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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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ζ(゚ー゚*ζ 「それもやっぱり教育のための歌ではないの?」
( ^ν^) 「いや、うまく説明できないけど、でも違うと思う」
( ^ν^) 「大人も日が暮れたら外にはでなかったから」
夜は外には出ない。
ごく当たり前の光景だったので、村で暮らしていた頃に疑問に思うことはなかった。
本土で暮らして初めて、夜も外で遊んでいいのだと知った。
繁華街のネオンや深夜の雑踏、コンビニエンスストアなどに一々感激していた頃を思い出す。
( ^ν^) 「コンビニすらない田舎だからな、外に出たって仕方ねぇんだ」
ζ(゚ー゚*ζ 「でも、おかしくない?」
( ^ν^) 「何が?」
ζ(゚ー゚*ζ 「誰も夜歩きしないなら」
ζ(゚ー゚*ζ 「どうしてこんなに明るく照らされているの?」
話し込むうちに、すっかり夜の帳が下りていたことに俺は気づいていなかった。
今立ち止まっていたこの場所も、辺りを見渡しても。
昼間の明るさと見紛うほどに煌々と照らされているのである。
光源は、夥しいほど乱立された街灯である。
等間隔に並んだ古びた街灯の間を埋めるように、新旧様々な型の街灯が立ち、我こそはと明るさを競っている。
( ^ν^) 「眩しいな」
ζ(゚ー゚*ζ 「ニュッさんが住んでいた頃からこうだったの?」
( ^ν^) 「いや、わかんねぇ」
( ^ν^) 「この時間、外に出たことはなかったから」
村一番の大通りにまったく人通りがないこの光景に、恐怖を覚えた。
ひとつ息を吸って、彼女の手を取り駆け出した。
無数のスポットライトをくぐり抜け、俺の実家へと走る。
( ^ν^) 「急ごう」
ζ(゚、゚*ζ 「う、うん」
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