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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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単純な話だ。
今までの彼女との会話の中で、僕からクリアランス違反の話をすることはあっても、
彼女から新しく知り得る様な情報を開示されたことは一切なかった。
それは彼女の思いやりだ。
あるいは単にロボットしての原則従っているのかもしれないが
ともかく彼女が僕をご主人様と呼んでいるということは、
少なくとも僕の立場を危うくするような行為は一切出来ないということなのだろう。
味の話も、再現も、僕が僕のクリアランスで知り得る範囲である
"五基本味"の中だけで行われてきた。
美味人形の存在だって、
そういうものが上流階級にはあるという事は下級市民にも開示されている。
だが、そこまでだ。
この世界に"五基本味"以外の味があり、
それらを組み合わせて更なる美味を生み出せるという事は
最上階級でしか知り得ない情報だ。
本をくすねて、クリアランス外の情報を持つ僕ですら
何故か遠いおとぎ話のように思っていた。
だから現実にしようなんて一度も考えなかった。
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