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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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テニスコートほどの書庫は昼間とはうって変わって、全てが不穏に見えた。
暗がりで僅かな光を集めて、鈍く光る金属の調度や細工。巨大な影となった本棚。
昼には格調高く見えた意匠の数々は、異形の生物か何かのように思えた。
認識は感情を反映する。兄者は自分でも気づかぬうちに漠然とした不安を感じていた。
それは焦燥にも似ていたかもしれない。
(; ´_ゝ`) (明かりの場所が分からないな…)
携帯のライトを頼りに、どうにか写真の場所へたどり着く。
しかし、そこには何もなかった。
( ´_ゝ`) (空気中の埃が写り込んだか、それともやはり何かの影だったのだろうか…)
( ´_ゝ`) (しかし、どこかで…)
不意に兄者の頭の中にかかっていた霧が晴れる。
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