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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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人気のない公園にたどり着いて、わたしは息を整えながらスマホを取り出した。
そして、そのまま手紙の差出人へと電話をかける。
だけど、いつまで経っても彼女は出てくれない。
だったら、とメールを送ってみる。すぐに返事をしてほしいとも添えた。
普段ならこれだけやれば何事か、と連絡を返してくれる。
それでも、何回かけても、何通送っても、何の音沙汰もない。
「……当たり前か」
明日告白する相手とまともに話せるわけないし、連絡を返せるわけがない。
そんな簡単なことに気付いたのは、日が暮れ始めて頭が冷えてきたころだった。
「……いま、どこにいるの」
何をやっても届くわけがないから、いっそ口に出してみた。
彼女への恋しさが、雪のようにしんしんと積もっていくだけだった。
「なにしてるの」
ならばいっそ、明日会えるまでにどれだけ積もるか試してみよう。
そして、会えたら全部ぶつけてやろう。
「……トソン」
あなたへの、この曖昧な愛情を。
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