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( ^ω^)遊戯王BOONRAINS(´・ω・`)

416 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 14:47:58 ID:THxhvVbs0
川 ゚ -゚)「……唐突だが、君に問う」

('A`)「ん?」

川 ゚ -゚)「私の次の一手が読めるか?」

('A`)「うーん……そうだな。《月光彩雛》の効果から察するに、墓地に送った《月光黄鼬》を何らかの手段で蘇生させて、フィールドの2体で融合……とか?」

川 ゚ -゚)「……フッ」

川 ゚ -゚)「その先を見通す力、さすがだな。このステージに立つだけのことはある」

川 ゚ -゚)「だがその答えはパーフェクトではない。なぜならそれは、君がまだ人間の到達しうるまでの限界しか体感してこなかったからだ」

('A`)「……つまり、どういうことだ?」

川 ゚ -゚)「私は手に入れたのさ。人智を超えた領域の力をな……これが全ての答えだ」

417 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 14:48:59 ID:THxhvVbs0
川 ゚ -゚)「────ペンデュラムモンスター、《月光虎(ムーンライト・タイガー)》を発動」

《月光虎》
ペンデュラム・効果モンスター
星3/光属性/獣戦士族/攻1200/守 800
【Pスケール:青5/赤5】
(1):1ターンに1度、自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
【モンスター効果】
「月光虎」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、 自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。


\(^o^)/ (来たか……!)

418 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 14:49:39 ID:THxhvVbs0
ξ;゚⊿゚)ξ ミセ*;゚ー゚)リ「!?」

( ;^ω^)「お?」

(,,;゚Д゚)「何だ……あのカード!?」

ザワザワ……ザワザワ……


||;‘‐‘||レ「か、会長!何ですかあのカードは!?」

( ゚д゚ )「……」

||;‘‐‘||レ「会長ー!」

( ゚д゚ )「あっ、失礼……私も見たことのないカードだったのでつい、呆気に囚われてしまいました」

||;‘‐‘||レ「何と!会長も知らない謎のカードが発動されてしまいました!このデュエル、一体どうなってしまうのか!?」

419 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 14:52:08 ID:THxhvVbs0
(;´・_ゝ・`)「あれは……!」

( ノAヽ)「我々のサプライズは楽しんでいただけましたか、盛岡先生?」

(´;・_ゝ・`)「くっ……」


(;'A`)「ペンデュラム?そんなカード、見たことも聞いたこともないぞ……」

(;'A`) (……落ち着け。相手をよく観察して、見極めろ……!)

('A`)「ペンデュラムモンスターか。その規格、挙動から察するに、モンスターでありながら魔法カードの能力を有した新カテゴリってところだな?」

川 ゚ -゚)「ほう。一目見ただけでその性質を見破るとは」

川 ゚ -゚)「相変わらず優秀だな、君は。だが相変わらず、人間の思考する領域は逸脱出来ていない」

('A`)「っ……」

420 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 14:53:46 ID:THxhvVbs0
川 ゚ -゚)「融合、シンクロ、エクシーズ。この系譜に、新たな名前を刻むモンスター……それが、ペンデュラムモンスターだ」

川 ゚ -゚)「行くぞ。月光虎の効果を発動。1ターンに1度、墓地に存在するムーンライト、イエロー・マーテンを蘇生させる」(DEF:2000)

《月光黄鼬》
効果モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻 800/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが手札・墓地に存在する場合、 「月光黄鼬」以外の自分フィールドの「ムーンライト」カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを持ち主の手札に戻し、このカードを守備表示で特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。 (2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから「ムーンライト」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

川 ゚ -゚)「────手札より魔法カード、《融合》を発動する」

421 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 14:55:29 ID:THxhvVbs0
川 ゚ -゚)「フィールドのイエロー・マーテン、イエロー・マーテンとなったカレイド・チックの2体で融合召喚」

川 ゚ -゚)「月の引力に導かれ、現れろ出でよ。 月明かりに舞い踊る美しき野獣……レベル7、《月光舞猫姫(ムーンライト・キャット・ダンサー)》!」(ATK:2400)

《月光舞猫姫》
融合・効果モンスター
星7/闇属性/獣戦士族/攻2400/守2000
「ムーンライト」モンスター×2
(1):このカードは戦闘では破壊されない。 (2):1ターンに1度、自分メインフェイズ1に このカード以外の自分フィールドの「ムーンライト」モンスター1体をリリースして発動できる。 このターン、相手モンスターはそれぞれ1度だけ戦闘では破壊されず、 このカードは全ての相手モンスターに2回ずつ攻撃できる。 (3):このカードの攻撃宣言時に発動する。 相手に100ダメージを与える。

( ^ω^)「さっそく決めてきたお、融合召喚!」

川 ゚ -゚)「融合素材となった2体の効果を発動。イエロー・マーテンによりデッキからムーンライトカード、《月光輪廻舞踊(ムーンライト・リンカーネーション・ダンス)》と彩雛により墓地から《融合》を手札に加える」

422 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 15:00:43 ID:THxhvVbs0
川 ゚ -゚)「さらに墓地のイエロー・マーテンの効果を発動。フィールドのムーンライト、《月光虎》を手札に戻し、自身を特殊召喚」(DEF:2000)

川 ゚ -゚)「ペンデュラムモンスター、《月光虎》を再び発動。1度フィールドを離れたことで、効果を再度使用することが出来る。墓地のカレイド・チックを特殊召喚」(ATK:1400)

川 ゚ -゚)「特殊召喚されたムーンライトは効果自体は無効化されるが、効果の発動とコストは有効となる。《月光彩雛》の効果を発動、デッキから《月光紫蝶(ムーンライト・パープル・バタフライ)》を墓地へ送る」

||‘‐‘||レ「Bクラス、水治選手!融合召喚の後も、カード効果を駆使して堅実にリソースを確保していきます!」

('A`)「だがお生憎様、せっかく融合召喚しても攻撃力は俺のブルーアイズには届いていないぜ」

川 ゚ -゚)「届かせるさ。永続魔法、《強者の苦痛》を発動する」

423 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 15:01:20 ID:THxhvVbs0
《強者の苦痛》
永続魔法
(1):相手フィールドのモンスターの攻撃力は、 そのモンスターのレベル×100ダウンする。

川 ゚ -゚)「君のモンスターの攻撃力は、そのレベル1つにつき100ダウンする」

('A`)「なるほどな……」

青眼の白龍 (ATK:3000→2200)

川 ゚ -゚)「《月光舞猫姫》の効果を発動。イエロー・マーテンをリリースすることでこのターン、相手モンスターは1度だけ、戦闘では破壊されない」

川 ゚ -゚)「そしてキャット・ダンサーはこのターン、相手モンスター全てに2回ずつ攻撃することができる」

川 ゚ -゚)「待たせたな、バトルフェイズだ。キャット・ダンサーでブルーアイズを攻撃」

月光舞猫姫(ATK:2400) → 青眼の白龍(ATK:2200)

424 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 15:01:57 ID:THxhvVbs0
川 ゚ -゚)「ブルーアイズはまだ破壊させない。さらにキャット・ダンサーは攻撃するとき、相手に100の効果ダメージを与える」

('A`) LP:8000 → 7900 → 7700

川 ゚ -゚)「2度目の攻撃だ、キャット・ダンサー」

月光舞猫姫(ATK:2400) → 青眼の白龍(ATK:2200)

('A`)「ブルーアイズが……」(LP:7700 → 7600 → 7400)

川 ゚ -゚)「2度目の戦闘が終わったことにより、ブルーアイズは破壊される。キャット・ダンサーで続けてセットモンスターに攻撃」

('A`)「セットモンスターは《太古の白石(ホワイト・オブ・エンシェント)》だ」

425 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 15:02:40 ID:THxhvVbs0
《太古の白石》
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/ドラゴン族/攻 600/守 500
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。 デッキから「ブルーアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。 (2):墓地のこのカードを除外し、 自分の墓地の「ブルーアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に加える。

月光舞猫姫(ATK:2400) → 太古の白石(DEF:500)

('A`) LP:7400 → 7300

川 ゚ -゚)「もう一度攻撃する」

('A`)「地味だが痛いなこれは……」(LP:7300 → 7200)

川 ゚ -゚)「さらにカレイド・チックでダイレクトアタック」

('A`)「むう……」(LP:7200→5800)

426 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 15:03:23 ID:THxhvVbs0
||‘‐‘||レ「水治選手!ブルーアイズを相手に臆せず攻め立て、着実にダメージを稼いでいきます!」

||‘‐‘||レ「エースを失った槍田選手、ここから巻き返せるか!?」

川 ゚ -゚)「さぁ、どう出る。カードを1枚セットしてターンエンドだ」

('A`)「……墓地へ送られた《太古の白石》の効果を発動!デッキからブルーアイズモンスターを特殊召喚する!」

川 ゚ -゚)「!」

('A`)「現れろ、《白き霊龍》!」

《白き霊龍》
効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカードはルール上「ブルーアイズ」カードとしても扱う。 (1):このカードは手札・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。 (2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、 相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを除外する。 (3):相手フィールドにモンスターが存在する場合、 このカードをリリースして発動できる。 手札から「青眼の白龍」1体を特殊召喚する。 この効果は相手ターンでも発動できる。

427 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 15:04:00 ID:THxhvVbs0
('A`)「このカードはルール上、ブルーアイズカードとしても扱う。そして召喚・特殊召喚したとき 、相手の魔法・罠カードを1枚ゲームから除外する!対象は《強者の苦痛》だ!」

(*゚ー゚)「これで攻撃力が元に戻るね!」

◇◇◇◆◇ :('A`) 5800
□□③□□ 手札:2枚

□②③□□ :川 ゚ -゚) 8000
◇◆◇◇⑩ 手札:3枚

③白き霊龍

②月光彩雛 ③月光舞猫姫
⑩月光虎

('A`)「あんたの実力はだいたいわかった。悪かったな……少しばかり、自分の力を出し惜しみしていた」

('A`)「だがそれもここまでだ。これより、伝説の名の通り戦う!俺のターン、ドロー!」(手札:3)

川 ゚ -゚) (来る……!)

