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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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川 ゚ -゚)「ギュゥ!」
悲鳴を上げて大きなス=クゥは藻掻く。
短い手足は丸石を掻き出すように動かされ、尻尾は何度も河岸を叩いた。
暴れまわるス=クゥにも動じず、男は腰のサバイバルナイフを引き抜く。
そして、自分の額をス=クゥの額に合わせると、短く何かをつぶやいた。
( ^ω^)「――***** オッ」
その言葉を聞き取ったのか、ス=クゥは暴れるのを止めた。
まるで彼の言葉を反芻するように顔を上げて彼を見つめる。
そして、首を捧げるように、少しだけ伸ばすと、
ぴたりと動かなくなった。
その仕草が、生贄に捧げられる聖女を思わせるようで
静謐で荘厳な儀式が遂行される瞬間のような、
胸が詰まるような思いが湧き上がる。
川 ゚ -゚)「――キューゥ……」
そう短く鳴くと同時、彼の持つ刃が、ス=クゥの喉元にめり込んだ。
ばしゃり。
鮮血が河岸に広がる。
首周りに刃を一周させると、彼はス=クゥの黒髪を掴んで、掲げた。
太陽の光が、血に汚れたその生首を照らす。
淡桃の皮膚と、昏い紅を透かした光は、安物の赤セロハン紙みたいにチープに輝いている。
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