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ξ゚⊿゚)ξお嬢様と寡言な川 ゚ -゚)のようです

113 ◆hrDcI3XtP.:2019/09/25(水) 18:58:28 ID:sdmVb0Qs0



 馬車の中ではのっぴきならない空気が流れていた。
 それと言うのもクーが珍しく怒気を露わにしているからで、そんな彼女の向かいでは、勝手に潜りこんでいたツンが身を縮こませていた。

川 ゚ -゚)「ご自分が何をしているのか理解出来ていますか……お嬢様」

ξ;゚ 3゚)ξ〜♪「ん、んー……なにかな? 何か問題があるのかなぁー……?」

川 ゚ -゚)「ふざけないでください」

ξii゚⊿゚)ξ「ぴぃっ!」

 珍しいまでの剣幕――容赦もないクーの態度にツンは汗を滴らせ、顔を俯ける。

川 ゚ -゚)「再度訊きます。ご自分が、今、どこにいるのか……理解出来ていますか」

ξ;゚ー゚)ξ「え、えぇっとぉ……クーと一緒にお城から遠く離れたどこかの田舎道にいて、馬車の中で揺られてる……?」

川;- -)「……はあぁっ……」

 渋い面をし、更に眉間に指を添えたクーは深く、それはもう深く溜息を吐いた。
 現在、位置はティレル城から一時間ばかり離れた距離だった。
 こうなれば急ぎ引き返しツンを城に連れ戻さなければならない、と思うクー。

川 ゚ -゚)「御者の方……すみませんが急いで城に戻ってください。お願いします」

ξ;゚⊿゚)ξ「ちょっ……クーっ、そんなのってないよっ」

川 ゚ -゚)「それはこちらの台詞です、お嬢様。再度訊ねます。ご自身が何をしているのかちゃんと理解出来ていますか」

ξ;゚⊿゚)ξ「うっ……そ、それはぁっ……」


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