428 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 17:21:10 ID:THxhvVbs0
('A`)「チューナーモンスター、《青き眼の賢士》を召喚!」

《青き眼の賢士》
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守1500
「青き眼の賢士」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。 デッキから「青き眼の賢士」以外の光属性・レベル1チューナー1体を手札に加える。 (2):このカードを手札から捨て、自分フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを墓地へ送り、デッキから「ブルーアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。

(,,゚Д゚)「チューナー……!」

('A`)「効果を発動!デッキから光属性のレベル1チューナー《伝説の白石(ホワイト・オブ・レジェンド)》を手札に加える!」

《伝説の白石》
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/ドラゴン族/攻 300/守 250
(1):このカードが墓地へ送られた場合に発動する。 デッキから「青眼の白龍」1体を手札に加える。

429 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 17:26:14 ID:THxhvVbs0
('A`)「この《伝説の白石》を捨て、魔法カード《調和の宝札》を発動!」

《調和の宝札》
通常魔法
(1):手札から攻撃力1000以下のドラゴン族チューナー1体を捨てて発動できる。 自分はデッキから2枚ドローする。

('A`)「カードを2枚ドロー。そして……《伝説の白石》の効果を発動!デッキから2体目の《青眼の白龍》を手札に加える!」

('A`)「墓地の《太古の白石》の効果も発動だ!自身をゲームから除外し、墓地にいる1体目の 《青眼の白龍》を手札に加える!」

||‘‐‘||レ「槍田選手、物凄いスピードでデッキと手札を潤滑させています!」

('A`)「全てはこのカードへの布石だ!セットカードオープン、《手札抹殺》!」

《手札抹殺》
通常魔法
(1):手札があるプレイヤーは、その手札を全て捨てる。 その後、それぞれ自身が捨てた枚数分デッキからドローする。

430 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 17:26:59 ID:THxhvVbs0
('A`)「さぁ、手札交換の時間だ。あんたが今握っている融合もしっかり捨てて貰うぜ?」

川 ゚ -゚)「む……」

('A`)「ここからだ!魔法カード、《ドラゴン・復活の狂奏》を発動!」

《ドラゴン・復活の狂奏》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、 ドラゴン族の通常モンスターを含む、自分の墓地のドラゴン族モンスターを2体まで対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。

('A`)「こいつは俺のフィールドに魔法使い族が存在するときに、墓地のドラゴン族2体を復活させる!」

('A`)「蘇れ!2体の青眼の白龍!!」(ATK:3000・ATK:3000)

431名無しさん:2019/02/15(金) 19:57:37 ID:DOUw9kRo0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

432 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 21:36:15 ID:ejqlEm0k0
||‘‐‘||レ「な、なんと!あの“青眼の白龍”を2体もフィールドに揃えてしまいました!」


( ^ω^)「壮観だお……!」

ξ゚⊿゚)ξ「このままやっちゃいなさーい!」


川 ゚ -゚)「面白い。なかなか豪快な戦術だ」

('∀`)「それは良かったぜ。だが、これからもっと面白いものを見せてやるよ!」

('A`)「俺のフィールドにいる2体の青眼の白龍……この2体で、融合召喚!!」

川 ゚ -゚)「《融合》なしで……融合召喚だと」

('A`)「比類なき双頭の龍よ!更なる高みへ、我が手に勝利をもたらせ!」

('A`)「融合召喚!レベル10、《青眼の双爆裂龍(ブルーアイズ・ツイン・バースト・ドラゴン)》!!」(ATK:3000)

433 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 21:36:59 ID:ejqlEm0k0
《青眼の双爆裂龍》
融合・効果モンスター
星10/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。 ●自分のモンスターゾーンの上記カードを墓地へ送った場合に エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。 (1):このカードは戦闘では破壊されない。 (2):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。 (3):このカードの攻撃によって相手モンスターが 破壊されなかったダメージステップ終了時に発動できる。 その相手モンスターを除外する。

('A`)「続けて行くぞ!レベル8の白き霊龍に、レベル1の青き眼の賢士をチューニング!」

('A`)「儚くも麗しき英霊の祈りが、勝利の記憶を呼び覚ます!いま、神秘の大空に飛び立て!」

('A`)「シンクロ召喚!レベル9、《青眼の精霊龍(ブルーアイズ・スピリット・ドラゴン)》!!」(DEF:3000)

434 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 21:37:50 ID:ejqlEm0k0
《青眼の精霊龍》
シンクロ・効果モンスター
星9/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
チューナー+チューナー以外の「ブルーアイズ」モンスター1体以上
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 お互いに2体以上のモンスターを同時に特殊召喚できない。 (2):1ターンに1度、墓地のカードの効果が発動した時に発動できる。 その発動を無効にする。 (3):S召喚したこのカードをリリースして発動できる。 エクストラデッキから「青眼の精霊龍」以外の ドラゴン族・光属性のSモンスター1体を守備表示で特殊召喚する。 そのモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。 この効果は相手ターンでも発動できる。

( ^ω^)「融合召喚に続けて……」

(,,゚Д゚)「シンクロ召喚までやってのけるとはな……」

||‘‐‘||レ「槍田選手!ここで、融合、シンクロのエースを呼び出して来ました!」

435 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 21:39:57 ID:ejqlEm0k0
('A`)「安心しな。復活の狂奏を発動したターン、相手が受ける全てのダメージは0になる」

('A`)「まだまだデュエルは始まったばかりだからな。バトルフェイズ!《青眼の双爆裂龍》でキャット・ダンサーを攻撃!」

川 ゚ -゚)「残念だな。キャット・ダンサーは戦闘では破壊されない」

('A`)「それは……どうかな?」

川 ゚ -゚)「?キャット・ダンサーが……消えてゆく」

('A`)「ツインバーストドラゴンの効果が発動したのさ。こいつとの戦闘で破壊されなかったモンスターはダメージステップ終了後、ゲームから取り除かれる!」

('A`)「さらにツインバーストドラゴンは1ターンに2回モンスターに攻撃できる!カレイド・チックに追加攻撃だ!」

川 ゚ -゚)「破壊されるが……ただでは転ばない。トラップ発動、《月光輪廻舞踊(ムーンライト・リンカーネーション・ダンス)》」

436 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 21:40:47 ID:ejqlEm0k0
《月光輪廻舞踊》
通常罠
「月光輪廻舞踊」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。 デッキから「ムーンライト」モンスターを2体まで手札に加える。

川 ゚ -゚)「デッキから《月光翠鳥(ムーンライト・エメラルド・バード)》、2枚目の《月光黄鼬》を手札に加える」

('A`)「そう来ないとな。メイン2に移行、速攻魔法《超再生能力》を発動!」

《超再生能力》
速攻魔法
(1):このカードを発動したターンのエンドフェイズに、 このターン自分の手札から捨てられたドラゴン族モンスター、 及びこのターン自分の手札・フィールドからリリースされたドラゴン族モンスターの数だけ、 自分はデッキからドローする。

('A`)「このターン、調和の宝札により《伝説の白石》、手札抹殺により《青眼の白龍》2体に加え、《霊廟の守護者》の計4体のドラゴン族が手札から捨てられている」

437 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 21:42:04 ID:ejqlEm0k0
('A`)「カードを3枚セットし、エンドフェイズ。デッキからカードを4枚ドロー!ターンエンドだ」

◇◆◆◆◇ :('A`) 5800
□□③④□ 手札:4枚

□□□□□ :川 ゚ -゚) 8000
◇◇◇◇⑩ 手札:5枚

③青眼の双爆裂龍 ④青眼の精霊龍

⑩月光虎


||‘‐‘||レ「融合、シンクロモンスターで怒涛の反撃を見せた槍田選手!LPこそ減らされているものの、万全の体勢で水治選手を迎え撃ちます!」


(,,゚Д゚)「一見、槍田が優勢に見えるが、相手は水治だ……あいつは手強いぞ」

( ^ω^)「見たことがあるのかお?あの人のデュエルを」

438 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 21:43:12 ID:ejqlEm0k0

(,,゚Д゚)「まぁな、直接対決はまだだが。あいつはどんな劣勢でも一気に戦況をひっくり返す強さを持っている。そのまま勝負を決めちまう試合も何回かあったな」

( ^ω^)「ドクオはここからが踏ん張りどころってことかお……」


川 ゚ -゚)「私のターン」(手札:6)

川 ゚ -゚)「融合、シンクロのエースに加えてセットカードが3枚。おまけに手札も十分ににある、か」

川 ゚ -゚) (……いいだろう。この1ターンで、その堅陣に風穴を空けてみせる)

川 ゚ -゚)「墓地の《月光紫蝶》をゲームから除外して効果を発動。手札から《月光翠鳥》を特殊召喚だ」(DEF:1000)

439 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 21:43:56 ID:ejqlEm0k0
《月光紫蝶》
効果モンスター
星3/闇属性/獣戦士族/攻1000/守1000
「月光紫蝶」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、 自分フィールドの「ムーンライト」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。 (2):墓地のこのカードを除外して発動できる。 手札から「ムーンライト」モンスター1体を特殊召喚する。

