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ξ゚⊿゚)ξお嬢様と寡言な川 ゚ -゚)のようです

222 ◆hrDcI3XtP.:2019/10/06(日) 17:45:59 ID:GyYSCP1M0

ξ゚ー゚)ξ「そりゃ好きになるよ、惚れるよ。そもそもわたしだって一目惚れみたいなものだったんだもん。
      そんなわたしを大事に大切に可愛がって……罪なのはどっちかなぁ、クー?」

川;゚ -゚)「うっ……いやしかし、それは、だって、お嬢様っ。わたくしはレディースメイドな訳で――」

ξ゚ー゚)ξ「それで、そういうところ。その可愛いところ……やっぱりずるいのはクーだよ」

 そう言いつつも、ツンはクーの隙をついて彼女の唇に優しく花弁を宛がった。
 一瞬の接触。だが伝う熱と感触は確かなもので、クーは困ったように俯くが、実際はこれ以上恥ずかしい表情を見られまいとしたが為だった。

ξ*^ー^)ξ「……好きだよ、クー」

川//-/)「……っ」

 クーを抱きしめるツン。
 愛を向けられ、更には与えられ、一体子供はどっちなのだろう、とクーは思う。

 既に気持ちは知られている。
 今更取り繕ったところでどうなる――そこまでクーは考えると、一つ、二つと呼吸を整え、そうして一つの決心をした。

川 ///)「わたくしも……好き、です……」

ξ。゚⊿゚)ξ「クー……!」

 それは初めて自発的に口にした愛の言葉だった。ツンはあまりの嬉しさに涙が込み上げてきた。
 そうして二人は改めて抱きしめ合い、互いの気持ちを今一度噛みしめ、その温かな幸福を胸の中に大切に仕舞うのだが――


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