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( ・∀・)精液を浴びないと死んじゃうようですリハ*゚ー゚リ
1
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:06:44 ID:YzBF2MUE0
ドエロ祭りですね。
無駄に長くなってしまったのでスレ立て。
たぶんどっかのエロゲやアニメに似たような話があるかも
2
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:08:26 ID:YzBF2MUE0
( ・∀・)「アイシス、今日は早く帰れるぞ」
茶碗を片手にオレはテーブルの向かいに座るアイシスにそう言った。
リハ*゚ー゚リ「えっ、ホント!?」
アイシスはオレと同じく茶碗を持ちながら嬉しそうに反応する。
オレは続けて言った。
( ・∀・)「ああ、だから、その、なんていうか……」
( ・∀・)「最近できてなかったし、今晩、な……?」
リハ*//ー//リ「う、うん…」
アイシスは顔を真っ赤にしてうつむいた。そういう仕草が可愛らしい。
3
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:09:33 ID:YzBF2MUE0
( ・∀・)精液を浴びないと死んじゃうようですリハ*゚ー゚リ
4
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:11:39 ID:YzBF2MUE0
オレとアイシスが同棲を始めてあと少しで1年になる。
お互い別の職場で働いているため、同棲する前に家事は分担すると決めていたが、
どこか古風なところがあるのかほとんどの家事をアイシスが一人で行っている。
今食べているこの朝食もオレより1時間以上も早く起きて作ってくれたものだ。
リハ*゚ー゚リ「あ、でもアレまだあったっけ……?」
( ・∀・)「あー、こないだ使い切っちゃったんだっけ?」
( ・∀・)「じゃあ帰りに薬局行って買っとくよ」
リハ*゚ー゚リ「ごめんね〜、よろしく!」
アイシスとはいわゆる幼馴染だ。
幼稚園、小学校、中学校と同じところに通い、いつも一緒にいるのが当たり前だった。
高校はそれぞれ別の学校に行くようになってしばらく疎遠になっていたが、
高3で通い始めた塾で再会した。
もともと肩までかかる栗色の髪の毛が特徴的だったのだが、
久しぶりに見た時はその髪の毛にパーマをかけていたのか、
ややウェーブがかったものとなっており中学のころとは違う大人びた印象を与えた。
今思い返すとそれがアイシスを意識するようになったきっかけだったと思う。
以来、オレは再びかつてのようにちょくちょくアイシスと話すようになった。
5
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:13:13 ID:YzBF2MUE0
リハ*゚ー゚リ「あとついでにそこで洗剤も買ってきてくれる?今日は安い日なの」
( ・∀・)「りょーかい」
リハ*゚ー゚リ「なんかいろいろお願いしちゃってごめんねー」
( ・∀・)「別にいいよ、てか、むしろもっとオレを頼っていいんだからな?」
リハ*^ー^リ「モララーは優しいね。ありがとう!」
(*・∀・)
本当に可愛いな、おい。
アイシスのこういった純粋無垢で優しい性格は小さいころから変わっていない。
付き合うようになったのは受験が終わり二人で遊びに行ったとき。
オレから告白するとアイシスが満面の笑みを浮かべてうなずいてくれた。
それから別々の大学に行ってそれぞれの職場に就職して1年後に同棲を始めた。
今は二人で貯金をして、目標の額を超えたら結婚をする予定だ。
将来的には子供も持ちたいと考えているが、それは当然結婚してからにするつもりだ。
だから避妊は徹底的に行う。アイシスにはピルを飲んでもらい、ゴムも絶対に忘れない。
6
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:14:46 ID:YzBF2MUE0
( ・∀・)「じゃあ、行ってきます」
リハ*゚ー゚リ「私も行ってきます!」
家を出てそれぞれ反対方向へ進む。
家に近い駅が2つあり、オレとアイシスの使う駅が異なっているためだ。
同僚にオレたちの生活について話すと真面目だと言われたが、
