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ξ゚⊿゚)ξお嬢様と寡言な川 ゚ -゚)のようです
247
:
◆hrDcI3XtP.
:2019/10/06(日) 18:06:39 ID:GyYSCP1M0
川 - ,-)(Gmaj7……A6……Bm……A6……)
テンションコードをふんだんに使う。テンポはミディアム。
儚い旋律は景色を彩り、クーの心の世界が構築されていく。
川 - ,-)(――E7sus4、D6add11、Bm11……D6……)
この五日間、怒涛とも呼べた。封じた心は解放され、愛を紡がれ、けれども――それに幸福を得た。
未だに胸中に迷いはあった。後悔も当然あり、焦燥や不安、そして恐怖も顔を覗かせる。
だがそれでも、彼女の心の奏でる音楽はそれを掻き消すかのように優しい音を奏で、柔らかく、温かい景色を描き出す。
冬の木洩れ日の中、心を奏でる佳人は笑んでいた。そのしなやかな指は全てを制し、その心は全てを受け入れ全てを愛した。
迷い――それでもいいと思えた。
もう彼女は心を誤魔化すことが出来ない。全ては真実で、全ては純白だった。
だからこそに、彼女の心はその音楽を奏で、それを愛する者へと――
ξ゚ -゚)ξ「っ……」
ツン・ティレル嬢へと捧げた。
ツンは傍に立ち、彼女の全てを見て、世界を感じると静かに涙を零した。
ツンの笑みは優しく、心の温かさは音に現れる。
それは全てを許し、全てを包み込むよかのような母性に溢れていて、それに近づき心を開くと、ツンはクーの心の中を垣間見た気がした。
空気はマイナーでテンションはミディアム。
何となし儚い印象なのに、それでも不思議な程にその音楽は優しく、朗らかで、寛大で、何よりも慈愛に満ちていた。
ツンは瞳を閉じ、心でクーへと歩み寄る。
世界にはツンとクーだけで、広がる冬の景色は心地よかった。
寄り添う二人は自然と笑みを浮かべ、そうして互いの顔を見合い――
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