《月光翠鳥》
効果モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1200/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 手札から「ムーンライト」カード1枚を墓地へ送り、自分はデッキから1枚ドローする。 (2):このカードが効果で墓地へ送られた場合、 自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、 「月光翠鳥」以外のレベル4以下の「ムーンライト」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

川 ゚ -゚)「《月光翠鳥》の効果を発動。手札から《月光黄鼬》を墓地へ送り、カードを1枚ドロー」

440 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 21:44:25 ID:ejqlEm0k0
川 ゚ -゚)「効果で墓地へ送られたことで、《月光黄鼬》の効果も発動する。デッキからムーンライトカードを……」

('A`)「待った!《青眼の精霊龍》の効果を発動だ。墓地でカード効果が発動したとき、それを無効にする!」

川 ゚ -゚)「いいだろう。ならば手札から《月光白兎(ムーンライト・ホワイト・ラビット)》を召喚。そのモンスター効果で、墓地のムーンライト、《月光彩雛》を復活させる」(ATK:800・DEF:800)

《月光白兎》
効果モンスター
星2/闇属性/獣戦士族/攻 800/守 800
(1):このカードが召喚に成功した時、「月光白兎」以外の 自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。 (2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの「ムーンライト」カードの数まで、 相手フィールドの魔法・罠カードを対象として発動できる。 そのカードを持ち主の手札に戻す。

川 ゚ -゚)「さらに《月光白兎》のもうひとつの効果を発動。自身以外のフィールドのムーンライトの数だけ、相手の魔法・罠カードを手札に戻す」

441 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 21:45:03 ID:ejqlEm0k0
川 ゚ -゚)「私のフィールドには《月光紫蝶》で特殊召喚した《月光翠鳥》、《月光白兎》で復活させた《月光彩雛》」

川 ゚ -゚)「そして、ペンデュラムモンスターの《月光虎》。3体のムーンライトが存在する。君のセットカードを全て手札に戻して貰おう」

('A`)「……それにチェーンして《青眼の精霊龍》をリリースし、その効果を発動!」

('A`)「さらに、これにチェーンしてトラップカード、《戦線復帰》!」

('A`)「対象は今リリースした《青眼の精霊龍》だ!」

川 ゚ -゚)「なるほどな……私に発動するカードはない」

('A`)「よし。チェーン終了、逆順処理により《戦線復帰》の効果から解決される。墓地から《青眼の精霊龍》を守備表示で特殊召喚!」(DFE:3000)

442 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 21:45:37 ID:ejqlEm0k0
('A`)「続けて《青眼の精霊龍》の効果だ。S召喚した自身をリリースすることで、EXデッキから光属性のドラゴン族シンクロモンスターを特殊召喚する!」

('A`)「現れろ!レベル9、《蒼眼の銀龍》!!」(DEF:3000)

《蒼眼の銀龍》
シンクロ・効果モンスター
星9/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
チューナー+チューナー以外の通常モンスター1体以上
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。 自分フィールドのドラゴン族モンスターは次のターンの終了時まで、 効果の対象にならず、効果では破壊されない。 (2):自分スタンバイフェイズ毎に自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。

川 ゚ -゚)「最後に、白兎の効果を処理。セットカードを手札に戻す」

||‘‐‘||レ「積み上げられたチェーンのさなかで、新たなSモンスターが現れました!」

('A`)「ここで新たに、特殊召喚された《蒼眼の銀龍》の効果が起動する!次のターン終了まで、俺のドラゴンはカード効果の対象にならず、カードの効果では破壊されない!」

443 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:02:39 ID:2pRFRQdQ0
('A`) (よし……この耐性は容易に突破出来るものじゃないはずだ)

川 ゚ -゚)「ならばこちらは、先に手を打たせてもらおう。チェーンして速攻魔法、《融合解除》。対象は君の《青眼の双爆裂龍》だ」

('A`)「っ!……」

川 ゚ -゚)「ブルーアイズの融合モンスターはEXデッキに戻る。そして相手のモンスターの融合を解除した場合、その素材はフィールドには戻らない」

川 ゚ -゚)「こっちも融合モンスターの扱いには自信がある。もちろん、相手取るときの心得もな」

('A`)「……《蒼眼の銀龍》の効果を処理、俺のドラゴンに耐性が与えられる」


(,,゚Д゚)「凄いな……チェーンの応酬で状況が目まぐるしく変わっている。なのに、どっちも行動に一切の無駄がねぇ」

ミセ*゚ー゚)リ「本当に……レベルの高い決闘者同士のデュエルだね」

444 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:03:06 ID:2pRFRQdQ0
川 ゚ -゚)「このターンも《月光彩雛》の効果を発動。今度はEXデッキから融合モンスター、《月光舞豹姫(ムーンライト・パンサー・ダンサー)》を墓地へ送る」

('A`) (融合召喚先のモンスターを先に墓地へ送るだと……?)

川 ゚ -゚)「前ターンの手札抹殺によるコンボは見事なものだった。だが、その行動は私にも少なからずの好機を残してくれた。墓地の《月光香》を除外し、その効果を発動する」

《月光香》
通常魔法
(1):自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 (2):墓地のこのカードを除外し、手札を1枚捨てて発動できる。 デッキから「ムーンライト」モンスター1体を手札に加える。

('A`) (手札抹殺で墓地へ送っていたか……)

川 ゚ -゚)「手札を1枚捨て、デッキから《月光黒羊(ムーンライト・ブラック・シープ)》を手札に加える」

445 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:04:16 ID:2pRFRQdQ0
《月光黒羊》
効果モンスター
星2/闇属性/獣戦士族/攻 100/守 600
(1):このカードを手札から捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●「月光黒羊」以外の自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を選んで手札に加える。 ●デッキから「融合」1枚を手札に加える。 (2):このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合に発動できる。 「月光黒羊」以外の、自分のエクストラデッキの表側表示の「ムーンライト」Pモンスター または自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を選んで手札に加える。

川 ゚ -゚)「そして《月光黒羊》を手札から捨て、その効果を発動。デッキから《融合》を手札に加える」

川 ゚ -゚)「《融合》を発動。フィールドの《月光白兎》、《月光翠鳥》、《月光舞豹姫》となった《月光彩雛》の3体を墓地へ送る」


(,,゚Д゚)「3体融合……来るぞ!あいつの融合デッキの切り札が……!」

446 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:04:45 ID:2pRFRQdQ0
川 ゚ -゚)「月の引力に誘われ、舞い降りし百獣の王……秩序なき原野の頂きに君臨せよ────」

川 ゚ -゚)「融合召喚。レベル10、《月光舞獅子姫(ムーンライト・ライオ・ダンサー)》」(ATK:3500)

《月光舞獅子姫》
融合・効果モンスター
星10/闇属性/獣戦士族/攻3500/守3000
「月光舞豹姫」+「ムーンライト」モンスター×2
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみ特殊召喚できる。 (1):このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。 (2):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。 (3):1ターンに1度、このカードがモンスターを攻撃したダメージステップ終了時に発動できる。 相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。

||‘‐‘||レ「おぉっと、水治選手!槍田選手のブルーアイズSモンスターに対抗して、ムーンライトの大型融合モンスターを呼び出しました!!」

447 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:05:16 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「3体融合の攻撃力3500……まさに切り札のお出ましって感じだな。見事なもんだ」

川 ゚ -゚)「ブルーアイズ使いの君からそんな言葉を聞けるとはな。それとも余裕の表れか?」

('∀`;)「おいおい、よしてくれよ。今のは皮肉でも何でもないさ。ただの一決闘者の本心だよ」

川 ゚ -゚)「ならば、君のEXデッキにまだ控えている''あの融合モンスター''も崇めてみたいものだ」

('A`)「ん……まぁ、頑張ってみるさ。このターンで俺のライフが尽きなければな」


( ^ω^)「''あの融合モンスター''……ブルーアイズを見た以上、やっぱり期待せざるを得ないおね」

ξ゚⊿゚)ξ「……悔しいけど、今回ばかりはあんたの意見に……共感しちゃうかも」

448 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:05:47 ID:2pRFRQdQ0
ミセ*゚ー゚)リ「''アレ''だよね。て言うかツン、もしかして照れてる?」

ξ;゚⊿゚)ξ「はぁっ!?照れてないし!むしろ悔しいだけだから!!」

(*;゚ー゚)「え、みんな知ってるの?知らないの私だけ!?」

(,,゚Д゚)「多分、ブルーアイズを知っている人間なら誰もが聞いたことはあるはずさ。青眼の白龍3体を素材とする、ドラゴン族最強の融合モンスター……」


川 ゚ -゚)「そうか。このターンで勝負を決めてしまおうかと思っていたが、倒すのが惜しくなるな」

('A`)「気にすんなよ。俺はまだやられねぇからさ。勝負はこれからだろ?」

川 ゚ -゚)「……そう言ってくれて助かった。私も、このままではまだ足りないくらいだったからな」

449 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:06:38 ID:2pRFRQdQ0
川 ゚ -゚)「融合により墓地へ送られた《月光彩雛》により、墓地の《融合》を回収する」

川 ゚ -゚)「《月光翠鳥》も墓地へ送られたとき、効果が発動する。これにより前ターンに除外された1枚目の《月光黄鼬》を特殊召喚」(DFE:2000)

川 ゚ -゚)「ペンデュラムモンスター、《月光虎》の効果により、墓地から彩雛を蘇生させる」(DFE:800)

川 ゚ -゚)「《月光彩雛》の効果を再び発動。EXデッキから《月光舞猫姫》を墓地へ送るが、効果は無効となる」

('A`) (また融合モンスターを?だが今回はカード名はコピー出来ないはずだ。一体、何の意味が……?)