将来のことを考えればそれくらいが調度いいのではないだろうか。
アイシスと決めたことだ。不満は何もない。
ただ、全く問題がないわけでもない。
7
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:16:19 ID:YzBF2MUE0
* * *
ヴー、ヴー
仕事中、ポケットに入れていた携帯電話が震えた。アイシスからのメールだ。
オレはメールを開いた。
( ‐∀‐)(またか……)
思わずため息をついてしまった。
アイシスは生まれつき体が弱いのか、頻繁に熱を出す。
多いときには月に数回は体調を崩してしまう。
今日もどうやら職場で症状が出てしまい、早退したらしい。
当然、熱を出した時にはセックスはしない。というか、できない。
( ・∀・)(よし、ちゃっちゃと終わらせるか)
オレはできるだけ早く会社を出るために再び仕事に取り組んだ。
8
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:17:21 ID:YzBF2MUE0
* * *
( ・∀・)「ただいま」
アイシスは寝室の布団で寝ていた。
リハ; ー リ「おかえり……、モララー」
どうやら普段よりも体調が悪いらしい。
リハ; ー リ「ごめん、ね……?今日は、できそうにないや」
( ・∀・)「気にすんなよ」
( ・∀・)「てか、寝てていいから」
リハ; ー リ「ううん、おひるに、たくさん寝たから、ねむくはないや……」
( ・∀・)「そうか。おかゆ作ろうか?」
リハ; ー リ「食欲ないからいいや……」
アイシスの栗色の髪の毛は汗でしっとりと濡れていた。
9
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:18:55 ID:YzBF2MUE0
( ・∀・)「じゃあ、ポカリ買ってきたけど飲む?」
リハ; ー リ「うん……」
リハ; ー リ「そこに、おいといて」
( ・∀・)「わかった」
オレはポカリを枕元に置いて立ち上がった。
( ・∀・)「とりあえず寝とけよ?」
( ・∀・)「……おやすみ」
そして音を立てないように静かにドアを閉めた。
今夜アイシスとセックスができないのは正直残念だとは思った。
だけどそんなのは些細な問題だ。別にセックスが全てなわけじゃない。
オレはアイシスといるだけで十分幸せだ。アイシスもそう言ってくれた。
オレはアイシスを愛している。
アイシスもオレを愛している。
そしてオレたちはこの心地よい生活がいつまでも続く、そう思っていた―――。
10
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:20:27 ID:YzBF2MUE0
* * *
翌朝、普段はアイシスがやる朝食の準備をするためオレはいつもよりも早く起きた。
( ・∀‐)(眠みぃ……)
顔を洗い着替える。アイシスはまだ熱が下がらないのだろうか。
やかんに水を注ぎ火にかける。
そしてアイシスの眠っている寝室のドアをそっと開けた。
どうやらまだ寝ているようだった。だが、何か様子がおかしい。
リハ; - リ ハァ、ハァ…
( ・∀・)「アイシス……?」
今までこんなに呼吸が荒くなったことはなかった。
よく見るとかいている汗の量も尋常じゃない。
11
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:21:38 ID:YzBF2MUE0
(;・∀・)「お、おい、大丈夫か!?」
オレは慌てて枕元へ駆け寄り、アイシスの額をさわった。
(;・∀・)「熱っ!!?」
熱した鉄のような、というのはさすがに大げさではあるが、
それでも思わず手を離してしまうくらい熱かった。
リハ; - リ「モ、ララー……?」
リハ; - リ「モララー……、たすけて……」
アイシスは焦点の定まらない瞳を向けてきた。
(;・∀・)「待ってろ!すぐに救急車呼ぶからな!!」
(;・∀・)「いったいどうなってんだ……」
ピーポーピーポーピーポー…
その日からオレたちの生活は変わっていくことになった。
12
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:22:45 ID:YzBF2MUE0
* * *
―――VIP医大付属病院―――
病院に着くとすぐに検査が行われた。
(; ∀ )(アイシス……!)
いったいアイシスの身に何が起こったのか……?
