
(;´・つ・`)「はい・・・」
(・G・)「武具もそうだが、悪魔召喚プログラムだって慣れが必要なんだ。
俺もディーにもらった時にはよく会話に失敗して襲われていたものさ。」
(´・つ・`)「無双怪力のジーさんが・・・?嘘っすよ!」
(・G・)「マジだ。会話ができるといっても、人間同士のコミュニケーションと同じで
相手の機嫌を損ねると、当然怒る。
少なくとも相手の腹の虫を収めるには、防御でもして一発食らってやるしかないだろうな。
よくディーが言うだろ?
『悪魔に一発もらっても大丈夫なように耐久を鍛えとけ』って」
(;´・つ・`)「そーゆー事だったのか・・・てっきり新手の嫌がらせかと」
(・G・)「それに、仲魔・・・仲間に出来る悪魔の事なんだが。
会話で仲魔になるならないというのがある。
先日君達を襲おうとしていたガキは、会話はできても仲魔にはならん狡猾なやつだ。
契約には文字通り命を差し出さなきゃならん。そこら辺も覚えないとな」
434
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/29(金) 02:10:36 ID:1wCY7v820
(@Д@)
https://pbs.twimg.com/media/GCcX7QdakAEna6G.png
(・G・)「早速お出ましだ。幽鬼 ガキが一体出た!・・・ってな。
さて問題。この悪魔は会話で仲魔にできるか否か?」
(;´・つ・`)「で、できるわけねえ!先日襲われかけたんだぞ!!」
(・G・)「はい正解」
つ(@Д @)と ギャアー
(・G・)「まあ、いきなり襲ってくる悪魔もいるが、仲魔になりえる悪魔でも機嫌が悪い事もある。
その変も見極めが大事だな。
夜魔・・・いわゆるサキュバス、インキュバス、リリム、インプといった夢魔は
長年意思疎通が不可な種族とされてきた、だが
人間の精力・・・要は君が出しまくってたアレが欲しいだけで
別に話はできるし仲魔にできるのが近年わかった。」
(#´・つ・`)「なんであのクソヤローはそういう事教えてくれないんですか?」
(;・G・)「君のようなやつが先走りしない為だ。
許可がおりるまで、くれぐれも悪魔召喚プログラムを持ち出そうなんて思うなよ。」
(´・つ・`)「了解っす。ジーさんが言うなら仕方ねえや。」
(;・G・)「その素直さをディーにも向けてやってくれればな・・・
あいつは悪い奴じゃない、ちょっと色々あって冷徹を装ざるを得ないだけなんだ。」
(´・つ・`)「ケッどうだかな!
何かの八つ当たりでやってるだけだろ!あんなの」
(#・G・)「あいつの何を知っ・・・!
いやすまない。つい血がのぼって・・・」
(;´・つ・`)「あ、すんません。思い込みで言いすぎました」
(・G・)「あまり頭に詰め込みすぎても疲れるだろう。
今日は戻って寝るといい。朝から夕までの訓練はしばらく免除だ。言っておく。」
く(´・つ・`)「ありがとうございます!」
─
(;--)「ん・・・マナブ君か。早いね。」
435
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/29(金) 23:02:00 ID:1wCY7v820
(´・つ・`)「おっ起こしちまったか、悪いなヤーマン。」
(;``)「気にしないで。ジーさんの付き人仕事は?」
(´・つ・`)b「出だしグッド!初日で俺がしんどそうだからって、次の夜まで休んどけって。」
優しいよなァーどっかの誰かさんと同じようによォー!!
(;``)「ま、マナブ君。僕たちはいさせてもらっている側なんだから・・・
ね?」
(´・つ・`)「そんなの関係あるかってーんだ!!
大破壊前なら立派なパワハラだぜ、あいつのやってる事は。
リュウケンかよ!!」
(;``)「・・・いつまで地元から盗んできた本を大事に読んでるんだい?」
(´・つ・`)「いいじゃねえか!持ち主一家は全滅、俺が読んでやった方が浮かばれるってもんよ。
それにこの漫画、妙に大破壊の事を予言しすぎな気がして魅力的なんだよな・・・」
(´・つ・`)「っと熱弁すまん!お前は朝早だったよな。さっさと寝ようぜ。」
(--)「うん・・・おやすみ」
昼
>マナブは栄養食を食べている
(´・つ・`)「甘くてうまいけどよ、水ねえと口カラカラなのはいただけねえな。
目玉焼きとか喰いてえよお!」
「キャーッ!!!」
(´・つ・`)「なんだ真昼間から!?」
>外に出た
川``)「た・・・助けテ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GCcX7_HagAEQ_Qh.jpg
436
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/30(土) 01:55:02 ID:QTAG19m20
ばたり、と女性は倒れた。
(´;つ;`)「ぐえっ!!」
と
https://pbs.twimg.com/media/GCcX8zTaEAA_hbV.jpg
(:´・つ・`)「って、吐いてる場合じゃねー!!
誰かー!!
サボリ魔はいねえかー!!」
「おお、学ばないくん、呑気でいいねぇ。」
呑気に嫌味を言う訓練生に詰め寄る。
_,
(´・つ・`)つ「オイこらテメエ、人が死ん・・・死にそうねんで!
さっさとこの人を回復道場に運べ!!
ツケはディーで!!」
「お前は!?」
(´・つ・`)「増援が来るまで攪乱する!さっさと行けや・・・
ヤーマンッ!」
「わ、わかった」
休憩中の男たちが、女性の四肢を掴んで運ぶ。
(#´・つ・`)「うつ伏せにして、担架使えやせめて!!」
>辺りをうかがう
(´・つ・`)「あの背中のズル向け、爪でああなるもんじゃあねえな・・・
だとすると・・・」
消化液が飛んできた。
すんででかわした。
(;´・つ・`)「あぶねえご挨拶だな、オイ」
437
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/30(土) 02:09:15 ID:QTAG19m20
https://www.youtube.com/watch?v=eNWpFSAlLv0
( ゚ д ゚ )「グゲエエエエ」
https://pbs.twimg.com/media/GChxHGhawAAqSCH.jpg
(´・つ・`)「食らいやがれ!!」
つ-l----
粘液の肉体は、やんわりと模造刀程度は受け止めてしまう。
https://pbs.twimg.com/media/GChxH5caMAAlPG8.jpg
(;´・つ・`)「手ごたえはあった!あの女を襲ったのはてめえか!!」
つ-l----
https://pbs.twimg.com/media/GChxI-bbsAAg4LU.jpg
(´・つ・`)「俺は女子供に後ろから手を出す奴はでえきれえなんだ!」
(´・つ・`)「この連撃!か・わ・せ・る・かーっ!?」
つ-l----
シュバ、シュバ、シュバ。
粘液悪魔の溶解液、触手を避け
着実にダメージを溜めていく。
(;´・つ・`)「へへ・・・だいぶ参ってきたんじゃねえ?流石のカチカチさんもボロボロだぜ」
つ-l----
>スライムの冷たい手が触れた
https://pbs.twimg.com/media/GChxJ4na8AAionQ.jpg
(´・つ・`)「なにぃ!」
一瞬の油断が命取り。
触手に体を巻き取られた。
(´-つ-`)「寒い・・・からだが溶け・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GChxPOHaQAA8PdB.jpg
438
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/30(土) 08:05:47 ID:QTAG19m20
「こういう時はな、こうするんだ」
>火炎ビンを投げた
( ゚ дξ「グゲエエエエ・・・」
スライム本体の顔半分が溶ける。
(・D・)「ヒーローぶった餓鬼が」
つy=Σ
>スライムにトドメを刺した
─
( ・D・⊂彡☆))つ´)
乾いた音が響く。
(#´・つ・`)「なにしやがる!!」
(・D・)「勝手な事しやがって。お前ふざけてんのか。
お前の命なんぞより、模造刀の方が今は大事だ。
くたばるにしても武器は置いて逝け」
(#´・つ・`)「なんだと!!俺はテメエみたいなマヌケの代わりに人を助けたんだぞ!!
早くもっとついてりゃあ・・・」
(・D・)「ああ、あの人な。死んだよ。
惨い生き永らえかたをさせるもんだな。
お前はここに人を苦しめる為にここに来たのか?」
(´;つ;`)「く、くそっ!」
>マナブは走り去った
(;``)「あの・・・お言葉ですが・・・
ちょっと言い過ぎでは?」
439
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/30(土) 09:07:55 ID:QTAG19m20
https://pbs.twimg.com/media/GChxQAJbkAAXbxI.jpg
(・D・)「いや、あれがいい。
ここでマグレで勝ち星上げて悲惨な死に方されるよかな。
お前同室だったか?
伝えてやれ。自主謹慎で引きこもるもよし、また夜警するもよし。と」
─
(;・G・)「で、また今日もやるのかい?」
(´・つ・`)「当たり前!あんな高慢野郎に見下されて黙って引きこもっていられるか!!」
(・G・)「心意気は買うよ。でも無茶しないでね。
はい、新しい防具」
(´^つ^`)「あざっす!」
(・G・)「さて、夜警しながら話していこうか。
どこから話していいものかな・・・」
─
(;´・つ・`)「なに!あんなクール野郎にそんな過去が!?」
(・G・)「そうだ。俺が直に見た話ではないが、
彼を助けて自爆した少年は、肉の欠片すた残らなかったそうだ。
そして、三年前にここで起きた大惨事を知っては?」
(´・つ・`)「まぁ小耳には挟んでます・・・」
(・G・)「あれは俺もみたが、酷いものだった。
老若男女問わず殺されていたんだ。
1人の嫉妬と無力感に苛まされた老人1人によってね・・・」
(;´・つ・`)「でも、俺をブン殴る意味がなかったじゃないすか!殴られ損っすよ!!」
(・D・)「理由なら、ある」
440
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/30(土) 12:38:21 ID:QTAG19m20
(;´・つ・`)「わぁッ!?」
(・D・)「夜中に幽霊でも見た顔だな」
(;・G・)「ディー、今日も行くのか?体を休めた方が・・・」
(・D・)「誰かがやらなきゃいけない。だから警備はジーの方に任せてるんだ。
せいぜい足を引っ張るなよ、ガキ」
>ディーは去っていった
(;´・つ・`)「気に食わねえ奴・・・!
でも、何も文句を言う気が出なかったや・・・」
(・G・)「君達は、自分たちが食べているものがなんだか知っているのか」
(´・つ・`)「サイコロステーキみたいな悪魔の肉っしょ?」
(・G・)「他は?」
(´・つ・`)「カロリーバー」
(・G・)「出所はどこだと思う?」
(´・つ・`)「考えた事もないっす」
(・G・)「・・・あいつがな、イチガヤの駐屯地後からたびたび持ってきているんだ。
昔は二人がかりで行っていたが、例の事件以降は俺が夜の見回りになった。
もっとも満月はこの前のように、悪魔のパワーがアップする。
昼でも警戒を強めるんだぞ。」
(´・つ・`)「この前の・・・?スライムっすか」
(・G・)「そうだ。月並みだが、君は防戦に徹して誰か増援が来るまで待つべきだったのだ。
ディーも本心ではたいたわけではない。
君のような前途ある若者を失いたくないだけなのだ・・・」
(´・つ・`)「前途ある?俺がっすか?」
(・G・)「そうだ。見も知らぬ女性を咄嗟に救助し、自分は戦いにまわる・・・
この誰もかれもが自分で精一杯な時代、なかなかできる事じゃない。」
(*´・つ・`)「やった!!ジーさんのお墨付きだぜっ!」
441
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/30(土) 14:24:57 ID:QTAG19m20
>回復道場
(・D・)つ「代金だ。遅れて悪かったな」
( )人「寄付感謝」
泪 ゚ -゚)「ありがとう。また助けてくれたのね・・・」
(・D・)「あんたか・・・なんでスライムなんぞにやられてたんだか。」
泪 ゚ -゚)「・・・私は満月は調子が悪いのよ。忌々しい半身のせいでね!
それに・・・念願の子が生まれたの。」
(・D・)「あんたの子か?そりゃおめでたいこって。悪魔に食われないうちに早く行ってやれよ」
泪 ゚ -゚)「私のじゃない。それに・・・
生まれたというより、その子に愛おしい魂が宿ったといえばいいのかしら。」
(・D・)「あんた悪魔だろ。治療も終わったしさっさと出て行ってくれないか」
泪 ゚ -゚)「ふふ、悪魔を自警団につかっておいて、悪魔アレルギー?
面白い人ね。」
>女はクスッと笑った
泪 ゚ -゚)「あなた、ゾンビどもとは違う意味で、生きてるニオイがしない。
・・・まるで仇を討ったあと、自分も死のうとしているんでしょう?」
(・D・)「・・・治療代はいらねえ。さっさと失せ」
泪 ゚ -゚)「じゃあお礼にいい事を教えてあげる。
邪教の書・・・ネクロノミコン・・・
その断片は未だに紛失せず残っている。
大事な人を蘇らせたいなら・・・
それを集めれば・・・
復活も、叶うかもしれないわね。」
https://pbs.twimg.com/media/GCkSn6daoAATMZl.png
442
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/30(土) 16:15:24 ID:QTAG19m20
(´・つ・`)「・・・あのサイコロコロステーキは?」
(・G・)「・・・君は備蓄の賞味期限、数量が無限だと思うかね?
