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( ^ω^)遊戯王BOONRAINS(´・ω・`)
515
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:21:17 ID:gxeG/8BY0
_、_
( ,_ノ` )y━・~「どれだけ高度な技術力をもってしても、この壁をすり抜けるのはそう容易くないはずだ。現に……これを見てくれ」ピッ
《 ( ゚∀゚) …… 》
(´メω・`)《ジョルジュだ!》
( OwO)「ここは僕達も通ってきた道……そう遠くへは行ってないってことかお!」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「そうだ。あそこなら、転移プログラムが使えるエリアへ到達するまでまだ道は遠い。今から奴を追いかけて、奴がこのエリアを抜け出す前に勝負をつければあるいは……」
(´メω・`)《でも、問題はもうひとつあるな。奴が足に使っているのは……》
( OwO)「バイクかお?」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「"Dホイール"。セキュリティも使用する、オートバイ型デュエルディスクだ」
516
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:21:50 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「デュエルディスクですかお、あれが?」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「Dホイールにはデュエルディスクが搭載されていて、あれに乗りながら行う"ライディングデュエル"を可能にするのさ」
(´メω・`)《しかし、弱ったな。僕達はDホイールを持っていないから……》
_、_
( ,_ノ` )y━・~「ふむ、そういうことか。なら……これを使ってくれ」ガラガラ
(´メω・`)《これは……!》
( OwO)「Dホイールだお!」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「……よし、目標地点に奴の座標を入力した。後はこいつが自動運転で連れて行ってくれる。今は時間がない、さっそく使ってくれ!」
( OwO)「わかりましたお。盗られたデッキは、僕が必ず取り戻してみせますお!」
517
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:22:30 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「ショボン、しっかり捕まっててお!」ブオォォン……
_、_
( ,_ノ` )y━・~「……私の仕事はここまでだ。後は頼んだぞ……!」
────────
( ゚∀゚)「ここまで計画は順調だな。後は……」ブロロロ……
《……ちょっとまちねぃ!!》
( ゚∀゚)「……来たか」
( OwO)「見つけたお、ジョルジュ!」
( ゚∀゚)「俺に合わせてDホイールでご登場とは、粋なことしてくれるねぇ。ここまで来たらやるこたぁひとつ、か」
518
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:26:46 ID:gxeG/8BY0
(´メω・`)《そうさ!ここでお前をぶっ潰して!》
( OwO)「渋澤さんのカードを返してもらうお!」
( ゚∀゚)「……いいぜ。存分に楽しませてくれよな?」
(´メω・`)《ブーン!掛け声はさっき教えたアレで頼むよ!》
( OwO)「わかったお!」
_
( ゚∀゚)「力の出し惜しみはナシだ。全力でぶつかって来やがれ!」
( OwO)「さぁ、行くお!」
( OwO)「「ライディングデュエル!アクセラレーション!!」」( ゚∀゚)
519
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:28:25 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「僕のターン!」(手札:5)
( OwO)「モンスターを裏側守備表示でセット、ターンエンドだお!」
◇◇◇◇◇ ( OwO):8000
□□■□□ 手札:4枚
□□□□□ ( ゚∀゚):8000
◇◇◇◇◇ 手札:5枚
( ゚∀゚)「ま、先行1ターン目はそんなもんか……俺のターン、ドロー!」(手札:6)
( ゚∀゚)「こいつは自陣にモンスターがいないときに、攻撃表示で特殊召喚できる!」
( ゚∀゚)「《E-HERO ヘル・ブラット》!」(ATK:800)
520
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:28:45 ID:gxeG/8BY0
《E-HERO(イービル・ヒーロー) ヘル・ブラット》
効果モンスター
星2/闇属性/悪魔族/攻 300/守 600
自分フィールド上にモンスターが存在していない場合、 このカードは手札から表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。 このカードを生け贄にして「HERO」と名のついたカードを生け贄召喚した場合、 そのターンのエンドフェイズ時に自分のデッキからカードを1枚ドローする。
( ゚∀゚)「さらに、手札のこのモンスターは相手フィールドにモンスターがいるとき、1体のリリースでアドバンス召喚ができる!」
( ゚∀゚)「現れろ!《E-HERO マリシャス・エッジ》!」
521
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:30:35 ID:gxeG/8BY0
《E-HERO マリシャス・エッジ》
効果モンスター
星7/地属性/悪魔族/攻2600/守1800
相手フィールド上にモンスターが存在する場合、 このカードはモンスター1体をリリースして召喚できる。 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、 その守備力を攻撃力が超えていれば、 その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
( OwO)「イービル……ヒーロー!?」
(´メω・`;)《あいつもヒーローを使うなんて……》
( ゚∀゚)「びっくりしたか?なにもVIPのヒーローはお前だけじゃないんだぜ」
( OwO)「ヴィランが……ヒーローを語るのかお?」
522
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:31:06 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「あぁ。いつだって俺と一緒に苦楽を共にしてきた連中だ。堕ちた英雄の名を冠するが、俺に言わせればこいつらも立派なヒーローさ」
(´メω・`)《……ヒーローの定義は人それぞれ違う、ってことか》
( ゚∀゚)「まぁ、そんな話はどうでもいいか。デュエリストならやっぱこれで語るしかないよな?バトルフェイズだ!」
( ゚∀゚)「マリシャス・エッジでセットモンスターを攻撃!ニードル・バースト!」
(´メω・`)《セットモンスターは……《荒野の女戦士》だ》
《荒野の女戦士》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1100/守1200
(1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。 デッキから攻撃力1500以下の戦士族・地属性モンスター1体を 攻撃表示で特殊召喚する。
523
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:31:37 ID:gxeG/8BY0
マリシャス・エッジ(ATK:2600) → 荒野の女戦士(DEF:1200)
( OwO) (LP:8000→6600)
( OwO)「っ!ライフが削られたお……!」
( ゚∀゚)「マリシャス・エッジは攻撃したモンスターの守備力を超えた分だけ戦闘ダメージを与える貫通能力を持っているのさ!」
( OwO)「ダメージは受けちゃったけど……こっちも荒野の女戦士の効果を発動させるお!」
( OwO)「デッキから攻撃力1000以下の戦士族、《E・HERO フォレストマン》を攻撃で特殊召喚!」(ATK:1000)
( ゚∀゚)「そう来ないとな。カードを4枚セット、エンドフェイズにリリースされたヘル・ブラットの効果を発動!」
524
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:32:02 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「カードを1枚ドローしてターンエンドだぜ」
◇◇◇◇◇ ( OwO):6600
□□③□□ 手札:4枚
□□③□□ ( ゚∀゚):8000
◆◆◆◆◇ 手札:1枚
③フォレストマン
③マリシャス・エッジ
( OwO)「僕のターン、ドロー!」(手札:5)
( OwO)「HEROデッキはここからだお!フォレストマンの効果を発動!デッキから《融合》を手札に加えるお!」
( OwO)「そして手札から《E-エマージェンシー・コール》を発動!《E・HERO オーシャン》を手札に加えるお!」
525
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:32:37 ID:gxeG/8BY0
(´メω・`)《よし、今だ!》
( OwO)「おっ!《融合》を発動!手札のオーシャンと、フィールドのフォレストマン!2体のモンスターを素材に墓地へ送るお!」
( OwO)「融合召喚!レベル8、《E・HERO ジ・アース》!」(ATK:2500)
( ゚∀゚)「!」ピクッ
( ゚∀゚)「……ククッ」
( ゚∀゚)「ジ・アースか……まさか、こんな形で再開するとはなぁ」
( OwO)「えっ?」
526
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:33:31 ID:gxeG/8BY0
(´メω・`;)《ちょっと待て。今の言葉……どういう意味だ!?》
( ゚∀゚)「ん?あぁ、やっぱ知らなかったか。じゃあいい機会だし、教えてやるよ……」
( ゚∀゚)「ジ・アース!もとい、プラネットモンスターは全て!」
( ゚∀゚)「俺の作ったカードだ!」
( OwO)「!」
(´メω・`;)《何……!?》
527
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:34:09 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「ジ・アースはその中でも一番最初に開発したカードだ。だが昔、不慮の事故でこのネットの海に沈めちまってな」
( ゚∀゚)「完全に埋もれたものかと思っていたが、まさかお前が拾っていたとは驚いたなぁ!」
(´メω・`;)《そうだったのか……》
( OwO)「……ジ・アースは、僕のHEROデッキを象徴する正義の力だお!」
( OwO)「こんな素晴らしいカードを生み出せるだけの腕を持っておきながら、今さら悪に加担する必要なんて何も無いはずだお!」
(´メω・`)《ブーン……》
528
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:34:43 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「くだらねぇな!正義だ悪だの……正義の数も悪の数も、それこそ人の数だけあるだろうがよ」
( ゚∀゚)「それを今ここで論じて何になる?お前と俺の信じる正義は一生、相容れねぇのさ。だからこうして戦ってんだ、そうだろ?」
( OwO)「……」
( ゚∀゚)「さぁ来いよ。まだ手は残ってんだろ?」
( OwO)「……《E・HERO ソリッドマン》を召喚!そのモンスター効果で、手札から《E・HERO アナザー・ネオス》を特殊召喚するお!」
( OwO)「今召喚したこの2体のレベル4モンスターでオーバーレイネットワークを構築
!」
( OwO)「エクシーズ召喚!ランク4、《機甲忍者 ブレード・ハート》!」(ATK:2200)
529
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:35:15 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「ブレード・ハート……!」
( OwO)「オーバーレイユニットを1つ使って効果を発動!このターン、ブレード・ハートは2回攻撃することが出来るお!」
( OwO) (攻撃回数を増やしても、マリシャス・エッジの攻撃力を超えられなければ意味はない。だから……)
( OwO)「さらに手札から魔法カード《一騎加勢》発動!ブレード・ハートの攻撃力を1500アップさせるお!」
《一騎加勢》
通常魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1500アップする。
ブレード・ハート(ATK:2200→3700)
530
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:35:56 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「バトル!ブレード・ハートでマリシャス・エッジを攻撃!」
ブレード・ハート(ATK:3700) → マリシャス・エッジ(ATK:2600)
( ゚∀゚)「ふーん……」(LP:8000→6900)
(´メω・`)《よし!あいつのヒーローを倒したぞ!》
( OwO)「このまま突っ込むお!ブレード・ハートの追撃!ダイレクトアタックだお!」
( ゚∀゚)「マリシャス・エッジの犠牲を無駄にはしねぇ!トラップ発動!《セットアッパー》!」
《セットアッパー》
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。 そのモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つモンスター1体を手札・デッキから裏側守備表示で特殊召喚する。
531
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:51:33 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「デッキから攻撃力400の《ダーク・スプロケッター》をセットだ!」
《ダーク・スプロケッター》
チューナー(効果モンスター)
星1/闇属性/悪魔族/攻 400/守 0
このカードが闇属性のシンクロモンスターのシンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、 フィールド上に表側表示で存在する魔法または罠カード1枚を破壊する事ができる。
( OwO)「それなら巻き戻して……ブレード・ハートでダーク・スプロケッターに攻撃!」
ブレード・ハート(ATK:2700) → ダーク・スプロケッター(DEF:0)
(´メω・`)《ん……?マリシャス・エッジの後に呼び出した割りに、随分あっけなく破壊されたな》
( OwO)「でもこれで、今度こそ決められるお!ジ・アースでダイレクトアタック!アース・マグナスラッシュ!!」
532
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:52:38 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「ハッ、かかってくれたな!俺の目的は、墓地にコイツを送ることにあったのさ!」
( OwO)「!」
(´メω・`;)《マズイッ!》
( ゚∀゚)「トラップカード、《王魂調和》!」
( ゚∀゚)「墓地へ送られたレベル7のマリシャス・エッジ、レベル1のダーク・スプロケッターをゲームから除外する!」
( OwO)「あのトラップカードは……!」
( ゚∀゚)「魔神を束ねし蠅の王よ!ムシズの走る世界に陰りを!」
( ゚∀゚)「シンクロ召喚!レベル8、《魔王龍 ベエルゼ》!!」
533
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:53:11 ID:gxeG/8BY0
《魔王龍 ベエルゼ》
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守3000
闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。 また、このカードの戦闘または相手のカードの効果によって 自分がダメージを受けた時に発動する。 このカードの攻撃力は、そのダメージの数値分アップする。
(´メω・`;)《レベル8……シンクロモンスターのお出ましか!》
( ゚∀゚)「ホライゾン!こいつはお前の首を刈り取る死神の鎌だ!お前の生首を俺たちドミネーターの旗印にしてやるぜ!」
( OwO)「完全にしてやられたお……!カードを1枚セット、ターンエンドだお!」
534
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:53:34 ID:gxeG/8BY0
◇◇◇◆◇ ( OwO):6600
□□③④□ 手札:0枚
□□③□□ ( ゚∀゚):6900
◇◆◆◇◇ 手札:1枚
③ジ・アース ④ブレード・ハート
▽スカイスクレイパー
③ベエルゼ
( ゚∀゚)「そろそろ温まってきたな……俺のターン!ドロー!」(手札:2)
( ゚∀゚)「さぁ、ここからデュエルをもっと面白くしてやるよ!」
(´メω・`)《次はどんな手で来るんだ……?》
535
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:54:00 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「まずは魔法カード、《おろかな重葬》を発動!」
《おろかな重葬》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、 このカードを発動するターン、自分は魔法・罠カードをセットできない。 (1):LPを半分払って発動できる。 自分のEXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
( ゚∀゚)「LPを半分支払い、EXデッキのモンスターを1体墓地へ送る!」(LP:6900→3450)
( ゚∀゚)「墓地へ送るモンスターは……そうだな。とりあえずお楽しみといこうや。すぐに見せてやるからよ」
( OwO)「な、何だおそれ……」
(´メω・`#)《あいつめ……どこまで人をおちょくれば気が済むんだ!》
536
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:54:21 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「はは、悪いな。だがこれが俺のデュエルスタイルなんでね。っと……手札がなくなっちまったなぁ」
( ゚∀゚)「その上ライフも減ったが……これでいい!セットカードオープン、《活路への希望》!」
( OwO)「《活路への希望》……!」
( ゚∀゚)「ライフを1000払い、デッキからカードを3枚ドロー!」(LP:3450→2450)
( ゚∀゚)「来たきた……!手札から 《死者蘇生》を発動だ!墓地よりヘル・ブラットを特殊召喚!」(DEF:600)
( ゚∀゚)「そしてこのタイミングで!速攻魔法《地獄の暴走召喚》を発動!」
537
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:54:49 ID:gxeG/8BY0
《地獄の暴走召喚》
速攻魔法
(1):相手フィールドに表側表示モンスターが存在し、 自分フィールドに攻撃力1500以下のモンスター1体のみが特殊召喚された時に発動できる。 その特殊召喚したモンスターの同名モンスターを 自分の手札・デッキ・墓地から可能な限り攻撃表示で特殊召喚し、 相手は自身のフィールドの表側表示モンスター1体を選び、 そのモンスターの同名モンスターを自身の手札・デッキ・墓地から可能な限り特殊召喚する。
( ゚∀゚)「デッキからさらに2体のヘル・ブラットを特殊召喚!」(ATK:300/ATK:300)
( OwO)「僕のモンスターは2体ともEXデッキのモンスター……特殊召喚は出来ないお」
( ゚∀゚)「そして今!俺の場に3体のレベル2モンスターが揃った!どういう意味か、お前ならわかるよな?」
538
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:55:39 ID:gxeG/8BY0
(´メω・`;)《まさか……!》
( ゚∀゚)「いくぞ!3体のヘル・ブラットでオーバーレイユニットを構築!」
( ゚∀゚)「No.43!死者の眠りを妨げる冒涜の化身、魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター!」(ATK:0)
《No.43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》
エクシーズ・効果モンスター
ランク2/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
闇属性レベル2モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。 自分の墓地の「No.」と名のついたモンスター1体を選択し、 装備カード扱いとしてこのカードに装備する。 このカードが「No.」と名のついたカードを装備している限り、 このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。 また、1ターンに1度、自分のライフポイントが回復した時に発動できる。 このカードの攻撃力をその数値分だけアップし、 相手ライフにその数値分だけダメージを与える。
539
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:56:02 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「シンクロに続けてエクシーズまで……!」
(´メω・`)《僕たちにあの2枚のカードを送ってきたのはあいつだ。二大国の召喚法を操れるのも当然ということか……!》
( ゚∀゚)「ソウル・マリオネッターの効果を発動!オーバーレイユニットを1つ使い、墓地のナンバーズエクシーズを選択!そのモンスターを自身に装備する!」
( ゚∀゚)「おろかな重葬によって墓地へ送ったモンスターは、《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》だ!ソウル・マリオネッターに装備!」
《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/水属性/岩石族/攻3000/守3000
レベル3モンスター×2
自分のスタンバイフェイズ時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くか、 自分は2000ポイントダメージを受ける。 このカードのエクシーズ素材が無い場合、このカードは攻撃できない。 このカードがフィールド上に存在する限り、自分はモンスターを特殊召喚できない。
540
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:56:24 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「攻撃力3000のモンスターを装備……ステータスが貧弱なソウル・マリオネッターの攻撃力をこの効果でアップさせるのが目的かお?」
ソウル・マリオネッター (ATK:0)
(´メω・`)《あれ?攻撃力が0のままだぞ?》
( ゚∀゚)「なかなかいい勘を持ってんな。だが、この効果で攻撃力はアップしないぜ」
( OwO) (3体素材のモンスターがオーバーレイを1つ使って、やったことは墓地のモンスターを装備しただけ……?)
( OwO) (目的があるはずだお。何か別の……)
( ゚∀゚)「さぁ、バトルフェイズと行こうか!ベエルゼでブレード・ハートを攻撃!」
541
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:57:02 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「リバースカードオープン!《ガード・ブロック》!」
《ガード・ブロック》
通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。 その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、 自分のデッキからカードを1枚ドローする。
( OwO)「ブレード・ハートは守れないけど、僕への戦闘ダメージを0にして、カードを1枚ドローするお!」
( ゚∀゚)「ベタな方法でダメージを回避しやがって……だが、これだけで終わりじゃあないぜ?」
( ゚∀゚)「バトルフェイズ続行!ソウル・マリオネッターでジ・アースに攻撃!」
( OwO)「え……!?」
(´メω・`;)《バカな!ソウル・マリオネッターの攻撃力は0だぞ!?》
542
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:57:27 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「バカバカしいと思うだろ?ところがそうじゃねぇんだよなぁ!トラップ発動、《三位一択》!」
《三位一択》
通常罠
エクストラデッキのモンスターカードの種類(融合・シンクロ・エクシーズ)を宣言して発動できる。 お互いのエクストラデッキを全て確認し、 宣言した種類のカードの枚数が多いプレイヤーは、 3000ライフポイント回復する。
( ゚∀゚)「モンスターカードの種類を宣言し、それをEXデッキに多く持つプレイヤーのLPを3000回復させる!」
( ゚∀゚)「宣言するのは、エクシーズモンスターだ!」
( OwO)「ブレード・ハートしか持っていない僕のデッキには、もう存在しないお……!」
543
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:57:51 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「俺のEXデッキには、まだ使っていないエクシーズモンスターが3体存在する。この効果により、俺のLPは3000ポイント回復される!」(LP3450→6450)
(´メω・`;)《だから何だ!今更ライフを回復したところで、自爆特攻はもう避けられないぞ!》
( ゚∀゚)「それはどうかな?俺はハナから当たって砕けるつもりはない。そういうのは、勇気と無策を履き違えて砕け散っていく本物のバカ野郎が言う事さ!」
( ゚∀゚)「俺のライフが回復したこの瞬間!ソウル・マリオネッターの効果が起動する!回復した数値だけ自身の攻撃力をアップさせ、 さらにその数値分、相手に効果ダメージを与える!」
( OwO)「おっ!?」
ソウル・マリオネッター (ATK:0→3000)
( ゚∀゚)「食らえッ!リザルト・コンバート!」
544
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:58:15 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「う……おぉぉっ!!」(LP:6600→ 3600)
(´メω・`;)《ブッ、ブーン!》
( ゚∀゚)「やっぱライディングデュエルは不慣れなようだな。ライフを消耗したこの状況に来て、大ダメージの衝撃にまるで対応出来てねぇ。姿勢制御がガバガバだ」
(´メω・`;) (オート運転とは言え、 ライディングデュエル未経験のブーンにDホイールの操縦は難しいか……なら!)
