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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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次の日の放課後。人気のない、野良猫たちの憩いの場になっている校舎裏。
待ち合わせ時間より少し早めに着いたわたしを待っていたのは。
「……なんで、いるの」
昨日から友達としての存在意義が怪しくなった人たちだった。
「いやー、だって気になるし」
「大丈夫だよ、こっそり隠れてるから!」
野良猫たちを押しのけて木陰に身を隠した彼女たちは、あっけらかんと笑う。
わたしは迷った。もうすぐトソンが来てしまう。彼女たちに差出人がばれてしまう。
いますぐ連絡するか。連絡がとれなかったら直接会いに行って来ないよう伝えるか。
入れ違いになったらそれこそまずいか。だったらいっそ告白の一部始終を見てもらうか。
そうしたら明日からのわたしたちふたりはどうなるのか。
「言っとくけど、ここまで来てるのに帰れとか言うなら絶交だから」
時間がないのに余計な選択肢を増やさないでほしい、とわたしはこの赤の他人に対して思った。
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