科学に精通している彼は、自分の体で試したんだ。
食べても大丈夫な悪魔、精力がつく牛の悪魔。
この数年で生成機を作り出し、あの肉を生産しているんだよ。
ま、あんな脳筋理系なんて無茶苦茶だがな・・・」
(´・つ・`)「ちょっとあのヤローの事、尊敬してやってもいいかもな。」
>イチガヤ方面
く(;・D・)「ふう・・・この変で発掘でもすっか。
いつまでもあそこに頼ってもられないしな」
ガラクタの山を掘り返す。
そこから使えそうなものを取り出して売り、マシな食料に変えるのだ。
>掘り返せど掘り返せど、マシンT93Gの破片しか見つからない
(・D・)「ん?隠し扉があるな・・・土で巧妙に隠されているが・・・」
>土を払いのけた
「誰だ!!」
入口から銃口がのぞく。
(・D・)「先住民がいたのか。
荒らしはしないから、ほっといてくれや。」
=yと( )「問答無用!撃つ!!」
(・D・)つy= 「仕方
・・・ねえなッ!」
443
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/30(土) 17:11:25 ID:QTAG19m20
(・D・)「すまねえな。ご相伴に預かって」 ガツガツ
つ と
(・黒・)「別に構わない。それだけ食い意地が張っているということは、ロクに食ってないんだろう。
略奪者でもなさそうだし、他の者に分け与えているのだろ?」
(・D・)「・・・初対面の奴に言われたくねえな。
餓死しない程度には喰ってる」
(・黒・)「私はクロエ。こう見えても女だ。」
(・D・)「・・・ディーだ」
(・黒・)「咄嗟に銃を構える腕は確かだ。
私と組まないか?」
(・D・)「生憎、俺にはまだ育てなきゃならないヒヨッ子どもがいるんでな。
邪魔じゃなきゃまたくる。・・・手土産持ってな。
(・黒・)「それは楽しみだ。弾薬がいいな」
─
(・D・)「ジー」
(・G・)「なんだ?」
(・D・)「あのガキは資質はありそうか?」
(;・G・)「向こう見ずで突っ走りなところはあるが、正義感は強いよ。」
(・D・)「・・・じゃあ、銃での戦い方も教えといてやれ。
あれは俺には手が余る。お前に任せる」
(・G・)「了解、立派な戦士に仕上げてみせるさ」
ドサッ
(;・G・)「なんだこの量は・・・」
(・D・)「しばらくこっちに帰ってこれない日が続くと思う。
悪魔肉は持ってくるから、技量のある奴にヘブンの生成を教育してやってくれ。
誰でもできる簡単なお仕事だ」
444
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/30(土) 17:56:47 ID:QTAG19m20
(・G・)「それはいいが、何をするんだ?」
(・D・)「今まで働いてきたんだ。ちょっとは息抜きさせろや。
それと新規開拓だ」
(・G・)「頑張れよ」
( )b 「ああ」
>それから足しげくクロエのもとへと通った
>食べられる悪魔を狩って肉をシンジュクに運んだ
( ■∀■)ノ「ヒョウッ!お久しぶりじゃねえかー!」
(・D・)「キョウか。今更何しに来た」
( ■∀■)ノ「仕事がひと段落したんでね。スパルタつけてたとこ。」
(・G・)「ディーさんの訓練はすごいぞ!
みんな見違えるほどに強くなった!
悪魔召喚プログラムも配布したんだ!」
(・G・)と(・D・#)「無許可で配ったんか!!」
( ■∀■)「ヒョウ。ちゃんとノウハウは教えてある。
裸一貫で悪魔と戦うなんて時代遅れだぜえ。
ここではおれさまが一番偉いッ!力で白黒つけてもいいんだぜえ?」
(・D・;)「外でもめごとは起こすなよ・・・」
(;´・つ・`)「ディーさん、もしかして寝てないっすか?」
(・D・)「ああ・・・」
( ■∀■)「ジー。添い寝してやれや。
語ることもいっぱいあんだろ?」
(;-D・)「野郎となんて御免だぜ・・・
と思ったが、睡魔には勝てん」
445
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/30(土) 22:30:48 ID:QTAG19m20
─
起床
つ(-D・)「む・・・」
(・G・)「起きたか。ずいぶんイビキがひどかったぞ。」
(・D・)「おかげさまでな。で、話ってのは?」
(・G・)「キョウさんが、全員に悪魔召喚プログラムを配布・・・コピーした。
武器もどこから調達したか分からんが、たんまりあった。」
(;・D・)「頭が痛い事してくれるぜ」
(・G・)「だがそのおかげで、少年たちは自衛手段を取れるようになった。
夜警も交代でやることになった。」
(・D・)「あー、そういえばさ、あいつどうした?ドレッドのふざけたガキ。」
(・G・)「マナブ君なら、メシア教の用心棒志願に行ったよ。
テンプルナイツは深き狭い門らしいからな。」
(・D・)「・・・そうか。元気にしているといいな。」
(・G・)「ずいぶんと淡泊だな。」
(・D・)「あいつが道を見つけたなら、それでいい・・・
卒業生は追わない主義なのさ。
それよか行く途中で悪魔に殺されたり、新歓でたらふく飲まされる方が心配だ」
(・G・)「ふっ、相変わらず優しいな。」
(#・D・)「・・・
ほっとけ!」
446
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/31(日) 02:25:06 ID:aAAuLeew0
─
それから、こっそりとディーとクロエは会い続けていた。
酒について語りあかしたり、悪魔狩りの効率的な方法を教え合っていた程度。
(・黒・)「今日は神経弾か。上物だな。
前はショットシェルなんて使えないブツだったからな・・・」
(;・D・)「悪かった。大破壊から数年経っても、物資は乏しいままなんで」
( ■∀■)「ヒョウッ!男の言い訳は見苦しいぜ!」
箱をたんまり持ってきた恭一がやってきた。
=yと(;・黒・)「どこから入ってきた!?まさか手引き・・・」
( ■∀■)「ヒョウッ!おれは神出鬼没なのさ。
レイディの住処に入られたくなかったら、魔法禁止結界でも張っとくこったな!
もっとも、ガキの着替えなんか興味ねーがな」
==( ■∀■)と
==つ
予備動作なしで撃たれた銃撃を全て余裕でかわす。
( ■∀■)「何すんだ。ヒョウ。引き裂いちゃうぞ〜?」
(;・黒・)つy= 「いきなりの訪問に警戒しない方がおかしい!」
( ■∀■)「ヤレヤレ。
・・・今日はそんな話をしに来たんじゃねえ。
クトゥルー、呼び出すんだろ?」
447
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/31(日) 02:57:43 ID:aAAuLeew0
(・黒・)「魔神クトゥルー・・・?伝説のムー大陸に眠っているという?
眉唾ものだ。
トウキョウに呼び出せるとでもいうのか?」
( ■∀■)「ところが、そーでもないんだよなあ。
どこのバカか知らんが、国立博物館に置いた奴がいる。
あらかた、大破壊後に召喚して覇権を握るつもりだったんだろうがな。
取りに来ないってことは死んだってことだろ。
顔もしらねー奴の遺品は有効活用しないとな!タッポイ!」
(;・黒・)「・・・頭のねじが外れてらっしゃる?」
─
『邪教の書・・・ネクロノミコン・・・
その断片は未だに紛失せず残っている。
大事な人を蘇らせたいなら・・・
それを集めれば・・・
復活も、叶うかもしれないわね。』
─
(;-D-)「俺は、かけてみたい。
一縷の望みに・・・」
(・黒・)「どういうことだよ?」
─
(・黒・)「なるほど。大破壊前に死んだ子供を生き返らせたいと・・・。
でもそれは、エゴじゃないか?」
(・D・)「何が言いたい・・・」
448
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/31(日) 03:41:29 ID:aAAuLeew0
自殺
449
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/31(日) 17:49:16 ID:aAAuLeew0
(・黒・)「死んだ本人が望んでいるのか?それを。
最高位悪魔と取引をしてでも・・・。
私もクトゥルーの存在くらい知っている。
忌まわしいものの首魁を前に、発狂せずにいられるか?」
(・D・;)「できるだけ対精神コーティング装備をして望む・・・」
( ■∀■)「ヒョ!チョコレートより甘いなあ。ああいう輩は、内側から攻めてくるんだ。
よほど確立した意志か折れない精神がないと、いくらガワを着飾っても無理だぜ。」
(・D・)「それでも俺は・・・
あいつを諦めきれない・・・
死なせちまった償いを・・・
エゴでもいいからしたいんだ・・・」
(・黒・)「よほど大事な子だったんだね。
準備が万端になったら、私も協力してやってもいい。
弾の礼だ。」
m(・D・)m 「ありがとう。その時はよろしくお願いします」
( ■∀■)「んじゃ行くか。遺跡に。」
(・D・)「・・・?何言ってんだお前」
( ■∀■)と「ゲルガーの豚野郎がルルイエ本を欲しがってたんだが、俺がすり替えておいたのさ!」 スパイダーマッ!
つ
( ■∀■)「そんなに欲しいならお前にやる。俺はクトゥルー如きはいらねーんだよ。
豚は血眼になって召喚したがってるがな」
─
>国立博物館
https://www.youtube.com/watch?v=xAzjuYmGhcE
(;・D・)「・・・6年経っただけでこんなにも風化するのか」
( ■∀■)「そりゃ、管理人いねーもん。」
450
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/31(日) 18:17:34 ID:aAAuLeew0
博物館には。ボロボロの書物や壺、
胸像などが置かれていた。
まるでこの空白の6年間にかじりつくされたように。
「ヴおおおおおお!」
( ■∀■)ニア「アギ」
https://pbs.twimg.com/media/GCqksOlaoAAnMch.jpg
>ゾンビは蒸発した
(;・D・)「・・・すごい威力だな」
( ■∀■)「持て余してんのさ。早く焼き豚を造りたいね。
・・・あった!」
禍々しい本を手渡す。
(;・D・)「そっちの組織に絡まれて抗争にならないだろうな?」
( ■∀■)「気にすんな。愚鈍な豚にはわかんねーよ。
最初は読んでもわかんねーと思うから、ネットでクトゥルフ語探して翻訳しながら読みな。
それとジーだっけ。あのごついおっさん。
あいつには引き続き訓練をさせておけ。
じゃあな!ヒョウ!」
>風のように消え去った
(;・D・)「神出鬼没な奴め!」
>二か月後
451
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/31(日) 18:36:26 ID:aAAuLeew0
https://www.youtube.com/watch?v=aYL6qurL9pU
(・D・)「諸君、今日は集まってくれてありがとう。
今回は完全に俺の公私混同になってしまう。熾烈な戦いが予想される。
嫌な奴は辞退してくれ。」
「嫌なもんか!」
「大型悪魔を討ち取ったとなれば、おれ達の名声も上がる!
ガイア教にもデカいツラさせねえ!」
(;``)「ジーさんに受けた恩は返す!」
(・黒・)「みな、いい目をしている。
私も教官をしてみたかった。」
(・D・)「辞退者なしか。じゃあ読むぞ」
手が汗ばむ。
https://www.youtube.com/watch?v=l9sqm65zIH0
(・D・)「・・・くとぅるー るるいえ うがふなぐる ふたぐん・・・
・・・ふんぐるい むぐるうなふ・・・
いあいあ はすたあ・・・!」
https://pbs.twimg.com/media/GCqqE4Tb0AAVT67.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GCqqHpAasAAhta6.jpg
博物館からパクってきた青銅の箱から光が満ちる。
>箱から クトゥルーが出てきた
https://pbs.twimg.com/media/GCqkuYxacAAbYEy.jpg
452
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/31(日) 19:13:51 ID:aAAuLeew0
>TALK
イ<●>3<●>カ 「なんだ貴様・・・ただの人間か?
面白い・・・何か用か?」
https://pbs.twimg.com/media/GCqkvXfaMAAyFzH.jpg
(;・D・)「ネクロノミコンの力で、俺の大事な人を蘇らせてほしい・・・」
イ<●>3<●>カ〜□ 「契約書に汝の名を記すがいい・・・」
(・D・)「わかった・・・」
ぬちゃりとした触手から、紙を受け取
(・G・) スッ (;・D・)
□と つ
(・D・)「何をする!せっかく召喚に成功したのに・・・」
(・G・)「ディー!これは罠だ!!考え直せ!!
本当に契約が履行されたとしても、君の望み通りに蘇生するとは考えられない!
邪神とはそういうものだ!!」
イ<●>3<●>カ 「ククク・・・ひどい言われようだな。事実だからしょうがないけど」
(#・D・)つ「お前には何か秘策があるのか!せっかくのチャンスなんだ!
何もしないなら、俺に渡せ!」
https://pbs.twimg.com/media/GCquAw_aoAAUKgk.jpg
(・G・)「お前だってこの数か月、何もしなかったろ?
夢にすがっていただけか?」
https://pbs.twimg.com/media/GCquDExaIAAJQLf.jpg
(;・黒・)「やめねえか!悪魔との会話中だろ!」
イ<●>3<●>カ 「契約するのか、しないのか?」
(・D・)つ「すまないがもう一枚くれないか?」
>ディーは契約書に名を記した
イ<●>3<●>カ 「ハハハ・・・契約成立だな。では・・・
血だ!血を捧げよ!!!!!」
453
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/31(日) 19:47:57 ID:aAAuLeew0
https://www.youtube.com/watch?v=EFoZQ0pvSyE
〜イ<●>3<●>カ 〜 「ロスト・サニティ!!」
https://pbs.twimg.com/media/GCqkwP4aUAA58vt.png
「ぐあ!!!!」
「があああああ!!!!」
まともに食らったものは吹き飛ぶか、緊縛と魅了で動けなくなった。
「うわああああああ!!!
あんなものに勝てるわけないだろ!!!」
逃げ出すものもいた。
(・・・)つ 「逃がすか!!!」
(;・D・)「交渉決裂の上に伏兵か・・・くそ!」
(・G・)「ウダウダ言っても仕方ない!!突破するしかない!」
( ■∀■)「はいよ」
(・黒・)つy= 「ダメだ!硬すぎて銃は・・・」
(;・D・)つ-l==) 「ウオオおおおおおお!!!!」
つ-l----
(・黒・)「ディー!?」
(;・D・)つ-l==) 「俺の責任だ!!命で突破口を切り開く!!」
つ-l----
ズバッ
イ<X>3<●>カ 「蛮勇だけはほめてやろう」
(・D・)「ぬかせマヌケ!右目は潰してやったぜ!」
454
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/31(日) 20:03:21 ID:aAAuLeew0
イ<X>3<●>カ 「罠にかかったのも気付かずにな。ロスト・サニ・・・」
〜 (;・D・) 〜
(;・黒・)「あの距離で打ち込まれたら、確実に・・・!」
つ(;・G・)「どけえええええええ!!!!」
と
無慈悲にもおぞましき一撃は放たれた。
(-持・)「ぐ・・・」
ディー・・・だった悪魔の体が過負荷のダメージでデジタルの粒子に消えてゆく。
イ<X>3<●>カ 「馬鹿め!人間を庇って自己満足か持国天!