もしも障害でも残ったりしたら……?もしかしたら何か前兆でもあったんじゃないか……?
オレがもっと早く気づいていれば……!
体の震えが止まらない。
あらゆる疑問、不安、自責の念がとめどなく押し寄せてくる。
検査の時間はそれほど長くはなかったらしいが、
その時のオレは1分1秒が永遠のように感じられた。
13
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:24:47 ID:YzBF2MUE0
検査室のドアが開いた。
そして点滴のチューブにつながれ、ベッドに寝かされたアイシスが現れた。
(;・∀・)「アイシス!!」
オレは慌てて駆け寄ろうとするも、度のきつそうな眼鏡をかけた医師に止められた。
(-@∀@)「落ち着いてください。彼女は無事ですよ。薬を投与しましたからね。
今から病室へと運ぶところです」
(-@∀@)「申し遅れました。ワタシは清水アイシスさんの検査を担当した旭と申します」
(-@∀@)「アナタは、清水さんの旦那さんかな?」
旭と名乗った医師は運ばれるアイシスとオレを交互に見て尋ねた。
(;・∀・)「いえ、まだ結婚はしていませんので……」
(;・∀・)「ですが、一緒に暮らしてますし、将来的には結婚する予定です」
(-@∀@)「ほー、そうですか!若くてうらやましいですなぁ」
旭先生の穏やかかつ気さくな口調でオレはだいぶ落ち着いていた。
(-@∀@)「ところで少しお時間をいただいてもいいかな?えーと、」
( ・∀・)「茂等です。茂等モララーといいます。今日は会社に連絡を入れたので時間は大丈夫です」
(-@∀@)「そうですか。では茂等さん、こちらへ」
そう言いながら旭先生は検査室の隣のドアを開けた。
プレートには「総合相談室」と書かれている。
医療ドラマなどで医者が家族に病状を説明するような、そんな部屋だ。
14
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:26:35 ID:YzBF2MUE0
(-@∀@)「どうぞ、おかけになってください」
旭先生に促されるままオレは椅子に座った。その向かいに先生が座る。
(-@∀@)「今からアナタにいくつか質問をします。大事な質問なので正直に答えてください」
(;・∀・)「は、はい」
ゴクリ。思わず息をのむ。
(-@∀@)「ははは、そんなに堅くならなくても大丈夫ですよ!」
(-@∀@)「では、さっそく。今まで清水さんは頻繁に熱を出されていましたか?」
( ・∀・)「はい。今日みたいに救急車で運ばれるほどではないですけど、
小さいころから普通の人よりはずっと熱を出す回数は多かったです」
(-@∀@)「小さいころから、と言いますと具体的には……?」
話を聞きながら先生はカルテに何かを書き込んでいる。
( ・∀・)「覚えている限りでは幼稚園の時からそうだったと思います」
(-@∀@)「ほほ〜、ではアナタたち二人は幼馴染というわけですな!
いやぁ、実はワタシにもそんな幼馴染がいたんですよー、
ずいぶんお転婆な女性(ヒト)でねー」
(-@∀@)「おっと失敬、質問の途中でしたな」
旭先生はわざとらしく咳払いをして続けた。
(-@∀@)「お二人はどのくらいの頻度で性行為を行いますか?」
( ・∀・)「え?」
15
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:28:43 ID:YzBF2MUE0
性行為?なんでそんなことを聞くんだ?
(-@∀@)「正直に答えてくださいね?」
先生がじっとオレの目を見る。
( ・∀・)「はあ」
仕方ない。アイシスのためだ。正直に答えておこう。
( ・∀・)「まあ、平均すると週に3回あるかないか、ですかね。
最近は仕事が忙しくてなかなかできていませんが」
(-@∀@)「なるほど……。では次に、清水さんは性行為をする際にフェラチオを……」
なんなんだ、このメガネザルは?こんなことを聞いて何になるっていうんだ?
