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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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だけど。
「……ごめん。僕は、食べない。食べられない」
「……どうしてですか?」
デレちゃんが机の上に置いていた拳をぎゅっと握りしめた。
小刻みに震えるほどに力が込められているのが見て取れる。
「お姉ちゃんと約束したんじゃないんですか」
「確かに僕はあの日、ツンと約束した。君を食べるって」
「だったら!」
「嘘をついた。僕は初めから、約束を守るつもりなんて、なかった」
デレちゃんは目を丸くしたそのあとで、眉間にきゅっとしわを寄せた。
その眼差しに込められているのは、怒り。
大好きな姉との約束を破り、故人の想いをないがしろにした、僕への怒りだ。
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