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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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辺り一面に乱雑に本が積まれた部屋を横目に、廊下を挟んで向かい側の部屋へ二人は入る。
テニスコートほどの広さの大部屋で兄者を迎えたのは、大量の古書だった。
格調高い調度品で統一された室内、中央に大ぶりな机と椅子が一式据え置かれ、
その周りに整然と本棚が立ち並ぶ。
( ´_ゝ`) 「これは…」
ξ゚⊿゚)ξ 「夫は生前…熱心に本を集めていました」
ξ゚⊿゚)ξ 「本だけを目的に、海外へ買い付けに行くことも珍しくありませんでした…」
見て回るにもそれなりの労力が必要な規模だった。
中には歴史的価値のありそうな写本や偽書なども見られ、
故人の相当なコレクターぶりを伺わせた。
特に奇書、怪書の類は充実しており、
羊皮紙に手書きという五百年以上前の体裁をとった本も珍しくない。
流石にその真贋までは計りかねたが、これらのコレクションによって、
故人が浪費家として名を成したことは、兄者にも容易に想像できた。
ξ゚⊿゚)ξ 「知人や友人、趣味の仲間に披露することもありました…」
( ´_ゝ`) 「なるほど…」
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