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( ^ω^)文戟のブーンのようです[3ページ目]
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鍋やテーブルに用意された食事を温めるのはいつものこと。
出来立てを食べるときは母がずれた時間にとるのがモララーにとっての日常であった。
( ・v・)「うるさいなぁ……。
ボクはひとりでごはんをたべたいのに」
何が好きか、一口欲しい、
他愛もない雑談、騒がしい周囲というのは、
彼にとって非日常でしかなかった。
周囲から浮いた状態は中学を卒業するまで続き、
その間に人との関わり方をよくよく学んだモララーは、
遠くの高校へ入学することで新たな人生をスタートさせた。
大勢で囲む食事の美味さを理解できぬことで支障を感じたことはない。
一生をかけて望まねばならぬ疑問点ではあるが、
思考をめぐらせることを苦に思わぬモララーにとって、
些細かつ難解な疑問というものは人生の友も同然。
世間体のために隠さねばならぬ事項ではあれど、
唾棄し、絶望するようなモノには成り得ない。
成人して数年んが経つ今も過去の実験、検証の結果を元に思考を働かせている。
機会があれば両親や、全くの他人との食事というものも試してみるべきだろう。
好奇心の尽きぬ人生は素晴らしい。
モララーは己の奇異性に感謝すらしていた。
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