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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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本土の人間は、俺をいじめることはなかった。
ただ、存在すら無いものとして扱われただけだ。
透明人間のような生活を三年も味わえば、故郷を捨てたくもなるだろう。
ζ(゚ー゚*ζ 「ニュッさん、どうしたんですか? お腹減ったの?」
( ^ν^) 「それはお前だろ」
軽く頭をはたいてもまるで応えた様子もなく、彼女はへらへらと笑っていた。
と同時に何やらくぐもった音が聞こえた気がしたが、おそらく空耳だろう。
( ^ν^) 「まったく、不本意だ」
ζ(゚ー゚*ζ 「えー? 今さらそんなこと言わないでよ」
ζ(゚ー゚*ζ 「乗り掛かった舟じゃないの」
( ^ν^) 「けっ」
糞みたいなダジャレを黙殺し、船の進行方向へと視線を向ける。
村の港が目視で確認できるほどに近くまで来ていた。
( ^ν^) 「はぁ……」
憂鬱な心とは裏腹に、夕焼け空は美しい藍色へと染められつつあった。
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