(´メω・`;)《ブーン!ここから運転をマニュアルに切り替えて、代わりに僕が操縦する!君はデュエルに集中してくれ!》
( OwO)「おっ、助かるお!」
( ゚∀゚)「ほー……友情を確かめ合っているところ悪いが、本番はここからだぜ?」
545
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:58:36 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「ソウル・マリオネッター!ジ・アースをぶっ潰せ!」
ソウル・マリオネッター(ATK:3000) → ジ・アース(ATK:2500)
( OwO)「ショボンがここまで踏ん張ってくれたんだお!こんなところで、僕のヒーローはやらせないお!」
( OwO)「手札から《E・HERO オネスティ・ネオス》を捨て、効果発動だお!ジ・アースの攻撃力を2500アップ!」
ソウル・マリオネッター(ATK:3000) → ジ・アース (ATK:2500→5000)
( OwO)「これで、僕のジ・アースの攻撃力は5000だお!」
(´メω・`)《いいぞ!ジ・アースの攻撃力がソウル・マリオネッターを上回った!》
546
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 19:59:32 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「やるじゃねぇか!だが残念だなぁ……」(LP:6450→4450)
( ゚∀゚)「自身の効果でナンバーズを装備しているとき、ソウル・マリオネッターは戦闘、カードの効果では破壊されない!」
( OwO)「おろかな重葬は、このための布石だったのかお!」
( ゚∀゚)「バトルフェイズ終了!状況を見返せば……手札0、セットカードも0! 」
( ゚∀゚)「そこにいる木偶の坊も、次のお前のターンになれば攻撃力は元の2500に戻る!」
(´メω・`;)《っ……!》
( OwO)「……」
( ゚∀゚)「随分と悲惨だなぁ!ホライゾンよぉ!」
547
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:00:45 ID:gxeG/8BY0
(´メω・`;) (もう、ダメなのか……?)
( OwO)「……ジョルジュ」
( ゚∀゚)「んぁ?」
( OwO)「さっきから聞いていれば……自分の事は棚に上げて、滅茶苦茶言ってくれるお!」
( OwO)「散々伏せまくってたセットカードも使い果たして……手札も残り1枚。それでやった事と言えば、攻撃力3000のモンスターを2体並べただけかお?」
( OwO)「その程度の実力で、よくそんな大口叩いていられるもんだお!それともこんなカビの生えたこけおどし戦法も、キミのデュエルスタイルの1つってやつなのかお?」
( ゚∀゚)「ハハッ!煽り倒してくれるじゃねぇか。まぁ確かに言われてみれば、俺も大分際どい状況だが」
548
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:01:11 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「俺の優勢に揺らぎはない!これは火を見るよりも明らかだとは思わねぇか?」
( OwO)「だったらこの劣勢、覆してみせるお!誰かを救える力を持っていながら、こんなところで!負けるわけにはいかないんだお!!」
( ゚∀゚)「……ブレないねぇ。お前みたいな奴は、やっぱり嫌いにはなれないぜ。カードを1枚セット!ターンエンドだ!」
◇◇◇◇◇ ( OwO):2600
□□③□□ 手札:0枚
□□③④□ ( ゚∀゚):4450
◇◇◆◇◇ 手札:0枚
③ジ・アース
③ベエルゼ ④ソウル・マリオネッター
( OwO)「僕のターン……ドロー!」(手札:1)
549
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:01:35 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「ホライゾン!お前の意思に敬意を表して、リバースカードオープン!《副作用》!」
《副作用?》
通常罠
(1):相手はデッキから1〜3枚までの任意の枚数ドローする。 その後、自分はこの効果で相手がドローした数×2000LP回復する。
( ゚∀゚)「お前はカードを3枚まで、好きな枚数ドローできる!だが、その枚数1枚につき俺のライフが2000回復する!」
( OwO)「ライフ回復……!」
( ゚∀゚)「もちろん心得てるよな?ソウル・マリオネッターがいるこの状況、俺のライフが回復するとどうなるか!」
( ゚∀゚)「だが!幸いなことにお前のライフは残り2600!つまり、1枚はカードをドローできるってわけだ!」
550
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:01:59 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「ありがたく受け取りな!これは俺からの餞別さ!」
(´メω・`#)《餞別だって?2000のダメージとライフ回復に加えて、ソウル・マリオネッターの強化がお前の目的だろ!》
( ゚∀゚)「物は言いようってやつだなぁ。要するにギブアンドテイク、俺は無条件で実益だけを頂くぜ」
( ゚∀゚)「さぁ、わかったらさっさとカードを引きな!」
( OwO)「……ジョルジュ、後悔するなお?」
( OwO)「僕はデッキから……3枚のカードをドロー!!」
(; ; ゚∀゚)「は……はぁぁぁあ!?!?」
(´メω゚`;)《ブ、ブ、ブブーンッ!?自分が何を言っているのかわかってるのかッ!!!》
551
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:02:29 ID:gxeG/8BY0
(´メω゚`;)《カードを1枚引くごとに2000ダメージだぞッ!?3枚も引いたら、君のライフは一瞬で消し炭にされるッ!!》
(´メω゚`;)《今ならまだ間に合うから……》
( OwO)「もちろんわかっているお。でも、僕は退かない!」
( OwO)「それは……後戻りできないからじゃないお!最悪の状況から、最善の未来へつなげるために!この命を賭けるお !!」
( OwO)「カード、ドロー!!」
(´メω・`;)《ブーン……!》
( ゚∀゚)「く……ハハハハッッ!本当に面白い野郎だなぁ……!お前がその気なら、望み通りにしてやるぜ!」
( ゚∀゚)「当たって砕けろ!この死に急ぎ野郎!リザルト・コンバート!!」(LP:4450→10450)
552
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:03:23 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「ショボン……」
(´メω-`)《あぁ。君の言わんとすることはわかるさ。でも、謝ったりしないでくれよ》
(´メω-`)《君を責めたりはしないさ、僕は》
( OwO)「……ありがとうお!」
( ゚∀゚)「?」
(´メω・`)《ブーン!あの軽口野郎に教えてやれ!》
(´メω・`)《君の選択は、間違っちゃいなかったってことを!》
( OwO)「おっ!手札からトラップを発動だお!《無限泡影》!」
553
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:03:51 ID:gxeG/8BY0
《無限泡影》
通常罠
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。 (1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。 セットされていたこのカードを発動した場合、 さらにこのターン、このカードと同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果は無効化される。
( OwO)「僕のフィールドにカードが存在しないとき、手札から発動できるトラップカードだお!」
( OwO)「その効果で、君のソウル・マリオネッターの効果を無効にするお!」
(; ゚∀゚)「しまった!破壊耐性は持っているが……こいつに対象耐性効果はない!」
( OwO)「これにより!僕への効果ダメージはなくなり、ソウル・マリオネッターの攻撃力も元々の0となるお!」
(; ゚∀゚)「この土壇場で……手札からトラップ、ゲームエンドの回避……たった一瞬で奇跡を起こしやがった!」
554
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:04:48 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「奇跡はまだ終わっちゃいないお!手札を全て捨てて、魔法カード!《大逆転クイズ》を発動!」
(; ゚∀゚)「なっ……!?」
《大逆転クイズ》
通常魔法
自分の手札とフィールド上のカードを全て墓地に送る。 自分のデッキの一番上にあるカードの種類(魔法・罠・モンスター)を当てる。 当てた場合、相手と自分のライフポイントを入れ替える。
( OwO)「デッキトップの種類を当てた場合、僕と君のライフを入れ替える!僕は、モンスターを選択するお!」
(; ゚∀゚)「っ……」
( OwO)「めくったカードは……モンスターカード、《E・HERO キャプテン・ゴールド》!」
(´メω・`)《よしっ!大正解だ!》
555
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:05:21 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「僕の正解により、 僕のライフを10450に、君のライフを2600にするお!」(LP:2600→10450)
(; ゚∀゚)「馬鹿な……こんな、ことが……!?」(LP:10450→2600)
( OwO)「まだまだ、だお!《大逆転クイズ》発動時に、手札から墓地へ送られた《E・HERO シャドー・ミスト》の効果を発動だお!」
( OwO)「デッキからHEROモンスター、《E・HERO バブルマン》を手札に加えるお!」
《E・HERO バブルマン》
効果モンスター
星4/水属性/戦士族/攻 800/守1200
(1):手札がこのカード1枚のみの場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。 (2):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。 自分はデッキから2枚ドローする。 この効果は自分の手札・フィールドに他のカードが無い場合に発動と処理ができる。
( OwO)「そして《バブルマン》は手札が自身1枚のとき、特殊召喚できるお!」《DEF:1200》
556
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:05:47 ID:gxeG/8BY0
( OwO)「バブルマンの二つ目の効果を発動!手札、フィールドに他のカードがない場合、デッキからカードを2枚ドロー!」
( OwO)「これで決まりだお!手札から《融合》を発動!フィールドのバブルマンと、手札の《E・HERO ブレイズマン》の2体で融合召喚!」
( OwO)「現れるお!レベル8、《E・HERO ノヴァマスター》!!」(ATK:2600)
( OwO)「最後のバトルフェイズだお!ノヴァマスターでキミのソウル・マリオネッターを攻撃!」
(; ゚∀゚)「しまった……ソウル・マリオネッターの効果は無効になっている!攻撃力は元の0に……!」
( OwO)「キミのライフもきっかり2600!これで終わりだお!ドレッドノート・ファイア!」
ブレイズマン(ATK:2600) → ソウル・マリオネッター(ATK:0)
(; ゚∀゚)「うおおぉ……おぉっ!!」(LP:2600→0)
557
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:07:03 ID:gxeG/8BY0
────────
(; ゚∀゚)「うわぁ!!」ガシャ-ン!!
( OwO)「バイクが停止したお!?」
(´メω・`)《ライディングデュエルに敗北した場合、強制的にDホイールが停止するんだ!》
( ゚∀゚)「いってて……」
(´メω・`)《僕達の勝ちだ!ジョルジュめ、大人しくお縄につけぃ!》
( ゚∀゚)「ハッ、何寝ぼけたこと言ってんだか。残念だが、この勝負は俺の勝ちだ!」ピッ!
( ゚∀゚)「ライディングデュエルで距離は十分稼げた!このエリアなら転移プログラムも有効だ!」
558
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:07:34 ID:gxeG/8BY0
(´メω・`;)《し、しまった!ここは規制外のエリアか!》
( ゚∀゚)「ホライゾン!本当の勝負はまだ始まってねぇ。俺が新たな力を手に入れるまで、勝負はお預けだ!」
( ゚∀゚)「それと、こいつは返してやるよ。お前にももっと強くなって貰わなきゃ困るからな」ヒョイ
( OwO)「おおっと……!」
( ゚∀゚)「じゃあな。楽しいデュエルをありがとうよ!」シュウゥゥ……
(´メω・`;)《ま、待て!》
( OwO)「行っちゃったお……」
559
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:08:19 ID:gxeG/8BY0
────────
_、_
( ,_ノ` )y━・~「ジョルジュはうまく逃げ果せたか……」
( OwO)「目的の資料は回収出来ましたが、迂闊でしたお。デュエルで下した相手をみすみす取り逃すなんて……申し訳ございませんお……」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「そう気を落とすな、ホライゾン。お前さんの力で奴を倒せたんだ。これは誇っていい事じゃないか?」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「それにジョルジュは、ドミネーターの中でも特に知略に長けた参謀格と聞く。目的のために手段は選ばないような奴だ。今回のデュエルで全ての決着を付けるつもりは最初からなかったんだろうな」
(´メω・`)《クソッ、ジョルジュめ……》
560
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:08:54 ID:gxeG/8BY0
_、_
( ,_ノ` )y━・~「だが、今回直接対決で奴を相手に白星をつけられたのは大きいぞ。それに何より、こいつを取り返すことが出来たからな」
( OwO)「そう言えばそれって、僕達に渡したかったって言ってた奴ですかお?」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「あぁ。ジョルジュの言っていた通り、 これはそれぞれシンクロ召喚とエクシーズ召喚を扱うテーマデッキだ」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「あんたらに託そうと思ってな、好きに使ってくれ。これを使いこなせるようになれば、今後強力な武器となるはずだからな」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「もちろん、安心してくれ。最初に預かった2枚のカードから抽出したデータを基に作ったから、心身への危険はないぞ」
(´メω^`)《おほほっ、待ってました!》
( OwO)「ありがとうございますお!」
561
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:09:53 ID:gxeG/8BY0
_、_
( ,_ノ` )y━・~「感謝しきれないのはこっちのほうさ。また何かあればまた連絡するよ。これからもよろしく頼むな、おふたりさん!」
( OwO)「はいっ、よろしくお願いしますお!」
────────
( ゚∀゚)「ふぃー……」
(・(エ)・)「作戦は何とか遂行できたようだな。ジョルジュ」
( ゚∀゚)「おう、お陰さまでな」
(・(エ)・)「少々……いや、かなり驚かされたぞ。まさかお前がホライゾンに打ち負かされるとはな」
562
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:10:31 ID:gxeG/8BY0
( ゚∀゚)「そうなんだよなぁ、あいつの力は俺の想像を遥かに超えていた。これはある意味吉報だな」
(・(エ)・)「ペンデュラムの真の力を引き出すには、奴の成長が鍵になると言っていたか。だがジョルジュ、今後はあまり興に乗って飼い犬に手を噛まれないようにするんだぞ」
( ゚∀゚)「わーってるよ。これも計画のうちなんだって……っと、そういやアカデミアのほうはどんな感じだ?」
(・(エ)・)「順調そのものだ。最近ではなかなかいい腕の決闘者も揃ってきている。"奴"がうまくクロージングしてくれているからな」
( ゚∀゚)「いいねぇ。この調子で活動を軌道に乗せて、"スポンサー様"にもっと金を落として貰えるように頑張っていこうぜ!」
【to be continued ────】
563
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:41:27 ID:gxeG/8BY0
申し訳ございません。大変お待たせ致しました……2月どころか元号が変わって初の回となってました
執筆になかなか時間がかけられない関係で、更新頻度がひどい作品ですが
、是非とも完結させたいと思っておりますのでよろしければ今後ともお楽しみくださいませ。次回から更新頻度は上げていきますので……!
さて、突然なのですが次回からは過去の遊戯王ブーン系他作品様のオリジナルキャラを(勝手に……)お借りしてのクロスオーバー風な展開で物語が進みます。いずれのキャラもテンプレには存在しないので馴染みが薄いかも知れませんが、どれも面白く魅力的な作品なのでぜひそちらも併せてご覧頂ければ幸いです。(キャラの設定は当作品に沿った変更がございますのでご了承ください)
ということで、最後に参戦PV的な感じで今回は締めくくらせて頂きます。お付き合い頂きありがとうございました。またよろしくお願いしますノシ
564
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:42:47 ID:gxeG/8BY0
──────────
( ??)「うーん……」
( ??)「……」キョロキョロ
(?? )「……」キョロキョロ
(*゚ー゚) トコトコ
( ??)「……おっ」
( ??)「ねぇねぇ君!」
(*゚ー゚)「んっ?」
( ??)「俺達さ、同好会やってんだけど興味ない?」
(*゚ー゚)「へー同好会?何やってるの?」
( ??)「あぁ、デュエルモンスターの精霊について研究しているんだ」
565
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:43:14 ID:gxeG/8BY0
(*゚ー゚)「精霊?」
( ??)「あぁ。モンスターにはカードの精霊が宿るってのは聞いたことないか?」
(*゚ー゚)「うーん、ないかなぁ?」
( ??)「そ、そっかぁ。ここだけの話なんだけど……実は俺、カードに宿る精霊が見えるんだ」
(*゚ー゚)「えっ!そうなの?でも私には見えないよ?」
( ??)「モンスターの精霊が見える人は少ないんだ。だから俺達が精霊の存在を少しでも皆に知ってもらいたくて、同好会を立ち上げたのさ」
566
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:43:42 ID:gxeG/8BY0
(*゚ー゚)「そうなんだね。でもそれってさ、いくら君達に精霊が見えても、私達に見えなきゃ意味なくない?」
( ??)「……言われてみれば、確かに」
(*゚ー゚)「ごめんね。多分私じゃ力になれないかもだけど、代わりに君達のこと応援してあげるから!頑張ってね、バイバイ!」
( α_α)「……いい子だなぁ」
《雲澤 天 (クモサワ テン)》 ─────雲魔物がウォーミングアップを始めたようです
567
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:44:26 ID:gxeG/8BY0
( α_α)prrrrr……
( α_α)「はいはい」
『はーいもしもし。どう?部員は増えたー?』
(; α_α)「いや、まだ1人も……さっきから、俺達と似た雰囲気の奴を狙ってるつもりなんだがなぁ 」
『はぁー?何それ!雲澤君、ちゃんと仕事してるの?』
(; α_α)「あ、当たり前だっ!ていうかそれ言うならお前も仕事しろよな!今だって どうせ、保健室のベッドでゴロゴロしてんだろ?」
『!うぐっ……そ、そんなことないよ』
568
:
◆zShbGVNdl.
