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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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間をおかず畳みかけるように言葉を重ねてくる。
ζ(゚ー゚*ζ 「私と結婚出来ればそれでいいってこと?」
ζ(゚ー゚*ζ 「そっかー。私と結婚したいだけなんだね!」
( ^ν^) 「うっせーな……」
ζ(゚ー゚*ζ 「ニュッさん、あの時まんざらでもない顔してたもんねぇ」
( ^ν^) 「分かったから」
( ^ν^) 「質問、答えるから、近い近い」
顔がくっつきそうなほどに詰め寄られ、彼女の肩を押して距離を取る。
そこまで想定済みだったのだろうか。
勝ち誇った顔をして、彼女はまた質問を続けてきた。
ζ(゚ー゚*ζ 「夜歩きしちゃいけないっていうのは、
ニュッさんが子供だったから言われていたんじゃないですか?」
( ^ν^) 「いや」
否定を入れてから、改めて思考を巡らせる。
幼き日々にて、昔の俺はどのような夜を過ごしていたか。
家族は、隣人は、恐ろしい夜をどのように過ごしていただろうか。
( ^ν^) 「それも勿論あるだろうけど、でも、親父とかもそんなこと言われてたし」
( ^ν^) 「あとなんか、歌もあった」
ζ(゚ー゚*ζ 「歌?」
( ^ν^) 「夜に歩くと影が奪われる〜みたいな歌詞の、童謡」
脳裏に浮かぶのは、赤く燃える夕焼け空。
村のあちこちに設置されたスピーカーから一斉に流れ出す、女性の声。
おひさまが帰るよ、ぼくらも帰ろう、背中に長く伸びた影をつかまれる前に。
もう何年も耳にしていないはずのメロディが、勝手に鼻歌になって響きだす。
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