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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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( ФωФ)「*********** ッチ ************** シィー」
尚も好々爺の如き笑みを湛えたまま、族長は杖の先であの建物を指す。
(;‘_L’)「あそこに泊まれ……と」
通訳は族長の笑顔に返すようにひきつった笑みを浮かべながら俺にその内容を説明する。
俺がス=クゥに噛みつかれたにもかかわらず、厚く持て成すような空気に、
なにか裏を感じずにはいられない、そんな表情だ。
俺もこの展開にすべて納得がいっている訳じゃない。
それでも、すぐに処刑されないことと、懐に護身用の武器があることで、
かなり冷静さと広い視野を取り戻してきている。
ともかく目的は"天竺茸"に関する伝承の蒐集だ。
それに加えて、俺はあの『ス=クゥ』も気になり始めている。
オカルトカストリ雑誌の記者として長年やってきた経験と勘が、あの獣と目的の茸の繋がりを示唆していた。
( ФωФ)「*********************** ッチ ************************** ッチ ******** ッチ *********** シィー」
(;‘_L’)「……今日は早く寝ろ、と。何か聞きたいことがあるなら、明日私の家に来い、と言っている」
通訳は雇い主である俺に判断を委ねるような顔をしながらこう伝えた。
気持ちとしては一刻も早くこの場を去り、チンドウィン河を下って元の街へ帰りたいのだろうけど、
あいにく日も完全に落ちた今の時間に、アラカン山脈の大森林を下るのは逆に命を落とす危険が高い。
その二律背反がよく表情に現れていた。
(´<_` )「――ともかく、好意に甘えるとしよう。今後の進退は、一眠りした後に考えよう」
俺はそれだけ言うと、住居へと伸びる木製の階段を上がった。
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