川 ゚ -゚)「私の墓地には2体目の《月光黄鼬》が存在する。《月光虎》を手札に戻し、自身を特殊召喚」(DFE:2000)

||‘‐‘||レ「これは凄い!間断なくムーンライトモンスターが展開されていきます!」

( ゚д゚ )「融合召喚に伴うアドバンテージの損失をものともしないタクティクス、お見事ですね」

450 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:07:08 ID:2pRFRQdQ0
川 ゚ -゚)「そして、私の手札には《月光彩雛》で回収したこのカードがある……魔法カード《融合》、発動だ」

川 ゚ -゚)「フィールドに存在する《月光彩雛》、2体の《月光黄鼬》を素材として墓地へ送る」


川 ゚ -゚)「月の引力に誘われし、気高き戦士よ。その高貴なる剣を掲げ、潜む闇を照らせ────」

川 ゚ -゚)「融合召喚。レベル9、《月光舞剣虎姫(ムーンライト・サーベル・ダンサー)》」(ATK:3000)

451 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:07:35 ID:2pRFRQdQ0
《月光舞剣虎姫》
融合・効果モンスター
星9/闇属性/獣戦士族/攻3000/守2600
「ムーンライト」モンスター×3
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードの攻撃力は、 お互いの墓地の獣戦士族モンスター及び除外されている獣戦士族モンスターの数×200アップする。 (2):このカードは相手の効果の対象にならない。 (3):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで3000アップする。 この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

||‘‐‘||レ「なんと!2体目の3体融合モンスターの登場です!」

川 ゚ -゚)「このモンスターの攻撃力は墓地と、除外されている獣戦士族1体につき200アップする」

月光舞剣虎姫 (ATK:3000→5000)

452 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:08:36 ID:2pRFRQdQ0
(*゚ー゚)「攻撃力5000!?」

ξ゚⊿゚)ξ「守備力3000の壁を軽々と超えて来たね……」


('A`)「へぇ……」

川 ゚ -゚)「これで終わりではない。手札からペンデュラムモンスター、《月光狼(ムーンライト・ウルフ)》を発動」

《月光狼》
ペンデュラム・効果モンスター
星6/光属性/獣戦士族/攻2000/守1800
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「ムーンライト」モンスターしかP召喚できない。 この効果は無効化されない。 (2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 自分のフィールド・墓地から、 「ムーンライト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、 その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
【モンスター効果】
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 自分の「ムーンライト」モンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。

453 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:09:06 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「!」

||‘‐‘||レ「これは……!先程とは異なる、2枚目のペンデュラムカードです!」

川 ゚ -゚)「月光狼の効果を発動。墓地のモンスターでムーンライトモンスターを融合召喚する。この効果により、墓地の月光舞猫姫、月光白兎の2体をゲームから除外」

('A`)「今度は墓地融合を可能にするペンデュラムモンスターか……!」

川 ゚ -゚)「融合召喚。レベル8、《月光舞豹姫》」(ATK:2800)

《月光舞豹姫》
融合・効果モンスター
星8/闇属性/獣戦士族/攻2800/守2500
「月光舞猫姫」+「ムーンライト」モンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。 (1):このカードは相手の効果では破壊されない。 (2):1ターンに1度、自分メインフェイズ1に発動できる。 このターン、相手モンスターはそれぞれ1度だけ戦闘では破壊されず、 このカードは全ての相手モンスターに2回ずつ攻撃できる。 (3):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動する。 このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで200アップする。

454 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:10:46 ID:2pRFRQdQ0
||‘‐‘||レ「これは凄い!3体融合の連打に留まらず、墓地融合により新たなアタッカーを呼び出しました!」

('A`;)「驚いた……まさかここまでやってくるとはな」

川 ゚ -゚)「さぁ、いくぞ。バトルフェイズ、ライオ・ダンサーで青眼の精霊龍を攻撃」

||‘‐‘||レ「ドラゴン討伐!まずは1体です!」

川 ゚ -゚)「そしてライオ・ダンサーは、1度のバトルフェイズで2回攻撃できる。本当はバトルの後、相手モンスターを全て破壊する効果があるが、生憎蒼眼の銀龍によって君のモンスターは守られているからな」

川 ゚ -゚)「ライオ・ダンサーで続けて蒼眼の銀龍に攻撃する」

川 ゚ -゚)「これで君のフィールドにモンスターはいなくなった。パンサー・ダンサーでダイレクトアタックだ」

||‘‐‘||レ「槍田選手!これをまともに食らえばダメージは必至です!」

('A`)「わかってるって!墓地の《霊廟の守護者》の効果を発動!」

455 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:12:44 ID:2pRFRQdQ0
《霊廟の守護者》
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守2100
「霊廟の守護者」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):ドラゴン族モンスターをアドバンス召喚する場合、 このカードは2体分のリリースにできる。 (2):このカードが手札・墓地に存在し、 「霊廟の守護者」以外のフィールドの表側表示のドラゴン族モンスターが効果で墓地へ送られた場合、 または戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。 このカードを特殊召喚する。 さらに墓地へ送られたモンスターが通常モンスターだった場合、 自分の墓地のドラゴン族通常モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。

('A`)「ドラゴン族が破壊されたとき、墓地から特殊召喚できる!」(DEF:2100)

川 ゚ -゚)「ならば、攻撃対象を変更。パンサー・ダンサーで霊廟の守護者を攻撃」

月光舞豹姫(ATK:2800) → 霊廟の守護者(DEF:2100)

('A`;)「くぅ……」

川 ゚ -゚)「そして、私のフィールドにはまだ攻撃の残されたサーベル・ダンサーがいる。君にダイレクトアタックだ」

456 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:14:46 ID:2pRFRQdQ0
||‘‐‘||レ「攻撃力5000の超火力がプレイヤーに容赦なく襲いかかります!」

('A`;)「うぉおお!!」(LP:5800→800)


(*゚-゚)「ド、ドクオ君のライフが!」

(; ^ω^)「風前の灯だお……!」

(,,゚Д゚)「有無を言わせぬ高火力で一気に相手を叩き潰す……これが水治のプレイスタイルだ」


(;´・_ゝ・`) (霊廟の守護者のおかげで、なんとか首の皮一枚つながってくれたか……)

\(^o^)/「惜しいですね。最後に邪魔が入らなければ、ここで終わらせることが出来たのですが」

( ノAヽ)「ククク……ですがライフは残り800。例えブルーアイズ使いと言えど、このライフ差を覆すことは至難の業でしょう」

457 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:15:27 ID:2pRFRQdQ0

川 ゚ -゚)「君のフィールドにモンスターはおろか、魔法・罠もない。しかも、ライフは残りわずかのこの状況で、私のライフには1ポイントも触れることすら叶わない」

川 ゚ -゚)「もはや勝利の道など、閉ざされたものだろう。ターンエンドだ」

◇◇◇◇◇ :('A`) 800
□□□□□ 手札:6枚

□②③④□ :川 ゚ -゚) 8000
◇◇◇◇⑩ 手札:2枚(月光虎)

④青眼の精霊龍 ⑤蒼眼の銀龍

②月光舞剣虎姫 ③月光舞獅子姫 ④月光舞豹姫
⑩月光狼

458 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:16:21 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「言ってくれるじゃねぇか。この俺が……ブルーアイズが、そう簡単にやられてたまるかよ!俺のターン!」(手札:7)

('A`) (手札はたくさんある。ライフも残っている。今はこれだけで充分だ!)

('A`)「魔法カード《闇の量産工場》を発動!」

《闇の量産工場》
通常魔法
(1):自分の墓地の通常モンスター2体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に加える。

('A`)「墓地のブルーアイズ2体を手札に戻す!さらに、その内の1体をコストに、手札から《ドラゴン・目覚めの旋律》を発動だ!」

459 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:16:49 ID:2pRFRQdQ0
《ドラゴン・目覚めの旋律》
通常魔法
(1):手札を1枚捨てて発動できる。 攻撃力3000以上で守備力2500以下のドラゴン族モンスターを 2体までデッキから手札に加える。

('A`)「デッキから3体目のブルーアイズと、《青眼の亜白龍(ブルーアイズ・オルタナティブ・ホワイト・ドラゴン)》を手札に加える!」

川 ゚ -゚)「3体目のブルーアイズか」

('A`)「そして今、手札に加えた《青眼の亜白龍》を特殊召喚!」(ATK:3000)

460 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:18:08 ID:2pRFRQdQ0
《青眼の亜白龍》
特殊召喚・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。 手札の「青眼の白龍」1体を相手に見せた場合に特殊召喚できる。 この方法による「青眼の亜白龍」の特殊召喚は1ターンに1度しかできない。 (1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「青眼の白龍」として扱う。 (2):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。 この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

||‘‐‘||レ「何と!新たなブルーアイズが突如姿を現しました!」

('A`)「このモンスターは手札の《青眼の白龍》を相手に見せることで特殊召喚できる、ブルーアイズのもうひとつの姿だ!」

('A`)「さらにオルタナティブの効果を発動!相手モンスター1体を選択して破壊する!対象はサーベル・ダンサー……!?」

461 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:18:47 ID:2pRFRQdQ0
川 ゚ -゚)「残念だったな。サーベル・ダンサーは相手の効果の対象にはならない」

川 ゚ -゚)「それだけではない。私のフィールドにいる、パンサー・ダンサーは相手の効果では破壊されない。そして……」

川 ゚ -゚)「ライオ・ダンサーはこれら2つの耐性を1体で兼ね備えている。つまり、私のモンスターは全て、オルタナティブの効果を受けない」

('A`)「不発、か……」

||‘‐‘||レ「高い打点に加え、強烈な耐性も持つムーンライトモンスター!槍田選手、これを相手に一体どう出るのでしょうか!?」

('A`) (この手札なら……今はまだ耐えるべきだ。タイミングを見計らって、一気に攻める!)