:2019/06/29(土) 20:45:45 ID:gxeG/8BY0
( α_α)「はぁ……この前俺が作ったポスターあんだろ。それ貼ってこいよ!」
『わ、わかりましたよー』
( α_α)「じゃあもう切るからな。もうサボるんじゃないぞ、桜葉!」ピッ
──────────
ノパ ヮ゚ノゞ「はいはいー」ピッ
ノパ ヮ゚ノゞ「……サボりがバレた上に仕事を任されるなんて思わなかったなぁ。気まぐれに電話なんてかけるんじゃなかったわ」
ノパ ヮ゚ノゞ「まぁ、しょうがない。お昼寝でエネルギーは十分溜まったことだし、私もぼちぼち頑張りますか」
《藍上 桜葉 (アイガミ オウハ)》─────デュエルモンスターズ・ディケイド 他
569
:
名無しさん
:2019/06/30(日) 02:27:49 ID:AmI1C64A0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
570
:
名無しさん
:2019/06/30(日) 04:41:59 ID:HWM2uygQ0
乙
571
:
名無しさん
:2019/06/30(日) 11:35:02 ID:azs1daHo0
面白かった
乙
572
:
名無しさん
:2019/06/30(日) 23:20:19 ID:PC0Umlwk0
あっちのwikiでおさらいしてくるかなおつおつ
573
:
◆ehuGn9stp.
:2020/01/31(金) 20:18:56 ID:q7pyE0KA0
ブーン系どころか遊戯王から離れて久しいけどブーン系遊戯王で昔書いた自キャラが先発でクロスオーバーされてて嬉しいなあ…(糞長自分語り)
たまに気になって「ブーン系遊戯王」っていう単語をググってしまうですよね。
素敵な作品に出会えて嬉しい。
(トリップって昔と同じままかすらわからないのでつけてはみたけど騙りと思われてもそれはそれで)
574
:
名無しさん
:2020/02/01(土) 19:02:14 ID:Ocagb0.w0
万屋か
575
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:43:34 ID:uEPHfws60
──────────
VIP
(-@∀@)「全モンスターでダイレクトアタック! これで終わりだ!」
li イ; ゚ -゚ノl|「うっ.......あぁっ!」(LP:2800→0)
(-@∀@)「ふんっ、この程度か.......やっぱり大したことないじゃないか、Aクラスの実力も」
(-@∀@)「助かるよ。今のデュエルで、僕の“ B5 ”入りもますます近づいてきた.......それじゃあ」スタスタ
li イ; ゚ -゚ノl|「くっ.......!」
─────
(-@∀@)「さてと.......」
(-@∀@) (今日までで、だいぶAクラスのデュエリスト相手に連勝できたな)
(-@∀@) (この前は不覚をとってしまったが.......)
576
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:44:37 ID:uEPHfws60
「ブラボー! いい勝負だったじゃないか、朝日君」
(-@∀@)「.......あぁ、吹屋(フキヤ)か」
( ^Д^)「おめっとさん、これでまた連勝だな!」
(-@∀@)「.......ありがとう。君に任せておけば、僕もちゃんとB5入りできるんだね?」
( ^Д^)「あぁ、もちろんさ。この“ B3 ”の俺が言うんだから間違いねぇよ! その実力はホンモノだ、俺が保証してやるよ」
( ^Д^)「だから、キミはただ腕を振るってくれるだけでいい。そうやって実績を積んでくれれば、俺もキミを推薦しやすくなるからな」
577
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:45:54 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「.......そうか。ところで、次のターゲットは?」
( ^Д^)「お、威勢がいいな。次はそうだな.......こいつが一番、良さそうかな」スッ
【( ^ω^)】
(-@∀@)「こいつは.......?」
( ^Д^)「名前は内藤。あの青眼使いの槍田ほど目立ってないにしろ、Aクラスの中ではなかなかの実力者と目されていてな」
( ^Д^)「聞いた話によれば.......あのラグナビジョンの令嬢に勝ったとか、シンクロ召喚を使えるとか」
(-@∀@)「シンクロ.......? あのオオカミの召喚法が使えるのか!?」
( ^Д^)「あぁ、そんな報告が後を絶たないような奴なんだよ.......どうだ? B5入りの手土産には持ってこいの首だとは思わないか?」
(-@∀@)「.......」
578
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:46:49 ID:uEPHfws60
( ^Д^)「キミの望みは分かっているさ.......槍田だろ? あの代表戦で華々しい戦果を挙げた奴を倒せば、自分の力を証明することができるってな」
( ^Д^)「だが、その選択はちょっと事を急ぎすぎだ。勝てる勝てないとかじゃなく、現状では奴を相手取る旨味が少ねぇのさ」
( ^Д^)「仕掛けるのは、奴の手の内を限界まで暴いてからだ.......なぁに、時間はたっぷりある。キミはその間に、今よりもっと力をつけていけばいい」
(-@∀@)「.......」
( ^Д^)「明日にゃB5の定例会議がある。キミのことを売りに出す格好の場だからな」
( ^Д^)「いい知らせを持ってきてやるよ。んじゃ、またな!」
(-@∀@)「あぁ.......」
579
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:47:48 ID:uEPHfws60
(-@∀@) (.......ふんっ、一体何を企んでいるんだか。相変わらず胡散臭い男だ)
(-@∀@) (まぁいい。今は大人しく言うことを聞いておいてやろう.......)
(-@∀@) (いずれ、僕が力をつけて“ B1 ”にまで上り詰めれば、あんな小物一瞬で捻り潰せるんだからな)
(-@∀@) (Bクラス生徒からなるエリート集団、B5.......教頭管轄のこの組織に入れさえすれば)
(-@∀@) (僕の力を思う存分アカデミアに
知らしめることができる! 千載一遇のこのチャンス、何としてでもモノにしてやるぞ.......!)
──────────
翌日 アカデミア食堂(昼休憩)
⌒*リ´・-・リ「へぇ〜、いきなりケンカ売られて、ボコボコにされたと.......」
580
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:48:57 ID:uEPHfws60
li イ# ゚ -゚ノl|「ほんっとクソ気分悪いですわ! 私がまさか、あんなイヤなヤツに負けるなんて!」
li イ ゚ -゚ノl|「って誰がボコボコですって? あくまで惜敗ですよ、昨日のデュエルは!」
li イ# ゚ -゚ノl|「全く! あのクソメガネ、次会ったら私がおフルボッコにして差し上げますわよ!」
⌒*リ;´・-・リ「.......丁寧なのか汚いのか、 よくわかんないなぁ、その喋り方」
<ヽ;`∀´>「大変だったニダねぇ。実は、ウリもおんなじヤツにデュエルを挑まれたニダよ」
⌒*リ´・-・リ「あ、荷田君も知ってるの? その人のこと」
<ヽ;`∀´>「ニダニダ。ソイツ、何やらウリたちAクラスの生徒をやたら敵視してるみたいで、片っ端からデュエルを挑んでるみたいニダ」
<ヽ`∀´>「やってることはそこらのチンピラと変わらないニダよ。あのインテリ風な見た目からは想像つかないニダねぇ〜!」
581
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:49:42 ID:uEPHfws60
⌒*リ;´・-・リ「えぇ〜.......何それ。単純に怖いやつじゃん」
li イ ゚ -゚ノl|「なんという不届き者! そんな奴はメガネなんかよりも、モヒカンヘアーでヒャッハー言ってるのがお似合いですわよ!」
<ヽ`∀´>「ニダニダ。ウリもこの前絡まれて、飛んだ災難に見舞われたニダよ!」
<ヽ*`∀´>「でもそのときに、ホライゾンが助けに来てくれて.......」
(-_-)「.......朝日、か」
li イ ゚ -゚ノl|「へっ?」
⌒*リ´・-・リ「あれ、疋田君いつの間に?」
582
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:50:36 ID:uEPHfws60
(-_-)「.......さっき来たばかりだ」
<ヽ`∀´>「疋田君もあの生徒のコト知ってるニカ?」
(-_-)「.......朝日 昇(アサヒ ショウ)。いま、Bクラスの中でも、その実力が注目されている生徒だ」
(-_-)「なんでも奴は.......“ B5 ”の役職を狙っているらしい」
li イ ゚ -゚ノl|「び〜ふぁいぶぅ〜?」
⌒*リ´・-・リ「あ、それ知ってる。Bクラスのデュエル強い人たちがなるやつでしょ?」
(-_-)「そう.......Bクラス担任の小和田と、教頭の2人が主導する5人組の組織だ」
⌒*リ´・-・リ「Bクラス生徒5人の組織でB5ってわけね」
(-_-)「あぁ。メンバーたちは学園上の生活から、将来の進路まで.......厚い待遇を受けられるそうだ」
583
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:51:27 ID:uEPHfws60
<ヽ;`∀´>「小和田先生はともかく、教頭先生まで関与しているニカ?」
li イ ゚ -゚ノl|「なーんか、キナ臭いですわね.......」
(-_-)「それもそうだ.......現状、唯一空いているB1の席を狙って」
(-_-)「その地位を得るために.......Bクラスでは、B1候補生たちによる覇権争いが繰り広げられているらしい」
⌒*リ´・-・リ「へぇ〜、まだまだ入学したてなのに大変だねぇ」
(-_-)「あぁ.......ん? あれは.......」
584
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:52:19 ID:uEPHfws60
ヒソヒソ.......ザワザワ.......
('A`) ボケ-
「おい、あいつって.......」
「あぁ.......この間の代表戦の、青眼使いだ!」
ヒソヒソ.......ザワザワ.......
('〜`) (唐揚げうめぇ)モニュモニュ
「唐揚げだ.......!」
「すげぇ、昼飯食ってるよあいつ!」
(;'A`) (いや何に驚愕してんだよ上のセリフは.......)
(*゚ー゚)「ふんふ〜ん♪ ハンバーグ定食ラス1ゲットなんて、今日はツイてたなぁ〜!」
('A`)「あ、なーなー。俺の唐揚げやるからさ、そのハンバーグとちょっと交換しようぜ」
585
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:53:00 ID:uEPHfws60
(,,゚Д゚)「おい槍田、俺を差し置いてしぃちゃんとLINE交換なんてどういう了見だ?」
(;'A`)「いや誰もそんなこと言ってねーよ.......」
( ^ω^)(おっおっおっ。最近はとりあえずこの4人で集まるのが定着しつつあるお)
(´・ω・`)《.......おい》
( ^ω^)(何だおショボン、今の時間はVIPの散歩じゃないのかお?)
(´・ω・`)《君たち、マスクはどうしたんだい? いくら食事中でも、ちゃんと着けながら食べるのが昨今の会食マナーだろ!!》
( ;^ω^)(はぁ.......? 何の話だお、ショボン? マナー講師ごっこなら他所でやってお.......)
(´・_ゝ・`)「やあ」ヌッ
(*゚ー゚)「わっ! 盛岡先生!」
586
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:53:55 ID:uEPHfws60
(´・_ゝ・`)「久しぶりだね、みんな。元気にしてたかい?」
(;'A`)「久しぶり.......? いやいや、さっき授業してくれたばっかじゃないすか!」
(´・_ゝ・`)「あぁ! ごめんごめん、こっちの話だ。ところでみんなは、もう部活は何するかは決めたかい?」
('A`)「部活ですか? そういや、特には考えてなかったっすねぇ」
(´・_ゝ・`)「ふむ、それは勿体ないな。アカデミアにはいろんな部活があるんだよ。それに、同好会も充実していてね」
(´・_ゝ・`)「ぜひ一度、いろいろと巡ってみるのをおすすめするよ」
(*゚ー゚)「なるほど〜、わかりました!」
──────────
アカデミア大通り(15:00)
( α_α)「新入部員募集中でーす! よろしくお願いしまーす!」
587
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:54:47 ID:uEPHfws60
シ─────ン.......
( ;α_α)「.......あいかわらず、誰も見向きもしないなぁ。宣伝方法が悪いのかな?」
li イ# ゚ -゚ノl|「.......」ズカズカ
( α_α)「あ.......すみません、そちらの貴婦人。いま、新入部員を募集しているのですけれども.......」
li イ# ゚д゚ノl|「いまはそれどころじゃなくってよ!」カッ!!
( ;α_α)「ひっ!」ビクッ
li イ# ゚ -゚ノl|「朝日昇.......朝日昇.......! 今度は私のほうからぶっ潰しに行って差し上げますわよ.......!」ズカズカ
( ;α_α)「す、スゴい剣幕だったなあの人。なんか朝日って言ってたけど.......もしかして」
(*゚ー゚)「結局、何やるか決められなかったねー」
588
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:55:28 ID:uEPHfws60
( α_α)(ん? .......あ、彼女はたしかこの前の)
('A`)「ま、他にもいろいろあるみたいだし。それに、同好会のほうはまだ見てないしなぁ」
( α_α)(それに横にいるのは.......この前代表戦に出てた、青眼使いの人!)
(,,゚Д゚)「なぁ内藤、ぶっちゃけ俺としぃちゃんってお前から見てどうよ?」ヒソヒソ
( α_α)(それにそれに! どういうわけかギコの奴もいるな.......これは好都合だぞ!)
( ;^ω^)「な、何がお.......」ヒソヒソ
( α_α)(新入部員を大量ゲットできる絶好のチャンス! よーし、いっちょ頑張りますか!)
( ^ω^)「.......おっ? なんかそれっぽい人が勧誘してるみたいだお」
( α_α)「あ! どうもどうも! 御一行様、名前だけでも覚えて帰っていってください!」
589
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:56:06 ID:uEPHfws60
(,,゚Д゚)「ん? ってお前、雲澤じゃねぇか」
( α_α)「やぁギコ。新入生の勧誘ってのも、なかなか骨が折れるもんだねぇ」
( ^ω^)「おっ、ギコ君のお友達ですかお?」
(,,゚Д゚)「あぁ。俺と同じBクラスで、オカルト研究部の.......」
( α_α)「雲澤 天(クモサワ テン)だ。よろしく!」
( α_α)「ってギコ〜、ウチはオカルト研究部じゃないぞ! ちゃんと“ 精霊研究会 ”って呼んでもらわないと!」
('A`)「精霊?」
(*゚ー゚)「そそっ! たしか、カードにはモンスターの精霊が宿るって話だったよね!」
( *α_α)「あ、覚えててくれてた?」
590
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:56:53 ID:uEPHfws60
(*゚ー゚)「もっちろん! なんか面白そうだったから、あの後ちょっと調べてみたんだ!」
( *α_α)「お、マジで? いやー嬉しいなぁ!」
(;,,゚Д゚) (えっ、何の話? この2人どういう関係だ?!)
('A`)「精霊ねぇ.......そりゃあ初耳だなぁ。つってもあれだろ? 都市伝説みたいなもんだろ?」
( α_α)「む、それは聞き捨てならないな.......生き証人がここにいるというのに」
( ^ω^)「と、言いますと?」
( α_α)「精霊は、いる.......はっきりそう言えるぜ。なぜなら、俺にはそれがわかるからな!」
( α_α)(なっ、スモークボール!)
(´・ω・`)《.......!》ピクッ
591
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:57:32 ID:uEPHfws60
( ^ω^)(ショボン、どうしたお?)
(´・ω・`)《いや、今なんか.......僕と似た雰囲気を感じたような.......気のせいかな?》
(;'A`)「ま、マジかよ.......」
(*゚ー゚)「いいな〜、精霊。私にも見えたら面白そうなのになぁ〜」
(,,゚Д゚)「まーた始まったな、雲澤のオカルト談話。お前だってもう、サンタさんを信じるような子どもの歳じゃねぇだろ?」
( ;α_α)「何言ってんだギコ、サンタさんはいるだろ?」
(;*゚ー゚)「そーだよーギコ君、何言ってんのさ? サンタさんはいるよ?」
(;,,゚Д゚)「はっ.......そ、そうだぞ雲澤! サンタさんはいるんだぞ!」
( ;α_α)「いやそう言っただろうがさっき俺.......」
592
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:58:13 ID:uEPHfws60
─────
(,,゚Д゚)「まぁなんだ、お前らオカ研がどういう活動してんのかはよくわかったが.......」
(,,゚Д゚)「お前、1年なのに部員勧誘なんかやってたんだな。先輩はいないのか?」
( α_α)「あー.......いたよ、1人ね」
(;*゚ー゚)「えっ! たったの1人だけ?」
( α_α)「そうさ。俺たちの2コ先輩で、元々同じ地元の中学でな」
( α_α)「俺がアカデミアに入学したとき、先輩に誘われて.......俺と、もう1人同じ中学から来た友達の、2人で入部したんだよ」
(,,゚Д゚)「あぁ、藍上(アイガミ)だな」
( α_α)「そそっ。ま、そこまでは良かったんだけどさ.......問題が入部してからで」
593
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:58:44 ID:uEPHfws60
( ;α_α)「その先輩、今年に入って委員会の会長に選ばれちゃって.......そっちの仕事が忙しいからって退部しやがったんだよぉ〜!!」
(;*゚ー゚)「あちゃ〜.......」
(;'A`)「なるほどなぁ、部活とか同好会って3人切ったら廃部の危機って言うからなぁ.......そりゃ部員集めに奔走するわけだ」
( ;α_α)「あぁ、ほんとソンな役回りを押し付けられたもんだぜ」
( α_α)「.......まぁ、つっても」
( α_α)「この部は、先輩が俺たちのために残してくれた居場所なんだ」
( α_α)「昔から、憧れの先輩でな.......その恩義に報いるためにも、俺はこうして部員集めに邁進しているわけさ」
(,,゚Д゚)「雲澤.......」
594
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 17:59:30 ID:uEPHfws60
パチパチパチ.......
(*゚ー゚)「?」
(-@∀@)「いや〜! 実にいいものを見させてもらったよ....... 御恩と奉公、昔からこの国に伝わる美徳だな」
('A`)「ん、誰だ?」
(,,゚Д゚)「.......何の用だ? 冷やかしに来たなら、とっとと失せろ」
(-@∀@)「まぁまぁ、そう怒らないでくれよ巧くん。僕はただ、挨拶に来ただけなのにさ」
( α_α)「挨拶だって? 喧嘩を売りに来た、の間違いだろ?」
(-@∀@)「ふんっ.......どうかな」
595
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:00:02 ID:uEPHfws60
( ^ω^)「おろ? このお方も、ギコ君のお友達かお?」
(,,゚Д゚)「そんなんじゃねぇさ。こいつの名前は朝日 昇(アサヒ ショウ)、俺たちと同じBクラスの生徒で......」
(,,゚Д゚)「自分の強さを証明するためだけに、周りの決闘者を徹底的にいたぶる.......はた迷惑な奴なのさ」
( ^ω^)「なっ.......」
('A`)「ほぉ.......?」
(-@∀@)「的確な自己紹介どうもありがとう。話が早くて助かるよ」
(*゚-゚)「むっ! キミ、そういうの良くないと思うなぁ!」
(-@∀@)「ふんっ。お生憎様、今は君に用はないのさ。何せ僕のお目当ては.......」
596
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:00:33 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「内藤! 今日のターゲットは君だからな!」
( ^ω^)「!」
(#,,゚Д゚)「ハッ.......勝手抜かしやがる! 何がターゲットだ! お前の相手は俺で十分じゃねぇのか!」
(-@∀@)「ふふん、今さらB5入りを蹴った君を相手にする必要もなくなったんでね。こうしてAクラスの生徒相手に勝ち星を積んでいって、B1に一歩ずつ近づいているのさ」
('A`)「B5.......?」
(#,,゚Д゚)「バカバカしい.......! お前も、アイツらも! この俺がぶっ倒してやるよ!」ガチャ.......
