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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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(-_-) 「さて、帰ろっかな」
そう言って、部屋を出ようとした時、僕の目の前に夕陽を浴びてキラキラと輝く黒い何かが躍り出た。
――――――僕はこの日、天使を見てしまった。
頭のお堅い現実主義者の皆は、今から僕が言うことを決して信じないだろう。
なんせ、高校二年生になってもどこかに、宇宙人や髭もじゃの赤服おじさんがいるんじゃないかと、心のどこかで思っていたりするこの僕だって、思わず自分の目を疑ったくらいなんだから。
西洋画なんかでモチーフにされる天使は美しい金髪をしていることが多いが、僕が見た天使は濡れたカラスの羽のような艶やかな黒色の髪をしていた。
ちらりと覗いたワニ口クリップみたいな八重歯なんかむしろ悪魔的だし、翼だって生えちゃいない。
服だって気崩されたどこかの高校の制服だ。皆が思い浮かべる天使とは似ても似つかないだろう。
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