462 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:19:26 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「手札から《一時休戦》を発動。互いにカードを1枚ドローだ」

《一時休戦》
通常魔法
(1):お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする。 次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる。

('A`)「このカードを発動した次の相手ターン終了時まで、互いに受けるダメージは0になる」

川 ゚ -゚)「構わぬさ。この戦況、やろうと思えばいつだって君を捻り潰せるからな」

('A`)「オルタナティブは効果を発動したターン、攻撃できない。カードを2枚セットしてターンエンドだ」

◇◇◆◆◇ :('A`) 800
□②□□□ 手札:5枚(青眼の白龍)

□②③④□ :川 ゚ -゚) 8000
◇◇◇◇⑩ 手札:3枚(月光虎)

②青眼の亜白龍

②月光舞剣虎姫 ③月光舞獅子姫 ④月光舞豹姫
⑩月光狼

463 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:20:00 ID:2pRFRQdQ0
川 ゚ -゚)「私のターン」(手札:4)

川 ゚ -゚)「速攻魔法、《異次元からの埋葬》を発動」

《異次元からの埋葬》
速攻魔法
(1):除外されている自分及び相手のモンスターの中から 合計3体まで対象として発動できる。 そのモンスターを墓地に戻す。

川 ゚ -゚)「除外されている2体の黄鼬(イエロー・マーテン)と、翠鳥(エメラルド・バード)の3体を墓地に戻す」

川 ゚ -゚)「そして今墓地へ戻した黄鼬の効果を発動。月光狼を手札に戻し、守備表示で特殊召喚」(DEF:2000)

川 ゚ -゚)「さらにペンデュラムモンスター、月光虎を発動。その効果で、墓地に眠る彩雛(カレイド・チック)を特殊召喚」(DEF:800)

464 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:20:33 ID:2pRFRQdQ0
川 ゚ -゚)「彩雛の効果を発動。デッキから2枚目の《月光舞剣虎姫》を墓地へ送る」

川 ゚ -゚)「バトルフェイズだ。ライオ・ダンサーでオルタナティブ・ドラゴンに攻撃」

月光舞獅子姫(ATK:3500) → 青眼の亜白龍(ATK:3000)

('A`)「ブルーアイズは不滅だ!トラップ発動!」

('A`)「《強靭!無敵!最強!》」

《強靭!無敵!最強!》
通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドの「ブルーアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。 このターン、その表側表示モンスターは自身以外のカードの効果を受けず、戦闘では破壊されず、 そのモンスターと戦闘を行ったモンスターはダメージステップ終了時に破壊される。 (2):このカードが墓地に存在し、自分が「青眼の白龍」の召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 このカードを自分フィールドにセットする。 この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。

465 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:21:05 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「オルタナティブ・ドラゴンはこのターン、戦闘では破壊されず、カードの効果を受けない!」

川 ゚ -゚)「なるほど、まさに絶対防御のカードと言ったところか。なかなかに厄介だな」

( ^ω^)「よし!ブルーアイズの破壊を防いだお!」

||‘‐‘||レ「やはりブルーアイズ!いかなる猛攻にも屈しません!」

川 ゚ -゚)「いいだろう。メインフェイズ2、カードを2枚セットだ」

('A`)「……このタイミングで、速攻魔法《銀龍の轟咆》を発動!」

《銀龍の轟咆》
速攻魔法
「銀龍の轟咆」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分の墓地のドラゴン族の通常モンスター1体を対象として発動できる。 そのドラゴン族の通常モンスターを特殊召喚する。

('A`)「墓地の青眼の白龍を復活させる!」(ATK:3000)

466 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:21:49 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「さらにこの復活をトリガーに、墓地の罠カード《強靭!無敵!最強!》の効果を発動!このカードを、再びフィールドにセットだ!」

||‘‐‘||レ「ここで槍田選手のプレイングが魅せます!ブルーアイズと共に、強力なトラップカードを墓地から呼び戻しました!」

( ゚д゚ )「ブルーアイズを守備表示にすれば自身へのダメージも防げるので、また次のターンの猛攻を凌ぐことが可能になりましたね」

川 ゚ -゚)「やはり一筋縄ではやらせてくれないか」

川 ゚ -゚) (だが……セットしたカードの1つは《月光小夜曲舞踊(ムーンライト・セレナード・ダンス)》。私が融合召喚に成功したとき、相手にトークンを送り付ける効果を持つ永続罠カード)

川 ゚ -゚) (次のターン、そのトークンを攻撃表示で特殊召喚し、それをターゲットにLPを削りきる)

川 ゚ -゚) (しかも駄目押しに、墓地には自身を除外することで融合モンスターの攻撃力を3000も上昇させるサーベル・ダンサーを送っている)

467 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:22:50 ID:2pRFRQdQ0
川 ゚ -゚) (例えどんな防御手段をもってしても、超火力の直撃は避けられまい。これでもう勝負は決まったも同然だ)

川 ゚ -゚)「この劣勢、覆せるものなら見せてみろ。一瞬で戦局をひっくり返す様な逆転劇をな。ターンエンドだ」

◇⑦◇◇◇ :('A`) 800
□②③□□ 手札:5枚(青眼の白龍)

①②③④⑤ :川 ゚ -゚) 8000
◇◆◆◇⑩ 手札:1枚(月光狼)

②青眼の亜白龍 ③青眼の白龍
⑦(強靭!無敵!最強!)

①月光黄鼬 ②月光舞剣虎姫 ③月光舞獅子姫 ④月光舞豹姫 ⑤月光彩雛
⑩月光虎

468 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:23:19 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「……あぁ。お望み通り見せてやるよ。伝説に裏付けされた、本当の強さってやつをな!」

('A`)「俺は、このターンで勝負を決める!ドロー!」(手札:7)


(´・_ゝ・`)「……!」

\(^o^)/「このターンで決めるだと?そんなこと出来るはずがない……!」


('A`)「いくぞ!魔法カード、《龍の鏡》を発動!」

《龍の鏡》
通常魔法
(1):自分のフィールド・墓地から、 ドラゴン族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、 その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

469 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:23:46 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「フィールド、墓地のブルーアイズ2体と、オルタナティブ・ドラゴンの3体を除外し、融合召喚を行う!」


(,,゚Д゚)「これは……!」

( ^ω^)「ブルーアイズ3体融合だお!」


('A`)「────強靭にして無敵!最強の竜よ!いま勝利の伝説をこの地に刻め!」

('A`)「融合召喚!!《青眼の究極竜(ブルーアイズ・アルティメット・ドラゴン)》!!」

《青眼の究極竜》
融合モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3800
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」+「青眼の白龍」

470 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:24:24 ID:2pRFRQdQ0
||;‘‐‘||レ「で、出!出たぁー!!その攻撃力4500!デュエルモンスターズ界の頂点に君臨する伝説の竜、ブルーアイズ・アルティメット・ドラゴンです!!」


ξ;゚⊿゚)ξ「凄い……あれが、青眼の究極竜!」

(;*゚-゚)「こ、攻撃力4500ぅ!?」


川 ゚ -゚)「ついに……来たな」

('A`)「俺はこのカードで決める!手札から《アルティメット・バースト》を発動!」

《アルティメット・バースト》
通常魔法
(1):自分フィールドの融合召喚した「青眼の究極竜」1体を対象として発動できる。 このターン、そのモンスターは1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる。 そのモンスターが攻撃する場合、 ダメージステップ終了時まで相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。

471 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:24:49 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「アルティメット・ドラゴンはこのターン、3回攻撃できる!さらにそのバトル中、相手のカード発動の一切を封じる!」

||‘‐‘||レ「3回攻撃に加えカード効果の封殺!究極竜を呼び出した槍田選手が勝負に出ます!」

川 ゚ -゚)「だが、その効果が及ぶのはバトル中のみ……墓地のサーベル・ダンサーの効果を発動」

川 ゚ -゚)「このカードをゲームから除外することで、自分の融合モンスターの攻撃力を3000アップさせる」

月光舞獅子姫(ATK:3500→6500)

||‘‐‘||レ「なんと!ここでライオ・ダンサーの攻撃力がアルティメット・ドラゴンの攻撃力を上回りました!その攻撃力は、破格の6500!」

472 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:25:23 ID:2pRFRQdQ0
川 ゚ -゚)「残念だな。せっかくの3回攻撃も、攻撃6500となったライオ・ダンサーの前では無力だ」

('A`)「……ふぅ」

('A`)「あんた、やっぱり凄いな」

川 ゚ -゚)「?」

('A`)「序盤のペンデュラムカードに、1ターンで決めた連続融合召喚……何もかもが想像を超えるタクティクスを魅せてくれる」

('A`)「人智を超える力を持つと謳うだけのことはあるな」

川 ゚ -゚)「……」

('A`)「こんなすげーデュエリストとやるのは俺も久しぶりだ。だから……」

('A`)「その戦いぶりに敬意を表して、ここで見せてやるよ。ブルーアイズの、勝利の伝説をな!」

473 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:27:11 ID:2pRFRQdQ0
\(;^o^)/「まさか、本気でここから逆転するつもりなのか……!?」

