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ξ゚⊿゚)ξお嬢様と寡言な川 ゚ -゚)のようです

240 ◆hrDcI3XtP.:2019/10/06(日) 18:01:32 ID:GyYSCP1M0

ξ*゚ -゚)ξ「……ずるいよね、クーって」

川;゚ -゚)「……何がでしょうか」

ξ; ⊿ )ξ「そんな台詞言われたら、無理矢理にでもしたくなっちゃうよっ……」

川; - )「っ……駄目です、お嬢様。もう朝で御座います」

ξ; ⊿ )ξ「朝じゃなかったらいいの……?」

川; - )「そういう意味ではありませんっ……」

 クーの手を引くツン。対してクーは抵抗をするが、しかし力は弱い。
 ツンの胸元へと引き寄せられた彼女はそのままに胸の中へと招かれる。
 迫ったツンの小さな胸――ツンの薫香を聞(き)くと不思議な程に安らぎを得る。
 ツンの胸の中へと沈むクーは、再度夢の心地に浸る気分だったが――

川; д )「だからっ、もう朝で御座いますのでっ……」

ξ;゚⊿゚)ξ「わわっ」

 このまま流されてはいけない、と立ちあがり、逃げるような足取りで自室から出ていった。
 そんな彼女を見送る形になったツンは、早朝の部屋の中、少々呆けた後――

ξ* - )ξ「――……わたし、やっぱり壊されちゃったよ、クー……」

 止まぬ胸の高鳴りをどうにか落ち着かせようと、ベッドの上で深呼吸を続けた。
 そんなツンの努力を知らないクーと言えば、既に一階で朝食の準備を始めていた母の手伝いに混ざる。


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