レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
-
(//、^*川「これはまた、随分とお可愛いものを」
先程までの震えた声と不安の表情をすっかり消して、彼女は笑う。
どうやらこの料理は男性市民が口にするのは恥ずかしい類のものらしい。
(´・_ゝ・`)「この料理を知ってるのかい?」
(//、`*川「これは、『スイーツ』と呼ばれる菓子類ですわ」
(´・_ゝ・`)「菓子……」
いくつかの図書にその言葉が出てきたのを思い出す。
ちょっとした空腹を満たすための、甘い料理という説明だった気がする。
なるほど写真をよく見てみれば、確かに横に添えられたフォークと大きさを比べると
それほど食いでのある料理では無いらしいことが分かる。
(//、`*川「旧時代に、女性が好んで食べたモノですわよ」
(;´・_ゝ・`)「そ、そうなのかい? でもこんなにキレイなものに、男も女もないさ」
ロマンチストですのね、と彼女はもう一度口元に手を添えた。
その笑みが終わると、彼女は僕に背を向けて、
人工食糧が保管されている戸棚の前まで歩む。
そしていつもの食事の準備と同じ様に、皿の上にそれを盛り付けると、
テーブルの上、開かれたレシピ本の隣に置いた。
.
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板