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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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中心には、真っ白の皿の上に、あの日写真で見たとおりの、あの菓子が盛られていた。
底辺に丸みを帯びた、二等辺三角形の三角柱。
一番下に、薄い黄色の海綿層。
その次は美しく光を反射する白い滑らかな層。
赤い果実の断面は、肉眼で見ても分かるくらいに瑞々しかった。
その上にもう一度海綿層があって、その上にはクリームが丁寧に、均一に塗られていた。
最後に、クリームで作られた飾り器がデコレートされていて、
その上に、紅く熟れた果実が、一際素晴らしい芳香を放ちながら、乗っていた。
その脇には蝋燭が立てられ、小さな燈が灯っている。
(*´・_ゝ・`)「わぁ、美味しそうだなぁ」
渦巻く『苦い』も『しょっぱい』もおくびにも出さず、
僕は柔らかに微笑む彼女にそう言った。
(//、^*川「どうぞ、召し上がれ」
いつもと、同じ、彼女の声音に、僕は、すぐにでも、泣き出してしまいたくなる。
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