この後も旭先生は精力増強剤や媚薬、道具の使用、セフレ、肛門性交の有無等々
オレたちの情事について根掘り葉掘り聞いてきた。
(-@∀@)「では最後に、アナタたちは性行為をする際避妊を行っていますか?」
(#・∀・)「さっきからなんなんだよ、あんた?」
(-@∀@)「いいから答えてください。これが一番重要な質問なんです。
避妊を行っていますか、特にアナタは性行為の際コンドームを着けていますか?」
コンドーム云々が一番重要な質問ってどういうことだよ?アイシスは性病か何かなのか?
とりあえずオレは落ち着いて質問に答えることにする。
16
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:29:46 ID:YzBF2MUE0
( ・∀・)「避妊はしっかりやってますよ」
( ・∀・)「必ずゴムはしますし、ピルも飲んでもらってます」
(-@∀@)「徹底していますね。そうですか、ありがとうございます」
そう言って旭先生はカルテを近くの看護師に渡した。
そしてオレに向き直った。
(-@∀@)「先ほどの検査結果と質問の答えから、清水さんの病名が判明しました」
(;・∀・)「病名!?な、何か性病?みたいなのにでもかかってるんですか?」
(-@∀@)「いえ、そういうわけではないのですが」コンコン
部屋の外から誰かがドアを叩いた。
(-@∀@)「おや、清水さんが目を覚ましたようだ。せっかくだから二人まとめて説明しましょう。
どうぞ、ついてきてください」
17
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:30:40 ID:YzBF2MUE0
リハ*゚ー゚リ「モララー!!」
案内された病室に入ると、アイシスがベッドに腰かけていた。
(*・∀・)「アイシス!もう、大丈夫なのか!?」
リハ*^ー^リ「うん、全然へーきだよ!」
(-@∀@)「ほう、どうやら熱もすっかり下がったみたいだね」
旭先生がアイシスの顔を覗き込む。
( ・∀・)「この人は旭先生。アイシスを治してくれた先生だ」
リハ*^ー^リ「そうなんですか!ありがとうございます!!」
数十時間ぶりのアイシスの笑顔だ。見ている方も自然と笑顔になれる。
(-@∀@)「いやいや。ワタシはただ薬を打って検査しただけだよ」
(-@∀@)「むしろ、これからが重要なんだ」
18
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:32:30 ID:YzBF2MUE0
(-@∀@)「茂等さんには少し言ったのだけども、清水さん、アナタはある病気にかかっています」
(-@∀@)「その名も〈先天性精タンパク質欠乏症〉」
(;・∀・)「先天性……欠乏……?」
聞いたことのない病名だ。
(;・∀・)「それっていったいどんな病気なんですか?」
旭先生は軽くうなずいて続けた。
(-@∀@)「人間が生命活動を行うためには様々な要素が必要となります。
そのうちの一つがタンパク質です」
(-@∀@)「タンパク質と言いますと筋肉や内臓といった
身体の組織や器官をつくるための物質だと思われがちですが」
(-@∀@)「まあ、もちろんそのような役割のものも存在しますが、他にも消化・吸収、代謝、免疫等、
体内外のあらゆる活動でタンパク質は関わっています」
(-@∀@)「つまり、タンパク質は我々の生活に欠かせない重要なものとなっているわけなのですが」
先生はアイシスの方を見た。
(-@∀@)「清水さんの場合はそういった生体維持に必要なタンパク質のうち、
ある特定のタンパク質の量がほかの人に比べて圧倒的に少なくなっています」
19
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:33:46 ID:YzBF2MUE0
(-@∀@)「タンパク質というのは全部が食料から摂取できる、というものではありません」
(-@∀@)「中には人間が体内で作り出すものもあります」
(-@∀@)「清水さんはその特定のタンパク質を作る機能が生まれつき弱く、
健常者の1%も機能していない状態です」
(-@∀@)「幼いころから頻繁に熱を出していたというのもそれが原因でしょう」
(-@∀@)「そして、このタンパク質は人間が成長するにつれて少しずつですが、
使われる量が増えます」
(-@∀@)「おそらくここ1年はギリギリの状態だったと思います。
そして今朝、限界が来てしまったのでしょう」
20
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:35:42 ID:YzBF2MUE0
(; ∀ )「そ、んな……」
アイシスの体がそこまで深刻な状態になっているなんて思ってもみなかった。
ここ1年、ということは同棲を始めたころからアイシスは……
(; ∀ )「すまない、アイシス……」
