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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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「どうぞ、これを」
ことり、と音を立てて、デレちゃんは白い粉の入った小さな小瓶を机に置いた。
大きさは彼女の親指とほぼ変わらないから、それほど大きくはない。
「……それにしても、よかったのかお?」
「なにがですか?」
きょとんとした表情はツンと双子だとは思えないほど柔和だ。
それを彼女は自分には可愛げがない、なんて気にしていたことを思い出した。
「デレちゃんひとりで来て。おじさんとおばさんも来るものだと思っていたんだけど」
「お父さんとお母さんは、家で待ってます。大勢で押しかけても迷惑だろうし、って。それに……」
言い淀んで、デレちゃんは小瓶に視線を落とした。
かつて姉にそうしていたように、助けを求めているかのようだった。
「あんまり内藤君には重く考えないでほしいから、って言ってました」
「そう、かお」
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