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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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彼に転機が訪れたのは、上司に勧められた見合いの席についたときだった。
川 ゚ -゚)「初めまして。素直クールと申します。
友人にはクーと呼ばれています」
( ・∀・)「……」
お辞儀と同時に艶やかな髪が肩へ流れてゆくのを目にし、
思考は瞬きほども時間をかけずして消え去った。
髪だけではない。
落ち着いた声も、ちらりと見えた青をわずかに垂らした黒の瞳も、
細身の体によく似合う服装も、頭を下げるその所作さえ、
モララーの思考を押しのけ、心や脳の全体を占領してしまう。
川 ゚ -゚)「あの……?」
(;・∀・)そ「あ、はい!
すみません。少し、ぼーっとしてしまいまして」
相手からの無言に、クールと名乗った女性は戸惑いの表情を浮かべる。
窺うような声に正気を取り戻したモララーは、
一言謝罪を入れ、自身の紹介へと移っていく。
( ・∀・)「私は良野モララーと申します。
本日はこのような場を用意していただき、光栄です」
川 ゚ -゚)「こちらこそ。いつまでも独り身の私を心配し、
母が都合してくれたのですが、あなたのような人と会えるのであれば、
もっと早くに見合いというものを受け入れても良かったかもしれません」
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