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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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その日は大捕物を終えた後で、酷く疲れていた。
有毒図書を所有する"赤《レッド》"階級の市民がミュータント能力を持っていて、
しかもそれが透明になる事ができるなんていう、こと逃亡に関して実に厄介な代物で
追跡と捕縛に予定の数倍以上の時間と人員を割かれたのだ。
しかもその有毒図書というのも、前時代のポルノ雑誌で
一部の職員を除いては、脱力と同時に座り込んでしまうほどの下らなさだった。
珍しいことに、今回の事案に参加した焚書士には明日の特別休暇が与えられ、
その誰もが一日中睡眠でも取ろうという漠然とした決意を胸に帰宅した。
(´・_ゝ・`)(意外とこういう時にトラブルシューティングの指令が入ったりするのが人生なんだよなぁ)
僕は捻くれた考えを抱きながらも、工業区画を抜けようとする。
爪'ー`)「ダンナ」
聞き覚えのない嗄れた声と共に、僕の合皮鞄の端が掴まれた。
咄嗟に、僕は鞄から光線銃を引き抜くと、振り返りざま声の主に突きつけた。
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