( ^ω^)「ギコ君」スッ
597
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:01:54 ID:uEPHfws60
(,,゚Д゚)「ブ、ブーン.......?」
( ^ω^)「彼は僕に用があってわざわざ来てくれたんだお。だったら.......この勝負、喜んで受けて立つお!」
(,,゚Д゚)「お前.......」
(-@∀@)「ふんっ、そう来なくちゃ!」ガチャンッ!
(*゚ー゚)「ブーンくん! 頑張ってー!」
( ^ω^)「じゃ、いくお.......」
( α_α)「ちょーっと待ったぁあっ!!!」
( ^ω^)「「!?」」(@∀@-)
598
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:02:36 ID:uEPHfws60
( α_α)「朝日! その勝負、俺が預かった!!」
(-@∀@)「.......どういうつもりだい? 雲澤君」
( α_α)「内藤、わざわざお前がこんな奴相手にしてやる必要はないぜ」
( ^ω^)「雲澤君.......」
( α_α)「朝日、お前たしかB5に入りたくて、Aクラスの奴らを狩ってるんだったよな?」
(-@∀@)「ふんっ.......まぁね」
( α_α)「だったら、こんな遠回りなやり方よりもっといい方法があるぜ」
(,,゚Д゚)「.......?」
599
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:03:11 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「ほぉ? なんだい、それは」
( α_α)「さっきお前が盗み聞きしていた通り.......俺の先輩は、今や委員会の会長に就任している」
( α_α)「.......風紀委員長の、海山 雄原(カイザン ユウゲン)だ」
(;-@∀@)「.......?!」
(; ,,゚Д゚)「風紀委員の.......!?」
(;'A`)「海山.......!」
(;'A`)「.......って、誰だ?」
600
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:03:49 ID:uEPHfws60
(; ,,゚Д゚)「.......このアカデミアじゃ、風紀委員ってのは花形の役職でな」
(; ,,゚Д゚)「どんな荒事にも対応できるよう、入会試験があるほどに実力のある生徒でないと入れない仕組みになってんだ」
(,,゚Д゚)「風紀委員の会長ってのは、その中でも特に実力の高い生徒が選ばれる。アカデミアNo.1とされる.......生徒会長に匹敵するほどにな 」
((*゚-゚))「す、スゴい.......そんな人が雲澤君の先輩にいるなんて.......」
( α_α)「説明サンキューな、ギコ.......さて」
( α_α)「朝日! もし俺のデュエルに勝てたら、お前を海山先輩に推薦してやるぜ。天下の風紀委員長のお墨付きとあれば、B5入りも容易いだろうよ !」
('A`)「お、おいおい.......」
601
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:04:31 ID:uEPHfws60
( α_α)「.......ただし、元はと言えばお前から吹っかけてきた喧嘩だ。お前が負けたときは、俺の提示する条件に従ってもらう」
(-@∀@)「ほう.......条件ってのは?」
( α_α)「簡単なことさ.......ウチの同好会、精霊研究会に入ってもらう!」
(;-@∀@)「.......はっ?」
(;*゚-゚)「えっ!?」
(; ,,゚Д゚)「おっ、おい! どういうつもりだ? あんな奴を入部させるなんて.......!」
( ;α_α)「いや〜.......実はこっちも、“ 雲 ”にも縋りたい思いでね。こうでもして部員を多く集めないと、先輩や藍上に申し訳が立たないのさ」
( α_α)「最悪、名前を貸してくれるだけでもいいんだが.......さぁどうするよ、朝日! この条件、飲むか!否か!」
602
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:05:08 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「.......面白い。その勝負、乗った!」ガシャンッ!
( α_α)「よし、いくぜっ!」ガシャンッ!
( α_α)「「デュエル!!」」(@∀@-)
(*>ー<)「雲澤君頑張れー!」
(,,゚Д゚) (頼むぞ、雲澤!)
603
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:06:13 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「先行は頂くよ。モンスターとカードをセット! ターンエンドだ」
◇◇◆◇◇ :(-@∀@) 8000
□□■□□ 手札:3枚
□□□□□ :( α_α) 8000
◇◇◇◇◇ 手札:5枚
( α_α)「俺のターン、ドロー!」(手札:6)
( α_α)(朝日とやったことはないが.......あの構えはいかにも、俺から仕掛けるのを待っているって感じだな)
( α_α)(.......だったら、こっちも様子見だ!)
604
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:06:58 ID:uEPHfws60
( α_α)「《雲魔物-アルトス》を召喚!」(ATK:1300)
《雲魔物-アルトス》
効果モンスター
星4/水属性/天使族/攻1300/守 0
このカードは戦闘によっては破壊されない。
このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。
このカードの召喚に成功した時、
フィールド上に存在する「雲魔物」と名のついたモンスターの数だけ
このカードにフォッグカウンターを置く。
フィールド上に存在するフォッグカウンターを3つ取り除く事で、
相手の手札をランダムに1枚捨てる。
(,,゚Д゚)「出たな、雲澤の雲魔物デッキ!」
(*゚ー゚)「あれ? 攻撃力あんま高くないけど、セットしなくてよかったの?」
('A`)「あぁ、あれでいい。雲魔物は、守備表示だと自壊しちまうからな」
605
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:07:37 ID:uEPHfws60
( α_α)「だがその代わり、戦闘では破壊されないのさ。そして、召喚に成功したことで効果を発動! 自身にフォッグカウンターを1つ置くぜ」
●Fog Counter:
アルトス (0→1)
( α_α)「さらに永続魔法、《雲魔物のスコール》を発動! カードを1枚セットして、ターンエンドだ!」
《雲魔物のスコール(クラウディアン・スコール)》
永続魔法
自分のスタンバイフェイズ毎にフィールド上に表側表示で存在する
全てのモンスターに、フォッグカウンターを1つ置く。
◇◇◆◇◇ :(-@∀@) 8000
□□■□□ 手札:3枚
□□⑬□□ :( α_α) 8000
◇⑰◆◆◇ 手札:2枚
⑬アルトス(1)
⑰雲魔物のスコール
606
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:08:12 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「そっちが来ないのなら、こっちからいかせてもらうよ! 僕のターン、ドロー!」(手札:4)
(-@∀@)「セットモンスターをリリースして、アドバンス召喚! 《アルティメット・インセクト LV5》!」(ATK:2300)
《アルティメット・インセクト LV5》
効果モンスター
星5/風属性/昆虫族/攻2300/守 900
「アルティメット・インセクト LV3」の効果で特殊召喚した場合、
このカードがフィールド上に存在する限り、
全ての相手モンスターの攻撃力は500ポイントダウンする。
自分のターンのスタンバイフェイズ時、表側表示のこのカードを墓地に送る事で
「アルティメット・インセクト LV7」1体を手札またはデッキから特殊召喚する
(召喚・特殊召喚・リバースしたターンを除く)。
('A`)「Lvモンスターか。これまた厄介な.......」
607
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:08:51 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「さらにリリースした、《共振虫》の効果を発動!」
《共振虫 (レゾナンス・インセクト)》
効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1000/守 700
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキからレベル5以上の昆虫族モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。
デッキから「共振虫」以外の昆虫族モンスター1体を墓地へ送る。
(-@∀@)「フィールドから墓地へ送られたことで、デッキから《究極変異態・インセクト女王》を手札に加えるよ」
(,,゚Д゚)「相変わらず、わかりやすいくらい理想的な昆虫デッキの動きだな.......」
(-@∀@)「それだけデッキをうまく回せているってことさ。バトルフェイズ! 《アルティメット・インセクト》で《アルトス》を攻撃!」
アルティメット・インセクト (ATK:2300) → アルトス (ATK:1300)
608
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:09:24 ID:uEPHfws60
(;'A`)「この攻撃が通れば、ダメージは必至だが.......」
( α_α)「もちろん、そんなことはさせないぜ! トラップ発動!」
(-@∀@)「僕がこの程度の攻撃でバトルフェイズを終わらせるとでも? リバースカードオープン!」
( α_α)「「《メタバース》!!」」(@∀@-)
( ^ω^)「?!」
(*゚ー゚)「ハモった!?」
( α_α)「俺はデッキから《天空の聖域》を発動するぜ!」
(-@∀@)「僕はデッキから《G・ボールパーク》を発動させてもらう!」
609
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:09:50 ID:uEPHfws60
《天空の聖域》
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
天使族モンスターの戦闘で発生する
そのコントローラーへの戦闘ダメージは0になる。
《G・ボールパーク (ジャイアント・ボールパーク)》
フィールド魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):ダメージ計算時に発動できる。
その戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージを0にし、
自分のデッキからレベル4以下の昆虫族モンスター1体を墓地へ送る。
この効果で通常モンスターが墓地へ送られた場合、
さらにその同名モンスターを自分の手札・デッキ・墓地から任意の数だけ選んで特殊召喚できる。
(2):自分フィールドのモンスターが相手の効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の墓地から昆虫族の通常モンスター1体を選んで特殊召喚する。
( α_α)「《天空の聖域》がある限り、天使族モンスターの戦闘で発生する俺へのダメージは0になる!」(LP:8000)
(-@∀@)「元よりダメージを与えるつもりはないさ。《G・ボールパーク》の効果を発動! 」
610
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:10:26 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「この戦闘で発生するお互いのダメージを0にし、デッキからレベル4以下の昆虫族モンスターを墓地へ送る!」
■Deck → 土Cemetery:《G戦隊 シャインブラック》
(-@∀@)「そして通常モンスターを墓地へ送った場合、同名モンスターを手札・デッキ・墓地から任意の数特殊召喚できる!」
(-@∀@)「現れろ! 3体の《G戦隊 シャインブラック》!」
《G戦隊 シャインブラック》
通常モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻2000/守 0
黒光りするスーツを身にまとい、戦場を駆け回る"黒の閃光"・・・。
影あるところにG戦隊あり!
隠された飛行能力を駆使して巨大なモンスターにも立ち向かうぞ!!
(; α_α)「うげっ.......これまたわらわらと.......」
(;*゚-゚)「し、しかも攻撃が2000.......」
611
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:10:55 ID:uEPHfws60
(; ,,゚Д゚)そ「ぎゃ、ぎゃあぁっ!! じ、Gは嫌だぁ!! 止められるぅぅ!!」
(;'A`)「ギコよく見ろ! あれは《増殖するG》じゃない! お前のソリティアシンクロデッキには無害なモンスターだ!」
(; ,,゚Д゚)「ハッ!.......す、すまねぇ。トラウマが.......」
( *^ω^)(昆虫族のヒーローも.......カッコイイお!)
(;-@∀@)「散々言ってくれるね、キミたち.......さて」
(-@∀@) (せっかく攻撃力2000を並べたものの.......《天空の聖域》が張られている以上、《アルトス》をサンドバッグにしても意味がない)
(-@∀@)「僕はこのまま、ターンエンドだ」
612
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:11:29 ID:uEPHfws60
◇◇◇◇◇ :(-@∀@) 8000
①②③④□ 手札:4枚(インセクトクイーン)
△ ▽
□□⑬□□ :( α_α) 8000
◇⑰◇◆◇ 手札:2枚
①②③シャイン・ブラック
④アルティメット・インセクト
▽G・ボールパーク
△天空の聖域
⑬アルトス(1)
⑰雲魔物のスコール
( α_α)「俺のターン、ドロー!」(手札:2→3)
('A`)「雲澤、あのアルティメット・インセクトには気をつけろ! 今のうちに処理しておくんだ! 」
613
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:12:07 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「ふんっ.......さすがだね、槍田君の言う通りだ。このモンスターは、次の僕のスタンバイフェイズを迎えたときに進化を遂げる!」
(-@∀@)「残しておけば、後顧の憂いとなるだろうが.......はてさて、キミの低パワーデッキでどう突破するのかな?」
( α_α)「まぁ見てな、メガネ君! スタンバイフェイズ、雲魔物のスコールの効果! フィールドのモンスターにフォッグカウンターをひとつ置く!」
●Fog Counter:
シャイン・ブラック ×3 (0 → 1)
アルティメット・インセクトLv5 (0→1)
アルトス (1→2)
( α_α)「そしてメインフェイズ、《雲魔物-キロスタス》を召喚だ!」(ATK:900)
《雲魔物-キロスタス》
効果モンスター
星4/水属性/天使族/攻 900/守 0
このカードは戦闘によっては破壊されない。
このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。
このカードの召喚に成功した時、
フィールド上に存在する「雲魔物」と名のついたモンスターの数だけ
このカードにフォッグカウンターを置く。
このカードに乗っているフォッグカウンターを2つ取り除く事で、
フィールド上のモンスター1体を破壊する。
614
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:13:08 ID:uEPHfws60
( α_α)「キロスタスも召喚成功時、フィールドの雲魔物につきフォッグカウンターを置く。その数は2つだ!」
●Fog Counter:
シャイン・ブラック ×3 (1)
アルティメット・インセクトLv5 (1)
アルトス (2)
キロスタス (0→2)
( α_α)「さぁここからだ! キロスタスの効果を発動! 自身のカウンターを2つ取り除くことで、モンスターを破壊する! 対象はもちろんアルティメット・インセクトだ!」
(-@∀@)「なるほど。力ではなく、技で制しにきたか.......でも」
(-@∀@)「その手は読めている! 手札から、《寄生虫パラノイド》のモンスター効果を発動!」
615
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:13:37 ID:uEPHfws60
《寄生虫パラノイド》
効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 300
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターは種族が昆虫族になり、昆虫族モンスターを攻撃できず、
昆虫族モンスターを対象として発動した装備モンスターの効果は無効化される。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):装備カード扱いのこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
手札からレベル7以上の昆虫族モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
(,,゚Д゚)「あれは.......!」
(-@∀@)「このカードをフィールドのモンスターに装備させる! パラノイドよ、キロスタスに寄生せよ!」ガブッ!
(*゚-゚)「うわっ、なんかくっついた!」
(-@∀@)「このカードの装備モンスターは昆虫族となる! それに加えて.......昆虫族モンスターを攻撃対象にできなくなり、昆虫族を対象とした効果は無効化される!」
(; α_α)「何っ!?」
616
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:14:06 ID:uEPHfws60
( ^ω^)「破壊効果を不発にさせたかお.......!」
(,,゚Д゚)「あぁ。それもそうだが、おそらく奴の狙いは.......」
(-@∀@)「ふふっ.......さぁ、どうする?」
(; α_α)「くっ、こいつ.......!」
(; α_α)「.......すまん! キロスタスを守備表示に変更する!」
.......ファッ!? ギャ-!
ドガ-ン!!
(*゚-゚)「わっ!?」
(; α_α)「守備表示となった雲魔物は形を維持できなくなり、破壊される.......」
(;*゚-゚)「じ、自爆しちゃったよ.......?」
617
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:14:38 ID:uEPHfws60
('A`)「あぁ.......だが、あれでいい」
(*゚ー゚)「え?」
(,,゚Д゚)「パラノイドには、装備モンスターを昆虫族にする効果がある。天使族から昆虫族になったことで、キロスタスはもう 《天空の聖域》の効果を受けられなくなったんだ」
(;*゚ー゚)「てことは.......あっ、そっか! 雲魔物は戦闘では破壊されないから!」
( ^ω^)「あのまま残しておけば、次のバトルに集中砲火を浴びて大ダメージを受けちゃうってことかお.......」
(-@∀@)「その通り。それにしても.......自分で出しておきながら、保身の為にモンスターを犠牲にするなんて.......なかなかキミも薄情な男じゃないか、雲澤君?」
(; α_α)「へっ.......何とでも言え!」
(-@∀@)「ならば、そのプレイングに敬意を評して.......装備モンスターがフィールドを離れたことにより破壊された、パラノイドの効果を発動!」
618
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:15:05 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「手札からレベル7以上の昆虫族、《究極変異態・インセクト女王》を特殊召喚! 現れよ、我が女王!」(ATK:2800)
《究極変異態・インセクト女王》
特殊召喚・効果モンスター
星7/地属性/昆虫族/攻2800/守2400
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):フィールドに他の昆虫族モンスターが存在する場合、
自分フィールドの昆虫族モンスターは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(2):このカードが攻撃したダメージステップ終了時、
自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードは相手モンスターに続けて攻撃できる。
(3):自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
自分フィールドに「インセクトモンスタートークン」(昆虫族・地・星1・攻/守100)1体を特殊召喚する。
(; α_α)「んなっ.......!」
(-@∀@)「自分の身を守るための行動が、とんだ裏目に出たもんだねぇ?」
(; ,,゚Д゚)「まずいな.......あのモンスターは強力だぞ」
619
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:15:30 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「フィールドに同族が存在する限り、《究極変異態・インセクト女王》の効果で僕の昆虫族は効果で破壊されず、効果の対象とならない!」
(;'A`)「効果破壊耐性に、対象耐性。戦闘が不得手の雲魔物には辛い盤面だが.......」
( α_α)「へっ.......朝日お前、その程度で俺から一本とったつもりか? トラップ発動、《アグレッシブ・クラウディアン》!」
《アグレッシブ・クラウディアン》
通常罠
自分フィールド上に存在する「雲魔物」と名のついたモンスターが
自身の効果により破壊され墓地に送られた時に発動する事ができる。
自分の墓地からそのモンスター1体を攻撃表示で特殊召喚し、
そのモンスターにフォッグカウンターを1つ置く。
この効果で特殊召喚されたモンスターはカードの効果によっては守備表示にならない。
( α_α)「墓地からキロスタスを復活させ、さらにフォッグカウンターを1つ置く!」(ATK:900)
(-@∀@)「何.......?」
620
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:15:59 ID:uEPHfws60
( α_α)「さらに手札から魔法カード、《宝札雲》を発動!」
《宝札雲 (ラッキークラウド)》
通常魔法
発動ターン中に「雲魔物」と名のついた同名モンスターを
2体以上召喚・反転召喚・特殊召喚した場合、
エンドフェイズ時に自分のデッキからカードを2枚ドローする。
( α_α)「キロスタスをこのターン2回場に出したことで、エンドフェイズにカードを2枚ドローするぜ!」
(;-@∀@)「2ドローだと.......!」
( α_α)「へへっ、俺が考えもなしに仲間を犠牲にするかよ! 俺と雲魔物の結束を甘く見たな、朝日!」
(*゚ー゚)「やった! キロスタス復活だね!」
キロスタスフッカツヤッタ-!
621
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:16:21 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「だから何だ! そんな弱小モンスターで僕の昆虫軍団には敵わない!」
( α_α)「あぁそうだよ。だから、俺はもっとセコく立ち回らせてもらうぜ! アルトスの効果を発動! フィールドのフォッグカウンターを3つ取り除き、相手の手札をランダムに捨てる!」
( α_α)「そしてこの効果にはターン1制限はない.......お前のモンスターのカウンター4つと、アルトス自身のカウンター2つ!」
( α_α)「計6つのカウンターを取り除く! さぁ、3枚につき1枚だ。お前の手札もちょうど2枚、全て捨ててもらうぜ!」
(;-@∀@)「!!」(手札:2→0)
(;-@∀@) (しまった! 《イナゴの軍勢》が.......)
