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とある英雄譚のようです

200名無しさん:2018/04/24(火) 12:47:01 ID:JZ..YL360

('A`) 「偶然さ。その時に龍王と契約したのさ。
     龍王の龍魂を獣の使い手で生まれる子供に授けるとな」

( ・∀・) 「じゃあ、あんたがダディクールの言っていた魔術師」

('A`) 「俺の魔術でも協力はしたが、お前にその力を宿した転生もどきは龍王の力だ。
     勘違いで恨むなよ」

( ・∀・) 「むしろ感謝しているさ。あいつを殺すだけの力をもらったんだ」

('A`) 「残念だがな。龍王はお前よりもずっと上手だ。憎しみでその力を扱えない様になっている。
     先程の攻撃、思っていたよりも威力が出なかっただろ?」

( ・∀・) 「なんで……」

('A`) 「自らの力が悪用されるのを防ぐためだ」

( ・∀・) 「正当な復讐が悪用だと……!」

('A`) 「少なくとも龍王はそう決めた。
     もはや意思もないだろうが、お前の中に彼は確かに存在している」

( ФωФ) 「なぜ龍王は自らの力をその少年に託したのだ」


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