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ξ゚⊿゚)ξお嬢様と寡言な川 ゚ -゚)のようです
281
:
◆hrDcI3XtP.
:2019/10/12(土) 23:07:19 ID:53.STGpE0
――そう、口にする。
その言葉にツンは驚き振り返るとクーに抱きしめられた。
川 - )「ずっと……ずっと、愛しておりました、お嬢様。ずっと逃げ続けて、ずっと背を向け……あなた様の愛からも、自身の感情からも目を背け。
ですが……あなた様はどこまでも真っ直ぐで、恐ろしいくらいに純白で……」
クーは静々と涙を零す。
温かなそれを受けてツンも再度静かに涙を流した。
川 ; -;)「気付くのです……己の幸福とは、そしてあなた様の幸福とは何なのかを。私は……あなた様を失いたくない。
誰にも手渡したく……ないっ。そう気付いたら、もう、もうっ……もう、止まれないのですっ、お嬢、さまっ……」
ξ;⊿;)ξ「クーっ……!!」
いつの日かツンが口にした台詞――“誰かの言うことや、世界の定めたものに従い続けるだけじゃ永遠に手に入らない何かもある。己達は偶々そうだっただけだ。”
偶々と言う言葉がクーは好きだった。それは運命性、或いは因果性を思わせる。
つまり、言外に、そして意識せずにツンはクーに対して純粋な愛を紡いでいた。
それを思い出すとクーは胸が温かくなり、それは自信となる。
己は真実の愛を向けられている。そして己はそれに今、確かに応えたいと願っている、と。
( ^ω^)「……偽りはないのかお、クー」
川。゚ -゚)「……はい。申し訳御座いません、マスター」
( ^ω^)「そうかお。了解したお」
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