(´・_ゝ・`)「……教頭先生、ブルーアイズの異名をご存知ですか?」

(;ノAヽ)「……"勝利の龍"……」

(´・_ゝ・`)「えぇ。大戦中、いかなる劣勢時でも、活路を開き、ヴィップの躍進に貢献した荒巻皇帝の伝説から名付けられたものです」

(´・_ゝ・`)「どんなに窮地に追い込まれても、自らの勝利を確信して戦い続ける……そんな強靭な精神力があって初めてなし得る栄光です」

(´・_ゝ・`)「よく見ておいて下さいね。あの勝利の栄光が、たった今から再現されるのですから」

474 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:27:46 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「《青き眼の乙女》を召喚!」(ATK:0)

《青き眼の乙女》
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):フィールドの表側表示のこのカードが効果の対象になった時に発動できる。 自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を選んで特殊召喚する。 (2):このカードが攻撃対象に選択された時に発動できる。 その攻撃を無効にし、このカードの表示形式を変更する。 その後、自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を選んで特殊召喚できる。

('A`)「そしてこのモンスターを対象に、手札から《青き眼の賢士》を捨て、効果を発動だ!」

('A`)「対象モンスターを墓地へ送り、デッキからブルーアイズモンスターを特殊召喚する!」

('A`)「さらに《青き眼の乙女》は、カード効果の対象となったとき、青眼の白龍を特殊召喚できる!」

475 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:28:33 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「俺は乙女の効果により手札から青眼の白龍を、賢士の効果によりデッキから《ブルーアイズ・ソリッド・ドラゴン》を特殊召喚だ!」(ATK3000・2500)

《ブルーアイズ・ソリッド・ドラゴン》
効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、 相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの効果を無効にする。 (2):相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。 フィールドのこのカードを持ち主のデッキに戻し、 デッキから「青眼の白龍」1体を特殊召喚する。

||‘‐‘||レ「また新たに、同時に2体のブルーアイズがフィールドに現れました!」

('A`)「ブルーアイズ・ソリッド・ドラゴンの効果を発動!相手モンスター1体の効果を無効にする!対象はパンサー・ダンサーだ!」

476 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:29:21 ID:2pRFRQdQ0
川 ゚ -゚)「……確かに、パンサー・ダンサーに対象耐性効果はない。だがこの状況で、 一体何をするつもりだ?」

('A`)「こういうことさ。魔法カード、発動!《滅びの爆裂疾風弾》!!」

《滅びの爆裂疾風弾》
通常魔法
このカードを発動するターン、自分の「青眼の白龍」は攻撃できない。 (1):自分フィールドに「青眼の白龍」が存在する場合に発動できる。 相手フィールドのモンスターを全て破壊する。

('A`)「このターン、青眼の白龍の攻撃を放棄する代わりに、相手モンスターを全て破壊する!」

川 ゚ -゚)「そうか……そう言うことか」


( ^ω^)「おぉ!これで破壊耐性の持っていたパンサー・ダンサーもまとめて一掃できたお!」

477 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:30:15 ID:2pRFRQdQ0
(,,゚Д゚)「あぁ、でも問題なのはライオ・ダンサーだ。あいつは効果対象と効果破壊の2つに耐性がある上に、攻撃力は6500まで肥大化している。一体どう攻略するつもりだ?」


川 ゚ -゚)「だが、私にはまだライオ・ダンサーがいる。強固な耐性と、破格の攻撃力を得た最強モンスターだ。もはや君の手には負えまい」

('A`)「……それはどうかな」

川 ゚ -゚)「何だと?」

('A`)「このモンスターが全てを決める。ブルーアイズと俺の、勝利の未来をな!」

478 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:30:45 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「今!俺のフィールドにはレベル8のモンスターが2体、存在する!」

川 ゚ -゚)「同じレベルのモンスター……まさか……!」

( ^ω^)「もしかしてドクオは……!」


('A`)「いくぞ!レベル8の青眼の白龍と、ブルーアイズ・ソリッド・ドラゴン!2体のモンスターで、オーバーレイ・ネットワークを構築!」

('A`)「────宇宙を貫く雄叫びよ、遥かなる時をさかのぼり、銀河の源よりよみがえれ! 顕現せよ、そして俺を勝利へと導け!」

('A`)「エクシーズ召喚!ランク8、《No.107 銀河眼の時空龍(ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン)》!!」(ATK:3000)

479 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:31:20 ID:2pRFRQdQ0

《No.107 銀河眼の時空龍》
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
レベル8モンスター×2
(1):自分バトルフェイズ開始時に、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 このカード以外のフィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化され、 その攻撃力・守備力は元々の数値になる。 この効果を発動したターンのバトルフェイズ中に相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動する度に、 このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで1000アップし、 このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。

||;‘‐‘||レ「な、な、何と!Aクラス代表、槍田選手!融合召喚、シンクロ召喚に加え、エクシーズ召喚まで成功させましたー!!」


(,,;゚Д゚)「マジかよ……」

(* ^ω^)「ドクオー!やっぱり君は凄い男だおー!」

ミセ*゚ー゚)リ「うん!3つの召喚法を扱える人なんてそうそういないよ!」

(*゚ー゚)「あっ!エクシーズモンスターじゃん!」

480 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:31:50 ID:2pRFRQdQ0
ξ゚⊿゚)ξ「……」


(; ノAヽ)「何だと……!?今度はエクシーズ召喚だとぉ!?」

\(;^o^)/「!!」

(´・_ゝ・`)「どうやら、私からのサプライズは楽しんでいただけているようですね」

\(;^o^)/ (……あのカードは!!)

481 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:32:24 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「このまま行くぞ!最後のバトルフェイズだ!タキオン・ドラゴンの効果を発動!」

('A`)「このカードのオーバーレイを1つ取り除き、フィールドに存在する自身以外のモンスター効果を無効にする!」

('A`)「さらに!全てのモンスターの攻撃力、守備力を元の数値に変更する!タキオン・トランスミグレイション!」

月光舞獅子姫(ATK:6500→3500)

川 ゚ -゚)「ライオ・ダンサーの攻撃力が……!」

('A`)「これで戦闘破壊できる!アルティメット・ドラゴンでライオ・ダンサーを攻撃!アルティメット・バースト、第一波!」

川 ゚ -゚)「トラップ発……!」

482 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:32:57 ID:2pRFRQdQ0
川; ゚ -゚) (そうか!さっき発動した、魔法カードの効果で……!)

青眼の究極竜(ATK:4500) → 月光舞獅子姫(ATK:3500)

川; ゚ -゚)「くっ……」(LP:8000→7000)

('A`)「ライオ・ダンサーを撃破!このままプレイヤーにダイレクトアタックだ!アルティメット・バースト、第二波!!」

川; ゚ -゚) (アルティメット・ドラゴンの攻撃を止めることができない……!)

川; ゚ -゚)「……!」(LP:7000→2500)

('A`)「トドメだ!青眼の究極竜で再びダイレクトアタック!アルティメット・バースト、第三波!!!」

川; ゚ -゚) (もう……私に勝機はない)

川 ゚ -゚)「……」(LP:2500→0)

483 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:35:29 ID:2pRFRQdQ0
────────

||‘‐‘||レ「き……き、決まりましたー!!第1回クラス代表戦の勝者は、Aクラス代表・槍田選手です!!」


( *^ω^)「おっおっ!ドクオが勝ったおー!」

(*^ー^)「やったね!お店予約しといてよかったぁ!」

(;,,゚Д゚)「しぃちゃん!俺、Bクラスだけど槍田のほう応援してたからついて行ってもいいかな!?」

ミセ*゚ー゚)リ「いやぁー、2人とも凄かったなぁ。これは、ツンも負けてられないよね?」

ξ゚⊿゚)ξ「……うん。そうだね」

484 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:36:09 ID:2pRFRQdQ0
(´・_ゝ・`) (よく戦ってくれた。槍田君、ありがとう……)

\(^o^)/ (No.107……あのカードは確かに……!)

(#ノAヽ)「ぐぅ……!!」

\(;^o^)/「!」

\(;^o^)/「き、教頭先生、御安心下さい!彼女は『B5』の中でも下位の『B2』です。本当の実力者はまだこちらが多く温存しています!」

\(;^o^)/「今回は相手の切り札を早々に使わせてやったに過ぎません!次回の代表戦より、必ずや私がBクラスの真価をお見せ致します!!」

(#ノAヽ)「……まぁ、良いでしょう。まだ代表戦は始まったばかりだ」

485 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:36:33 ID:2pRFRQdQ0
(#ノAヽ)「"次こそは"頼みますよ、小和田先生」

\(;^o^)/「はっ!微力を尽くして臨みます!」


川 ゚ -゚)「……私の負けか」

('A`)「ありがとうな。いいデュエルが出来た」

川 ゚ -゚)「……済まなかったな」

('A`)「?」

川 ゚ -゚)「ペンデュラムカードを、なんの断りもなしに使ってしまったことさ。本当は、前もって話しておくべきだったのに」

486 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:37:27 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「あぁ、そのことか。まぁ確かにびっくりしたけど……逆に言えば、おかげで周りより一足先に未知の存在に触れられた。それはそれで感謝してるよ」

川 ゚ -゚)「……」

('A`)「それにデュエルを通して、この大事な一戦にどんな手を使ってでも貪欲に勝ちを目指す、あんたの強い気概を感じた」

('A`)「そう言うのは賛否両論あるかもしれないが……その心意気は嫌いじゃないぜ」

川 ゚ -゚)「……そうか。私が君に勝てなかった理由が、何となくだがわかった気がする」

川 ゚ -゚)「面白い。君のその強さについて、もっと知りたくなった」

川 ゚ -゚)「また会おう、槍田」サッ

487 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:38:07 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「……あいつも、楽しめたならいいんだけどな」

||‘‐‘||レ「エキシビジョンマッチ第1回はAクラスの勝利です!両選手、素晴らしいデュエルをありがとうございました!次回も楽しみですね!」

||‘‐‘||レ「それでは休憩を挟んだ後、クラス合同の実技授業を開始いたします!」

────────
某料亭(18:00)

