レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
-
「……なんででしょう?」
その自問自答には、いろんな意味が込められていたと思う。
どうしてわたしなのか。どうして好きになったのか。
同性同士なのに、どうして。
「愛する人について考えてて、顔を上げるとミセリがいて」
「うん」
「なぜかわからないけど、この人のことだ、ってピンときました」
「うん」
被った布団の中よりも熱を持ったトソンの言葉。
まだ中身が補充できてないわたしの空虚な相づち。
ふたつが混じって、部屋の中はぬるま湯のような雰囲気に満たされる。
「……好きです」
筆記用具に触れるよりもずっと優しく、トソンの指先がわたしの手に触れた。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板