貴様の力なら、工夫しだいで私にも勝てたというのに!」
(・D・)「ジー・・・お前・・・」
(-物...:.;::.. 「・・・すまない。私は本当は鬼神ジコクテン。騙していて悪かった。
でも、自衛隊で国防をやっていたのは本当なんだぜ・・・」
(;・D・)「喋るな!!今・・・」
(-..:.;::.. 「この国を・・・こどもたちを・・・頼・・・」
>ジコクテンはロストした
(;D;)「てめえ!ぶっ殺す!!!!」
( ■∀■)==イ<X>3<〇>=>
「おせえよオセ。なんつって。」
異形の手が、大いなる邪神を串刺しにしていた。
( ■∀■)つ〇 「戦利品パールかよ。しょっべえな。
女!そっちの逃げたのを追え!!」
455
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/31(日) 20:14:28 ID:aAAuLeew0
=yと(・黒・;)「ダメだ!私のアサルトライフルでは届かない!
ディー!射程距離のあるものを・・・」
( D )
( ■∀■)「・・・失神失禁してんぜこいつ。
あーあ、逃げられちまう。」
(;・・・)ニア 「貴様たちの事、覚えておいてやろう!」
>ニャルラトホテプは逃げ出した
─
「ディー、起きて!」
https://pbs.twimg.com/media/GCqqI_kasAAMIlo.jpg
(-D-)「ここは・・・」
(・黒・)「私のアジトだ。まったく、何が準備万端だ・・・」
顔を洗いに行く。
(;``)「あの・・・ディーさん・・・」
(・D・)と 「生きていたのか」
(;``)「皆、死にました。体を吹っ飛ばされたり、引き裂かれて・・・」
( ;;)「僕、何もできず・・・怖くて」
https://pbs.twimg.com/media/GCqw6zTaAAAdJad.jpg
(-D-)「自分を責めなくていい。悪いのは・・・俺だ。
悪いが少し1人にさせてくれ。」
https://pbs.twimg.com/media/GCqw9QjbgAA9Riy.jpg
456
:
◆MxHvQqijkA
:2023/12/31(日) 20:25:00 ID:aAAuLeew0
ロッカーが並ぶアジト。
ディーは欠落した記憶を探り当てる。
https://www.youtube.com/watch?v=8ERb61yDyf4
つ(・D・)と 「ジーがいない・・・どこに行った・・・?
いつも一緒だったじゃないか。」
『■$ル▼練ヴォォォ・・・・・・■■・・・・・・』
https://pbs.twimg.com/media/GCqqQ2lbkAAv3ar.jpg
(・D・)「ひっ!?どこから声がする!?」
見てはいけない見てはいけない見て
はいけない見てはいけない見てはい
https://pbs.twimg.com/media/GCqqRiNaoAAqW0P.jpg
しかし。
https://pbs.twimg.com/media/GCqqQE8asAE78JD.jpg
(;・D・)つy= 「ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!
ニャルラトホテプ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
殺すぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
2025 クトゥルフのよびごえ 終
457
:
名無しさん
:2024/01/03(水) 18:05:14 ID:GLCmZ1Tw0
おまえが石川震災で殺されれば良かったのに
458
:
名無しさん
:2024/01/03(水) 18:07:29 ID:GLCmZ1Tw0
コロナネタにしたりしてさ、
お前が死ねば何人かは反動で助かったんじゃないの?
なんで生きてんの??
459
:
名無しさん
:2024/01/04(木) 00:25:48 ID:/bDSnVLo0
>>457-458
人死にを出しにして人に死ね死ね連呼するの最高に救いようのないゲボ野郎って感じだね!
460
:
◆MxHvQqijkA
:2024/01/12(金) 20:28:01 ID:iZ0OS9GQ0
2026年。
(・q・)「あうー」
地下アジトには妙な生物がいた。
ディーが復活に焦がれたあの男児そっくりである。
だが圧倒的に色々と足りていなかった。
一番は、インスマスのような顔。
あの邪神の契約履行の、多数の命と一人の男の精神力を対価とした
贈り物であることは明白だった。
( ゚D゚)つ「よしよし腹が減ったか。よくカンデオン食うんだぞ・・・」
(・q・)「あうー」
それは時々給餌するディーの手を噛んだ。
だが他の者にはもっとひどいことをした。
だから世話を見られるのは、精神の壊れたその男しかいなかった。
(;``)「お、置いておきますディーさん・・・」
甲斐甲斐しい男が、食料を持ってきて去っていく。
あれからディーはダメだった。
悪霊相手に銃をかまえ、ヒト型相手には剣やチェーンソーを振るう。
( ゚D゚)つy= 「死ね!!ニャルルルルルルル!!!!!!!!!!」
飛行系の悪魔にだけはちゃんと銃を当てられた。
461
:
◆MxHvQqijkA
:2024/01/12(金) 20:28:27 ID:iZ0OS9GQ0
>2027年
(;・黒・)「もうダメじゃなかろうか。アイツは狩りには同行させられないよ。
確かにしょけいライダーとかウザったいけど、無駄に殺していたら
ガイア教団に喧嘩売っているようなもんだ。」
(;``)「やっぱり僕が食料調達に行きますよ。
アカサカから駐屯地後まで行くのは大変ですけど・・・」
(;・黒・)「しかしあんただけに任せておくには荷がね・・・」
( │ )「ククク・・・私がお供しましょうか?」
https://img.atwiki.jp/shinmegamitensei1/attach/107/319/0252.png
>魔王メフィストが 一体出た!
(;``)つy= 「誰だ貴様!」
( │ )ニア 「チッチッチ。ファウストの戯曲を知らんのですか?
地獄の大公、メフィストフェレスですよ。」
(;``)「そのメフィストフェレスが何の用だ。
ここには精神の壊れた男と、女性、そして俺しかいないぞ!」
( │ )「kyouichiの遣いで来たのですよ。
何か私にできる事がありませんか?
ククッ」
(・黒・)「その悪魔、なんだって?」
(;``)「キョウイチさんの遣いで来た、メフィストフェレスと言っています」
(;・黒・)「まずい!絶対に頼み事なんてするなよ!!
逸話によれば対価は魂だ!」
( │ )ニア 「チッチッチ。気のお早いレディだ。
対価ならkyouichiからたんまり前払いで頂いておりますから。」
(;``)「じ・・・じゃあ、食料調達の手伝いをしてくれ!」
462
:
◆MxHvQqijkA
:2024/01/12(金) 20:29:01 ID:iZ0OS9GQ0
>2029年
シンジュクはオザワと名乗る男に占拠された。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1575905028/359
( ■∀■)ノ 「よっ」
(・黒・)「キョウイチさんか・・・悪魔を貸してくれて助かるよ。
でもシンジュクが・・・」
( ■∀■)「ああ。チンピラが乗っ取っちまったってな。
せっかく古き良きヤクザが管理してくれてたのに・・・
メフィの言う通り、お前らが乗っ取った方がマシだったんじゃねえか?
おーいディーちゃん。生きてるかー!?
ああ、なんとかなぁ!」
( ゚D゚)「・・・?」
(・q・)「あう?」
( ■∀■)「ああダメじゃこりゃ。4年経っても廃人か・・・」
(・黒・)「あんたのツテでなんとかならないのかい?
頼んでばっかりで申し訳ないが。」
( ■∀■)「だーかーら、言ってるだろ。
肉体の損傷は回復道場かサイバネで補強できってけど
クソミサイルで専門医が極端に減っちまった今じゃきついのよ。
無理に治しても、完全にぶっ壊れちまうだけだ。」
(#``)つy= 「元凶が何を!」 バン
==(■∀■)「ヒョ!あぶねえあぶねえ。
自業自得を人のせいにするのはよくないぜ。
確かにあの書をくれてやったのは俺だがな。
リスク承知で召喚したのは、あいつだぜ?」
463
:
◆MxHvQqijkA
:2024/01/12(金) 20:29:27 ID:iZ0OS9GQ0
ロックアームをかけられ、男は動きが封じられた。
( ■∀■)「だいたい、リスクを最小限に抑えてたはずのあいつがなんであんなデカい博打に出た?
まずはそこから論点だろ」
(・黒・)「確かに・・・俺と出会ったばかりの頃はぶっきらぼうだが部下想いで
あんなものを得るために人を犠牲にできるような奴じゃなかった。
何があったんだ・・・?
そんな事、この数年で考えもしなかった」
( ■∀■)「おっと、この坊ちゃんが考えてるのとは別で俺はそそのかしてなんかいないぜ。
鬼畜ダークサマナー野郎のキョウイチさまでも、ズッ友を負け戦に行かせるわけねえだろ。
止めはしたぜ。」
(・黒・)「わかってる。アンタが忠告してたのは俺も聞いてる。
だから恨んじゃいない・・・」
「うわああああ!シー!!!!!」
( ・q・ )「う、ああ
うあ・・・」
( ゚D゚)つ「どうした!?どこか痛いのか!?」
( ・ q ・ ) ドロッ
>インスマスの子は溶けて崩れ落ちた
( ;D;)「ま・・・待て・・・バカが!また俺を・・・
俺だけを・・・
生き残らせるつもりかぁーっ!!」
https://pbs.twimg.com/media/GDo2elDacAAZSWp.png
464
:
名無しさん
:2024/01/14(日) 05:40:52 ID:lcK3AiT20
乙だ!
465
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:40:01 ID:4hJpeltU0
∩( ■∀■) ∩ 「わぁ!金色のインコだ!ありがとうじーちゃん!」
https://stat.ameba.jp/user_images/20161023/07/bearlove18/fe/c5/j/o0480064013779636305.jpg
(´ m `)「ほほほ。金でも黄色でもなく、『ルチノー』じゃよ。
こっちは青の子。オーストラリアから裏ルートで取り寄せた。
大事に育てるんぢゃぞ。恭一。」
(*■∀■)「うん!ありがとう、じーちゃん!」
恭一は生まれた時から一人だった。
生まれた瞬間には母がいたのかもしれない。
だが、物心ついた時には誰もいなかった。
売られたのだ。
だが大陸の裕福な老人が引き取り先なだけあって、暮らしには苦労しなかった。
( ■∀■)「ねぇじいちゃんは、なんでおれの事を拾ってくれたの?」
(´ m `)「・・・うーむ。お前さんがかわいいからじゃよ。
親を恨んではいかん。お金がないのに子を産んでしまう人もいるのじゃ。」
( ■∀■)「そっか・・・おれは爺ちゃんとこいつらがいればいいよ!」
(´ m `)「そうかそうか。」
(;■∀■)「わー!じいちゃん大変だ!!」
(´ m `)「どうした?」
茶をすする老人の元に少年恭一が走り寄ってきた。
(;■∀■)「ノリがピー助にいじめられてんだ!
乗っかられて悲鳴あげてるよ!」
トコトコ
(´ m `)「・・・これは、交尾じゃよ。
何も心配はいらん。」
( ■∀■)「えっいじめじゃないの!?」
466
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:40:26 ID:4hJpeltU0
(;■∀■)「おっ、じいちゃん!ノリがあっためてた卵が割れた!
このピンクのなに!?」
(´ m `)「ほほほ。雛じゃ。人間の赤ちゃんみたいなもんじゃよ。
恭一も、こうやってお母さんから生まれてきたんじゃ。」
( ■∀■)「えっ人間って卵から生まれんの!?」
(;´ m `)「・・・
まあ、似たようなもんじゃな。
いずれ恭一もお嫁さんができればわかるよ。」
( ■∀■)「そっか!ノリはお母さんになったのか!
ヒナたちも元気で育てよー!!」
─三年後
( ■∀■)「うわあああああー!ジャンユー爺ちゃん!!」
(´ m `)「どうした?」
( ■∀■)「ノリが・・・ノリが目閉じたままカゴの床で寝てて動かないんだ!!
昨日までなんにもなかったのに!!」
(´ m `)「・・・寿命じゃな。背黄青鸚哥にしては短いが・・・
たくさん卵を産んで疲れたんじゃろう…。
恭一のせいではないよ。」
( ■∀■)「でも・・・でも・・・健康診断だって定期的に・・・」
(´ m `)「・・・恭一は学校じゃろ。もう心臓は止まっておる。
お前さんは仲良く遊んでやってご飯のお世話もやっていた。
とりあえず今日は、腐らないように冷凍庫に入れておいてやろう。
明日は学校が休みじゃろ。一緒に庭に埋めような。」
( ■∀■)「わかったよ・・・爺ちゃん。
子供たち!元気で育つんだぞ!!」 グスッ
467
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:40:56 ID:4hJpeltU0
─翌日朝
(;■∀■)「あ・・・あ・・・
ジャンユー爺ちゃん!!!!!どこにいるんだ!!!
みんな、みんな死んでる!!」
(^0_0^)「ここまで待ってた甲斐があったな!ヒャハは!?
まだ死んでねえ!でもお星さまになるんだよもうすぐ!」
https://scdn.line-apps.com/stf/linenews-issue-832/rssitem-7227322/349e890b462f0b62e0b32dc557abce1217dd61e3.jpg
ヽ(●Д●ノ「恭一さま。あなたにも死んでいただきたいのです。」
(;■∀■)「セバスちゃん!?どういうことだ!?
お前うちの執事だろ!?
こいつは誰だ!」
ヽ(●Д●ノ「こいつは坂野。インコ殺しのプロフェッショナルですよ。
実は私はジャンユーの老いぼれに反目する組織からのスパイでね。
あなたの精神は強すぎた。付け入る隙もない。
だから、あなたがペットと仲良くなっているという弱点に目をつけた。
今の貴様は精神的多大ショックを受けているはずだ。
殺すのは容易。」
( ■∀■)「おれはただの捨て子だ!