(*゚ー゚)「ドクオくんの勝利を記念して!カンパーイ!」

( *^ω^)「乾杯だお!」

('∀`)「わざわざ俺の為に……皆、ありがとうな!」

488 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:38:40 ID:2pRFRQdQ0
(,,^Д^)「いいってことよ!しかしまぁ乾杯だけに、今回ばかりは水治も完敗って感じだったな!ギコハハハハ!」

( ;^ω^)「ははは……」

(;'A`) (オイ、なんでAクラスの祝勝会にBクラスのこいつがいるんだ?)ヒソヒソ

(*;゚ー゚) (ゴメン、槍田君を応援してたって言ってたから……)

(*;゚ー゚) (悪い人ではないと思うんだけど……)

川 ゚ -゚)「あぁ、まさに完敗を喫した。ラストターンの猛攻は圧巻の一言に尽きる」

489 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:39:18 ID:2pRFRQdQ0
(;,,゚Д゚)「って!おい!水治じゃねぇか!なんでこんなところに!?」

川 ゚ -゚)「君がそれを言うか」

( ^ω^)(もはや何の集まりだかよくわからなくなってきたお……)

(*゚ー゚)「それにしても偶然だね。水治さんもここに来てたなんて!」

川 ゚ -゚)「私も君達と似たようなものさ。最も祝勝会ではなく、反省会と言った方が正しいがな」

(,,゚Д゚)「……てことは、あいつらも来てるのか?」

川 ゚ -゚)「あぁ。だがやはり、あまり気分のいいものでもなかったからな。早々に抜け出してきたところで君達を見つけたんだ」

490 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:39:50 ID:2pRFRQdQ0
('A`)「そっか……あんたも色々大変なんだな」

川 ゚ -゚)「"クー"でいいぞ」

('A`)「え?」

川 ゚ -゚)「私の呼び名さ。いつまでも"あんた"呼ばわりは、こちらも少々寂しいものがあるからな」

('A`)「あー……すまん、わかったよ」

(*゚ー゚)「じゃあ私は"クーにゃん"って呼んでいいかな?」

川 ゚ -゚)「あぁ、いいぞ」

(,,゚Д゚)「じゃあ俺はしぃちゃんのこと"しぃニャン"って呼んでいいかな!?」

(*;゚ー゚)「……ごめん、やっぱりクーにしておくよ」

491 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:40:25 ID:2pRFRQdQ0
(;,,゚Д゚)「え、しぃニャンダメだった!?どこがいけなかったのか教えてくれ!ひとつずつ直していくから!!」

川 ゚ -゚)「ギコ、恋仲でもない異性間でその呼び方は相手が戸惑うだろう。そう思わないか?なぁ、ドッくん」

(;'A`)「……え?あぁ、そうだよな」

(;'A`) (何だ今の呼び方は……びっくりしたぞ)

川 ゚ -゚) (フフ……)

川 ゚ -゚)「さて、挨拶も済んだしそろそろ戻るとしよう。また機会があればよろしく頼む」

( ^ω^)「よろしくお願いしますお!」

492 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:41:06 ID:2pRFRQdQ0
川 ゚ -゚)「あと、このバカは私が連れていく。行くぞギコ」

(;,,゚Д<)「え?いや、俺はしぃちゃん達と一緒に……痛ててて!!耳引っ張らないで!!」

(*゚ー゚)「あ、行っちゃった……」

────────

ジュウゥ-……ジュウゥ-……

( ・∀・)「僕の肉、そろそろ食べ頃かな」

( ´∀`)「これはさっき入れたばかりのものですよ。ほら、まだ焼けてないでしょ」

( ・∀・)「あらら。どうにも焼き肉ってのは、せっかちな奴には向いてない食べ方みたいだね」

493 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:41:53 ID:2pRFRQdQ0
川 ゚ -゚)「済まない、遅くなった」

( ・∀・)「おう。長いトイレだったな」

(,,゚Д<)「あーいてて……ん?」

( ´∀`)「おや。君もここに来てたんですね、ギコ」

(,,゚Д゚)「……お前ら2人だけか。となると、"アイツ"はいないみてぇだな」

( ´∀`)「えぇ。何でも次の代表戦に向けて、今から計画の準備をするとか」

( ・∀・)「相変わらず働き者だねぇ。まぁ最も、アイツはこういう集まりに進んで参加するようなタイプじゃあないよな」

( ´∀`)「かも知れませんね……ところでギコ、君に折り入ってお話があるのですが」

494 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:42:44 ID:2pRFRQdQ0
(,,゚Д゚)「その件に関しては前に言ったはずだ。俺はB5に加入するつもりはない」

( ´∀`)「まぁまぁ、最後まで聞いて下さいよ。ギコ、次の代表戦にBクラス代表として出場してくれませんか?」

(,,゚Д゚)「ハッ。何かと思えば……同じようなもんだろ。誰がお前らみたいな連中に手を貸すかよ」

(,,゚Д゚)「学園にのさばるゴロツキ共を平気で野放しにする、アカデミアの理念を履き違えた馬鹿野郎共が」

川 ゚ -゚)「……」

495 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:43:11 ID:2pRFRQdQ0
( ・∀・)「ひどい言い草だねぇ。僕達はただ 、僕達の未来のために行動しているだけだ。もちろん君も含めてね」

( ・∀・)「今はまだ僕達が表立って動くときじゃない。学園の不良集団……"ドミネーター"を泳がせているのもそのためさ」

(,,゚Д゚)「大層なご身分だな、モララー。その気になれば今からでも、俺達でドミネーターはぶっ潰せるはずだろ」

( ´∀`)「ギコ、ドミネーターはただの不良集団とは訳が違います。その実態はVIPの裏世界を支配する、悪名高いハッカー組織だと聞く」

( ´∀`)「我々に見えている『敵』は、氷山の一角……言わば、虎の威を借る狐に過ぎません」

川 ゚ -゚)「ギコ。今の私達では、太刀打ちできる相手ではない……そのことを理解してくれ」

496 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:43:58 ID:2pRFRQdQ0
(,,゚Д゚)「……フン。話にならねぇな。俺はどちらにせよ、自分の信じた道を行かせてもらう」

(,,゚Д゚)「水治も、こんなのとばかりつるんでるとろくな事にならねぇぞ。じゃあな」スタスタ

(; ´∀`)「……はぁ、全く。威勢がいいのは良い事ですが、空回りして大変な目に遭わないか心配ですね。あの子は」

( ・∀・)「なまじ腕が立つだけに、大局を見る目がないのは惜しいな。頭の悪い奴じゃあないとは思うんだけど……ん?」

ジュウウゥゥッ……

(; ・∀・)「あ……ああああっ!!肉が!!まっ黒焦げだああぁぁっ!!!」

(; ´∀`)「あちゃー……」

【to be continued ────】

497 ◆zShbGVNdl.:2019/02/15(金) 22:44:32 ID:2pRFRQdQ0
【次回予告】

_、_
( ,_ノ` )y━・~「先日、ひとつの事実が判明した。連中を指揮する、ドミネーター幹部の顔ぶれがな」

ジョルジュの壮大な実験が始まる───


( ゚∀゚)「俺の計算をいい意味で狂わせてくれた奴がいたんだ。これを上手く利用すれば、一気に完成に近づけるかもしれねぇ」

ペンデュラムの完成形とは?────

_
( OwO) ( ゚∀゚)「「ライディングデュエル!アクセラレーション!!」」

新たな戦いの火蓋が切って落とされる!────


【第7話 《Get》 2月〇日 ��時 放送!】

498名無しさん:2019/02/16(土) 01:57:04 ID:ywvX8FJ.0
おつおつ
ドクオ熱いデッキだな

499名無しさん:2019/02/16(土) 16:41:26 ID:JczvoOVc0
乙!!!

500名無しさん:2019/03/14(木) 13:04:17 ID:HVWu0t3A0
もう3月だぜ

501名無しさん:2019/04/03(水) 02:23:20 ID:j1Gzirxc0
2月〇日 ��時 放送!(2月に投稿するとは言っていない)

502 ◆zShbGVNdl.:2019/06/29(土) 19:02:42 ID:gxeG/8BY0
【第7話 Get】

──────
???

(・(エ)・)《この前、ジョルジュが寄越した試作型のペンデュラムモンスターが初めて使用された。デュエルのデータを送信したから、後で確認しておいてくれ》

( ゚∀゚)「サンキュー。生で観てどうだった?」

(・(エ)・)《問題ない。ソリッドビジョン、効果出力など特に異常は見られなかった》

( ゚∀゚)「そっかそっか!一先ずは安心だな。これでまた完成に一歩近づいた」

(・(エ)・)《今のままではやはり、完成とは言えないか》

( ゚∀゚)「あぁ、俺もそう思っていたさ。ついこの間まではな」

(・(エ)・)《ん?》

503 ◆zShbGVNdl.:2019/06/29(土) 19:03:12 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「俺の計算をいい意味で狂わせてくれた奴がいたんだ。これを上手く利用すれば、一気に完成に近づけるかもしれねぇ」

(・(エ)・)《……"ホライゾン"か?》

( ゚∀゚)「正解だ!アイツには今、水治空以上に器としての価値がある」

( ゚∀゚)「そこで早速だが、ある実験を試みたいんだ。詳細は追って説明する」

(・(エ)・)《なるほど……わかった》

504 ◆zShbGVNdl.:2019/06/29(土) 19:03:45 ID:gxeG/8BY0
────────
VIP


(  ゚∀゚ )『解析課から連絡が来た。お前から預かっていたカード2枚のウイルスチェックが完了したってさ。担当者の座標アドレスを渡したから、後で向かってくれ』


(´メω・`)《あの座標まで、もうそろそろかな》

( OwO)「何だか丸一日話してないだけで、久しぶりにショボンに会った感じがするお」

(´メω・`)《ずっとデュエルディスクでだらだらしてるのも退屈だからね。たまにあてもなく、VIPをぶらぶら散歩したりしてるのさ》

( OwO)「へぇー」

( OwO)「……」

( OwO) (よく考えたら……ショボンは一体どこで生まれたのかな?)