リハ;゚ー゚リ「モララーのせいじゃないよ!」
(-@∀@)「ええ、この病気は症状がほかの病気に非常に似ていて、早期発見が難しい病気なんです。
むしろ今朝早く気づいて良かったですよ。気づくのが遅ければ手遅れだったかもしれない」
リハ;゚ー゚リ「それで、先生、この病気は治るんですか?」
(-@∀@)「残念ながらこの病気を完治させることは現在の医学ではできません」
(-@∀@)「ですが、定期的に例のタンパク質を摂取し続ければ進行を抑えることができますし、
熱も出なくなります」
すると旭先生は近くにいた看護婦に何か指示をした。
(-@∀@)「今、そのタンパク質を含有している薬を用意してもらっています」
( ・∀・)「ありがとうございます!」
良かった。これでアイシスは―――、
(-@∀@)「ただし」
(-@∀@)「このタンパク質は劣化しやすく、薬だけではまかないきれないんです」
21
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:37:14 ID:YzBF2MUE0
(;・∀・)「え、じゃあ、どうすればいいんですか?」
(-@∀@)「なーに、簡単なことですよ。そのタンパク質を豊富に含む物質を直接摂取すればいいんです!
そのために茂等さん、アナタの協力が不可欠なんです」
(;・∀・)「わかりました!」
いったいどうすればいいのだろうか、いや、なんだっていい。
オレはアイシスのためだったら何でもする。
(-@∀@)「アナタならそう言ってくれると思ってましたよ」
先生が満足そうに微笑む。
(-@∀@)「さて、問題のタンパク質はある物質に多く含まれています」
(;・∀・)「ある物質……?」
(-@∀@)「それは……」
いったい何だ?薬以上の効果を持つ物質……。
よほど貴重なものなのだろうか?
だとしたらオレはどうやって協力すればいい?
(-@∀@)「精液です」
(;・∀・)
( ・∀・)
( ・∀・)「は?」
22
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:39:23 ID:YzBF2MUE0
「せいえき」、何だそれは?生液、制駅、政役…駄目だ、変換できない。
……いや、一つ変換できた。だが、それがアイシスの命を救うのか……?
( ・∀・)「『精液』、ですか?」
(-@∀@)「ええ、男性器から出るあの精液です」
(#・∀・)「テメェふざけんのもいい加減にしろよ!馬鹿にしてんのか!?」
オレは牛乳瓶の底のような眼鏡をかけた男の胸ぐらをつかもうとした。
リハ;゚ー゚リ「モ、モララー、落ち着いて!」
アイシスが慌てて止めに入る。
(-@∀@)「ワタシは全くふざけていませんよ。馬鹿げた話ですが、
清水さんを救うにはこれしかありません」
平然と目の前の医師は答える。
(-@∀@)「そのため、今日から一日一回以上必ずセックスをしてください」
(-@∀@)「それが〈先天性精タンパク質欠乏症〉、
別名〈精液を浴びないと死んじゃう病〉と向き合っていく唯一の手段なのです」
(;・∀・)リハ;゚ー゚リ「「…………」」
旭先生の言ってることは到底信じられるものではない。
けれど、噓をついているようにも見えなかった
23
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:40:57 ID:YzBF2MUE0
(-@∀@)「それから、効果的に精液を摂取するため性行為をする際に
コンドームは使わないでください」
(;・∀・)「は!?妊娠でもしたらどうするんですか!?」
(-@∀@)「ピルの服用は認めますよ」
(;・∀・)「で、でも……!!」
できるだけ避妊は徹底的にしたい。
万が一のことがあるとアイシスと一緒にたてた計画が狂ってしまう。
(-@∀@)「茂等さん」
真面目な口調で語りかけてくる。
分厚い眼鏡の向こうに見える眼光が鋭い。
(-@∀@)「お気持ちは分かります。
ですが、アナタの大切な人の命がかかっているんですよ?」
( ・∀・)「アイシスの、命……」
リハ*゚ー゚リ「モララー……」
(-@∀@)「大丈夫ですよ!アナタたち二人ならきっと」
24
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:42:15 ID:YzBF2MUE0
今まで生きてきた中でオレは何度か障壁にぶつかったことがあったが、
それはアイシスと一緒だったから乗り越えられた。
だが今回の障壁はかつて経験したことがないくらい高い。
正直、不安はある。それでも
リハ*^ー^リ
(*・∀・)
二人でならきっと乗り越えられる、そんな気がした。
(-@∀@)「ワタシも精一杯協力するよ!」
それに旭先生という頼もしい味方もいるのだ。きっと―――
(-@∀@)「精液だけにねっ!」
(*@∀@)「はっはっは!」
―――本当に頼りになるのだろうか……?
