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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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爪'ー`)「おっとっと、止めてくださいよ。怪しいものですが悪人じゃねぇ」
(´・_ゝ・`)「……物取りなら、相手が悪かったね」
爪'ー`)「知ってますよ。結構噂立ってますぜ、歴戦の焚書士だって」
――なるほど、どうやらコイツは"土竜《ジムグリ》"の類らしい。
普段はコンピューター様の監視の目が届かない通気口や、
地下都市の更に地下を走る下水管の中を住処にしていて、
機密情報の売買や、違法物資の流通、闇市の経営などを生業としているアウトローの総称だ。
(´・_ゝ・`)「僕は、君を知らないけど」
僕は無造作に構えていた銃の先を、
しっかりとそいつの眉間に合わせながら返す。
『僕の特別製の鼻』のことを知られたのであれば、
この場で処刑する必要があった。
この手の輩は情報を元手に強請りも集りもやる。
そして骨の髄までしゃぶり尽くされて気が狂った同僚を一人知っている。
爪'ー`)「怖いなぁ……こわい、こわい」
ひっ、ひっ、と粘ついた笑いに肩を震わせる土竜に、嫌が応にも眉間に皺が寄る。
ただでさえ不愉快な悪臭をその身に纏ったコイツに、馬鹿にされている気分になる。
もう面倒くさいから、いっそ引き金を引いて帰ってしまおうか。
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