505 ◆zShbGVNdl.:2019/06/29(土) 19:04:24 ID:gxeG/8BY0
(´メω・`)《着いたみたいだね》

( OwO)「おっ、ここかお」

( OwO) (今度暇なときに聞いてみよう)

(´メω・`)《こんにちはー!ホライゾンでーす!》ピンポ-ン
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「おう、来たか」ガチャ

( OwO)「あなたが解析課の……」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「渋澤だ。あんたらのカードはこっちで預かっているよ、ほら」

(´メω・`)《……うん!小さなバグひとつ見えないな。隅から隅までチェックされているのがわかるよ》

( OwO)「おっおっ!ありがとうございますお!」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「いやいや。それにしても、こんな僻地までわざわざ出向かせて済まんな。実はひとつ話があってな」

506 ◆zShbGVNdl.:2019/06/29(土) 19:05:03 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「話ですかお?」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「あぁ。少し、時間をもらえるか?」

( OwO)「僕は一向に構いませんお!」

────────

(´メω・`)《して、その話とは?》
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「うむ。昨今VIPをザワつかせている連中……ドミネーターについてだ」

( OwO)(´メω・`)「《!」》
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「最近、特に奴らの活動が表面化してきている。運営も対応に追われる場面が増えてきた」

( OwO)「目的は何でしょうかお……」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「表明は出ていないが一説によると、反VIP派のしわざとする見解が強いな」

507 ◆zShbGVNdl.:2019/06/29(土) 19:05:31 ID:gxeG/8BY0
(´メω・`)《まぁ何にせよ、ろくな連中じゃなさそうだね》
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「あぁ。だが先日、ひとつの事実が判明した。連中を指揮する、ドミネーター幹部の顔ぶれがな」

( OwO)「幹部ですかお?」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「要注意人物だな。現在、2人いるとされている。それがこいつらだ」

《 ( ゚∀゚) 》《 (・(エ)・) 》

( OwO)「っ……!!」

(´メω・`;)《あっ!》
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「そうだ。一方のアカウント名はジョルジュ。あんたらにアームズ・エイド、ブレード・ハートを寄越した男だ」

508 ◆zShbGVNdl.:2019/06/29(土) 19:06:22 ID:gxeG/8BY0
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「そして、もう1人の方は"クマー"と言うそうだ。アバターは可愛らしい熊のアカウントだが、侮ってはならんな」

(´メω・`)《あのときの奴だ……!》

( OwO)「クマーに会ったことがあるのかお?」

(´メω・`)《うん。特にアクションはなかったけど、なるほど確かに反VIPを示唆するようなことは言っていたな》
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「敵は思っていたよりも近くにいたか……ホライゾン。それを踏まえて、あんたにひとつ頼みたいことがある」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「この2人を倒して、ドミネーターを壊滅させてくれんか?」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「そのためのバックアップなら私も惜しまない。運営一同をあげて協力させてくれ。だから、力を貸してくれないか?」

(´メω・`)《……ブーン……》

509 ◆zShbGVNdl.:2019/06/29(土) 19:07:06 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「……こちらこそ、是非協力させて下さいお。僕達も全力で力を振るいますお」

( OwO)「……」チラッ

(´メω・`)《……》

(´メω・`)《……この感じ、やっぱり僕も協力しないといけないよね?》

( OwO)「……」コクッコクッ

(´メω-`)《……はぁー、わかったよ。本当に君は僕が付いてないと、危なっかしくてしょうがないからね》

( OwO)「ショボン……!」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「そうか、そうか……!本当にありがとうよ」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「と、なれば話は早いな。今日は他に、あんたらに渡したいものがあるんだ」

510 ◆zShbGVNdl.:2019/06/29(土) 19:07:33 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「他に?」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「まだ試作の段階だが、あんたの成長に必ず役立つはずだ……」ガサゴソ


???「探してるのは、もしかしてこいつか?」

 _、_
( ,_ノ` )y━・~「む?」

( OwO)「なっ……!」

(´メω・`;)《お前は……!》


( ゚∀゚)「よっ!今日もお勤めご苦労さん、ニューヒーロー!」

511 ◆zShbGVNdl.:2019/06/29(土) 19:13:08 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「ジョルジュッ!!」
 _、_
(; ,_ノ` )y━・~「どうやってこの場を嗅ぎつけてきた……!?」

(´メω・`;)《お前、いつの間に入って……!》

( ゚∀゚)「ははは、驚かせちまったなら悪いな……おっ、俺の手配書か。なかなか決まってんじゃねぇか、我ながら」

(´メω・`;)《質問に答えろ!この前からウイルスカードを送り付けてきたりして……何が目的だ!》

( ゚∀゚)「すまんすまん、脱線が過ぎたな。あれはほんの挨拶代わりのプレゼントさ。まぁ、不幸な奴が先に開けちまったけどな」

( ゚∀゚)「俺はただ、お前らと仲良くしたいだけだ。今日だってそのために、わざわざVIPに出向いたんだぜ」

(´メω・`#)《お前……!》

512 ◆zShbGVNdl.:2019/06/29(土) 19:14:05 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「そしたら、まぁ驚かされたよな。あのカードプログラミングの父……渋澤教授のマイホームにお邪魔してるんだからよ」
 _、_
(; ,_ノ` )y━・~「……」

( ゚∀゚)「いや、マイホームとは違うか。ここはVIPだ。所詮、空虚な仮想現実に過ぎねぇ」

( OwO)「……僕に用があったんじゃないのかお」

( ゚∀゚)「あぁ、そうだったか。だが悪いな、今日のところは予定変更だ。何せこんなものを見つけちまったんだからな」
 _、_
(; ,_ノ` )y━・~「それは……!」

( ゚∀゚)「ヴィップの適合者専用に開発されたシンクロ、エクシーズモンスターのテーマデッキだよな?外部流出は厳禁のハズだぜ、教授」

513 ◆zShbGVNdl.:2019/06/29(土) 19:17:17 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「不適合者が使おうものなら精神、肉体へのダメージは必至……こんな危険極まりない代物だから、開発から販売までその扱いは慎重にならざるを得ない」
 _、_
(; ,_ノ` )y━・~「……」

( ゚∀゚)「そんなこいつが俺達の手に渡ったと知られれば、ライセンス契約中の他国が黙っちゃいない。運営への信用は一気に失墜することになるだろうよ」

( ゚∀゚)「特に最近、ヴィップはあの大国……"ラウンジ"にエクシーズ召喚のライセンスを取りつけたばかりのハズだ。その最中に、こんな事態が発覚すれば……国際問題に発展しかねないなぁ?」
 _、_
(; ,_ノ` )y━・~「それが狙いか……!」

( ゚∀゚)「二大国の召喚法が台頭してから数十年と経つが、未だに解明されていない謎は多いからな。こいつは研究材料として、こっちでしばらく預らせてもらうぜ」

( ゚∀゚)「今後とも、諸君らの活躍を楽しみにしているよ。じゃあな」シュウウゥ……

514 ◆zShbGVNdl.:2019/06/29(土) 19:18:09 ID:gxeG/8BY0
(´メω・`;)《あっ、おい!待て!!》
 _、_
(; ,_ノ` )y━・~「……何てことだ……あのデータが完全に奴らの手に渡れば、両国間の関係悪化は必至だ……」

( OwO)「……渋澤さん。取り返しましょうお。今からでも、追いかければ遅くはないはずですお!」

(´メω・`;)《駄目だ……相手はプロ級に腕の立つハッカー集団だ。相当に高度な転移プログラムを使われていれば、ここから追跡するのはキツイ》
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「……いや、まだ手はある」

(´メω・`)《?》
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「ここら一帯はこういった犯罪対策に、多彩な防御プログラムを仕掛けているんだ。要人がよく集まるからな」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「例えば、犯行後の逃亡を邪魔するために、このエリアでは座標変更プログラムの使用に大幅な規制が敷かれている」

515 ◆zShbGVNdl.:2019/06/29(土) 19:21:17 ID:gxeG/8BY0
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「どれだけ高度な技術力をもってしても、この壁をすり抜けるのはそう容易くないはずだ。現に……これを見てくれ」ピッ

《 ( ゚∀゚) …… 》

(´メω・`)《ジョルジュだ!》

( OwO)「ここは僕達も通ってきた道……そう遠くへは行ってないってことかお!」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「そうだ。あそこなら、転移プログラムが使えるエリアへ到達するまでまだ道は遠い。今から奴を追いかけて、奴がこのエリアを抜け出す前に勝負をつければあるいは……」

(´メω・`)《でも、問題はもうひとつあるな。奴が足に使っているのは……》

( OwO)「バイクかお?」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「"Dホイール"。セキュリティも使用する、オートバイ型デュエルディスクだ」


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