こいつらはペットじゃない・・・家族だ!
なんでこいつらを巻き込む必要がある!!」
ヽ(●Д●つy= 「貴様が、運悪く『葛葉』の血だからだ。」 ジャキッ
(#■∀■)「そんなの関係ねえ!クズはお前らだ!
返せよ…ノリたちの子供たちとピー子を返せよォ!!
卵から一生懸命、ろくに寝ずにあっためて食べ物あげて育てたんだぞ!!」
ヽ(●Д●つy= 「言ってくれるじゃないか。銃を突きつけられて物怖じくらい、しろよ。
だいたいクズなことやってんんのは、ジャンユーだって同じじゃないか。l
はは、まさか知らないとでも?
無知は罪だな。死ね。
鳥ごとき、人間さまに比べればゴミのような」
468
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:41:19 ID:4hJpeltU0
ブチッ
==( ;∀;)「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」
ヽ(;●/ /Д●ノつy= 「なに?銃弾よりも。はや
うべ」
二人の男は、恭一が発現した天魔によって微塵にされた。
(;■∀■)「はぁ・・・はーはー・・・
まだ息はある・・・なんとか助けてやれないか・・・!」
>屋敷裏庭
(-┏┓-) 「悪魔が集いし・・・
おや、坊ちゃま。
ここには立ち入らないようにと、ジャンユーから言われていなかったかね?」
(;■∀■)「頼む!!おれの家族のインコたちが死にそう・・・なんだ!
なんとかならねえのか!?」
(-┏┓-) 「・・・残念だが、ここは悪魔を合体する場所。
通常の生物ではなんとも」
( ■∀■)「なんとかならねえのか!?
悪魔・・・ってのは聞いた事はある。」
タッタッタ
(-v-)
(;-┏┓-) 「鳥の死体・・・これをどうしろと?」
( ■∀■)「おれには葛葉っていう血が流れてるって聞いた。
おれの血を媒体にして・・・こいつらみんな悪魔合体してくれ!」
469
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:41:43 ID:4hJpeltU0
(-┏┓-) 「・・・確かに輸血装置もジャンユー氏の意向によりある。
それみよって合体シリンダーの中にそなたの血を素材として注ぐことはできる。
だが・・・ヘタをすれば死ぬのだぞ?」
(#■∀■)「関係あるかッ!!
命を張って家族を助けられねえんなら、死んだ方がマシだァ!!」
(-┏┓-) 「では腕を出せ・・・悪魔合体ができるまで、極限まで搾り取るぞ!」
─
https://www.youtube.com/watch?v=e9Lclohgdcc
(;■∀■)「がああああああああああああああああ!!!!!!」
(-┏┓-) 「もうそろそろやめておけ・・・」
(#■∀■)「まだだあああああああ!!!!」
顔はとうに青ざめているが、我慢と提案の憤りによって赤く染まってもいる。
ヴワアアアアア
(-┏┓-) 「なに!?本当に・・・!?」
魔法陣から厳かな霊鳥が現れた。
羽(・v・)羽 「わたしは れいちょう ガルーダ
こんごとも よろしく・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GIEsDgWbsAAe2qE.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GIEr_IVagAAQF4b.jpg
470
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:42:07 ID:4hJpeltU0
─
く( ■∀■)「・・・」
廃墟の一角。
ボロボロのベッドから目が覚めた。
( ■∀■)「ジャンユー爺・・・
愛していたよ、おれも・・・」 ボソッ
誰もいない場所で一人ごちる。
いや、いた。
(・D・)「・・・」
( ■∀■)「生気のねえツラだな!
どっかいい酒の出る店でも行くか?ん?」
(・D・)「・・・酒は今はいい。吐きかねない。」
( ■∀■)「・・・そうか。
あんま気に病むな。
クトゥルフの邪神どもの手ってのはああいうもんだ。
おまえの記憶が戻っただけでも・・・」
(#゚D゚)「うるせえ!お前の口車に乗って・・・乗ったのは俺の意志だが・・・
あいつを二度も苦しめて殺した。
そんな俺に、生きる価値なんてねぇんだよ・・・」
( ■∀■)「・・・
きやがったな!!」
『マッスルパンチ!!』
巨大なコブシの跡が、キョウイチの真横にボコッと現れた。
471
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:42:28 ID:4hJpeltU0
( ■∀■)「ヒョウ!ツメがあめえよ。」
( )「・・・」
何者かは、つかつかと余裕の態度で歩みを進めてくる。
(・D・)つy= 「倒すのか?」
( ■∀■)「いや・・・」
==( ■∀■)と「逃げるんだよォーッ!!]
==つ
https://i.ytimg.com/vi/cSSKYYKCtAw/maxresdefault.jpg
(・D・)つy= 「なんだと!?きさま」 バン
==( )
>何者かに銃撃は効果がなかった
と( ■∀■)「仕方ねぇなぁ…見せてやる…ムドオン!」
死死死死死死
死 ( ) 死
死死死死死死
何者かが無数の梵字に囲まれた。
だが、全く聞いている素振りはない。
なおも距離を詰めてくる。
( ■∀■)つ〇 「えんまくだんッ!」
ボンッ
「チ・・・逃したか・・・やはりニンゲンが素体では本領を発揮し切れん。
だが必ず神・魔・人はオレが殲滅してやる・・・」
https://pbs.twimg.com/media/CSN36N2UkAAabd7.jpg
472
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:42:50 ID:4hJpeltU0
廃墟が、ぐしゃりと潰れた。
(;・D・)「なんだ、ありゃあ・・・」
( ■∀■)「巻き込んですまねえな…おれを狙いに来た暗殺者だ。」
(・D・)「お前を?どういうことだよ?」
( ■∀■)「おれがいる会社・・・会社って言えばいいのか?
まぁそこでやらかして追われてるってわけよ。
・・・まぁ巻き込んじまった以上は話しておくか。
あれ自体はダークサマナーの人間だが、肉体に魔神ダグザの加護を得てる。
神や悪魔を滅する・・・要は殺すのに特化した悪魔だ。
・・・だからおれお得意の悪魔パワーも打ち消されちまう。」
(;-D・)「面倒なことに巻き込んでくれたな…」
( ■∀■)「そういうな。お前が廃人になった時にたんまりメシを持ってきてやったのはおれだぜ。
おれたち二人ならぶっ殺せる!!」
(・D・)「どう倒せっていうんだ。仲魔の攻撃も効かず、銃だって効かなかった。
終わりのないおにごっこでもやれっていうのか?」
( ■∀■)「まー銃の威力が足りなかっただけだろ。いいもの見繕おうぜ。
とりあえずあのふざけたヤローをぶち殺すまで、女のとこには行かない方がいいな。」
(・D・)「・・・元からもう戻る気はない。
おれの私欲でひどい迷惑をかけてしまった・・・
どういう顔で会えばいいんだ」
( ■∀■)「ままええわ。とりあえずシンジュクで酒だ。
一応悪魔禁止区域になってっからあいつも入ってこれねえはずだ。
ヒョウッ!」
2030 Vengeance ケルトとギリシャとヘブライと
473
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:43:17 ID:4hJpeltU0
三日後
□( ■∀■)「もしもし、お前らか。
・・・そうか。」
(・D・)「どうしたんだ」
( ■∀■)「メシア教のゴッドサマナーどもに、四聖獣が軒並み殺られたらしい。
念入りに神格を貶めてからな。
しばらくは復活も召喚もできないだろう。
・・・あ。四聖獣知ってるか?」
https://pbs.twimg.com/media/D7o0O1CUwAA8CRX.jpg
https://pbs.twimg.com/media/D7o0L27UcAANNpQ.jpg
https://pbs.twimg.com/media/D7o0NK5U8AAA86I.jpg
(・D・)「流石に知ってる。馬鹿にするな。
中国の四神だろ。
青龍、白虎、朱雀、玄武だろ?」
( ■∀■)「ぱちぱちぱち。ごめいとーう!」
つと
(・D・)「なんかムカつくな」
( ■∀■)「どういう意味かわかるか?」
(・D・)「・・・悪魔だから?」
( ■∀■)「そう!唯一神とその人形たる天使様以外は全部邪悪な悪魔だ!
異教の神なんて許されない!
そうゆーこと。奴らにはな。」
(・D・)「・・・俺には分からない。神にも人間に友好的なものとそうでないものがいる。
なんで、他教の神だからって差別されなきゃいけないんだ?」
474
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:43:41 ID:4hJpeltU0
( ■∀■)「そりゃまあ、こんなに悪魔あふれる世の中だ。
なんでこんなに祈りを捧げてるのに唯一神様やメシア様は現れて助けてくださらないのか!?
って疑問を教徒どもから払拭するためのスケープゴートに使われてんのさ。
やつらが崇めてる唯一神様だって、神殿っていうアパートでバアルと同居してたいやらしい神だったのにな!
ヒョウッ!!
ガキ捨て神YHVHさま、サイコー!!」
(・D・)「なんのことだ・・・話が飛躍しすぎてわからんぞ。」
( ■∀■)「唯一神に反目する最強のカオス悪魔、ルシファー。
やつは元々はハゲの右腕たる最強の大天使だったそうだ。
だがハゲが自分達を差し置いて人間を贔屓したから叛逆した、自分がハゲになり替わろうと愚かにも無謀な戦いを挑んだ。
諸説あるが、おれはこう考えるぜ。
ハゲによって神格を食われて悪魔に堕とされていく神々や
ハゲの都合のいい奴隷に過ぎない人間の為に戦った、ってな。」
https://pbs.twimg.com/media/GIHL1yAbEAACrhg.png
https://pbs.twimg.com/media/GIHL2-MaUAA-i0V.png
(・D・)「考えすぎじゃないか…?ルシファーだって悪魔なんだろう。」
( ■∀■)「ルシファーがアレというより、ヤハゲがトチ狂ってるって考えもアリだな。
アダムとリリスが性的な問題で夫婦喧嘩しただけで悪魔扱いで追放、
アダムとイブが知恵の実食っただけで追放。
効率的に考えれば、人間の始祖が『知恵』を得たなら、神に従順な敬虔な人間になるよう指導すべきだろ?
短絡的でバカなんだよ。
もしもこの僕が神様ならば!全てを決めてもいいなら!
7日間で世界を作るような真似はきっと僕はしないだろう。
きっともっとちゃんと時間をかけて また きちっとした計画を立てて♪」
https://pbs.twimg.com/media/GG5ROCba4AAuy-B.jpg
(・D・)「・・・
お前の話は長いんだよ・・・」
( ■∀■)「お前が喋らなさすぎ!」
475
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:44:06 ID:4hJpeltU0
オザワが治めるシンジュク地下街。
二人は酒を煽りながら核心を突いたようなバカ話を繰り広げていた。
( ■∀■)「そろそろ出るか?」
(・D・)「まだ飲み足りねえ・・・」
テンテロテロリン♪
□( ■∀■)「ん・・・なぁにぃ?
わかった。おれは視察に行く。
お前らは下がってろ。」
(・D・)「なにがあった?」
( ■∀■)「タカオ山あんだろ?ハチオウジの山。
あそこに神殿が立ってるんだとよ。
前触れもなくだ。」
(・D・)「タカオ山・・・大破壊以前は観光地としても大人気だった。
神殿とは、悪魔の仕業か?」
( ■∀■)「まぁそうだろうな。
誰にも勘付かれることなく神殿建てるなんざ、人間業じゃねえ。
お前はここで宿を取れや。
オザワのアニキのオフィス内なら部屋あるだろ。」
(・D・)「しかし…神殺しダグザ付きの暗殺者に目をつけられた・・・
クロエたちが心配なんだが・・・」
( ■∀■)「ヒョウ!酔いすぎて記憶ブッ飛んだか?
メフィストがいる限り手出しはさせねえし、
お前がしばらくあっちに行かなきゃ済む話だろが。」
(・D・)「・・・お前も気をつけろよ」
( ■∀■)「いらねー御忠告ありがとさん。善意として受け取っておくぜ。
マスター、ボトルキープ込みで10万マッカだ!」
476
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:44:29 ID:4hJpeltU0
>タカオリンポス神殿
Σ^│ ´Σ 「ククク、何か悪魔を纏ったもんが近づいてきやがる。
ゴミだと思っていたが、オルトロスやらギリシャのバケモンを次々となぎ倒して向かってきやがる。
どうやらオレに用がありそうだ。
せっかくの客人だ。オレが直々にもてなしてやらねとなァ!」
https://pbs.twimg.com/media/GIHeJj9a4AAjq7w.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GIHecEFaQAAU-WU.jpg
>井上ワープ
( ■∀■)「よぉ」
神殿の柱に腰掛けるものがいた。
とΣ^│ ´Σ 「誰だ、お前は」
平然と柱に雷を打ち込む。
( ■∀■)「ヒョウ!ごあいさつだね。
手土産はもっと多い方がよかったかな?」
ごろごろと、束ねていたものを投げ捨てる。
汚らわしいもののように、黒白の悪魔はイカヅチで焼き捨てた。
https://pbs.twimg.com/media/GIJAntcboAAsB5B.png
Σ^│ ´Σ「もっと面白いもんはねェのかよ。興覚めだぞ?オイ。
オレを誰だと思っていやがる。
全知全能の主神─」
( ■∀■)「ははーゼウス様、お目にかかれて光栄でございます!
じゃ、サシで殺りましょうや。」
Σ^│ ´Σ 「いい根性だな、オイ!
いいだろう・・・」
477
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:44:50 ID:4hJpeltU0
Σ^│ ´Σ「来いよ!アレス、姉上、アテナ!」
https://pbs.twimg.com/media/GIHevgIbUAAaUPB.jpg
( ■∀■)「む、眷属召喚か。
戦の主神にしちゃ、せこい奇襲だな、おい。」
Σ^│ ´Σ「何言ってやがる。体中に何体も悪魔飼ってる野郎がよ。
これでもハンデつけてやってるつもりなんだぜ?オイ。
産むのか?んん?
