レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
-
どこで私たちの歯車が狂ったのかと聞かれたら、すぐに答えられる。
あれは、修学旅行の初日の夜の出来事だった。
「じゃ行ってくんねー」
「先生きたらよろー」
「ん……」
男子の部屋にお呼ばれして、意気揚々と出ていく友達たち。
わたしはその背中を見ることもなく、布団をかぶって手を振るだけで見送った。
「……もう大丈夫ですよ」
「ほんと?」
「嘘言ってどうするんですか」
「……ぷはっ」
わたし以外ではひとり部屋に残ったトソンの声に、暑苦しかったかけ布団をようやく引き剥がす。
仮病を使って面倒くさいお誘いを断る作戦は、わたしの演技力とトソンの助演もあって大成功だった。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板