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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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「大好きです。ミセリ」
トソンの指先は熱かった。その熱が空っぽなままのわたしの中身を満たしていく。
満たされ切ったときにはもう、わたしはわたしの形をした誰かだった。
「トソン」
触れた指先を、手のひらを、両手で包み込む。
離さないように。あるいは、逃げられないように。
そのままもぞもぞと布団から這い出て、トソンの眼前にやってくる。
「本当にわたしのこと、好きなの?」
「……愛してます」
まっすぐに見つめて放たれた言葉に、背中を押された気がした。
見えない手が少しずつ、少しずつ私の上半身を押して、トソンとの距離が縮まっていく。
わたしはもう、到底、引き返せないところまで来てしまったんだと悟った。
「……っ」
「ん……」
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