622
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:16:46 ID:uEPHfws60
《イナゴの軍勢》
効果モンスター
星3/闇属性/昆虫族/攻1000/守 500
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
このカードが反転召喚に成功した時、
相手フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
(;-@∀@) (次のターン、《インセクト女王》の効果でモンスターを減らし召喚.......セットしないことで、女王の耐性でキロスタスの効果から守りつつ)
(;-@∀@) (さらにその次のターン、サイクルリバース効果で奴の天空の聖域を破壊し、総攻撃を仕掛けることができたハズが .......!)
( α_α)「おっ? 随分顔色が悪い気がするが.......何か、キーカードでも握ってたか?」
(-@∀@)「っ! .......いやぁ、どうかな」
( α_α)(よし.......奴の計算をいい感じに狂わせたようだな)
623
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:17:19 ID:uEPHfws60
( α_α)「カードを1枚伏せ、エンドフェイズ! 《宝札雲》の効果でカードを2枚ドロー!」
◇◇◇◇◇ :(-@∀@) 8000
①②③④⑤ 手札:0枚
△ ▽
□□⑬⑭□ :( α_α) 8000
◇⑰◆◇◇ 手札:2枚
①②③シャイン・ブラック
④アルティメット・インセクト
⑤インセクト女王
▽G・ボールパーク
△天空の聖域
⑬アルトス ⑭キロスタス(1)
⑰雲魔物のスコール
(-@∀@)「僕のターン、ドロー!」(手札:1)
(-@∀@) (さっきのハンデスで、多少計算は狂ったが.......この程度で止まるものか!)
624
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:17:44 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「このスタンバイフェイズ、アルティメット・インセクトが進化する!」
(-@∀@)「機は熟した.......内なる殻を破り、今その姿を現せ! 《アルティメット・インセクト LV7》!!」(ATK:2600)
《アルティメット・インセクト LV7》
効果モンスター
星7/風属性/昆虫族/攻2600/守1200
「アルティメット・インセクト LV5」の効果で特殊召喚した場合、
このカードが自分フィールド上に存在する限り、
全ての相手モンスターの攻撃力・守備力は700ポイントダウンする。
(; α_α)「くぅ.......」
(; ,,゚Д゚)「出たな、Lv7.......!」
(-@∀@)「進化した《アルティメット・インセクト》の効果! 相手モンスターの攻守を700ポイントダウンさせる! 蝕みの鱗粉!」
アルトス (ATK:1300→600)
キロスタス (ATK:900→200)
( α_α)「た、タダでさえ低い雲魔物のステータスが.......」
625
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:18:11 ID:uEPHfws60
(,,゚Д゚)「でも、雲澤には《天空の聖域》がある。戦闘ダメージは入らないぞ!」
(-@∀@)「ふんっ.......それはどうかな」
( ^ω^)「.......?」
(-@∀@)「魔法カード、《馬の骨の対価》! シャイン・ブラック1体をリリースし、デッキからカードを2枚ドロー!」
《馬の骨の対価》
通常魔法
(1):効果モンスター以外の自分フィールドの表側表示モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
(-@∀@)「.......ふっ、きたぞ!!」
(*゚-゚)「.......?」
626
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:18:35 ID:uEPHfws60
( α_α)「朝日の奴、何を.......!」
(; ,,゚Д゚) (まさかあいつ.......あのカードを?!)
(-@∀@)「見せてあげよう.......我がデッキの切り札を! 僕は、フィールドのシャイン・ブラック2体をリリース!」
(-@∀@)「儚き生命の犠牲の下に、いま亡者を統べる魔神が甦る.......アドバンス召喚! いでよ、《地縛神 Uru》!」(ATK:3000)
《地縛神 Uru》
効果モンスター
星10/闇属性/昆虫族/攻3000/守3000
「地縛神」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。
相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
また、1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上のモンスター1体をリリースする事で、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
エンドフェイズ時までコントロールを得る。
('A`)「あれが、あいつのデッキの切り札か.......」
627
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:19:10 ID:uEPHfws60
(*゚-゚)「何あれ.......めっちゃ強そう!」
(; ,,゚Д゚)「.......あぁ、強いぜ。あのモンスターは!」
(-@∀@)「Uruをはじめ、地縛神はフィールドゾーンにカードがある場合のみその存在が許されるモンスターだが代わりに、強力な効果を持っている!」
(-@∀@)「(思いしせらせてあげるよ.......シンクロ召喚の陰に隠された、オオカミ国の秘密兵器の力を!) さぁ、バトルフェイズだ!」
(*゚-゚)「え、バトル? ダメージは与えられないのに?」
(; ,,゚Д゚)「違うんだ、あのモンスターは.......!」
(-@∀@)「地縛神モンスターは、相手プレイヤーに直接攻撃できる!」
628
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:19:39 ID:uEPHfws60
(; α_α)「んなっ?!」
(;'A`)「攻撃力3000の直接攻撃だと!?」
(-@∀@)「虚ろなる雲を突き抜けて、Uruよ! 苦悶の糸を垂らせ! ヘル・スレッド!!」
(; α_α)「ぐっ.......! おぉっ!!」(LP:8000→5000)
(; ^ω^)「マズイお.......モンスターを介さない直接攻撃じゃ、天空の聖域も意味がないお」
(-@∀@)「続けてインセクト女王で、キロスタスを攻撃! もちろんダメージは与えられないが.......《G・ボールパーク》の効果が発動!」
(-@∀@)「デッキから《共振虫》を墓地へ送り、さらにその効果を発動! 《ジャイアントワーム》を手札に加えさせてもらうよ」
629
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:20:03 ID:uEPHfws60
《ジャイアントワーム》
効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1900/守 400
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在する昆虫族モンスター1体をゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。
( α_α)「っ! ならば、トラップ発動! 《捨て身の宝札》!」
《捨て身の宝札》
通常罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター2体以上の攻撃力の合計が、
相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番低いモンスターよりも低い場合、
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
このカードを発動するターン、
自分はモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができず、
表示形式を変更する事もできない。
( α_α)「デッキからカードを2枚ドローする!」
630
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:20:30 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「いいだろう、メインフェイズ2に移行。墓地の《共振虫》を除外して、今手札に加えた《ジャイアントワーム》を特殊召喚!」(ATK:1900)
(-@∀@)「除外された《共振虫》の効果も発動するよ。デッキから《ゴキポール》を墓地へ送る!」
《ゴキポール》
効果モンスター
星3/地属性/昆虫族/攻1000/守1200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキからレベル4の昆虫族モンスター1体を手札に加える。
この効果で通常モンスターを加えた場合、
さらにそのモンスターを手札から特殊召喚できる。
その後、この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力以上の攻撃力を持つ、
フィールドのモンスター1体を選んで破壊できる。
(-@∀@)「デッキから2枚目の《ジャイアントワーム》を手札に加える」
(;'A`)「またゴキちゃんかよ.......」
631
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:21:04 ID:uEPHfws60
(*゚-゚)「でも、さっきから墓地に送ったり手札に加えたり.......すごいデッキ回してるよあの人」
(-@∀@)「ふっ、それが昆虫デッキの持ち味さ.......でも、こんな程度じゃ終わらせないよ!」
(-@∀@)「《地縛神 Uru》の効果を発動! ジャイアントワームをリリースし、相手モンスター1体のコントロールをエンドフェイズまで得る! 対象はアルトス!」
(; ,,゚Д゚)「あの効果は.......!」
(; α_α)「!.......マズいっ!」
(-@∀@)「状況が読み込めたようだねぇ。コントロールを得たアルトスを、守備表示に変更する!」
( ^ω^)「守備表示になったってことは.......!」
632
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:21:47 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「そう。アルトスは形を維持できなくなり、破壊される! エンドフェイズにコントロールは元に戻ってしまうからね。僕の手で破壊させてもらったよ!」
(*゚-゚)「そんな.......人から借りたモンスターを返さないなんて!」
(; α_α)「やることがえげつねぇぜ.......朝日の野郎」
(-@∀@)「これも立派な戦術さ。エンドフェイズ、インセクト女王の効果を発動!インセクトモンスタートークンを特殊召喚してターンエンドだ!」(DEF:0)
◇◇◇◇◇ :(-@∀@) 8000
□②③④⑤ 手札:3枚 (Gワーム × 2)
△ ▽
□□⑬⑭□ :( α_α) 5000
◇⑰◇◇◇ 手札:3枚
②インセクトモンスタートークン ③Uru
④アルティメット・インセクト
⑤インセクト女王
▽G・ボールパーク
△天空の聖域
⑭キロスタス(1)
⑰雲魔物のスコール
633
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:22:21 ID:uEPHfws60
(; α_α)(あの地縛神とかいうモンスターは、なんとか除去しないとな.......)
( α_α)(応えてくれ.......俺のデッキ!)
( α_α)「俺のターン、ドロー!」(手札:4)
(; ,,゚Д゚)「この状況.......どう切り抜ける、雲澤.......!」
( α_α)(.......よし、いけるぞ!)
( α_α)「スタンバイフェイズだ。《雲魔物のスコール》により、フォッグカウンターが置かれるぜ」
●Fog Counter:
インセクトモンスタートークン (1)
Uru (1)
アルティメット・インセクトLv7 (1)
インセクト女王 (1)
キロスタス (1→2)
634
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:22:47 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「ふんっ、今さら何を.......どれだけカウンターを貯めても、インセクト女王の耐性の前ではキロスタスの効果も無意味だ!」
( α_α)「あぁ。その通り、だが.......今は黙ってみてな!」
( α_α)「《雲魔物-タービュランス》を召喚!」(ATK:800)
《雲魔物-タービュランス》
効果モンスター
星4/水属性/天使族/攻 800/守 0
このカードは戦闘では破壊されない。
このカードがフィールド上に表側守備表示で存在する場合、このカードを破壊する。
このカードが召喚に成功した時、
フィールド上の「雲魔物」と名のついたモンスターの数だけ
このカードにフォッグカウンターを置く。
また、このカードに乗っているフォッグカウンターを1つ取り除く事で、
自分のデッキまたはお互いの墓地から「雲魔物-スモークボール」1体を選んで特殊召喚する。
( α_α)「タービュランスも効果でフォッグカウンターが2つ置かれる。そしてこのカウンターを1つ取り除くことで.......このモンスターを特殊召喚!」
635
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:23:10 ID:uEPHfws60
(`α_α)「こい! マイフェイバリットモンスター、《雲魔物-スモークボール》!」(DEF:600)
《雲魔物-スモークボール》
通常モンスター
星1/水属性/天使族/攻 200/守 600
小さな小さな雲魔物の子供雲。ひとりぼっちが大嫌いで、
仲間達とそよ風に乗ってゆらゆらと散歩をするのが大好き。
(-@∀@)「今さら通常モンスターだと.......?」
(*>ー<)「キャー! 何あのモンスター!? ちょーカワイイんですけど!!」
(*,,゚Д゚)「いやぁ〜、しぃちゃんのほうがもっとカワ」
( α_α)「そして魔法カード発動! 《馬の骨の対価》! こいつをリリースしてカードを2枚ドローするぜ」(手札:2→4)
636
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:23:37 ID:uEPHfws60
(*゚ー゚)「あ、一瞬でいなくなっちゃった.......」
( α_α)「安心しな、またスグ出てくる! タービュランスのフォッグカウンターをもう一度取り除いて、2体目のスモークボールを特殊召喚!」(DEF:600)
(*>ー<)「カワイー!!」
( α_α)「さらに手札から速攻魔法、《手札断殺》を発動! 互いに2枚カードを捨て、2枚ドローする!」
《手札断殺》
速攻魔法
(1):お互いのプレイヤーは手札を2枚墓地へ送る。
その後、それぞれデッキから2枚ドローする。
( α_α)「そしてここからだ! 墓地へ送った《雲魔物の雲核》の効果を発動する!」
637
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:23:59 ID:uEPHfws60
《雲魔物の雲核 (クラウディアン・エアロゾル)》
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札から「雲魔物」モンスター1体を捨て、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
対象のモンスターにそのレベルの数だけフォッグカウンターを置く。
(2):自分の墓地からこのカードと「雲魔物」モンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「雲魔物」モンスター1体を特殊召喚する。
('A`)「墓地で発動する魔法カードか!」
( α_α)「墓地から自身とアルトスをゲームから除外して、デッキからこのモンスターを特殊召喚する!」
( α_α)「いでよ! 雲魔物の枢軸たる黒雲! 《雲魔物-アイ・オブ・ザ・タイフーン》!!」(ATK:3000)
638
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:24:34 ID:uEPHfws60
《雲魔物-アイ・オブ・ザ・タイフーン》
効果モンスター
星8/風属性/水族/攻3000/守1000
このカードは戦闘によっては破壊されない。
このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。
このカードの攻撃宣言時、「雲魔物」と名のついたカード以外の
全ての表側表示モンスターの表示形式を変更する。
(,,゚Д゚)「出たな、雲魔物デッキのエースモンスター!」
( α_α)「さらに永続魔法、《コート・オブ・ジャスティス》を発動!」
《コート・オブ・ジャスティス》
永続魔法
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
手札から天使族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果は自分フィールドにレベル1の天使族モンスターが存在する場合に発動と処理ができる。
639
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:25:29 ID:uEPHfws60
( α_α)「フィールドにレベル1天使族モンスター、スモークボールが存在することで、手札からこのモンスターを特殊召喚する!」
( α_α)「現れろ! 数多の天使の上に立つ、崇高なる光! 《大天使クリスティア》!!」(DEF:2300)
《大天使クリスティア》
効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守2300
(1):自分の墓地の天使族モンスターが4体のみの場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードの(1)の方法で特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の天使族モンスター1体を対象として発動する。
その天使族モンスターを手札に加える。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いにモンスターを特殊召喚できない。
(4):フィールドの表側表示のこのカードが墓地へ送られる場合、
墓地へは行かず持ち主のデッキの一番上に戻る。
(,,゚Д゚)「クリスティア! 天使族デッキの切り札が出てきたな!」
( ^ω^)「攻撃力3000と2800の大型モンスターを並べてきたお! .......あれ、でもクリスティアは守備表示でいいのかお?」
('A`)「あぁ、大丈夫だ。あのモンスターがいるからな。バトルフェイズに入ればわかるさ」
640
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:26:06 ID:uEPHfws60
( α_α)「へへっ! アカデミア入学祝いに、海山先輩から譲り受けた自慢のモンスターだぜ!」
(-@∀@)「だったらなんだ! アルティメット・インセクトの効果を忘れたか! キミのモンスターのステータスは700ポイントダウンする!」
アイ・オブ・ザ・タイフーン (ATK:3000→2300)
クリスティア (DEF:2300→1600)
(`α_α)「知ったことか! バトルフェイズだ!」
(;-@∀@)「なっ!?」
( α_α)「アイ・オブ・ザ・タイフーンで、アルティメット・インセクトを攻撃!」
アイ・オブ・ザ・タイフーン (ATK:2300)
↓
アルティメット・インセクト (ATK:2600)
641
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:26:38 ID:uEPHfws60
(;*゚-゚)「ちょっと! 自滅しちゃうよ!」
(;-@∀@)「キミ.......正気か!?」
( α_α)「あぁ正気さ! この瞬間、アイ・オブ・ザ・タイフーンの効果が発動するんだからな!」
(`α_α)「フィールドの雲魔物以外のモンスター全ての表示形式を変更する! パーフェクト・ストーム!!」
アイ・オブ・ザ・タイフーン (ATK:2300)
↓
アルティメット・インセクト (DEF:1200)
(;-@∀@)「何っ?!」
( ^ω^)「クリスティアを守備表示で出したのは、こういうわけだったのかお!」
(,,゚Д゚)「よし! それにアルティメット・インセクトがいなくなったことで、モンスターのステータスが元に戻る!」
642
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:27:09 ID:uEPHfws60
( α_α)「さぁ、反撃の狼煙雲は上がった! クリスティアで守備表示のインセクト女王を攻撃! ホーリー・レイジ!!」
クリスティア(ATK:2800) → インセクト女王(DEF:2400)
(;-@∀@)「くっ.......!」
( α_α)「ついでにキロスタスで、インセクトトークンを攻撃だ!」
キロスタス (ATK:900) → インセクトトークン (ATK:100)
(;-@∀@)「うっ.......《G・ボールパーク》の効果を発動! 戦闘ダメージを0に!」
( α_α)「構わないが、クリスティアの効果で通常モンスターは特殊召喚できないぜ!」
643
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:27:46 ID:uEPHfws60
(;-@∀@)「わかっているさ.......デッキから3枚目の《共振虫》を墓地へ送り、その効果で《デビルドーザー》を手札に加える!」
( ^ω^)「《デビルドーザー》、昆虫族のエースモンスターかお!」
('A`)「だが.......守りの要、インセクト女王を打ち破った! 今がチャンスだ!」
( α_α)「おう! メイン2、キロスタスの効果を発動! カウンターを2つ取り除いて、地縛神Uruを破壊するぜ!」
(;-@∀@)「しまった.......!」
(,,゚Д゚)「これで朝日の昆虫軍団も全滅だ! いいぞ雲澤!」
( ^ω^)「それにクリスティアの効果で、特殊召喚は封じられているから.......」
644
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:28:44 ID:uEPHfws60
('A`)「ここから逆転するのは、至難の業だな!」
(*>ー<)「いいぞー! 雲澤君も、スモークボールも頑張れー!」
( α_α)「へへっ、どうだ? 俺はこれでターンエンド!」
(;-@∀@) (.......クソッ!)
◇◇◇◇◇ :(-@∀@) 8000
□□□□□ 手札:4枚 (Dドーザー、Gワーム)
△ ▽
⑪⑫⑬⑭⑮ :( α_α) 5000
◇⑰⑱◇◇ 手札:1枚
▽G・ボールパーク
△天空の聖域
⑪アイ・オブ・ザ・タイフーン
⑫スモークボール ⑬タービュランス
⑭キロスタス(2) ⑮クリスティア
⑰雲魔物のスコール
⑱コート・オブ・ジャスティス
645
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:29:20 ID:uEPHfws60
(;-@∀@) (まだだ.......フィールドアドバンテージは壊滅的だが、僕にはまだ手札がある!)
(-@∀@)「僕のターン、ドロー!」(手札:5)
(-@∀@) (っ! これは.......いけるぞ!)
