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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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(´・_ゝ・`)「それで、知識の話だけどね……」
僕は彼女の頭の上に乗せっぱなしだった手を離すと、
ベッドが置かれた部屋の隅へ向かう。
簡素な組み立て式のスプリングベッドと、その隣に小さなキャビネット。
僕はそのキャビネットの上に掛けられていた、題名のない風景画の収まった額を外す。
その下からは、ダイヤル錠が付いた金庫の扉が顔を覗かせる。
(//、`*川「まぁ」
彼女は僕の背中に感嘆の声を投げる。
ちょっと得意になりながらダイヤルを右へ左へひねると、
カチリという錠の外れる音がして、金庫の扉が少し浮いた。
そのまま取っ手に手を掛けて扉を引くと、中からエタノールに似た揮発臭が漏れる。
そこには、僕の数百冊に及ぶ蔵書が収納されていた。
(´-_ゝ・`)「これが、僕が小悪党たる所以さ」
(´・_ゝ・`)「市民から回収した図書で、気に入ったものがあれば、こうやってこっそり持って帰ってきちゃうんだ」
(//、`*川「ご主人はお持ち帰りが得意ですのね」
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