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とある英雄譚のようです
22
:
名無しさん
:2018/04/22(日) 21:01:39 ID:G.gIoQVo0
>2
黒く澱んだ空の下、二つの存在が向かい合っていた。
一つは人間の姿。もう一つは、それを丸呑みできそうなほどもある黒い龍。
苛立ちが込められた羽搏き一つで、塵と灰が嵐のように吹き荒れる。
( ФωФ) 「……そこを退くつもりはないのか?」
「俺の国を許可なく通っておいてそれか?」
近くの山が噴火し、紅く輝く溶岩が大気を震わせる。
黒く焼けただれた地上に、絵の具を落としたのように拡がる灼熱。
自然の暴威の前には、頑強な身体を持つ龍属ですら容易くその命を失ってしまう。
故につけられたこの地の名前は、死の大地。
( ФωФ) 「何百年前からの話だ? 少なくとも千年前は違ったと思うが」
「大口をたたきおる。精霊術師程度が」
( ФωФ) 「暴龍ヴィオレンサ。次は無い」
「やってみるがいい」
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