25
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:43:45 ID:YzBF2MUE0
* * *
あのあと、オレたちは薬局で薬をもらいそのまま帰ってきた。
( ・∀・)「まさか入院もせずに帰れるとは」
リハ*゚ー゚リ「驚いたねー」
( ・∀・)「しっかし、セックス、ねー」
リハ*゚ー゚リ「なんか、今でも信じらんない」
( ‐∀‐)「しかもゴムなしでしろって……」
( ‐∀‐)「昨日ゴム買っちゃったし」
リハ*゚ー゚リ「うん……」
( ・∀・)「……」
リハ*゚ー゚リ「……」
( ・∀・)「でも、アイシスを助けるにはそれしかないんだもんなー」
リハ*゚ー゚リ「うん……」
( ・∀・)「……」
リハ*゚ー゚リ「……」
( ・∀・)「ピル、今日はもう飲んだ?」
リハ* ー リ「うん…」
( ・∀・)「……そっか」
ちゅ
軽く唇を合わせる。
26
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:45:30 ID:YzBF2MUE0
ちゅ、ちゅ、ちゅ……
ついばむようなキスを何度も繰り返す。
ちゅ、ちゅ……
リハ* - リ「ん…」
ちゅ…、ちゅ…
桃色の唇を吸い取るように、
リハ* - リ「ぁ…」
ちゅう……
時には舌を入れて。
アイシスの後ろに手を伸ばし、首にかかる栗色の髪の毛を持ち上げる。
そして現れた白いうなじに顔を近づける。やはり、いつもよりも汗のにおいが強い。
リハ* - リ「くすぐったいよ…」
アイシスは口ではそう言っているが、少し身をよじらせるだけで離れようとしない。
ぺろ
しょっぱい。
27
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:46:55 ID:YzBF2MUE0
リハ* - リ はむっ
アイシスはなぜかオレの腕が好きだ。
理由を聞いても「モララーのだから」、というわけわからない答えが返ってくる。
とりあえずオレはうなじをいじり続ける。
リハ* - リ「んんー」
ぺろ、れろ、ちゅ……
ちゅ、はむっ、がぶ
(;・∀・)「痛てっ!!」
リハ* - リ「んんー」
アイシスは気づかないふりをする。愛おしそうに腕をはむはむしてる。
( ・∀・)「にゃろ〜」
そのままベッドに押し倒す。
リハ* - リ「やんっ//」
白いブラウスのボタンを左右に引っ張って無理やり外す。
リハ*゚-゚リ「強引なんだから…」
アイシスが何か言ってるが先にそっちが無視したのでこちらも無視して
露出した肌を撫で上げる。
リハ* - リ びくっ
アイシスは小さく体を震わせた。
28
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:48:38 ID:YzBF2MUE0
ちゅ、ちゅ、ちゅ……
脇腹、へそ、みぞおち……、あらゆる箇所にキスしていく。
そのたびにアイシスは小さな声をあげる。
つーーー、と肋骨の間に舌を這わせる。
そして同時に胸に手を伸ばした。
水色のブラの上から胸を撫でまわす。相変わらず小さい。
リハ* - リ「やぁ…」
顔をりんごのように赤くして、蚊の鳴くような声を漏らす。
そんな姿がたまらなく愛らしい。
左手で胸を、右手でお腹の周りを撫で、首筋を舌で舐める。
微妙な刺激を与え続けるとアイシスは毎回違った反応を見せてくれる。
リハ;* - リ「モララー…」
