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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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――ポタ。
胸を押さえる僕の手の甲に、ほのかに温かい水滴が落ちた。
(´;_ゝ;`)「――あ」
僕は、泣いていた。
美味しい、なんて言葉だけじゃ何ページ書いたって足りない。
この味が説明出来ないように、自分の感情にも正しい意味をもたせることが出来ない。
僕は嗚咽を漏らさないように、むりくりに微笑みながら彼女を見る。
(//、-*川「いいんですのよ。本当に美味しいものを食べたら、人は涙を流すものですの」
彼女の冷たい指先が、僕の頬を走る涙の跡に触れた。
そして親指でゆっくりとそれを拭う。
僕は咀嚼を止めることも出来ないままだったけど、
彼女は何度も何度も僕の頬を撫でた。
それが嬉しくて、ありがたくて、涙の方も止まることが無かった。
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