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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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洞穴の壁には、燐光を放つ原生生物のようなものが多数へばり付いていて、
冷たい青の光を放っていた。
まるで宇宙の海を往くような、幻想的な浮遊感を感じながら
その奥へ奥へと、身を潜り込ませていく。
俺は気づくべきだった。
この状況でこんなにも精神が凪いでいることに、
自身の精神の異常が末期まで来ていることを。
やがて狭い洞穴を抜けると、広い空間にたどり着いた。
オオオオオ――という風の響く音が内部を満たしている。
俺は自分のス=クゥが何処に言ったのかと視線を回せる。
そこにふいに声が響いた。
(よくいらっしゃいました"救世主様")
(゚ <_゚ ;)「誰だッ!?」
俺はその声の方向を向こうとして、困惑する。
声に、方向なんて無かった事に気づいたのだ。
声は、俺の頭の中から響いている。
代わりに、風の音が一層強く響いた。
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