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ξ゚⊿゚)ξツンちゃん夜を往くようです

603名無しさん:2021/12/20(月) 21:39:30 ID:xDJkNY0g0


( <●><●>)「ミセリ、あなたは事の重要性を理解できていない。
        この状況は戦争にすら発展しかねない。最悪の場合、誰が罰を受けると――」

ξ;゚⊿゚)ξ「……ッ」

 言葉の最中、ワカッテマスさんがじろりと私を睨んだ。
 彼の言い分は分かる。穏健派と名高い魔王の娘が戦争の切欠になるなんて最悪の冗談だ。
 そりゃ絶対回避しなきゃいけない。と思うと、天秤の片側がまたしても重くなった。

( <●><●>)「――よろしいですか、私は魔王ロマネスクに仕える者です。
        優先すべきは王の意向。そこを違えることは絶対にない」

 そう断言しながらワカッテマスさんがミセリさんに歩み寄る。
 敵意ある視線で彼女を見下ろし、仄かに魔力を解き放つ。

( <●><●>)「お嬢様を変に迷わせるような口振りはやめて頂きたい。
        誰がどう見ても結論は出ています。あなたの言動は無意味だ」

ミセ*゚ー゚)リ「……生憎こっちはお前、……あなたみたいな魔王信者じゃないんですよ」

 彼らはただ、仕える相手に忠実であろうとしているだけだった。
 ミセリさんは私に対して、ワカッテマスさんは私のパパに対して。
 ゆえにこの対立は必然のもの。誰かが答えを出さない限り、彼らは決して自分を曲げないだろう。

 私が立場を曖昧にして、答えを出さずに安穏と生きた結果だ。

ミセ*゚ー゚)リ「魔眼のワカッテマス――魔王軍総指揮官殿、どうぞソファにお戻りください。
       ガン垂ればっかの堅物に代わって、今とても繊細な話をしているので」

( <●><●>)




( ^ω^)「ガン垂れwwwwwwwwww」

::('A`)::「やめっ、やめろ内藤笑うな、つられる……!」プルプル

( ^ω^)「だっておwwwwwwwwwwww」

 あいつらぜってえ後で殴る。

.


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