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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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九畳ほどの部屋は雑然としていた。
デスクを囲むように備え付けられた書類棚は満杯で、
収まりきらなくなったファイルがあたりに積み上げられては、
そこかしこで崩れている。
事務所めいた部屋は同時に生活感が見て取れ、
脱ぎ捨てられた服が応接用の長椅子に掛かり、弁当の容器がゴミ箱に溢れて、
しばらく客足が遠のいてることは明らかだった。
結局、この依頼を逃す手はないのだ。
三日後の約束を前に、兄者は焦点を合わせ直す。
( ´_ゝ`) 「んー……」
一つ伸びをして、背後の冷蔵庫から氷を取り出し、小さな火傷痕に当てる。
それから兄者は、依頼を受けるか判断するための予備調査に取り掛かった。
薄暗い居間兼事務所は他に人影もなく、窓の外では夕闇が街に広がっていた。
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