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ξ゚⊿゚)ξお嬢様と寡言な川 ゚ -゚)のようです
225
:
◆hrDcI3XtP.
:2019/10/06(日) 17:47:18 ID:GyYSCP1M0
ツン・ティレル嬢は扉の前に立つ。
ξ;゚ -゚)ξ(……大丈夫。大丈夫だよ、ツン……落ち着いて、平常心っ!)
夜半、人の気配はない――否、あることはある。だが住人は皆寝入っている。
とは言えこの住まい――クー邸にはクー本人をのぞいて父母のみしかおらず、城に住まう数と比べればある意味では無人に等しくも思えた。
そんな静寂の中、ツンは何やら決心をすると扉に手をかけ開いた。床を軋ませて一歩を踏み出し、そうして室内へと踏み込む。
川 - )「…………」
ξ;゚⊿゚)ξ「……クー?」
その部屋はクーの自室で、彼女はベッドに腰かけていた。
ツンが入ってくると何故か一瞬身を跳ねる。遠くから見える彼女の後姿――その耳は赤く染まっていた。
名を呼び、ツンは更にクーへと接近した。
ξ゚⊿゚)ξ、「えっと、その……呼ばれた通りにきたけど……?」
この夜、ツンはクーに呼び出された。
従者が主人を呼び立てるとは何事か――と、ツンが怒ることはない。
招いた理由こそは昼頃の褒美の件だった。
本日、ツンは目覚ましい勢いで熱心に勉学に取り組み、その姿勢にクーは甚く感動をする。
日頃勉強を嫌うツンだが、褒美一つでここまで変わるのか――そう思う程で、クーは自身が口にした手前、褒美の件をどうにかせねば、と悩み続けた。
そうして夕餉になるまで内容は思い浮かぶことはなく、はて、どうすべきか、と更に思考を巡らせると、彼女は一つの答えに行き着いた。
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