はっきり言ってオレがアテナを産んだ時はすげー痛かったんだぞ。
頭の中で暴れまわっていてえからカチ割ってよぉ・・・」
ア・д・)つ╋━━ ==(■∀■ ) スッ
「戦いの最中に会話など無粋!!」 「おめえの親父に言えや」
https://pbs.twimg.com/media/GIJLyRcbEAALajV.png
肘鉄で破壊神アレスをいなす。
ア-д・)と 「グ!!!百戦錬磨の我がァ!」
https://pbs.twimg.com/media/GIJL0CebEAAcg6X.png
(-│-)つ→ 「下がっていろ、愚弟よ」
鋼鉄の女性型仮面を被った処女戦神が弓矢をつがえて連射する。
https://pbs.twimg.com/media/GIJL1OLboAEyTJr.jpg
== と(■∀■)つ == 「カバディ!カバディ!」
(-│-)「ぐふ」
https://pbs.twimg.com/media/GIJL25yakAA3z2O.png
Σ^│ ´Σ「ヒットアンドアウェイが上手いじゃねえか。
オレを直に殺しにくるなんざ、ティホン以来だな、オイ!」
( ■∀■)つ 「ヒョ!フィニッシュだ!」
ゼウスの胸が貫かれた。
478
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:45:46 ID:4hJpeltU0
はずだった。
( ■∀■)つ 「なぁにぃ!?なんだぁこのブヨブヨはぁ!?」
Σ^│ ´Σ「失礼だな、オイ!オレはマッチョマックスだぜ!」
謎の感触に阻まれ、魔神ゼウスを貫いて葬ることはかなわなかった。
デ゚▽゚ メつ 「ハーベストォ!」
https://pbs.twimg.com/media/GIJNjYkacAARFN4.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GIJNkeLbgAAu9Mk.jpg
パラスアテナとアレスにも、既に同様のバリアが張られたようだ。
https://pbs.twimg.com/media/GIJNlS-aoAAUkdY.jpg
Σ^│ ´Σ「いや悪いな!オレはいらないんだが姉上が勝手に張っちまってな!
この防壁がある限りは攻撃は届かないんだ!オイ!」
( ■∀■)「・・・攻撃自動反応型か。
厄介だな、おい!!」
==( ■∀■)と
==つ
>山のふもと
>回り込まれた!
Σ^│ ´Σ「判断の速さは買うけどよ。
デカい口叩いて乗り込んできて撤退かよ、つまらねえな、オイ。
とりあえずオレの知恵の代替として使えそうだから
見逃してもいいが・・・いや、どっちにしても同じだな。
ここで殺すか。んでハデスに死体戦士にでもしてもらおうか。」
https://pbs.twimg.com/media/GIJPedkbQAAcsSJ.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GIJPfpha0AAhlyG.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GIJPhQEb0AAzrk2.jpg
479
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:46:23 ID:4hJpeltU0
とΣ^│ ´Σ「ヒトなど腐るほどいる。一人くらい殺したところで・・・
がァッ!?」
https://pbs.twimg.com/media/GIJQ02ebAAAKi_q.jpg
>ゼウスの背後を何かが急襲した
(`・Ⅲ・´)「ギリシャ勢か・・・手間が省けていい。殺す」
https://gorillawiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/bravefrontier/upload/origin/2019/07/20190716194333878.png
ア・д・)「貴様、なにやつ!」
Σ^│ ´Σ「ああ?なんか聞いた事あるな・・・
神と悪魔を見境なく殺しまくってるキチガイがいるってな。
ケルトのダグザか。」
(-│-)「父上お下がりください。異様な殺気を感じます。」
(`・Ⅲ・´)「主神ゼウス・・・オレは貴様を殺す。
当然だ。 真実は覆い隠され誤びゅうだらけ・・・
もはやこの宇宙に価値などない。
天地、宇宙も破壊できる雷霆ケラウノスを持つゼウス・・・貴様の宇宙も然りだ。」
https://pbs.twimg.com/media/GIJR4FtboAEFVba.png
Σ^│ ´Σ「へえ、一介のおかゆ神ごときがオレとやるっていうんだ?
いい度胸だな、オイ!
ケラウノスに焦がされて泣いて逃げるんじゃねえぞ?」
(`・Ⅲ・´)「そこの男を追って来たが、手間が省けた。
神も悪魔も関係ない。仏も祖も餓鬼も老害も。
この世のすべてを殺し、しがらみを断ち切る・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GIJR43ZbwAAEZbv.png
ア・д・)ニア 「父上!あの男が逃げていく!」
Σ^│ ´Σ「・・・チッ!ほっとけ!山の外じゃ『今の』ケラウノスも届かねェ。
それよかこの大口叩きの方が楽しそうだ。
お前らは全力でかかれ!姉上はひたすら防壁を頼むぜ!」
デ゚▽゚ メ「ハーベストですの!!」
480
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/08(金) 21:46:54 ID:4hJpeltU0
==( ■∀■)つ羽(・θ・)羽
「いや助かったぜガルちゃん。インド最高のお前の速さならあいつらも追いつけめえ。」
「恐縮です。しかし奴らはどうするので?」
「あー、今回は偵察ってことでいい。クソゲルガーに問いてえこともできたしな。」
─
( ■∀■)「この辺でいいだろ。お疲れガルちゃん。」
(・θ・)「キョウイチ様、どうかご自愛を。」
( ■∀■)「ありがとな」
ザッザッ
( ■∀■)「おかしいね・・・バリケードもあるのに荒らされた形跡がねェぞ。
ヒョッ!罠ダンジョンかぁ!?」
(` `)「!」
https://pbs.twimg.com/media/GIJgwbybwAAuvLM.png
==( ■∀■)「あっガキ!待てぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」
ガラッ
( ■∀■)「ここかぁ…もう逃がさね…」
月-ー゚)「ん…」
女がソファで眠っていた。
月;゚д゚)「!!!」
https://pbs.twimg.com/media/GIJgxJsbYAASYtj.png
https://pbs.twimg.com/media/GIJgx-ybcAAK1jv.jpg
(;■∀■)「ま、待て!!荒らしじゃねえ!悪魔じゃねえ!
とりあえずメシでもどうだ!?」
481
:
名無しさん
:2024/03/09(土) 01:30:45 ID:l/QuEMjM0
乙だ!
482
:
名無しさん
:2024/03/09(土) 04:15:08 ID:exc.g1PY0
おつ
483
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 09:11:10 ID:78qdNjWA0
>某日
https://www.youtube.com/watch?v=Jwi0F52nqdg
あの日、堕ちた巨大な雷を人々は忘れはしないだろう。
いい大人はともかく、多感な赤子ですら本能的な恐怖に泣きおののいた。
落ちた雷光は、消えることなく留まり
やがて人の形を成していく。
https://pbs.twimg.com/media/GJZMGrIaoAAVf6l.jpg
〇「これじゃ手足もなくて窮屈で仕方ない。顕現!」
https://megaten-akuma.com/wp-content/uploads/%E3%82%BC%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%80%80%E6%97%A7Ver.jpg
Σ^│ ´Σつ
https://pbs.twimg.com/media/EE4JNpFU4AEJGif.jpg
最高神が手をかざすと、三体の悪魔が現れた。
デ゚▽゚ メ 「お久しぶりですわ、ゼウ」
ア・д・)「何用だ、わが父よ!」
デ゚▽゚ メ「ちょっと、神が喋ってる時に被らせないでくださいます!?」
ア・д・)「うるせーロリババア!!」
https://pbs.twimg.com/media/GJZMNrBbEAAZ-gu.jpg
(-│-)「控えろアレス。我らが主神と妃に無礼が過ぎる。」
ア・д・)「黙れパラスアテナ!汝こそ、嫡男たる戦神の我に対して無礼だろう。
姉だからといって調子に乗るな!」
(-│-)「無礼者には無礼で返すのみ。」
https://pbs.twimg.com/media/GJZMOhtaEAApRDF.jpg
デ゚▽゚ メ 「お二人ともその辺になさい。見苦しいですわ。
・・・ロリババアって、若くて美しいってことでいいのですわよね?」
ア;・д・)「・・・チッ!」
https://pbs.twimg.com/media/GJZMPyDaQAAus0H.jpg
デ゚▽゚ メ 「それでゼウス、私たちを呼び出したのは?」
Σ^│ ´Σ 「またトロイア戦争を起こす。
その為に姉上達の力が欲しい。」
https://pbs.twimg.com/media/GIHezcUbAAAKdnX.jpg
484
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 09:35:23 ID:78qdNjWA0
(-│-)「・・・意図は?」
デ゚▽゚ メ 「本気ですの?」
Σ^│ ´Σ 「俺らの領土ギリシャもそうだが、バカの雷神トールがミサイルなんぞ打ち込んで10年くらいか。
人間どもはプロメテウスが命をかけて託した火の技術やもろもろ使って、悪意ある戦いを繰り広げてやがる。
だったらその悪意を断つために、人類そのものを減らせばいい。」
デ゚▽゚ メ 「そのために、また大戦を起こすんですの!?」
Σ^│ ´Σ 「その通りだ。再び人類を二分し・・・っと。
今のニンゲンはロウとカオスって思想に分かれてプチ戦争してんだったな。
ちょうどいい。どっちかの派閥が滅ぶまで焚きつけて戦わせるわ。」
https://pbs.twimg.com/media/GJZMUUSbwAAqYEa.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GJZMVG8aEAAQevD.jpg
デ゚▽゚ メ 「わたくし戦いは大の苦手ですのよ!
それに戦争なんてハーベストじゃ全然ありません!わっ!」
ア*・д・)「我は賛成だな。戦争は大の得意だ!」
Σ^│ ´Σ 「落ち着け姉上、オレの目的は人類を減らすことで、滅ぼすことじゃねえ。
アテナ、お前の意見を聞いてないが?」
https://pbs.twimg.com/media/GJZMWDpa8AALXIT.jpg
(-│-)「このトウキョウという地、あまりにも業が深いようです。
都市の守護女神として捨ておくわけにも参りません。」
Σ^│ ´Σ 「ハッハッハ!!流石はオレの娘にしてオリンポス12神よ!
オリオン座を見てめそめそ泣いてるアルテミスたあ、大違いだ!!
じゃあちょっくら、オレの力を蓄えるための下準備を頼むぜ。」
(-│-)「と、申しますと?」
Σ^│ ´Σ 「オリンポスだ。どっかの山を神殿にする。
テキトーに見繕って、ヘパイストスにでも建てさせとけ。
アクロポリスの黄金比で頼むぜ!わっはっは!!」
(-│-)「お任せを。」
https://pbs.twimg.com/media/GJZMdiGbUAA6eJL.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GJZMctBawAAL3ix.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GJZMeftbwAArjYr.jpg
デ゚▽゚ メ「わたくしは?」
485
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 11:29:43 ID:78qdNjWA0
Σ^│ ´Σ 「大戦争によって疲弊した土地には、最高峰穣神である姉上による癒しが相応しい。
ただでさえ今のこのトウキョウは核の余波のプルトニウムってのが残ってて、オレら神や悪魔でも長いするとあぶねえしな。
それらを除去する意味でも肥沃な土地の到来を頼むぜ、姉上。」
デ゚▽゚ メ 「そういうことですの。
腕がなりますわね。」
Σ^│ ´Σ 「さてと、オレも動かにゃ最高神の名がすたるぜ。
ガイアのばあさんとハデスを出し抜いて、怪物どもを呼ぶとすっか。
さあ、おっぱいはじめるぜ!!
トウキョウトロイア大戦争を!!」
https://pbs.twimg.com/media/GJZWVDRboAAqDIr.png
https://pbs.twimg.com/media/GJZMWvCa4AAc1WU.jpg
https://img07.shop-pro.jp/PA01377/967/product/111813960.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GJZMfSAaoAA00kh.jpg
─
( ^^)φ φ(^^ ) ガツガツ
( ■∀■)「ヒョオッ!、目を輝かせてよく食べるねえ〜。」
月;゚ー゚)「・・・あっ、がっつきすぎよ・・・」
( ■∀■)「いやいいよ。嫌味に聞こえちまったか?
むしろもっと食え。このご時世にガキが気持ちよく食ってるのは見てて気分がいい。
・・・どれくらい食ってなかったんだ?」
月 ー )「・・・ずっと眠っていたので、よくわかりません」
( ■∀■)「そっか」
https://pbs.twimg.com/media/GJZnHrFagAAWIPQ.png
https://pbs.twimg.com/media/GJZnJQnaIAEENPv.png
月゚ー゚)つ□ (^^ ) フキフキ
「もう。こんなに汚して・・・」
( ■∀■)「家族ってのは・・・いいもんだよなァ・・・」ボソッ
https://pbs.twimg.com/media/GJZnKiPacAAcOoP.png
486
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 11:53:29 ID:78qdNjWA0
月゚ー゚)「? 何か言いました?」
( ■∀■)「ヒョウッ!?なんも言ってねえぞ。
姉ちゃんもハラ減ってるだろうに。食え。食わなきゃ殺す。」
月゚ー゚)φ 「はい。いただきます・・・」
─
( ■∀■)「まだあるが。もういいのか?」
月゚ー゚)人 「はい。大丈夫です。
ご飯・・・ありがとうございました。」
https://pbs.twimg.com/media/GJZnLw8b0AAoW9I.png
( ■∀■)「じゃあ余った分は置いて行くわ。
また来ていいよな?興味がわいた。」
月゚ー゚)「お待ちしております。
そういえば、お名前は・・・?」
( ■∀■)「ねーちゃん、自分から名乗るもんだぜ。
ジャン・恭一。流れのサマナーだ。」
_,
月;゚ー゚)「サマナー・・・ですか?」
あからさまに嫌悪感のある顔が一瞬見えた。
( ■∀■)「嫌いか?この時代じゃ立派な職業のひとつだぜ。」
月゚ー゚)「ああ、そうなんですね。
私は藤野深月。17歳です。
こちらは弟の優(まさる)、隆司(たかし)です。」
https://pbs.twimg.com/media/GJZnRBNawAA6LWa.png
( ■∀■)(こんな状況でも自己紹介優先か・・・
親が狩りにあった一般メシア教徒か?
