[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
ξ゚⊿゚)ξお嬢様と寡言な川 ゚ -゚)のようです
218
:
◆hrDcI3XtP.
:2019/10/06(日) 17:43:17 ID:GyYSCP1M0
ξ゚⊿゚)ξ「今まで……今までずっとわたしの為に我慢してたんだよね、クー」
川 ゚ -゚)「…………」
ξ-⊿-)ξ「なら、今度はわたしがそれに報いる番なんだっ。だから改めて言うよ、クー。
わたしはクーが好き。大好き。そんなクーを手に入れる為なら、なんだってする!」
川 ゚ -゚)「……お嬢様?」
愛の告白――何度聞いても慣れず、クーの顔は茹でた蛸然り。
しかしどうにもツンの考えていることが分からないクーは、もしや何か悪巧みでもしているのでは、と勘繰る。
ξ゚ー゚)ξ「応えることはできないって言うけどね、クー? 答えを貰ったわたしは絶対にあきらめないよ。
クーを幸せにするし、絶対に手放さないもんねっ」
川 ///)「っ……そんなに言わないでくださいませ、お嬢様っ……」
ξ*゚ー゚)ξ「え? あ……ふふっ。耳まで真っ赤だよ、クー?」
川 ゚ -゚)「……やはりあなた様は酷いお方です」
ξ*゚⊿゚)ξ「そうかな?」
川 - ,-)「そうです……」
クーの胸中にあるのは憎しみや怒りではない。それとは真逆(まさか)の感情――幸福だった。
夢に見ていた。ずっとそうありたいと願い、思っていた。
隠し、秘密にしていたその愛情をツンへと伝え、いつか互いに気持ちを共有できたなら――そんなことを夢に見た。
しかし夢は夢では終わらない。
いつの日かクーは自身の口から夢は見るものであり叶えるものではないと言った。
皮肉か否かはさておき、今の彼女は確かに夢を見て、更には叶えていた。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板