(-@∀@)「魔法カード、《貪欲な壺》を発動!」
《貪欲な壺》
通常魔法
(1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。
そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。
(;'A`)「ここで、《貪欲な壺》だと!?」
(´・ω・`;)《あの主人公補正......まるでブーン並だな!》
646
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:29:45 ID:uEPHfws60
(; ^ω^)「ショボン、いたのかお.......」
(-@∀@)「墓地の共振虫3体、ゴキポール、 インセクト女王の5体をデッキに戻し2枚ドロー!」(手札:5)
(-@∀@)「さらに手札を1枚捨て、魔法カード《地縛神の復活》を発動!」
《地縛神の復活》
通常魔法
手札を1枚捨てて発動する。
自分の墓地に存在する「地縛神」と名のついたモンスター1体と
フィールド魔法カード1枚を選択して手札に加える。
(-@∀@)「墓地の地縛神、Uruとフィールド魔法《死皇帝の陵墓》を手札に加える!」
647
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:30:16 ID:uEPHfws60
《死皇帝の陵墓》
フィールド魔法
(1):お互いのプレイヤーは、
自分メインフェイズに以下の効果から1つを選択して発動できる。
●1000LPを払って発動できる。
1体のリリースを必要とする手札のモンスター1体の通常召喚を、
リリースなしで行う。
●2000LPを払って発動できる。
2体のリリースを必要とする手札のモンスター1体の通常召喚を、
リリースなしで行う。
(*゚ー゚)「《死皇帝の陵墓》? いつの間に.......?」
( ^ω^)「.......あ、前のターンの《手札断殺》かお!」
( α_α)「むっ、奴の戦略を助けちまったか」
(-@∀@)「手札コストとして墓地へ送られた《共振虫》の効果! デッキから2枚目の《デビルドーザー》を手札に加える!」
(; ,,゚Д゚)「あいつ、デッキに戻した《共振虫》をもうドローしてきたのか!」
648
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:30:42 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「そして発動、《死皇帝の陵墓》! その効果で、2000LP分を生け贄としてUruを再び召喚!」(ATK:3000)
(; α_α)「地縛神、復活か.......!」
(-@∀@)「さらに! 魔法カード、《精神操作》を発動! クリスティアのコントロールを奪取!」
(-@∀@)「Uruの効果も発動だ! クリスティアをリリースし、次はアイ・オブ・ザ・タイフーンのコントロールを得る!」
(; α_α)「.......フィールドから墓地へ送られる場合、クリスティアはデッキの上に置かれる」
(*゚-゚)「雲魔物が奪われたってことは.......」
(-@∀@)「そうだ。アイ・オブ・ザ・タイフーンを守備表示に変更! これにより、自身の効果で破壊される!」
649
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:31:22 ID:uEPHfws60
(; α_α)「なんたる無慈悲な.......!」
(;'A`)「たった1ターンでクリスティア、アイ・オブ・ザ・タイフーンの2体が除去されたか!」
(-@∀@)「まだまだ! クリスティアのいない今、特殊召喚の制限はない! 墓地のシャイン・ブラック3体と、アルティメット・インセクトLv5を除外!」
(-@∀@)「手札から2体の《デビルドーザー》を特殊召喚する!」(ATK:2800/2800)
(;'A`)「攻撃力2800のデカブツがわらわらと.......!」
(-@∀@)「これが昆虫デッキの展開力だ! バトルフェイズ! Uruでキミにダイレクトアタック! ヘル・スレッド!!」
650
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:31:51 ID:uEPHfws60
(; α_α)「ぐっ.......うぉおっ!!」(LP:5000→2000)
(;*゚-゚)「雲澤君のライフが!」
(; ,,゚Д゚)「マズいぞ.......次またダイレクトアタックを受けたら、あいつのライフは尽きる.......!」
(-@∀@)「ついでにデビルドーザーで、スモークボールに攻撃だ」
(; α_α)(あ、相棒.......!)
(-@∀@)「雲魔物のスコールで置かれるカウンターは1つ。カウンターのない今のキロスタスでは、次のターンで僕のモンスターを破壊することはできない!」
(-@∀@)「さぁ雲澤君.......一気に形成は逆転したな。カードを1枚セットして、ターンエンドだ!」
651
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:32:25 ID:uEPHfws60
◇◇◆◇◇ :(-@∀@) 6000
□②③④□ 手札:1枚 (Gワーム)
△ ▽
□□⑬⑭□ :( α_α) 2000
◇⑰⑱◇◇ 手札:1枚
②Uru ③④デビルドーザー
▽死皇帝の陵墓
△天空の聖域
⑬タービュランス ⑭キロスタス
⑰雲魔物のスコール
⑱コート・オブ・ジャスティス
(; α_α)「くぅ.......」
(-@∀@) (奴のデッキトップのカードは大天使クリスティア。次のターン、雲魔物のスコールでタービュランスにフォッグカウンターを置いて.......)
(-@∀@) (スモークボールを出せば、アドバンス召喚せずともコート・オブ・ジャスティスの効果で特殊召喚できるが.......)
(-@∀@) (クリスティアの打点では、デビルドーザーに並ぶのが精一杯。どう足掻いてもUruは突破されない!)
652
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:32:51 ID:uEPHfws60
(-@∀@) (それに僕のセットカードは.......この勝負、もらった!)
(; α_α)「へっ.......朝日お前、やっぱり強ぇな。B5を目指すだけのことはある」
(-@∀@)「それはどうも。おかげさまで、僕はB1の席に座れそうだよ」
(#,,゚Д゚)「あいつ.......」
( α_α)「気の早い奴め。その言葉は、俺を倒してから言うんだな!」
(-@∀@) (倒せるものか.......僕のデュエルは、いかなる時も他者を凌ぐのさ!)
( α_α)「俺のターン、ドロー!」(手札:2)
(-@∀@)「今引いたカードはクリスティアだろう? 確かに強力なモンスターだが、この状況では死に札も同然のハズだ!」
653
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:33:29 ID:uEPHfws60
( α_α)「.......それはどうかな」
(-@∀@)「何?」
( α_α)「雲魔物のスコールの効果により、フィールドのモンスターにフォッグカウンターが置かれる!」
●Fog Counter:
Uru (1) デビルドーザー (1)
タービュランス (1) キロスタス (1)
(-@∀@)「だが、カウンターが1つ乗ったところでキロスタスの効果は発動できない!」
( α_α)「キロスタスの効果はな! メインフェイズ、タービュランスのカウンターを1つ取り除いて、墓地からスモークボールを特殊召喚!」(DEF:600)
(-@∀@)「今さら何を.......!」
( α_α)「これで、俺のフィールドには3体のモンスターが揃った! 朝日よ、お前にはこの意味がわかるか?」
654
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:33:57 ID:uEPHfws60
(-@∀@)「はぁ.......? まさか、キミが神のカードを持っているとでも言うのか!?」
('A`)「神のカード.......3体の生け贄が必要と言われる、伝説のカードだが.......」
( α_α)(相棒.......お前の力、借りるぞ!)
( α_α)「スモークボール! タービュランス! キロスタス! 俺は今、3体のモンスターを.......生け贄に捧げる!!」
(;-@∀@)「なっ!?」
(;*゚-゚)「まっ、まさか本当に.......??」
(`α_α)「─────妖艶を纏いし、天の覇者よ! いま、大いなる力の元に青き星より舞い降りよ!!」
655
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:34:59 ID:uEPHfws60
(`α_α)「アドバンス召喚! 現れろ、《The tripping MERCURY》!!」(ATK:2000)
《The tripping MERCURY (ザ・トリッピング・マーキュリー)》
効果モンスター
星8/水属性/水族/攻2000/守2000
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した時に発動できる。
フィールドのモンスターを全て表側攻撃表示にする。
(2):このカードはモンスター3体をリリースして召喚する事もできる。
(3):このカードの(2)の方法で召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手フィールドのモンスターの攻撃力はそのモンスターの元々の攻撃力分ダウンする。
(4):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(; ,,゚Д゚)「なっ.......!」
(;-@∀@)「なんだ.......このモンスターは?!」
(`α_α)「朝日、お前に教えてやるよ.......これが! 俺の最強の僕!!
─────水星を司る、“ プラネットモンスター ”だ!!」
(; ^ω^)「《ッ!!?》」(´・ω・`;)
656
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:35:40 ID:uEPHfws60
(;'A`)「プラネット.......」
(;*゚-゚)「モンスターって.......!」
──────────
─────
( ゚∀゚)「ん? あぁ、やっぱ知らなかったか。じゃあいい機会だし、教えてやるよ……」
( ゚∀゚)「ジ・アース! もとい、プラネットモンスターは全て!」
( ゚∀゚)「俺の作ったカードだ!」
─────
──────────
(; ^ω^)(プラネットモンスターは.......ジョルジュの.......!)
(´・ω・`;)《(なぜ.......彼が持っているんだ!?)》
657
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:36:08 ID:uEPHfws60
(`α_α)「マーキュリーの効果! 3体をリリースしてアドバンス召喚した自身が存在する限り、相手モンスターの攻撃力をその数値だけダウンさせる! アトモスフェリク・ディサフェランス!!」
Uru (ATK:3000→0)
デビルドーザー × 2 (ATK:2800→0)
(;-@∀@)「んなっ.......! 僕の昆虫たちの攻撃力が、0に?!」
( α_α)「そして! 今のアドバンス召喚によって、俺の墓地には4体の天使族モンスターが揃った!」
( α_α)「この条件下でクリスティアは、自身の効果により特殊召喚できる! 再びフィールドに現れろ!!」(ATK:2800)
( α_α)「クリスティアがこの効果で特殊召喚されたとき、墓地の天使族を手札に戻す。キロスタスを手札に加えるぜ!」
658
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:36:33 ID:uEPHfws60
( α_α)「そして、マーキュリーは一度のバトルに2回攻撃することができる! このターンで決まりだ!!」
(;-@∀@)「さっ.......させるかっ! リバースカードオープン、《究極地縛神》!!」
《究極地縛神》
永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドに通常召喚された「地縛神」モンスターが存在する場合、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
(-@∀@)「その効果により、トリッピング・マーキュリーを破壊する!」
(; ,,゚Д゚)「ヤバいっ! 雲澤の手札には防御札はない.......! 回避手段は.......」
659
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:37:03 ID:uEPHfws60
(#-@∀@)「地縛神の力を舐めるなぁッ!!」
(`α_α)「へっ.......それはこっちのセリフだぜ! プラネットモンスターに気安く触れられると思うなよ!」
( α_α)「墓地の魔法カード、《海竜神の激昂》の効果を発動!」
《海竜神の激昂》
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「激流葬」1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの水属性モンスターが効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。
( α_α)「このカードを除外することで、俺の水属性モンスターは効果では破壊されない!!」
(;-@∀@)「何.......!?」
660
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:37:31 ID:uEPHfws60
(;*゚-゚)「あんなカード、使ってたっけ.......?」
──────────
─────
( α_α)「さらに手札から速攻魔法、《手札断殺》を発動! 互いに2枚カードを捨て、2枚ドローする!」
─────
──────────
(;-@∀@)「まさか、あのときに!?」
(;'A`)「すげぇ.......ここまで全部、計算づくか!」
(`α_α)「さぁ! 覚悟はいいか、朝日よ! バトルフェイズ!!」
661
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:38:00 ID:uEPHfws60
(`α_α)「マーキュリで、デビルドーザー2体に攻撃! Temperature Change (テンパラチャー チェインジ)!!」
マーキュリー (ATK:2000) → デビルドーザー × 2 (ATK:0/0)
(;-@∀@)「そんな、バカな.......!」(LP:6000→4000→2000)
(`α_α)「最後はコイツで決める! クリスティアで、地縛神Uruを攻撃! ホーリー・レイジ!!」
(;-@∀@)「僕の.......モンスターたちが.......」(LP:2000→0)
662
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:39:12 ID:uEPHfws60
──────────
(*^ー^)「やったぁ! 雲澤君の勝ちだよ!」
('∀`)「あぁ! プラネットモンスターも見れたし、いいデュエルだったな!」
( α_α)「さぁ、朝日.......俺の勝ちだ」
(;-@∀@)「くぅっ.......!」
( α_α)「約束通り、お前にはウチの同好会に入ってもらうぜ! さっそくだが、この入部届けに.......」
( Д )「.......《盗人の煙玉》、発動!」
663
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:40:38 ID:uEPHfws60
プシュウウゥウッッ-!!!
(; α_α)(; ,,゚Д゚)「?!」
(; ^ω^)「おっ!?」
(;*゚-゚)「う、うわぁっ!!」
(;-@∀@) (これは.......?!)
( Д )「朝日、こっちだ.......来い!」
(-@∀@) (こ、この声は.......)
(;'A`)「ゲホッ! ゲホッ.......な、なんだったんだあの煙は.......?!」
664
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:41:03 ID:uEPHfws60
シ─────ン.......
(; ,,゚Д゚)「んなっ.......あ、朝日の野郎がいねぇ!」
(;'A`)「あ、あいつ! 混乱に乗じて逃げ出したか!」
(; ´α_α)「く、くっそぉ.......! あんな奴でも、部員を増やせるチャンスだったのに!」
( ^ω^)「あの〜、雲澤君!」
( ´α_α)「ん.......?」
( ^ω^)「もしよかったら.......同好会に、僕を入れさせてくれないかお?」
( α_α)「え.......?」
665
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:41:55 ID:uEPHfws60
( ^ω^)「確かに、今の時代じゃ精霊なんてオカルトみたいに言われてるかもだけど.......」
(* ^ω^)「決闘者なら誰しも夢見るもんだお! 雲澤君、僕も見れるようになるかはわかんないけど、入部させてもらえないかお?」
( α_α)「な、内藤.......! もちろん、大歓迎だぜ!」
(´・ω・`)《(よし、ナイスだブーン! プラネットモンスターを持つ彼に近づけば、ジョルジュに関して何か手がかりを掴めるかもしれ.......)》
(* ^ω^)(ウヒョヒョ!w 僕のおにゃの子モンスターのおパンツは一体何色なんでしょうねぇ〜?w)
(´・ω・`;)《(.......ブーンの奴、何考えてんだ? バカに鼻息が荒いぞ.......)》
666
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:42:32 ID:uEPHfws60
(; ,,゚Д゚)「えっ!? おいおい、マジかよ? 今さらだけど、この部ロクな活動してねーぞ! やめとけやめとけ!」
(# α_α)「あっ、おいギコ! てめーここに来てハシゴ外しに来たなコラ!」
( ;^ω^)「え?」
(; ,,゚Д゚)「モナーの奴が言ってたぞ! この前部室覗いたら、ずっと漫画読んだりゲームしてたってな!」
( ;α_α)「んな!? あいつ、いつの間に.......!」
(; ,,゚Д゚)「どうせ、やる事ないからだらだら遊び呆けてたんだろお前ら!」
667
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:43:04 ID:uEPHfws60
( ;α_α)「そ、そんなわけ.......ねぇよ! みんな! こいつの言ってることは全部デタラメだからな! 安心して入部してくれ!」
(;'A`)(;*゚-゚) (.......大丈夫か(な)? この同好会.......)
─────
(;-@∀@)「はぁ、はぁ......クソッ!」
( ^Д^)「大丈夫か?」
(;-@∀@)「.......あぁ、ありがとう。助かったよ.......」
( ^Д^)「わりいなぁ〜、俺がけしかけたばっかりに。内藤ひとりを狙うつもりが、面倒な連中に絡まれちまったな」
668
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:43:27 ID:uEPHfws60
(;-@∀@)「そんな、ことは.......どうでもいいさ.......」
(;-@∀@) (プラネットシリーズ.......それに.......シンクロ、エクシーズ.......!)
(;-@∀@)「僕にだって.......もっと強いカードが使えれば.......クソッ!!」
( ^Д^)「.......」
──────────
アカデミア・会議室 (15:55)
ガチャッ.......ツカツカ
川 ゚ -゚)「失礼します」
669
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:44:14 ID:uEPHfws60
(#ノAヽ)「ムッ! 水治さん、遅いですぞ! 会議まであと5分なんですからね!」
川 ゚ -゚)「すみません、お待たせしてしまいました」
( ・∀・)「おう水治、まーたトイレか?」
川 ゚ -゚)「まぁそんなところだ。最近便秘気味でな」
( ・∀・)「おk、あとでボラギノールあげるよ。余ってるし」
川 ゚ -゚)「.......便秘に効くのか、 それは?」
(#ノAヽ)「まったく、もう少しB5としての自覚を持ってもらわないと.......!」
\(;^o^)/「ま、まぁまぁ.......教頭先生。先方も、まだ到着しておりませんので.......」
670
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:44:39 ID:uEPHfws60
(; ´∀` )「そうですよ、時間内に来てくれるだけいいじゃないですか。プギャーに至ってはこれまで遅刻しなかった試しがないんですから.......」
(#ノAヽ)「む、むぅ.......それはそれで問題なのだが.......」
川 ゚ -゚)「教頭、お二人もこう言っていることですし.......許してあげて下さいよ」
(; ´∀` )「いやこれ、アンタの問題だよ.......」
トントン
( ・∀・)「お? またひとり来たみたいだね」
( ´∀` )「プギャー.......ではなさそうですね」
川 ゚ -゚)「と、なると」
671
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:45:12 ID:uEPHfws60
( ノAヽ)「.......“ 彼 ”ですね。小和田先生、お招きして差し上げなさい」
\(^o^)/「はっ.......」
ガチャ
???「いやぁ〜すみませんねぇ! バイクが突然パンクしちゃったもんですから」
\(^o^)/「あ、いえいえ.......」
???「ここまで押して来たんですよ〜、だからもう腕がパンッパンになってしまって」
???「まったくどうしたもんですかねぇ〜、素直にJAFでも呼んだほうがいいのかな?」
672
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:45:42 ID:uEPHfws60
\(^o^)/「(よく喋る子だなぁ.......)どうぞ、こちらへ」
ガタッ ガタッ
???「あ、どうもどうも! 皆さん、お待たせしてすみませんねぇ」
( ノAヽ)「いやぁ、とんでもございません! 本日は御足労頂きありがとうございます
─────長岡さん」
_
( ゚∀゚)「やだな〜教頭先生! 昔の教え子に敬語なんて、水臭いじゃないですか〜!」
【to be continued ────】
673
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:46:10 ID:uEPHfws60
( ;^ω^)「.......」
( α_α)「.......」ピコピコ
ノパ ヮ゚ノゞ「.......」ピコピコ
( α_α)「.......あ、粉塵ちょうだい」ピコピコ
ノパ ヮ゚ノゞ「ごめん、いまハチミツ採ってるから無理」ピコピコ
(; α_α)「この狩り真っ只中に?! .......あ、乙った」
ノパ ヮ゚ノゞ「ちょっと〜なにやられてんの〜? もう少し粘ってくれてもよかったのにさ〜」
674
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:46:43 ID:uEPHfws60
(; α_α)「だったらお前も仕事しろよ〜」
(; ^ω^)(.......ギコ君の言ってた通りだお)
ノパ 〜゚ノゞ「ふぅ〜チカレタ.......あ、ポテチうま。ほら、内藤君も食べて!」
(; ^ω^)(やっぱロクなとこじゃなかったお、ここ.......)
ガラガラ-
(??)「全くお前ら、せっかく新入部員が来てくれたっていうのに.......もう少し丁重にもてなしはできないのか?」
( ^ω^)「.......おっ?」
( α_α)「いや〜、やっぱ俺らといえば、いつもこんな感じなんでね! 変に取り繕うよりは、むしろ取っ付きやすいと思ったんですが」
675
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:47:08 ID:uEPHfws60
(??)「それにつけても、だ。この部の正体を表すにはまだちょっと早すぎるだろう」
( ^ω^)(正体って.......)
