したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ξ゚⊿゚)ξお嬢様と寡言な川 ゚ -゚)のようです

141 ◆hrDcI3XtP.:2019/09/29(日) 23:07:43 ID:XAwkQF4U0

ξ゚ー゚)ξ「ふふっ……」

川 ゚ -゚)「……? 如何なされましたか?」

ξ゚ー゚)ξ「んー……あのね?」

 ロンドンよりも南に位置するハートフィールド。時期が冬とは言え然程厳しい環境とも言えない。
 そもそも英国の冬は滅多に雪は降らない――地域にもよるが――ので、煩わしいのは肌寒さと高い湿度だけと言える。
 が、ハートフィールドの村は低湿度の様子で、その過ごしやすい環境を気に入ったツンは、早朝の景色に御満悦の様子だった。

ξ゚ー゚)ξ「いいところだねぇ、ハートフィールドって」

川 ゚ -゚)「田舎で御座います」
  _,
ξ゚⊿゚)ξ「そんなことないよっ。のどかで素敵じゃない」

川 ゚ -゚)「娯楽らしい娯楽もありませんよ、お嬢様。明日、明後日と過ごせば早く城に帰参したい、と思うでしょう」
  _,
ξ゚ 3゚)ξ「ぶーっ……別に、娯楽とかはいいよ。何より……こうして朝、ゆっくりとクーと朝ご飯食べられるのって、奇跡に近いしっ。これだけでも儲けものなのっ」

川 ゚ -゚)「……然様で御座いますか」

 そう呟きつつ、クーはパンを口へと運ぶ。
 そのままに咀嚼をすると淹れたてのコーヒーを啜り、一つ呼吸を置くと再度食事の手を進める。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板