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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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(´<_` )(なんで拳銃をショルダーバッグに入れてたかなぁ……)
護身用にと準備していた拳銃も、背中にあっては即座に使用できなかった。
更に後ろから棍棒で打ち据えられたとあっては、懐にあっても怪しいものだ。
バッグ含むその他装備品は、通訳共々一通り剥ぎ取られ、
身につけるは服と時計と靴のみといった状況だ。
(´<_` )(これは死んだかもな……)
生命の危機が一歩手前まで来ているという状況はあまりにも現実感が無くて
逆に冷静になってしまう。
これが例えば、首刈り用の斧を携えた屈強な男が、鼻息荒く目の前に立っているという、
一歩手前どころか肩組んで、隣に死がやってきた、なんて状況なら震えもするのだろうが。
俺たちが檻に入れられてからゆうに6時間は経過している現状とあらば
恐怖も薄れ、打開の模索に入るというものなのではないか。
――そこまで考えていると、長の住居の入り口にぶら下がっていた藁の簾が上がった。
恐らく俺たちの処遇が決定されたのだろう。
複数人の男が、族長と思われる老人の後ろに従ってこちらへと向かってくる。
広場の篝火の灯が彼らの浅黒い肌にぬらぬらと反射する。
上半身には何も身に着けておらず、
代わりに紅い染料で描かれた文様が筋肉の上を走っていた。
下半身は獣の革と木の繊維をほぐしたと思われる束で作られた腰蓑で覆われていた。
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