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ξ゚⊿゚)ξお嬢様と寡言な川 ゚ -゚)のようです

129 ◆hrDcI3XtP.:2019/09/29(日) 23:01:20 ID:XAwkQF4U0

川;゚ -゚)「私の主様の……ツン・ティレル様だよ、お母さん」

ξ;゚д゚)ξ「ひゃっ、ひゃひめまひひぇっ!」

( ‘∀‘)「……え?」

 無理矢理にツンを己の前へと立たせると彼女の名を口にし、ツンと言えば唐突の出来事に完全に不意を突かれ、改めて挨拶をしたが噛みまくりだった。
 そんな二人のやりとりを目の前で見た母親と言えば――

(;‘∀‘)「なっ……ちょっ、お父さん、お父さーん! 大変! ツンお嬢様がぁっ!」

 何度も目の開閉を繰り返し、更にツンを間近で見ると驚愕に面を塗りつぶす。
 驚愕の限りを尽くすと、躓きながらも旦那の下へと駆けていった。
 玄関に取り残されたツンとクーは互いに大きく息を吐き、そうすると二人して同時に顔を見やる。

ξ゚⊿゚)ξ「……ねぇ、クー? 今のは少し酷いと思うよ?」

川 ゚ -゚)「……そうでしょうか」

ξ#゚⊿゚)ξ「そうでしょうか、じゃないよっ。少しくらいわたしにだって準備とか心構えって言うのが必要なのっ」

川 ゚ -゚)「しかし、あまり遅いと不審に思われます」

ξ#゚⊿゚)ξ「だとしても無理矢理立たせたり、そのっ……」

川 ゚ -゚)「……? なんですか?」

ξ#゚ H゚)ξ「……なんでもないっ」

 無理矢理に肩を掴んで引き寄せるのはずるい、と。ツンはそう言おうと思ったがとどめることにする。

 普段、クーはそう言う無理矢理な真似はしない。ツンの嫌がるだろうことは確実にしない。
 だが先のことと言えば、まるで普段の彼女らしからぬ感じで、更にはその横暴ともとれるやり口がツンを動揺させる。


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