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ξ゚⊿゚)ξお嬢様と寡言な川 ゚ -゚)のようです

142 ◆hrDcI3XtP.:2019/09/29(日) 23:08:11 ID:XAwkQF4U0

川 ゚ -゚)「お嬢様」

ξ゚⊿゚)ξ「なに?」

川 ゚ -゚)「……サラダ、お嫌いで」

ξ;゚⊿゚)ξ「ぎくっ」

川 ゚ -゚)「……如何にお嬢様と言えど、よその家で礼儀や作法を欠くと言うのは――」

ξ;゚д゚)ξ「だ、だって、ビーンズ入ってるんだもんっ……って言うかわざとでしょ、これっ」

 賑やかしい朝の景色。
 普段ならば他にも従者やらが傍につき、そんな者等の視線を前にして一人で食事をとる。

 ツンはそれを不思議な光景とは思わなかった。それが生まれながらに当然だったからだ。
 時に父や親しい間柄の誰ぞかと食事の席を囲む時もあったが、そういう時以外――普通に食事をする分には孤独が常だと思っていた。

 だがこうしてクーと適当な会話をしながら食事をしてみれば、不思議な程にツンは胸の中が温かくなった。
 それと共に幸福もあった。

ξ*゚⊿゚)ξ、(なんか、これってあれみたい。その……新婚さん?)

 クーの手作り料理――食すのは初のことで、実のところ、ツンはかなり待ち遠しく思っていて、食事が並べられるとナイフとフォークを鳴らす程だった。
 が、お叱りを受けては料理も冷めてしまう為、ある程度我慢をしつつ、ようやっとよしの合図を得ると、後は先の反応の通りだった。


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