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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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(´・_ゝ・`)「ただいま」
(//、`*川「あら、おかえりなさい」
彼女はいつもどおりソファに腰掛け文庫本を読んでいた。
僕が扉を開けると同時に本を閉じて、僕の方に歩み寄る。
その時、一瞬なにかに躓くようによろけはしたが、
すぐに体勢を立て直す。
(//、^*川「ごめんなさい、昼間ワックスを掛けたので滑りやすくなってるんですの」
そう笑いながら、濡れて肌に張り付いた僕の仕事着を脱ぐのを手伝ってくれる。
……なにも変わったところはない。
自分の取り越し苦労に胸を撫で下ろしながら、
それでも一応確かめずには居られなかった。
(´・_ゝ・`)「――今日、君、外出とか……した?」
(//、^*川「あら、いやですわ。私これでも逃亡者ですのよ?」
僕が冗談を言ったと思ったのか、彼女は肩を震わせて笑う。
その笑い声にどこか無機質なものを感じながらも、
僕はそれ以上追求することが出来なかった。
僕の彼女に対する疑念が悟られるのも嫌だったし、
それ以上に、この先に踏み込むことの出来ない壁のものに僕は気圧されていた。
いつも通りの美味しい食事と、楽しい会話。
でも僕はそれに集中できずにいた。
それでも、その内情を知られないように僕は努めて明るく彼女と話した。
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