育ちのいい家庭だったようだな。)
( ■∀■)「ヒョウッ!おれは17か18だからタメだな!
みっちゃんって呼んでいいか!?」
月;゚ー゚)「あ・・・はい・・・大丈夫です。」
487
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 12:20:15 ID:78qdNjWA0
( ■∀■)「じゃ、またな!ヒョウ!」
月゚ー゚)「あ、ちょっと待ってください!」
( ■∀■)「ん?」
月;゚ー゚)「恭一さん、せめて弟だけでもどこかに避難してあげられないですか?
このままじゃかわいそうすぎて・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GJZnTTIaoAAQ-AZ.png
( ■∀■)「みっちゃん、外は悪魔がウヨウヨしてんだ。
食料があるうちは、ここにいた方がむしろ安全だぜ。
シンジュクに行けば悪魔は出ないが、アホのオザワとチンピラどもにいじめられちまうぜ。」
月;゚ー゚)「そ・・・そうですか・・・」
>がっくりうなだれている
( ■∀■)(弟たちは躾けられてるにしても大人しすぎる。
深月にしても引きこもって現実逃避している印象がある。
頭は良さそうだが・・・三人とも追い詰められすぎてある意味狂っちまってるのかもな・・・)
https://pbs.twimg.com/media/GJZnU7eacAA-LkZ.png
( ■∀■)「じゃ、今度こそな」
月;゚ー゚)「・・・ありがとうございます!
色々とわがまま言ってすいませんでした・・・」
( ■∀■)つ「いいよいいよ。元気でな。また来るけどな!」
https://pbs.twimg.com/media/GJZnWQDbAAAQpJb.png
─
>DASU(ダークサマナーユニオン)本部
( ´)Д(`) 「キョウイチ!!ようやくGUMPを取り戻したようだな。
ひょうきんなマヌケにしては速いじゃあないか。」
く( ■∀■)「こりゃどうも。ゲルガー様。お褒めの言葉へへへ。
(テキトーなガラクタを改造しただけだけどな!ロクに精査しねえから気付かねえだろうけど!)」
488
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 12:40:44 ID:78qdNjWA0
( ´)Д(`) 「ところで次にテメエに指令を与える・・・」
( ■∀■)「だが断る(誤用)。
おれとお前は同じ最高幹部同士。命令する権限ねえだろっ。」
( ´)Д(`) 「フン・・・ジャンユー総帥のお気に入りだからってイキリやがって・・・
DASUの仕事もしねえで、他になにしてるってんだよ?
女でもできたか?それとも家庭でも持ったか?」
( ■∀■)「こんな世の中だ。テキトーに生きてテキトーに散る。
そんな生き方も悪くないと思ってな・・・」
( ´)Д(`) 「まぁいい。ここ最近、高名な悪魔やサマナーを狙う暗殺者がいるようだからな・・・
テメエが死んでくれりゃあ俺が必然的に次期総帥になって嬉しいもんだがな。せいぜい気をつけろ。」
( ■∀■)「・・・そういやタカオ山にお前ら、なんかしたか?
悪魔がやたらのさばってるらしいんだが。」
( ´)Д(`) 「頭わいたか?どこにでも悪魔はいるだろ。
だが最近やたら、ギリシャ悪魔が襲ってくるって報告が相次いでるな。
ハーピーからオルトロスまで色々だ。
会話には耳も貸さんし、厄介なことこの上ない。」
( ■∀■)(どうやらゼウス達はこのデブが召喚したわけじゃなさそうだな・・・
インテリぶったバカだから、読心術使わんでもすげーわかる。)
( ■∀■)「そっか。お前らも気をつけろよ。ヒョッ!」
>トラエストを唱えた
ヽ(`Д´)ノ「行っちゃいましたね」
( ´)Д(`) 「・・・
出ていくのになんでわざわざトラエスト使うんだ?あいつ。
歩かんと運動にならんだろ。」
ヽ(`Д´;)ノ(あんたには言われたかねえだろうな・・・)
ヽ(`Д´メ)ノ(嫌われてそう)
489
:
露出ないのに尻がセクシー
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 12:52:19 ID:78qdNjWA0
(`・Ⅲ・´)「見つけたぞ・・・いつかのサマナー。
首はオレがもらう・・・」
>魔神ダグザが一体出た!
( ■∀■)「うるせえッ!!」
>トラフーリ
>エストマ
羽(・θ・)羽と( ■∀■)
「ったく、ストーカーめ。おちおち散歩もできねえぜ。」
「恭一様。私が始末しましょうか?」
「いんや、ガルちゃんも『神鳥』でしょ。まずスピードじゃ負けないと思うが、
神殺しになってるダグザ相手に今挑むのはまずい。
裏で意図と糸を引いてる何かを暴いてからだ。
ギリシャ悪魔ももう無差別侵攻を始めてるらしいし、
あのデブの言葉を借りるなら、厄介なことこの上ない。
うえない・・・飢えない・・・
あっ!!」
>藤野家
既に二日経っていた。
月;゚⊿゚)「あ・・・」 ぐぅ…
https://pbs.twimg.com/media/GJZqBtHa4AAC4D0.png
(;■∀■)「スマンスマン・・・遅くなっ・・・
あれ?もう無いの?
一週間分くらいは用意してたはずなんだが・・・
消費速すぎィ!」
490
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 13:08:04 ID:78qdNjWA0
人(^^ )「ごちそうさまでした。カレーおいしかった。」
https://pbs.twimg.com/media/GJZqJBMbUAAZY0g.png
( ■∀■)b「ちゃんと御馳走様言えるのいいねいいね!
そんなお前らに土産だッ!」
キョウイチが指をパチンと鳴らすと、食玩やお菓子が降ってくる。
https://pbs.twimg.com/media/GJZqK6QbcAAkFLg.png
(^^)(^^) 「すごいすごい!!これ手品!?」
( ■∀■)「ヒョッ!これのことか?
おれ専用の十万億土に・・・ああ、一種の異空間だな。
そこにあやつタイム用に置いておいただけだぜぇ。
大破壊前の貴重なブツだが、空間内ならモノは腐らねえから賞味期限も気にすんな!」
( ``)「じゅうまんおくど?」
( ■∀■)「まぁ、手品だ!おにいさんはマジシャンなのだー!ははは!」
月゚ー゚)「もう・・・二人とも。お礼がお先でしょ?」
(^^)(^^) 「「おにーさん、ありがとう!!」」
月゚ー゚)「恭一さん・・・ちょっとお二人でお話を・・・
二人ともお部屋で大人しく遊んでいてね?」
(^^)(^^) 「はーい!!」
>廊下
( ■∀■)「で、なんだ話って?」
月;゚ー゚)「あの・・・本当に感謝しています。
ただ・・・あの・・・もうすこし・・・できれば・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GJZqMLwbMAAJ4xy.png
( ■∀■)「ああ、もっと食料持ってこいって話ね。」
491
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 13:32:36 ID:78qdNjWA0
月;゚⊿゚)「あ・・・あの・・・っ!
ごめんなさい!すいませんでした!!
助けてもらってるのに・・・!
私は我慢できます・・・でも弟たちには・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GJaE1sNbsAAWYJS.png
( ■∀■)「・・・少し聞いていい?みっちゃん」
月;゚ー゚)「・・・はい?」
( ■∀■)「みっちゃん達はメシに困ってる割に服装は奇麗だな。
外の難民ども、なんならデビルハンターやサマナーですら、大半はボロの防具一丁って事が多いのに。
あと、あれ」
月;゚ー゚)「ッ・・・」
キョウイチは壁を指さす。
( ■∀■)ニア 「玄関にも張ってあったけど、高位悪魔をも気付かせない破魔の札だよねアレ。
それで悪魔から嗅ぎつかれずに生き延びてるのは納得できた。
でも、なんでそんな高級品持っててこんな暮らししてるんだ?
富裕層のメシア教徒の子で、親を悪魔に殺されたとかか?
でもスマホで連絡だの取ってテンプルナイトに救助にきてもらって、
相応の保障が受けられて住居もシナガワ本部にもらえるはずだ。
その礼儀正しさ、この時代ではメシア教以外じゃ納得できんのよ。
・・・正直に話してくれるな?」
月;゚ぺ) コクッ
https://pbs.twimg.com/media/GJaHOPRbUAAKRBe.png
ふた呼吸ほど置いてから、深月は話し始めた。
月;゚ー゚)「信じられない話かもしれないですが・・・
わたしたちは『このトウキョウ』の人間ではないんです」
492
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 13:54:56 ID:78qdNjWA0
─
あの日まではわりかし平穏だったのに─
月゚ー゚)「暴動?」 フキフキ
つ( ``)と キョトン
(´・ム・`)「いや・・・ニュースが」
『ここで緊急ニュースです・・・
首都圏で大規模な暴動が起きました。』
月;゚ー゚) (` ` )
「おねえちゃん、ぼうどうってなに?」
「うーん・・・すごい喧嘩・・・かな」
「ケンカなんてやだね。みんな仲よくすればいいのに。」
「そうだね・・・でもそう考えられないひともいるんだよ」
月;゚ー゚)(現代のトウキョウで暴動なんてありえない・・・
悪魔の仕業かも・・・)
深月は、生まれつきの魔力を見込まれ
とある対悪魔用組織で巫女として戦っていた。
他の巫女たちよりは攻撃能力は劣るが、回復と慈愛の力は秀でていた。
https://megaten5.jp/resources/img/story_character/chara4_c60cd8cc613389576edbcbc1408cd740.png
https://megaten5.jp/vengeance/resources/img/story_character/sec3_chara3_img_0419b421986585c848e4da93ff096132.png
『原因不明の暴動がギジドウマエ駅にも発生しており・・・』
(;´・ム・`)「・・・!近くじゃないか!!
みんな!大事なものだけ持って避難するぞ!!」
トンテントテテントンテン♪
月;゚ー゚)□ 「はい、藤野です」
https://pbs.twimg.com/media/GJaHowPaIAAofWC.jpg
493
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 14:11:19 ID:78qdNjWA0
『私だ。夜にすまない。
混沌の悪魔ラフムが蘇り、トウキョウに顕現してきた。
眷属悪魔に殺された人間は、ゾンビ化することが確認されている。
『彼』に撃退されたラフムは一度撃退されたが、縄印学園に逃げ込んだ模様。
敦田くん、太宰くんも向かっている。
家族の避難を優先して構わない。藤野くんもサポートとして学園に向かって欲しい』
https://pbs.twimg.com/media/GJaIAJMaMAA2_cB.jpg
(´・ム・`)「・・・お電話変わりました、父です。
私と家内も深月と共に増援に向かいます。
ただ・・・幼い子達の避難だけ先にさせてください。」
『了解しました。御自分達の身を優先に、行動してください。』
家を出る。
(;``)「お、おねえちゃ・・・あれ何・・・」
隆司が指差す先には、無数のゾンビが。
=yと(;´・ム・`)「・・・げろ
逃げろッ!!
この数ではお前達を庇いながら戦えないッ!」
==(;``)と(;``)と月;゚д゚) 「「「うわああああああッ!」」」
https://pbs.twimg.com/media/GJaHqWpa0AEQFMe.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GJaIBL2bcAAq5X8.jpg
はっ
月;゚⊿゚)「あれ・・・ここは・・・
そうか・・・議事堂のターミナルを使って・・・
事故で投げ飛ばされたんだ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GJaHrjQbsAA0pxh.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GJaH_YcaUAAkTR-.png
─
494
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 14:40:34 ID:78qdNjWA0
( ■∀■)「ふうん・・・転輪鼓型ターミナルが採用されてるのか。」
月゚ー゚)「・・・知っているんですか?」
( ■∀■)「ああ。でもこっちのトウキョウじゃほとんど採用されてないぜ。
転送事故が多いんだ。
ガイア教幹部の誰かが愛好家だったらしいがね。モノ好きだな!ヒョウッ!」
https://img.aucfree.com/c835322827.1.jpg
月゚ー゚)「その・・・メシア教とかガイア教って・・・秘密裏に動いてる教団ですよね?
こっちのトウキョウではそんなに堂々と表立って動いてるんですか?」
( ■∀■)「みっちゃんとこのトウキョウは、2019〜2020年にICBMっつー核が落ちた?」
月゚ー゚)「いいえ。たまにダアト・・・魔界から悪魔が出てくるくらいで、平穏そのものでしたよ。」
( ■∀■)「・・・ちなみにみっちゃんの所属してたっていう組織は?」
月゚ー゚)「悪魔対策組織べテル。『神の家』という意味です。」
( ■∀■)「・・・
ごめんみっちゃん。こっちはICBMっつー核が落とされてな。
べテルが壊滅して、メシア教がうまいこと台頭してんだ。
だからこっち側じゃべテルの支援は受けられないと思うぜ。」
「そんな・・・」
深月の顔が絶望に染まった。
( ■∀■)「メシア教に助けを求めるのも、あぶねーからやめときな。
表面上じゃ慈善団体みてえに見えるが、所詮はカルト宗教!ヒョッ!