ノパ ヮ゚ノゞ「あれっ、先輩! 久しぶりじゃん! 元気してました?」
(??)「あぁ、元気ついでに俺がいろいろ準備してやってきたぞ.......あ、キミが件の」
( ^ω^)「そういうあなたはもしかして、この部のOBの?」
(メ'⊿`)「はじめまして、だな。俺が海山(カイザン)だ」
《海山 雄原(カイザン ユウゲン)》─────遊戯王Boon・カサル
676
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:47:36 ID:uEPHfws60
( ^ω^)「おっ、よろしくですお。僕は内藤と申しますお!」
(メ'⊿`)「よろしくな、内藤君。といっても、今となっては俺はもうこの部から去った身だが」
(メ'⊿`)「今日は俺から、キミの入部をささやかながら祝おうと思ってな。これを持ってきた」ガコンッ
( ^ω^)「これは.......たこ焼き器?」
( α_α)「出たっ! やっぱ先輩といえばこれですよね!」
(メ'⊿`)「あぁ。この前も仲間内でやってみたが、腕は衰えていなかったよ。ほら、具材も持ってきたから2人も準備してくれ」
677
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:48:03 ID:uEPHfws60
ノパ ヮ゚ノゞ「へいへーい.......おっ! ちゃんと納豆まで用意してくれてる! さっすがカイザー先輩、わかってますなぁ」
(;メ'⊿`)「おい、その呼び方はもうやめてくれ。厨二病とか、イタイ奴だとか思われるだろう.......」
( α_α)「あれ、そうじゃないんですか?」
(;メ'⊿`)「違うわ.......18だぞ俺。もうだいぶいい歳じゃないか.......」
ノパ ヮ゚ノゞ「えーいいじゃないですかー! 何が不満なんですかー? カイザー先輩〜!」
678
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:48:50 ID:uEPHfws60
( α_α)「よっ、カイザー!」
( ^ω^)o彡°「カイザー! カイザー!」
(;メ'⊿`)「お、お前ら! もうやめろォ!」
(; ^ω^)o彡° (.......この人がアカデミアの風紀委員長かぁ。なんか、僕が思ってたのと違った感じだお.......)
──────────
( ゚д゚ )「ん?」
( ゚д゚ )「.......気のせいか」
↑思ってたの (怖い顔、目力強め、声デカめ)
679
:
◆zShbGVNdl.
:2021/04/30(金) 18:54:40 ID:uEPHfws60
.......
更新頻度を上げるとは、何だったのか.......
作者様が降臨されていたのに2年も更新をほったらかしていたクソ作者がいるらしいんですよ.......
これからも細々更新してみますので.......今でも見て下さる方がいらっしゃいましたら、今後ともよろしくお願いします.......
680
:
名無しさん
:2021/04/30(金) 19:10:47 ID:B5gs0zpg0
乙ァ!!!!
681
:
名無しさん
:2021/05/07(金) 02:38:28 ID:Lmw/Jq/c0
おつおつ
682
:
名無しさん
:2022/07/07(木) 21:28:53 ID:SabTugqc0
原作者が冥界へ旅立ってしまったので追悼。
作者さん、無理せず頑張ってください。
683
:
◆zShbGVNdl.
:2022/07/08(金) 00:33:27 ID:anXyiZXA0
>>682
自分も、同じく今は喪に服しているところであります。この作品の存在も、全ては遊戯王というコンテンツの存在ありきですからね…
長いこと更新途絶えて本当に申し訳ないです…ですが今の今まで、この作品の存在を忘れたことは一時もありません!
どうかどうか長い目で完結を見届けて頂ければ…!
684
:
名無しさん
:2022/07/09(土) 01:54:01 ID:dJrncM1g0
>>683
私も一介のブーン小説家(と言っていいのか?)なので気持ちはよくわかります。
わかります…が!
作者がライフ0になっては本末転倒!ディアンケトでご自愛してください。
(十代^ω^)「誠実に堅実にやっていけば…読者は応えてくれるだろお?」
685
:
◆zShbGVNdl.
:2022/07/09(土) 21:32:00 ID:rVVB8/xo0
>>684
熱きお言葉ありがとうございます…!
俺たちが遊戯王を愛する限り、戦いのロードは続く!
686
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:09:19 ID:4qc2OtQo0
【第9話 Imitation 1/2】
──────────
アカデミア・とある会議室
(; ノAヽ)「いやはや.......しかし、かつてのような間柄では」
_
( ゚∀゚)「なーに言ってんすか、俺はいつでも先生を尊敬してるんすよ。アカデミアを辞めた、今でもね」
(; ノAヽ)「はは......」
_
( ゚∀゚) チラッ
川 ゚ -゚)「.......」
_
( ゚∀゚)「お、確かキミだったかな? 俺の作った、ペンデュラムモンスターを使ってくれたって生徒は」
川 ゚ -゚)「はい、その節はありがとうございました。今でも大切に使わせていただいております」
687
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:10:55 ID:4qc2OtQo0
_
( ゚∀゚)「そっかそっか! あ、開発者だからって別に気遣わなくてもいいんだぜ。年齢的に言えばキミらと同級生だし、俺」
川 ゚ -゚)「えっ?」
( ・∀・) (ん、どゆこと? 僕ら1年でしょ? なのにアカデミアにいたって.......)ヒソヒソ
( ´∀` )(聞いた話によると、飛び級で僕らより2年先に入学してたらしいんですよ。だから厳密には、学年で言えば今の3年生にあたりますね)ヒソヒソ
( ・∀・) (へぇ.......それはすごいなぁ)ヒソヒソ
川 ゚ -゚)「なるほど、そういうことなら遠慮はいらないな。ほら長岡君、立ち話も何だし座って座って!」
\(;^o^)/「ッ?!」
( ・∀・)「おいおい.......w」
(; ノAヽ)「お、おバカッ! 発言を素直に受け取るんじゃないですよ!」
_
( ゚∀゚)「いやいや! これくらいが丁度いい。肩の荷が降りるってもんですよ! ね、皆さん?」
688
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:11:54 ID:4qc2OtQo0
(; ノAヽ)「な、長岡君がそう言うのなら.......」
_
( ゚∀゚)「えぇ大丈夫ですよ。では、さっそくですが始めちゃいましょうか.......今後の作戦会議をね」
──────────
アカデミア・部室
( α_α)「このプラネットシリーズか? 貰ったんだよ、クリスティアと一緒にな」
( ^ω^)「海山先輩から.......かお?」
( α_α)「そそ! 何でもこのプラネットシリーズ、先輩の友達が開発したカードなんだってよ」
ノパ ヮ゚ノゞ「何だかんだですごいよね〜、先輩! こんな有名なカード創った人と友達なんだからさ〜」
( α_α)「な! 先輩に頼めばサインでも描いて貰えるかな?」
( ^ω^)(やっぱり、入手ルートは風紀委員長からの筋だったかお.......!)
(´・ω・`)《(海山に聞けば、ジョルジュについて何かわかるかもしれないな!)》
( ^ω^)(おっ!)
ピンポンパンポ-ン
( α_α)「ん、放送か?」
「1-Aクラスの内藤君、風紀委員からの呼び出しです。 至急、委員会室までお願いします」
ピンポンパンポ-ン
Σ( ;^ω^)「ファッ!?」
(´・ω・`)《ほう、 向こうさんから呼び出してくれるなんて好都合じゃないか! 行くよ、ブーン!》
689
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:13:04 ID:4qc2OtQo0
( ;^ω^)「おっ!? そ、そうだけど.......僕、何かやらかしたかお?!」
(´・ω・`)《という訳でだ。 諸君! プラネットシリーズの出処が掴めたいま、僕たちがここにいる意味は消え失せた! 今日からは幽霊部員として扱ってくれ! じゃあな!》
( α_α)ノパ ヮ゚ノゞ「えっ?」
( ;^ω^)「しょ、ショボン! それは失礼じゃないかお.......!?」
(´・ω・`)《いいんだよ! 籍だけ置いとけばこの同好会が廃部になることはない! 行くぞ!》グイグイ
( ;^ω^)「全く強引なヤツだお.......雲澤君、藍上さん! また来るお!!」ダッ
(´・ω・`)《さらばだー!》
( α_α)「お、おぉ〜.......! 達者でな〜!」
ノパ ヮ゚ノゞ「ふふっ。 入学早々呼び出されるなんて、内藤くんもワルい奴だねぇ〜」
690
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:13:42 ID:4qc2OtQo0
──────────
委員会室
コンコン
(メ'⊿`)「.......ん」
アカデミア風紀委員会 会長・海山 雄原(カイザン ユウゲン)
( ^ω^)「し、失礼しますお〜.......」ガチャ
(メ'⊿`)「やぁ。 来たね、内藤君」
( ;^ω^)「も、申し訳ございませんおっ! 僕、何かやらかしましたかおっ?!」
(メ'⊿`)「んっ? あぁ! 大丈夫だよ、そんなに謝らなくても」
( ^ω^)「えっ?」
???「すまない.......内藤君。 あらぬ不安を抱かせてしまったようだな」
( ^ω^)「え.......あなたは?」
( ゚д゚ )「顔合わせは、初めてだったな.......改めまして」
( ゚д゚ )「河内 美月(カワチ ミヅキ) だ。 このアカデミアで、生徒会長をやっている」
( ;^ω^)「か、会長さん.......?」
(メ'⊿`)「全く.......何も風紀委員の名前を使ってまで呼び出すほどのことでもないだろうに。 内藤君も困惑しているぞ」
691
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:14:21 ID:4qc2OtQo0
( ゚д゚ )「ふっ、そうでもなかろう。 すまない内藤君、いやね…ひとつ確認したいことがあってな」
( ^ω^)「確認ですかお?」
( ゚д゚ )「うむ、君の得意とする召喚法についてなのだが.......」
( ^ω^)「あぁ、融合召喚ですがお?」
(´・ω・`;)《(あ、おいバカッ!)》ヒソヒソ
Σ( ;^ω^)(ハッ.......! しまったお! HEROデッキを使うのはホライゾンのときだけだったお.......)ヒソヒソ
( ゚д゚ )「.......」
( ;^ω^)「あー、ゆ、融合.......じゃなくて.......そう! シンクロ! シンクロ召喚のことですかお!?」
(メ'⊿`)「!」
( ゚д゚ )「.......あぁ、そうだな。 そのシンクロ召喚についてなのだが」
( ゚д゚ )「君はもう “召喚免許” の申請はしているだろうか?」
( ^ω^)「め、免許.......?」
( ;^ω^)「.......あ゛。」
692
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:15:01 ID:4qc2OtQo0
──────────
─────
_、_
( ,_ノ` )y━・~「そうそう、ひとつ教えておかなきゃならんことがあるんだが」
( OwO)「おっ?」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「ホライゾン、君は融合召喚を使うが....... “免許” はちゃんと取ってるか?」
( OwO)「車の話じゃないですおね? もちろんですお。 僕が初めて融合召喚に成功してから、しばらくしてウチに案内が来ましたから」
( OwO)「…ただ、実を言うとシンクロのほうはまだなんですお。 何せこの前習得したばかりだから…」
(´メω・`)《免許? 案内? なんじゃそりゃ》
_、_
( ,_ノ` )y━・~「ヴィップではEXデッキのモンスターを使うには免許の取得が義務付けられてるんだ」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「EXデッキのモンスターには、通常より多量のクォーツが含まれる…強力なカードを機動させるには、より多くのエネルギーを必要とするからな」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「そしてそれに伴い、使用者にも相応の実力が求められる。 安全な使用を促す為にも、ココ最近免許制の法案が整備されたのさ」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「近年では融合だけでなくシンクロやエクシーズなど、他国で主流となる召喚法を扱うデュエリストも国内で見られるからな」
(´メω・`)《なるほど。 ヴィップも最近じゃ多国籍化が囁かれているからね…異邦人に感化されて分不相応にEXを使うような連中を取り締まる必要があるわけだ》
_、_
( ,_ノ` )y━・~「あぁ…ホライゾン。 個人で各召喚法に適正を確認した場合、免許の申請期限は原則1ヶ月となる。 これを過ぎれば別途適正検査など厄介なことになりかねん…分かっているとは思うが、忘れずにな」
( OwO)「はいですお! 」
─────
──────────
693
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:15:41 ID:4qc2OtQo0
( ;^ω^)「えーっと…ちょ…丁度今日! 今日の放課後、申請予定でしたお!」
( ゚д゚ )「あぁ、それで全く問題ない。 よろしく頼むよ」
( ^ω^)「は、はいですお!」
(メ'⊿`)「突然、放送で呼び出してすまなかった。 毎年、新学期のこのシーズンはこうやって申請漏れがないか生徒に確認しているのさ」
( ゚д゚ )「あぁ、本当は先生伝いに報告すれば問題ないんだがな…以前君のデュエルを拝見させてもらってから、興味を持っていたんだ」
( ゚д゚ )「巧くんだったかな。 彼の連続シンクロ召喚も圧巻だったが、それを打ち破った君の実力にも光るものがある」
( *^ω^)「そ、そうですかおー? ありがとうございますお!」
(´・ω・`;)《(おいコラ…! 浮かれてる場合じゃないだろ! プラネットシリーズのこと! 探るんじゃなかったのか!)》ツンツン
( ;^ω^)「…!」(おっと…! 僕としたことが、すっかり忘れてたお…)
( ^ω^)「ゲフン! …あーっ、ところで僕からもひとつ、質問があるのですがよろしいですかお?」
( ゚д゚ )「ほう、何だい?」
( ^ω^)「はい、プラネットシリーズについてなのですが…」
694
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:16:50 ID:4qc2OtQo0
<prrrrr! prrrrr!
( ^ω^)「!」
( ゚д゚ )「おっと、すまない内藤くん…次の予定が詰まっていてね。 時間切れのようだ」
( ^ω^)「そ、そうですかお…」
( ゚д゚ )「だが、俺も意地悪ではないさ。 ひとつ、手がかりになりそうなヒントを教えてあげよう」
( ゚д゚ )「いまのVIPを作ったとされる、ラグナビジョン上層部…特に現在、社長を務める津出 真新(ツデ マニイ)」
( ゚д゚ )「彼に注目してみるといい…きっと何か新しい発見があるはずだ。 それでは、また会おう」ピッ
<はい、もしもし…河内です…あぁ、どうも……
(´・ω・`)《(真新が…何か関係しているのか?)》
( ;^ω^)「ラグナビジョン上層部…? 委員長! プラネットシリーズを作ったのって…!」
(メ'⊿`)「あぁ…雲澤から聞いているか」
(メ'⊿`)「奴は、俺と河内の友人で…“ 天才 ”と呼ぶに相応しい男だったさ」
(´・ω・`;)《そいつの名前は…!?》
(メ'⊿`)「…ふっ」
(´・ω・`;)《な、何がおかしい!》
695
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:17:58 ID:4qc2OtQo0
(メ'⊿`)「いや、申し訳ない…なぜだか君たちが、妙に焦っているように見えてね。 何かのっぴきならない事情でもあるのかな?」
( ;^ω^)「《っ…!」》(´・ω・`;)
(メ'⊿`)「これはプラネットシリーズに限らずだが、カードデザイナーというのはあまり自らの名をひけらかすような真似はしないのさ」
(メ'⊿`)「すまないが、例え君たちと言えども易々と友人の名を売ることはできないな」
(´・ω・`;)《くぅ…! い、委員長殿ぉー…? そ、そこを何とかできませんかねぇー? 》
(´^ω^`)《そうだ! 今ここでブーンとデュエルしてもらって、勝ったらちょっとは情報を下さいよ!》
(メ'⊿`)「ふっ…生憎だがこれでも風紀委員長をやっているものでね。 金にせよ情報にせよ、何かを賭けてデュエルをするというのは俺の信条に合わないんだ」
(´・ω・`#)《むー…》
( ;^ω^)(こりゃ、どう足掻いても口を割りそうにはないおね)
( ^ω^)「ショボン…もう大丈夫だお」
(´・ω・`)《えっ、ブーン?》
( ^ω^)「委員長、ご迷惑おかけして申し訳ありませんでしたお! ここまでのお話は、全部お忘れ頂いて構いませんお。 それではまた!」サッ
( ^ω^)「あ、ちゃんと召喚免許の申請もやっておきますお! それでは!」サッ
(´・ω・`)《わっ! ちょっ、ブーン?》
(メ'⊿`)「あぁ、また」
(メ'⊿`)「…内藤くん、次の“代表戦”。 もし君がBクラスの相手に勝つことができたのなら、俺は君を認めよう」
696
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:19:42 ID:4qc2OtQo0
──────────
海鮮処・『大海』
(*゚ー゚)「ブーンくん、残念だったねぇー。 今日はせっかくギコくんがおいしいお店連れてってくれるって言ってたのにさー!」
(,,*゚Д゚)「ホントだぜ、召喚免許の申請なんてちゃちゃっと済ませとけばいいのによ。 けどま、おかげで今日はしぃちゃんと2人で放課後デートになったんだけどな」
('A`;)「おーい、なってねーぞ! ちゃんと俺も連れてってもらうからな!」
(,,゚Д゚)「ちぇっ…まぁいいけど。 ほら、ここだよ」ガラガラ
「「いらっしゃいませー!」」
(゜3゜)「いらっしゃい! …おぉ、ギコじゃねぇか!」
(,,゚Д゚)「へへ! また来てやったぜ、大将!」
(*゚ー゚)「こんにちはー! 」
∑(゜3゜)「よぉ、嬢ちゃん! 元気でいいねぇ…ってギコ、お前もう彼女できたんか!?」
(,,*-Д-)「あー…まぁな! 否定はしねぇけどよ」ヒソヒソ
('A`;)「否定しろバカ! 俺たちはただの友達です!」
(゜3゜)「がははっ! あぁ、そんなことだろうと思ったぜ。 ほら、奥のテーブル席空いてるよ」
(*゚ー゚)「はーい、失礼しまーす! あ、お水とってくるね!」
(; ,,゚Д゚)「あぁいや、俺が持ってくるよ! しぃちゃんは座ってて大丈夫!」
697
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:20:51 ID:4qc2OtQo0
(゜3゜)「しかし、あのギコが友達を連れてくるなんてなぁ…なんだか感慨深いな」
('A`)「? それはどういう…」
(゜3゜)「…あいつが初めてこの店に入ってきたときは、スれた捨て猫のような態度でなぁ」
(゜3゜)「目つきもやたら鋭くてよ。 常に冷徹なオーラを隠そうともしないから、誰も近づこうとはしなかった」
('A`)「…」
──────────
─────
(#,,゚Д゚)「……ムカつくんだよ。努力のバックグラウンドも知らずに、上辺の才能だけで俺の実力を測ろうとする連中が!」
(#,,゚Д゚)「だから、俺は決意したんだ!このアカデミアで、あの会長も倒せるデュエリストになって……」
(#,,゚Д゚)「シンクロ召喚こそが最強の召喚法だと……その存在をアカデミアに、そしてヴィップに証明すると!!」
─────
──────────
('A`)「…アイツもいろいろあったみたいですからね」
(゜3゜)「あぁ、 だから今のあいつを見てるとホッとするよ。 ちゃんと心を休められる居場所ができたんだってな」
(゜3゜)b「兄ちゃん。 これからもギコのこと、よろしく頼むぜ!」
('∀`)b「…はい!」
698
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:21:39 ID:4qc2OtQo0
──────────
VIP免許センター
ザワザワ…
「おい、あれ見ろよ…w」 「え? 何あの人…ださくない?w」 「変わったアバターの人だなぁ」ザワザワ…
( OwO)「…」
(´メω・`)「…」
「私、あの人見たことあるかも! ネットニュースかなんかで!」「へぇ、何のニュース?」「んー…確かハロウィンのコスプレ特集だったかな?」
( OwO)「…」
(´メω・`)「…」
「そうだよなぁ。 あんなアバター、イベントか何かでしか見ないよ普通」「だよねーw なんであんな格好してるんだろうね?」「さぁなー、そういう特撮作品が好きなんじゃないかな?」
( OwO)「う、うぅ…!」ブワッ
(´メωー`)《安心しろブーン、マスクの下ならどれだけ泣いても気づかれないさ。 今は思い切り涙を流して、孤独に打ち勝て…!》
( OwO)「ってそもそも、なんで僕がこんな辱めを受けなきゃいけないんだおっ!」
(´メω・`)《渋澤も言ってただろ? 免許取得はアカウントに紐付けされるって。 ホライゾンとしてシンクロ・エクシーズ召喚を行うには、このアバターでちゃんと免許を取得しないと》
( OwO)「そ、そうだけどぉ…!」メソメソ
「お名前のお呼び出しを致します。 ホライゾンさん、テストルームまでお越しください」
(´メω・`)《ほら、いつまで泣いてんの! とっとと行きますわよっ!》
( OwO)「こ、こうなったら速攻で手続き終わらせて寮に帰るお!」ダッ
699
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:22:17 ID:4qc2OtQo0
──────────
海鮮処・『大海』
(*^ー^)「うーんおいしい! やっぱり牡蠣は生食が一番だよ!」モグモグ
(,,*゚Д゚)「あぁ! ここのは絶品なんだよ、ヴィップ海付近の市場から最短で卸してきてるから、他所と鮮度がダンチなんだぜ」
(*゜3゜)「へへ、もっと褒めてくれてもいいんだぜー?」ヒック
('A`;)「って大将、何呑んでんすか!」
(*゜3゜)「なんだよー兄ちゃん、いいじゃねぇか! ギコが友達連れて来たんだ、こんな日に盛り上がらねーでどうする!」
('A`;)「まーいいけどさー…あ、このしめ鯖いいな」モグモグ
ガラガラ
「「いらっしゃいませー!」」
(*゜3゜)「おー! いらっしゃい!」
_
( ゚∀゚)「やぁ! こんにちは…大将」チラッ
(;゜3゜)「あ…」
('A`)「?」
(,,゚Д゚)「ん、どうした?」
(;゜3゜)「いやー、はは…だいぶ呑みすぎちまったかな。 ちょっと裏行ってくるよ」
(*゚ー゚)「え、大丈夫? 付いて行こうか?」
(;゜3゜)「あー! 大丈夫だよ、用事があるのも思い出してな。 嬢ちゃん、ありがとうな! みんな、この後もゆっくりしてってくれな」ガタッ
700
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:22:48 ID:4qc2OtQo0
('A`)「お…? はい! 気をつけて!」
(,,゚Д゚) (どうしたんだ? 大将の奴…ん?)
