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川 ﾟ -ﾟ)普通の恋の物語のようです

103： ◆bEtoll2Vds：2017/08/22(火) 21:31:12 ID:nh13zq7M0
「それで、ドクオはクーの事をどう思ってるお？ ここにはボクとショボンしかいないから、好きなようにぶちまけてくれていいお。
　絶対に他の人に漏らしたりしないし、茶化したりしない。約束するお。」

「僕も約束するよ」

私も約束しよう。
と言っても私がこんな事をしているのは誰にも知られてないがな！
知られたらドクオの傍にいられなくなってしまうしな！！

……おっと、ドクオが話を始めそうだ。聞き漏らさないようにしないと。

「俺は…最初クーは冷たい人だと思ってた。いきなりグループワークで口説かれて適当にあしらって空気を悪くしちゃってさ、
　そんな事気にも留めずに一人で黙々とやってたんだ。でも、一人で出来ないところがあったじゃないか？
　そこは誰に手伝って貰うのかって思ってたら、まさかの俺だったんだ。
　正直驚いたよ。でも、よく考えたらあの中でクーに対して何も言わなかったのって俺だけだったんだ。
　だから多分だけど一番害が無いだろうって結論だったんだと思う。
　でもさ、二人も知ってると思うけど、俺ってちょっと人見知りする方なんだよ。
　異性でそれに美人なクー相手だから正直、挙動不審にならないようにするのがやっとだったよ。
　それでも何とか俺達の分の課題は終わらせてさ、発表までこぎ着けたけど……結果はあのざま。
　そんなんだから、もうクーとはこれっきりでもう話さないだろうな。とか思ってたんだけど、
　皆が来て、ツンが誘ったじゃないか？ あの時は断られると思ってたんだ。
　……でも一緒に来てくれた。だから、ただ冷たい人ではないかなって思ったんだ。」

「確かにツンも唐突に誘うものだから、困らせちゃったかなとは僕も思ったね」

「だろ？ だからさ自分の興味のわかない人には冷たいのかなって思ったんだ」

……まあ、興味のない奴というか、どうでもいい奴には相手をしてもしょうがないから
適当に相手にしてたらそんな風になってしまったのだがな。
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