イニシエーション(洗礼)と称して何されるかわかったもんじゃねえぜ。
特にみっちゃんみたいなかわいくておっぱいでかい子はな。」
月;゚ー゚)「そんな・・・これからどうやって生きていけば・・・」
( ■∀■)「ちなみに使えるスキルはどんなん?」
495
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 14:57:40 ID:78qdNjWA0
月;゚ー゚)「え、えっと・・・攻撃魔法はてんでダメで・・・
メディア・ディアラマ・メパトラ・力のドナム(味方の物理攻撃一度だけ二倍)・ハマ・・・くらいです。」
(;■∀■)「ぜ、絶望的に噛み合ってねーなッ!ヒーラーがチャージ付与使えてもアタッカーがいない今じゃ持ち腐れだ。
べテルにいた頃は仲間と組んでうまくやっていけてたんだろうが・・・
まぁ頑張って生きてくれ・・・
そこに毛布置いておくから。
冬までに助けが来るといいな!ヒョウッ!」
月;゚⊿゚)
https://pbs.twimg.com/media/GJaE3GBboAAXufL.png
深月がキョウイチの手を取る。
月;⊿;)「助けて・・・ください・・・お願いします・・・!」
https://pbs.twimg.com/media/GJaE5lBa0AAoY0k.png
( ■∀■)「ヒョウッ!この顔で頼まれたらオチねえ男はいないだろうな。
だがおれはゲイだ。残念だったな(大嘘)」
月;゚⊿゚)「あ」
https://pbs.twimg.com/media/GJaE65SbwAAGnP_.png
>キョウイチは手を振りほどいた
( ■∀■)「だいたい、ハッキリ言ってやるが。
他人に命を賭けさせてる自覚があんのか?
こっちのトウキョウじゃ、食料得るのだけでも大変なの。」
月;゚⊿゚)「で・・・でも・・・恭一さんは謎空間からいくらでも食べ物が・・・」
( ■∀■)「おれのおやつだからアレ。滅多なことじゃやんねーよ。
・・・まぁ助けろっちゅーなら助けてやるよ。」
月゚⊿゚)「! 本当」 「その代わり」
https://pbs.twimg.com/media/GJaHPtQaAAESmDs.png
( ■∀■)「────。」
月///)「っ・・・!!」 カァッ
https://pbs.twimg.com/media/GJaHPtQaAAESmDs.png
496
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 15:14:39 ID:78qdNjWA0
月///)「っ・・・!!」 カァッ
https://pbs.twimg.com/media/GJaHSELbQAAeO2j.png
月#゚⊿゚)「男のサマナーの人っていつもそうですね・・・!
私たちのこと何だと思ってるんですか!?」
https://pbs.twimg.com/media/GJaHTbwbQAA5A8N.png
( ■∀■)「じゃあ逆に聞くけど、みっちゃん他に何ができんのよ?」
月゚⊿゚)「そ・・・それは・・・食べ物と引き換えに回復を」
( ■∀■)「いらねーよ、そんなの。おれは無敵だ。」 ドヤッ
月;゚⊿゚)「じゃ、じゃあ・・・何か・・・なんでも・・・
だって・・・そんなのやれなんて・・・」 ギュッ
https://pbs.twimg.com/media/GJahEO-b0AAiLMi.png
緊張で大きな胸を押さえる。
( ■∀■)「みっちゃんはありがとうって言っとけば済むのかい?
自分が助けてもらって当然とか思ってない?
べテルの聖女時代もそういう事してたの?」
月;゚⊿゚)「そ・・・そんなこと・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GJahGnbaEAAcfnb.png
( ■∀■)「ヒョッ!ここにはべテルの加護も食糧庫もないんだ。
かわいい弟たちの為にも、何かを犠牲にしろ。」
月;゚⊿゚) ドクン…
https://pbs.twimg.com/media/GJahH9ZbYAAoIY4.png
月 ⊿)「手・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GJahJX2asAAqkjl.png
497
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 15:45:07 ID:78qdNjWA0
月;⊿;) じわ・・・
https://pbs.twimg.com/media/GJajbUcbgAAyXTG.png
( ■∀■)「ヒョッ!初めてだからな・・・
ゆっくりでいいぞ。」
月 ; -;)つ カチャカチャ
https://pbs.twimg.com/media/GJajXHLaEAAmhvH.png
月 ⊿) グスッ グスッ
https://pbs.twimg.com/media/GJajfgebgAAakS3.png
( ■∀■)「・・・て」
月;゚⊿゚)「え?」
( ■∀■)「それに銃弾。
込めて。」
https://pbs.twimg.com/media/GJal2gLacAAeKSI.png
月;゚⊿゚) 「は、はいっ!」
つy=と
月゚⊿゚)「次は・・・これを・・・?」
( ■∀■)「握って上下にしごいて。
マガジンキャッチつって、弾倉を外すための補助的なもんだよ。」
https://pbs.twimg.com/media/GJal04BbgAAkhyq.png
( ■∀■)「基本的な装填やらは覚えたか。
じゃ、ちょっとだけ外出ようか。」
月;゚⊿゚)「え?でも・・・」
( ■∀■)「なに、いきなりみっちゃんに実戦ヤラセないよ。」
498
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 16:00:11 ID:78qdNjWA0
>外
( ■∀■)つy= ヽ(`Д´)ノ
ドン
月;゚⊿゚) ビクッ
https://pbs.twimg.com/media/Esu3VY_U4CYixE9.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GJajibRaQAAExVv.png
一人でやかまし布教活動という名の騒音まき散らしをしていた、きょうしんしゃを撃ち殺した。
( ■∀■)「先戻ってな。こいつのクビを建物前にさらしとくわ。」
>中
月;⊿;) 「ひどい・・・何もしてないのに撃つなんて・・・
手を汚すなんて・・・私には・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GJajbUcbgAAyXTG.png
( ■∀■)「・・・ヒョウ!先手必勝だよ。
物腰やわらかに近づいてきて、数にもの言わせて『寄進しろ!』って迫ってくんだ。
茂美とメシア教怖いでしょう・・・」
月;⊿;)「でも・・・殺しなんて・・・」
( ■∀■)「できねえって?
べテル時代も、自分達人間の生活を守る為に悪魔を殺してたんだろ?
みっちゃんはサポーターだったろうけど、間接的に殺しをしてんのさ。
ハマはアンデッド系に抜群だけど、お札のおかげでここには寄ってこれないからな〜。
代わりに退魔が効かない人間族に破魔は効かない。
ただし所詮は人間よォ。
頭か胸撃ち抜けば、ズドン・・・だ!
あとこれも持っとけ。予備の銃だ。
暇があったら安全装置の外し方をもっと練習しときな・・・また明後日な!」
https://pbs.twimg.com/media/GJal0GbagAAokdL.png
月 ⊿)「・・・」
つy=と
499
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 16:13:15 ID:78qdNjWA0
キョウイチの修行は続いていた。
( ■∀■)「だからこうすんだって」
━━╋と
月;゚皿゚)「ひっ」
https://pbs.twimg.com/media/GJal1qTa0AA8dpT.png
居合斬りの練習。
( ■∀■)「人間にはチャカで十分だが、銃の効果が薄い悪魔もいる。
ましては無効吸収ならワンアクション無駄に、反射なら最悪自分が死ぬ。
そこで刀剣類なんだが・・・リーチが短けりゃ相手に肉薄されて意味がねえ!
だからリーチの長い武器で斬る!
速攻で勝負をつけられるように、居合抜きを覚えるんだ。
刃こぼれ防止に研ぎと、粉をポンポンつけるメンテナンスも忘れるなよー。」
そして時たま、弱い悪魔相手に戦いの練習をするにも至った。
月;゚⊿゚) (・/ /W・) スパッ
━━╋と
(・・・どうして私がこんなことを?二人を守るためとはいえ。
本当に外は危険なの?
なんであの人は紙みたいに悪魔を切り裂けるの?)
https://pbs.twimg.com/media/GJamJT7bkAAlRIh.png
( ■∀■)つ 「ヒョウッ!ヌキ手!なんちゃって!」
つ
月;⊿;)「ん゛っ・・・」 ゾクゾクッ
https://pbs.twimg.com/media/GJamLyQbgAA-Dhz.png
キョウイチの舞って解体するようなな戦いぶりに、深月はエクスタシーすら覚えるようになり
下着をときたま濡らすようになった。
(危険と言っているのになんで余裕綽々なの?
あんなにいっぱい新鮮な食料をもってこられるの?
もう・・・わからないよ・・・)
500
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 16:33:14 ID:78qdNjWA0
数日起きにやってきて食料を持ってきて、戦闘の指南をするキョウイチ。
彼の戦いに見惚れる危険性を感じ関わりたくないのと、
食料関係で頼らずにはいられぬせめぎあいが彼女を疲弊させていった。
やがてはキョウイチがやってくる度に、戦慄と恐怖を覚えるようになった。
https://pbs.twimg.com/media/GJamM9LaIAALV-_.jpg
─
( ■∀■)「ヒョウッ!元気かね!」
(^^)「わーお兄ちゃん!
ね、またインコと遊んでいい?」
( ■∀■)「いいぜぇ。
あと名前は『ガルちゃん』な」
「あとにしなさい」
ガチャ
( ``)「お姉ちゃん」
https://pbs.twimg.com/media/GJayZFebYAA0t0n.png
( ■∀■)ノ 「よっ、みっちゃん!」
月゚⊿゚)「・・・まーくんは?」
( ``)ニア 「あっちであそんでる」
月 ⊿ )「・・・じゃ、行こっか・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GJayaB-bwAAIpjw.png
く(;■∀■)「あれぇーガン無視?
月の日かなんかか?深月だけに!ヒョッホッホ!
あっそうだ、アレ用品買い足しておかねえとな・・・」
501
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 16:41:27 ID:78qdNjWA0
( ■∀■)yー 「ほな、外で葉巻ふかしてくっか。
んでその後、必要なもんリストでも書くか・・・
神経弾はマストアイテムだしなー。」
チーン
( ■∀■)「ん?エレベータの音?」
「ねぇお姉ちゃん、本当にお外大丈夫?」
「大丈夫だよ。早く行こう。ね。」
( ■∀■)「おーい。何してんだ?リュックなんか背負って」
月;゚ぺ) ビクッ
https://pbs.twimg.com/media/GJaycTJagAAaDw5.jpg
==(;``)と(;``)と月;゚⊿゚) ダッ
( ■∀■)つ「ヒョ、ま!外に出る気か!?
今日は満月、あぶねーぞ!?」
月 ⊿)「うるさい・・・えるの・・・」
月>⊿<)「・・・家に・・・
家に帰るの!!」
https://pbs.twimg.com/media/GJaydjaakAAAXWN.jpg
502
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 17:14:17 ID:78qdNjWA0
( ■∀■)「おい!今夜はMAJIでYABAIって・・・
あれ!?」
月>⊿゚)「大丈夫!家に帰るの!
ここが別のトウキョウなんて嘘で・・・
アトラクションみたいなもので・・・
外にもう少し出たら・・・
お父さんとお母さんのいるおうちに帰れるんだから!!」
https://pbs.twimg.com/media/GJayiAlbUAAcqFG.png
べテルも健在で・・・タオちゃんにも、ヨーコ先輩にも会えて・・・
月^⊿^)「まーくん、たっくん、おうちに─」
https://pbs.twimg.com/media/GJayjASbYAAVsTh.jpg
きっと大丈夫。
バンッ
https://pbs.twimg.com/media/GJa-L1XbUAAK2k4.png
503
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 17:22:16 ID:78qdNjWA0
月;^⊿^)「え?は・・・はは・・・」
(#■∀■)「みっちゃーーーーーーーーん!!
なんでお札はがしたの!!!
って・・・お前は・・・」
ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)
ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)
ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)
ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)
ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)ア・д・)
キョウイチが前に立つ。
( ■∀■)つ Σ 月>⊿゚)「あっ!?」
「お姉ちゃんを、よろしくな」
( ;;)つ月;゚⊿゚)「まーくんっ・・・!」
( ;;)「お兄ちゃんに・・・よろしくって・・・
言われたから・・・!」
https://pbs.twimg.com/media/GJayjymbsAAL-F9.png
( ■∀■)ニア ポチポチ
エレベーターのボタンを押す。
月゚⊿゚)「あ」
https://pbs.twimg.com/media/GJayk_bbUAAxpG6.png
504
:
◆MxHvQqijkA
:2024/03/24(日) 17:27:19 ID:78qdNjWA0
( ■∀■)「行け!!」
月゚⊿゚)「あ、恭一さ」
https://pbs.twimg.com/media/GJay1Q1a8AA42Ui.png
完全にドアが閉じた。
─
息も絶え絶えで、上昇したエレベーターから出た。
( ;;) ( ;;) 「お兄ちゃん・・・
死んじゃった・・・
の・・・?」
(みんな死ぬ、みんな死ぬ)
(私が殺してしまった)
月;⊿;)「う゛
あ゛
ああ゛ーーーーーーーーーー!!!」
https://pbs.twimg.com/media/GJay171b0AA3-x3.jpg
>葛葉恭一、散る─!
https://pbs.twimg.com/media/GJay2sNbMAAFQAj.png
505
:
◆MxHvQqijkA
:2024/05/04(土) 19:23:31 ID:WC125hNo0
>アジト
( ` `)つ「どうぞ」 コトン
(^黒^)人 「ありがとありがと!
さ、頂くか!」
>酢の物の和え物と肉とパンが並べられている
( ` `)「しかし姉御が肉だけじゃなくて、珍しいですね。」
(・黒・)「馬鹿野郎。肉食女子だって、バランスよくメシを食わなきゃいけねえだろうが。
二人がいなくなって数か月・・・
キョウイチさんは定期的に悪魔経由で生存確認できてるけど、
ディーの野郎は行方知れず・・・
俺たちが、ここを守らなきゃいけねえだろうが。」
( ` `)φ「そうですね。しかしそろそろ、米も欲しくないですか?
といっても、シンジュクの闇市で古米がバカ高い値で売られてるって噂くらいしか・・・
あの人に言って、なんとか・・・いや・・・」
(;・黒・)と「馬鹿野郎。頼り切ってばかりでどうするんだ。
礼なんて気持ちでいいって言ってくれてっが、こっちも返すもん返さなきゃなんねえだろ。
そのうちこっちも野菜でも栽培して・・・げっ!」
>クロエはトイレに駆け出した
>・・・
>ものすごい嗚咽と吐く音が消えた
(;・黒・)「いやすまんすまん。心配かけたな」
( ` `)「ちょっとお腹失礼しますよ・・・
アッー!!!!!」
506
:
◆MxHvQqijkA
:2024/05/04(土) 19:23:59 ID:WC125hNo0
(;``)「なーんで隠してたんですかー!!!!!