_
( ゚∀゚)「…」フンフン
(,,゚Д゚) (あいつは確か、モナー共とつるんでる奴…)
(゜3゜)「…」ピシャッ
_
( ゚∀゚)「あぁ、どうも大将! 個室まで用意してもらってすみませんねぇ…この店の味がどうにも忘れられなくて。 好きなんですよ、納豆巻き」
(゜3゜)「御託はいい。 さっさと本題に入ってくれ」
_
( ゚∀゚)「フッ…話が早くて助かるよ。 今朝確定した情報だ」
_
( ゚∀゚)「VIP市場が移転する。 移転先は同じく帝都内の “ハヤブサ” になるそうだ。 今日中に帝都から正式に発表されるらしい」
(;゜3゜)「なっ…ハヤブサだとっ!? VIPからは電車で40分も下らない土地だぞ!? いや、そんなことよりも…!」
(;゜3゜)「この移転計画が採択されたら今あるVIP市場の店舗はどうなるっ!? 全く新しい土地で今までのノウハウが通用するものかっ?!」
(;゜3゜)「それにハヤブサは、かつての大戦時にクォーツ加工とカード製造の工業地帯が存在していた場所だ…! 土壌汚染の可能性だって…!」
701
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:23:58 ID:4qc2OtQo0
_
( ゚∀゚)「シッ! 大将、落ち着いて…気持ちはわかるが、これは秘密情報だ。 外部に漏れるとマズい」
(;゜3゜)「!…クソッ、だったらどうすれば…!」
_
( ゚∀゚)「カンタンな話さ。 この移転計画を進める連中を“説得”すればいい…具体的には」スッ
(イ ´ム`ノ)
_
( ゚∀゚)「帝都知事・雪市 大護 (ユキイチ ダイゴ)。 こいつが本計画の主導者さ」
(;゜3゜)「あぁ…まぁ、そうだろうな。 しかし、どうやってコンタクトを…?」
_
( ゚∀゚)「それも簡単な話だよ…ちょうど今、帝都の役人共とラグナビジョンの上層部連中が計画発表をVIPで控えている頃だろう」
_
( ゚∀゚)「まさにベストタイミングだ。 奴がVIPにいるところを強襲すればいい…!」
(;゜3゜)「…」
_
( ゚∀゚)「高度なプログラミング技術があれば、テレポートもセキュリティ突破もお手の物…VIPは俺たちハッカーにとってはチート空間のようなもんさ」
(;゜3゜)「そんなことが…あんた、一体何者なんだ?」
_
( ゚∀゚)「ははっ、大したことじゃない…俺はただ、惚れた店の味を守りたいだけさ」
_
( ゚∀゚)「大将。 あんたがその気になるのなら、俺は協力を惜しまないぜ。 どうするよ?」
(;゜3゜)「…そんなの…!」
702
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:29:49 ID:4qc2OtQo0
──────────
─────
(*・∑・)《とーちゃん! 今日もかーちゃんたちの手伝いたくさんやったよ!》
(*゜3゜)「おぉ、そっかそっか! 航太は偉いなぁ!」
⊂ノシ ゚ー゚)⊃《ふふっ、そうなの! 今日もみんなに褒めてもらえて。 航太がいればVIP市場は安泰だねっ!》
(*゜3゜)「あぁ、海幸(ミユキ)。 みんなが鮮魚を大切に運んでくれるから、こっちでも鮮度がいいって評判なんだ。 いつもありがとうな」
∈(*゚◎゚)∋《ウナ! こっちでも大海(オオミ) くんの店は味がいいって好評ウナよ。 その度にウチの婿がやってる店なんですって自慢してやってるウナ!w》
(*゜3゜)「ははっ。 お義父さん、ほどほどにして下さいねー?…」
ハハハハ…
─────
──────────
(;゜3゜)「…最初から答えは決まっているっ!」
_
( ゚∀゚)「…!」ニヤッ
(゜3゜)「長岡さん、俺に力を貸してくれっ!」
703
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:31:22 ID:4qc2OtQo0
_
( ゚∀゚)「その答えを待っていたぜ… 大将、これを」スッ
∑(゜3゜)「む…このカード、は…がぁっ!? 」バチンッ!!
( 3 )「…」ガクッ
_
( ゚∀゚)「安心しな、じきに目は覚める…今日からは、あんたがVIPの“ヒーロー”だ…!」
( 3 )「…」スタ…スタ…
「あれ、大将ー? どちらへー?」
( 3 )「…」ガラガラ…ピシャッ!
('A`)「ん、大将?」
(*゚ー゚)「どこ行くのかなー? 呑みすぎたって言ってたけど…大丈夫かな?」
(;,,゚Д゚)「まさか…っ!」ガタッ!
(*゚ー゚)「あれ、ギコくんっ?」
_
( -∀-)「んー、やっぱここの納豆巻きはうめぇなー! 海苔のパリパリ具合がダンチだぜ」バリバリ
ガラガラ
(,,゚Д゚)「…おい」
_
( ゚∀゚)「お? …おぉ! キミはBクラスの! 巧君だろ? 天才少年と聞いてるよ」
704
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:32:09 ID:4qc2OtQo0
(,,゚Д゚)「俺の話はどうでもいい。 お前、大将に何をした…?」
_
( ゚∀゚)「いやぁ、何も? どうしたんだねーそんな怖い顔して」
(#,,゚Д゚)「とぼけんじゃねぇ…! あの様子は明らかに普通じゃなかったぞゴルァ!」
(#,,゚Д゚)「あんな虚ろな目で、殺意を漂わせる人間は今までよく見てきたからわかる…! 改めて聞くぞ。 てめぇ…大将に何しやがった!」ガシッ!
_
( ゚∀゚)「うおっ…と! 離してくれよ、ワケを話すからさ」
(#,,゚Д゚)「…モナー共と裏でコソコソやってんのも知ってるぞ。 洗いざらい全部話してうからな」バッ
_
( ゚∀゚)「ふぅ…大したことじゃねぇんだよ、ちょっと頼み事があってな。 ほら、これを見てくれ」スッ
(;,,゚Д゚)「ん、これは…っ────!?」ビリビリッ-!
(,,-Д-)「」バタッ…グ-グ-
_
( ゚∀゚)「視覚型の催眠アプリさ。 じきに目は覚める」
_
( ゚∀゚)「悪ぃな。 これからひと仕事あるんでね…なぁに、この埋め合わせはまた今度させてもらうよ」
705
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:33:20 ID:4qc2OtQo0
──────────
VIP免許センター
(ゝ○_○)「初めまして。 適正検査を担当する古田と申します。 ホライゾンさん、よろしくお願いします」
( OwO)「よろしくお願いしますお…ところで、あの」
(ゝ○_○)「?」
( OwO)「僕の格好…変じゃありませんかお?」
(ゝ○_○)「…まぁ、変か否かと問われれば」
( OwO)「…!」ゴクリ
(ゝ○_○)「変でしょうね」
( OwO)「あ、あぁ…やっぱり…そうですおね…」シクシク
(´メω゚`#)《あん?! このアバターは俺様がブーンに直々授けた由緒正しきヒーローの正装だぞ!? それを変と言う奴は、このショボン様が許さねぇぞ!!》
( OwO)「ショ、ショボン!? どうしたんだおいきなり大声出して…」
(ゝ○_○)「ホライゾンさん、サポートAIは一旦シャットダウンして頂いて大丈夫ですよ。 検査自体はデュエルの伴わない、本当に簡単なものなので」
( OwO)「あ、はい! そうしますお!」
(´メω・`#)《ったく! どいつもこいつも、この僕のセンスがどうして理解できないのかねー…》
( OwO)「ショボン、とりあえず今は静かにしておくのが吉だお」コソコソ
(´メω・`#)《あーはいはい、おじゃま虫はお暇させて頂きますよー》プツン
706
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:33:59 ID:4qc2OtQo0
( OwO)「ホッ…もう大丈夫ですお!」
(ゝ○_○)「はい、それでは改めて。 さっそくですが、こちらのデッキを使ってシンクロ召喚を行って下さい」スッ
( OwO)「はいですお。 デッキの内容は、と…」
(ゝ○_○)「所詮貸出デッキなので採用カードは凡庸ですが、初手の5枚で99.9%、レベル8のシンクロ召喚を行えるように設計されています」
( OwO)「へー! そんな事ができるんですおね」
(ゝ○_○)「では、お好きなタイミングで始めて下さい」
( OwO)「はい、さっそく行かせてもらいますお! カードドロー!」シュッ
( OwO)「(本当だお…! どんな手順を踏んでも、この手札ならレベル8のシンクロモンスターが用意できる。 だったら!)」
( OwO)「《プリミティブ・バタフライ》を特殊召喚! このモンスターは自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札から特殊召喚できるお!」
707
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:35:09 ID:4qc2OtQo0
《プリミティブ・バタフライ》
効果モンスター
星5/風属性/昆虫族/攻1200/守 900
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドの全ての昆虫族モンスターのレベルを1つ上げる。
( OwO)「さらにモンスターを召喚! 《円喚士フェアリ》!」
《円喚士フェアリ》
チューナー・効果モンスター
星3/風属性/昆虫族/攻 800/守1500
このカード名の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):自分または相手の墓地に昆虫族・植物族モンスターのいずれかが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分フィールドのこのカードを昆虫族・植物族SモンスターのS素材とする場合、
このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
708
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:35:52 ID:4qc2OtQo0
( OwO)「僕はレベル5のプリミティブ・バタフライに、レベル3の円喚士フェアリをチューニング!」
(ゝ○_○)「…」
( OwO)「シンクロ召喚! レベル8、《ギガンテック・ファイター》!」
(ゝ○_○)「…!」カタカタ
( OwO)「よし、シンクロ召喚成功だお!」
(ゝ○_○)「はい、測定完了です。 それでは、まずはこちらをどうぞ」スッ
( OwO)「おっ?」
(ゝ○_○)「いまのシンクロ召喚で発生した波動を検査しましたが、特に異常は見られなかったのでね。 さっそく免許をお渡しさせて頂きます」
( OwO)「ありがとうございますお! 準備早いですおねぇ」
(ゝ○_○)「このVIP免許センターならではの特長ですね。 免許がアカウントに紐付けされればいいので、その場でPCを打つだけで簡単に手続きが完了します」
( OwO)「便利な世の中になったものですお…ん?
《●●●》
このカウンターみたいなのは?」
(ゝ○_○)「それは1回のデュエルにつき行えるシンクロ召喚の回数を表しています。 ホライゾンさんの場合は3回までですね」
709
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:36:44 ID:4qc2OtQo0
( OwO)「えっ!? 回数制限あるんですかおっ?! 」
(ゝ○_○)「はい。 適正があるといっても、限界を超えて行っては危険ですから。 検査時の波動を計測して、回数制限を設けるのが原則となっております」
( OwO)「じ、じゃあ1ターンで連続シンクロ召喚とかは…」
(ゝ○_○)「連続シンクロですか。 私もそうなのですが、本場オオカミの決闘者でも5回くらいが限度ですかね」
( OwO)「5回…」
( OwO) (そう考えると、ヴィップ生まれであれだけシンクロ召喚ラッシュを見せたギコくんの実力の高さが伺い知れるお…!)
ピロリンッ♪ ピロリンッ♪
( OwO)「おっ?」
「おい、中央エリアで暴動だってよ!」「帝都知事が襲われたって…!」
( OwO)「なっ…暴動!?」
(ゝ○_○)「速報にあがってますね。襲撃者の情報は…
( )
」
( OwO)「ショボン! 起きるお! 事件発生だお!!」
(´メω -`)《んぁ…? あぁブーン、おはよう》
(ゝ○_○)「マスク姿のヒーロー然としたいでたちで…
( O)
…えっ?」
( OwO)「さっそくDホイールで現場まで直行だおっ!」
710
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:39:11 ID:4qc2OtQo0
(ゝ○_○)「あの…ホライゾンさん」
( OwO)「はいですおっ! 古田さん、ちょっと行ってきますお!」
(ゝ○_○)「あ、その前に…ホライゾンさん、これ」スッ
( OwO)「おっ?
……おぉぉおぉおおっ!!?」
(ゝ○_○)「写真の真ん中にる襲撃者の人…
( OwO)
あなたですよね…?」
711
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:40:27 ID:4qc2OtQo0
─────────
VIP・中央エリア
ドガァン!!!
ワ-! ワ-!
「と、トラックが横から吹っ飛んできたっ!?」「なんだあの怪力は…!?」
(イ ´ム`ノ;)「ど、どうした!? 一体なんの騒ぎだ!?」
「な、何者かが暴動を起こしたようです…!」
(イ ´ム`ノ;)「暴動だと…!? 護(マモル)! 護は無事かー!?」
li イ; ゚ -゚ノl|「お父様!」
(イ ´ム`ノ;)「あぁ、よかった…! 真新社長のほうは…」
¥・∀・¥「いやー驚いた! 2tトラックがフォーシームを描いて眼前を通り過ぎてきたもんだから! 蓮も見てたかー?」
ξ;゚Д゚)ξ「パパっ! 言ってる場合じゃないでしょうが! こっちを狙って飛んできたのよッ!?」ガクガク
¥・∀・¥「はっはっはー! 大丈夫だってー! 仮想空間なんだからー」
(イ ´ム`ノ;)「相変わらずですな、真新社長は…」
712
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:41:08 ID:4qc2OtQo0
「SP部隊は知事らご要人をお守りしろ!」「はっ!」
(; ∴)「セキュリティ出動! 今すぐ鎮圧に取り掛かれ!」
( w )「フッ-…フッ-…」
「貴様、何者だ! 手を挙げろ! 」「大人しく投降しろ!」
( OwO)「黙れ…俺の邪魔をするなぁ!」グワンッ!
「「ぐぁあっ!」」
( ; ゚∀゚ )ノ∞「セキュリティ部隊が為す術なくやられるとは…!」
ξ;゚⊿゚)ξ「き、きっとホライゾンが助けにきてくれるわよ!」
( ; ゚∀゚ )「あぁ…救援要請を出している。 それまでもってくれよ…!」
(イ ´ム`ノ;)「!? 向こうから何か飛んでくるぞっ!」
¥・∀・¥「んあ?」
ξ*゚⊿゚)ξ「あれは…ホライゾン! おーい! ホライゾーン!!」
( ゚∀゚ )「よし、彼が来てくれれば…! …ん?」
713
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:50:22 ID:4qc2OtQo0
.
( OwO)「…《(#゜3゜)(見つけたぞ…雪市…!)》」ゴオオオッ…
( OwO)「…《(#゜3゜)(貴様の思い通りには…!)》」ゴオオォ!!
li イ; ゚ -゚ノl|「っ…! お父様! お逃げ下さいましっ!!」
( OwO)「(#゜3゜)「させるかぁあっ!!」」ドンッ!!
【to be continued ────】
714
:
◆zShbGVNdl.
:2022/10/22(土) 00:52:56 ID:4qc2OtQo0
お久しぶりです! すみません、ストーリーパートが長いかな? と思い2話構成に致しました。 デュエルパートは…お待ち下さいm(_ _)m
来月までには投稿したいですね…
715
:
名無しさん
:2022/10/22(土) 01:09:02 ID:Uc2zPJFI0
乙乙乙乙
716
:
名無しさん
:2022/10/22(土) 09:24:11 ID:gWaq31Xc0
乙!頑張って!
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