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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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そのまま彼女は続ける。
(//、`*川「それを言うと、ご主人も随分と博識ですわね」
(//、`*川「私が監視ボットでしたら階級を逸脱した知識の所有の名目の下、即処刑ですわよ?」
(´・_ゝ・`)「ははっ、怖いことを笑顔で言うなぁ」
(´-_ゝ-`)「仕事柄、そういう知識に触れる事が多いんだよ」
(//、`*川「終ぞお聞きしませんでしたけど、ご主人は何のお仕事をされてますの?」
(´・_ゝ・`)「"焚書士"だよ」
(//、`*川「焚書――ですの?」
(´・_ゝ・`)「まぁ、本に限った話じゃないけどね」
(´・_ゝ・`)「この都市の規律を乱し、治安を害する有毒図書を探して、燃やしてしまうのさ」
(//、`*川「本――なんてこの都市にまだあるんですの?」
(´・_ゝ・`)「ある場所には、ね」
(´・_ゝ・`)「さっきも言ったけど、市民たちは多かれ少なかれ規則を犯しているものだ」
(´・_ゝ・`)「軽く叩いただけでホコリが舞う、そんな奴らばっかりさ」
(//、`*川「それでも、随分骨の折れる作業に思えますわ」
(//、`*川「市民の皆様だって、許可なく図書を保有していれば
処刑されることが分かっているでしょうから、必死に隠しますわよね?」
(´-_ゝ-`)「そうだねぇ……」
(´・_ゝ・`)「――でも、あいにく僕の鼻は特別製でね」
(´・_ゝ・`)「古くなった紙の匂いや、色褪せたインクの香りなら、100m先でも嗅ぎつけられる」
(//、`*川「すごいんですのね」
(´・_ゝ・`)「まぁ、これもバレたら処刑間違い無しの特殊能力だけどね」
(//、`*川「綱渡り稼業ですのね」
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