これってーーー!!!!
いつの間にーーーー!!!」
>アカサカ周辺
(・ハ・)つy= ドン
>幽鬼 グールにトドメを刺した
ディーは追跡者ダグザに追われ、建物の破片を頭に受け記憶喪失が進んでいた。
恭一と仲魔ゴブリンの事以外はさっぱり忘れていた。
その為に、記憶を取り戻すために、医者を探す為に
シンジュクを拠点にしつつマッカを稼いでいた。
(・ハ・)「収穫はオニキスか・・・売ろうにも買い取ってくれるところがないんだよなぁ」
つ◇
シンジュク配下の者が悪魔を倒して日銭を稼ぐには、月が一周するごとに
マージンを納めなくてはならない。
故に、必死になって休むのも忘れてひたすら悪魔を狩るしかなかった。
納めずとも、もしくは最低限のマージンだけで済ませる事もできるが
ただ地べたに座り込むだけの浮浪者と化す。
オザワの支配下では、子供ですらなんらかの仕事をこなさなければ
「生きる」権利すら与えられないのだ。
そして無作法に悪魔を狩り続ければ・・・
Y(・∀・)Y「オマエ デビルバスター カ?」
噂は広まり、悪魔にも目を付けられる。
507
:
◆MxHvQqijkA
:2024/05/04(土) 19:25:42 ID:WC125hNo0
(・ハ・)(魔獣タムズ・・・尾から麻痺を放出してくるはずだ・・・
下手に敵対するよりは・・・)
>TALK
>友好的
Y(・∀・)Y 「ぐっぐっぐっぐ・・・」
(・ハ・) 「ふっ、俺を食おうというのか?
半端には死なん。そのハサミの片側でも砕いてやるさ」
Y(・∀・)Y ニヤリ
>タムズにバカにされた
(・ハ・)「ははは!ハッタリだと思うか!?
もう俺には失うものなど多分ない!
悪魔の世界にはない言葉だろうが。 窮鼠猫を噛む。ってやつだ」
Y(・∀・)Y バキッ
>タムズは岩を持ち上げると砕いてみせた・・・
(#・ハ・)つ「ふんッ」
>ディーも見事に岩を砕いた
https://pbs.twimg.com/media/GMuRgzFbYAAgMoE.jpg
Y(・∀・)Y「デキルナ・・・ナカマ・・・カ?」
(・ハ・) コクリ
Y(・∀・)Y「981MAG!モットクレ!
アメジスト!」
(・ハ・)つ◇ (どうせ使い道なんぞないし・・・)
Y(・∀・)Y「マンゾク・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GLnhGoRbwAACbvA.jpg
>魔獣 タムズは 仲魔になった
つ(;>ハ・)と 「ぐ!ちょうど満月になった…か!!
頭が・・・割れ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GLng6xMbsAAuzVR.jpg
508
:
◆MxHvQqijkA
:2024/05/04(土) 19:26:02 ID:WC125hNo0
>生と死の狭間
『助けて…
ディー…助けて…』
https://pbs.twimg.com/media/GLng59mb0AA1-_n.jpg
なんで毎度毎度、満月になるとおれの頭を割に来る女がいるんだ。
─
( ■∀■)『悲鳴?聞こえなかったぜ。
お前ついにイカレたか!
イカだけにクラーケン焼きでも食うか?ヒョウ!』
https://pbs.twimg.com/media/GLng9vpaYAAvyMw.jpg
─
キョウイチも話を聞いてくれないし。
記憶だけじゃなく、脳が壊れてるんじゃないのか…?
>ディーは迷宮をさまよい歩いた
>球体に出会った
(;・ハ・)つ「人か!?悪魔か!?誰でもいい!
助けて…助けてくれ!」
「話をしたいなら、格の違いを考えろ」
https://pbs.twimg.com/media/GLng_aqasAA0H6j.png
>厳かな顔の球体に触れた瞬間、肉体に電撃が走った
>ディーはまた意識を失った
>・・・
「・・・起きろ!」
509
:
◆MxHvQqijkA
:2024/05/04(土) 19:26:39 ID:WC125hNo0
Σ^│ ´Σ
>白黒の悪魔がこちらを覗いている
(;・ハ・)つy=「誰だッ!」
Σ^│ ´Σ「おーやっと起きやがった。
誰だ、じゃねえよ。
こちとら球になってこっそり満月の散歩を楽しんでたら、ニンゲンが話しかけてくるんだもんよ。
オレはゼウス。名前くらい聞いた事あんだろ?」
(・ハ・)「ギリシャ最高神・・・オリンポス十二神の頂・・・」
Σ^│ ´Σ「おーおー。わかってるじゃねェか。
北欧のキチガイがドカンとミサイル落としてから、そういう有識者がいなくなったもんかと思ってた。
なかなかやるじゃないの。」
(・ハ・)「デビルバスター、デビルサマナーとして・・・
悪魔の出自を覚えておくのは当たり前の事だ。」
Σ^│ ´Σ「ほう、デビルバスターか!
じゃあ、オレを狩るんだな?
あの迷宮ダイダロスから意識を連れ出して、起きるまで雑魚悪魔から守ってやってたオレを!
しかも最高神とあって挑むか!
それくらい骨があるヤツじゃねえと、ムラムラが治まらねえ!からな!」
(;・ハ・)「ま、待て!俺にはあんたと戦う氣は・・・」
Σ^│ ´Σ「問答無用!
お前ほどのこの時代の有識者とは戦ってみたい!」
>魔神ゼウスが一体出た!
510
:
◆MxHvQqijkA
:2024/05/04(土) 19:27:29 ID:WC125hNo0
Σ^│ ´Σ
⊂ ヘ グリグリ
| |『ESCAPE』
(__)
グシャ
Σ^│ ´Σ「逃げ道は踏みつぶさせてもらった。
3手、猶予をやる!戦いの準備をしやがれ!」
https://pbs.twimg.com/media/GLnhHc_boAI53Rr.jpg
(・ハ・)「くっ!やるしかないのか…!
・・・さっそく頼むぞ、タムズ。
アツユ
銃弾装填・・・」
とΣ^│ ´Σ 「もう準備はいいのかぁ!?いくぜ!」
https://pbs.twimg.com/media/GMuRhf-bcAA6990.png
>ゼウスは飛び掛かってきた
(;・ハ・)つy= 「うおお!!」 ドドド
>ゼウスは銃弾をものともせず着地した
https://pbs.twimg.com/media/GMuRiLYboAA97W3.png
とΣ^│ ´Σ 「フンッ!!」
と
『万物粉砕』
https://pbs.twimg.com/media/GMuSGswakAAS794.png
Y(;・∀・)Y「グオッ!!ヨロイガ・・・!」
511
:
◆MxHvQqijkA
:2024/05/04(土) 19:28:12 ID:WC125hNo0
>TALK
Σ^│ ´Σ 「うーむ、あわれわれ。
オレには劣る程度のイケメンだったが、イノシシにぶっ殺されてサソリの神になっちまったんだっけか?
同じ主神クラスでも雲泥の差がついたな、オイ!」
Y(#・∀・)Y「ウ、ウルサイ!バカニスルカ!!」
https://pbs.twimg.com/media/FKGeQBlagAAyY0P.jpg
Σ^│ ´Σ「へへっ、まあそう怒りなさんな。/褒め言葉のつもりだったんだぜ。」
Y(・∀・)Y「ナンダト・・・!?」
Σ^│ ´Σ「サソリになる前の優男だったなら、今のオレの一撃に耐えられなかっただろうよ。
堅牢さは素直に賞賛するぜ。そこは。嫁も美人だろう?」
Y(・∀・)Y「マァ・・・ナ・・・ツマヲホメラレテ、ワルイキガスルオトコ、イナイ。
オレサマ、イシュタル、アイタイ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/FKGePhaaMAEzxuJ.jpg
Σ^│ ´Σ 「泣かせるじゃねえの。
じゃ、冥界で会うんだな・・・」
(・ハ・)つy=Σ^│ ´;Σ
「お喋りはそこまでだ」 「な!ニンゲン!」
>ディーのガンが火を噴いた
>ゼロ距離の一撃!
>ゼウスを眠らせた
https://pbs.twimg.com/media/GMuVJsYbMAApBH9.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GMuVJsYbMAApBH9.jpg
512
:
◆MxHvQqijkA
:2024/05/04(土) 19:28:51 ID:WC125hNo0
(・ハ・)「いくら神でも、眠りには勝てまい。
人間の英知をなめるな!」
『アニキ、俺にも戦わせてよ!』
(;・ハ・)「いや、ダメだ!奴が目を覚ましたら真っ先に殺される!
今のメンツで叩いて殺す!!」
(・Д・川「立ったまま寝てやがる。アギラオ!」
>ゼウスは眠っている!
https://pbs.twimg.com/media/GMuVK2cawAAoQgl.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GMuVLlna4AAa3UO.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GMuVQjCacAAmbYg.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GMuVROgbUAA6lt3.jpg
Y(・∀・)Y「タムズノコトイエナイ・・・マヌケナネガオ・・・
マヒバリ」
>ディーの銃が火を噴いた
(;・ハ・)「うまいところ麻痺まで持っていければいいんだが・・・」
Σ^│ ´Σ「ふあー。よく寝た・・・
ここまで気持ちいい眠りは、テュポーンに幽閉された時くらいだぜ・・・」
https://pbs.twimg.com/media/GMuVSDiaoAANldM.jpg
(・ハ・)「も、もう起きたのか!?」
とΣ^│ ´Σ「ニンゲンを舐めすぎちゃいねえが、お前らも神をナメすぎだな。
生理現象である眠りにはかかるがよ、麻痺るわけねえだろうが!
寝起きの礼だ・・・テンタラフー・・・
も、神の手ならこうなる!」
『狂乱の神輝』
https://pbs.twimg.com/media/GMuVSDiaoAANldM.jpg
513
:
◆MxHvQqijkA
:2024/05/04(土) 19:30:30 ID:WC125hNo0
https://pbs.twimg.com/media/GMuRppObwAAH9Og.png
>ディーを狂わせた
(;・ ハ ・)「ぐあ・・・手元がおぼつかん・・・
こ、ここここの・・・試作型簡易悪魔合体プログラムで・・・」
Σ^│ ´Σ「混乱状態であがこうとするとは、なかなかやるじゃねえか、オイ!
せめて敬意を表して、アダマスで首をハネてやる・・・」
ドシドシ
>ゼウスは近づいてきた
(;◎ハ◎)「ゆゆ、許せアツユ!!
悪魔合体!!
妖獣タマモ!!」
>ゼウスは腕を振り上げた
>タマモが盾になった
https://pbs.twimg.com/media/GMuRT_MaMAAjrj4.png
スパッ
(・ハ・)
つ メ
「ぐ・・・
ぐああああああ!!」
514
:
◆MxHvQqijkA
:2024/05/04(土) 19:31:20 ID:WC125hNo0
脂汗が浮かぶ。
(;・ハ・)「な、なぜだ。タマモは剣攻撃反射。貫通するはずが・・・」
Σ^│ ´Σつ> 「このアダマスは鎌。剣じゃねェ。
それ以前に、アダマスは万物を断ち切る逸品だ。
このオレが全能神たる所以もわかっただろう。」
(;・ハ・)つy= ドドドドドド
「わあああああああ・・・」
==Σ^│ ´Σ==
「逆転されたらそんなもんか?正直がっかりだな。」
https://pbs.twimg.com/media/GMuRoFXbcAAC05t.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GMuRo1RaMAEDHj0.jpg
とΣ^│ ´Σ 「じゃあ死・・・
オイ!
お前、ガキがいるじゃねえか!?」
>ゼウスは首元で鎌を止めた
(;・ハ・)「・・・?
俺は男だが・・・?」
Σ^│ ´Σ「いや、お前の腹にじゃねえわ!!!
神、ニンゲン問わず多くの女と子を成してきた最高神をなめるなよ。
オレは確かにニンゲンから見りゃ、ふしだらな主神かもしれん。
だが産ませたガキは、オレの血に恥じぬ立派な神になれるように手助けはしてきたつもりだ。
アレスだけは失敗作に近いがな…(ボソッ」
515
:
◆MxHvQqijkA
:2024/05/04(土) 19:32:09 ID:WC125hNo0
(;・ハ・)「は、はぁ・・・
しかしそんな記憶は・・・」
Σ^│ ´Σ「興が削がれたぜ。父親としての『責任』から逃げるんじゃねぇぞ、オイ!
・・・カストールの墓参りにでも行ってくるか」
>ゼウスは逃げ出した
(;・ハ・)「た・・・助かった・・・のか・・・」
☆「おやおや、噂のゼウスと戦って生きていられる人間がいるとは・・・」
Y(・∀・)Y「ダレダオマエ!」
☆「デカラビアです」
Y(・∀・)Y「ウソヲツケ!ソンナキモクナイ!!モットカワイイ!!」
☆「・・・豊穣神タムズ。元の姿を、力を取り戻したくはありませんか?
私ならその手伝いができますよ。
近々、イシュタルの魂も現世にやってくる兆しが見えます。」
Y(・∀・)Y「ナニ!?ホントウカ!
オレサマ、ツレテッテクレ!!
コノニンゲン、ヨワイ!コレイラナイ!サヨナラ!!」
>交渉で貢いだMAGとマッカを返された
(・ハ・)「・・・なんだったんだ・・・」
>悪魔が話しかけてきた
羽(*^ー^)「あの大神相手に立ち回るなんて、すごいニンゲンね!
あとあたしの友達がいるのね!可愛がってあげて!」
https://pbs.twimg.com/media/GMuRf-eawAA7v8P.jpg
(・?・)「オマエ ツヨイ! イイミセモノ ダッタ!
センベツヤル ゲンキダセ!」
https://pbs.twimg.com/media/GMuRVyZbIAAx32E.jpg
(・ハ・)「・・・あ、ありがとう・・・」
516
:
◆MxHvQqijkA
:2024/12/14(土) 16:28:08 ID:TbuJQ5260
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