うるんだ瞳でオレの名を言う。少し焦らしすぎてしまったか。
( ・∀・)「ごめんね、意地悪しすぎた」
オレとアイシスはもう一度キスをした。互いの舌を絡ませ、
息がしづらくなってもそのままキスを続ける。ついでにブラのホックも外しておいた。
どろり、と口元から粘りのある液がたれた。
29
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:50:00 ID:YzBF2MUE0
ブラをずらす。すると小さな、それでいてきれいな形の二つの山が姿を見せた。
山頂には桜色の乳首がピンと立っていた。
( ・∀・)「もう勃起してる」
リハ;* - リ「だって……、モララーがいじわるするんだもん……!」
かぷ
乳首を優しく甘噛みしてやる。すると
リハ;* - リ「ひゃんっ!?」
アイシスは甲高い声をあげる。
その反応をもっと見たくて、胸をこねくり回す。
それなのに
リハ;* - リ「―――ぁ!―――っ!!」
シーツをくわえて、声を殺そうとしている。
( ・∀・)「別に我慢しなくてもいいのに」
リハ;* - リ「だって、恥ずかしいもんっ……!」
リハ;* - リ「モララーも、服脱いで!」
30
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:52:24 ID:YzBF2MUE0
うなじ、へそ、頬、手の甲、つま先、鎖骨のへこみ、乳首……
背中、おでこ、かかと、首、肩甲骨のでっぱり、脇の下……
体のありとあらゆる箇所を互いにさわり、ついばみ、舐め、歯を立てる。
そしてスカートをめくり太ももを撫でる。はじめは膝に近い方から、
次第に体の中心の方へと向かわせる。
その先には当然のように、ブラと同じ水色のショーツがあった。
しかしよく見るとそのショーツはブラよりも色が濃いようだ。
( ・∀・)「濡れてるね」
リハ;* - リ「……」
アイシスは何も言わない。
さわってみるとどことなく粘り気がある。
舌先を当てるとしょっぱいような、酸っぱいような味がする。
しばらくオレはその味を堪能していたが
ガチャガチャ、ジー、ファサッ
(;・∀・)「うおっ!?」
気づくとアイシスは
リハ*゚ー゚リ
オレのズボンをおろしていた。器用な奴だ、まったく。
31
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:54:37 ID:YzBF2MUE0
さわさわ
パンツ越しにアイシスの手からの刺激が伝わる。さわるかさわらないかくらいの手つきがこそばゆい。
負けじと指先で上下に刺激する。単調にならないよう、テンポを速めたり遅くしたり、
クリトリスを軽くはじいてみる。
リハ;* - リ「あんっ//!」
お、始めてから一番大きい声が出た。ならばもう少し刺激を大きくしようか、とそんなことを考えていると
ぞわわっと衝撃が走った。
アイシスがペニスの裏筋を舐めたのである。さらに、
リハ* - リ「えいっ!」
パンツをおろし、露わになったペニスを咥えた。
すかさずオレもショーツを下げる。
目の前に広がるのはショーツの水色とは対照的な充血した赤い性器。少し視線をずらせば
( ・∀・)「おー、結構生えてんな」
無秩序に伸びた陰毛が目に入る。
リハ;* - リ「ばか!私も最近忙しかったの!お手入れする時間なんか……」
リハ;* - リ「それに、それを言うならモララーも不潔だよっ!」
( ・∀・)「へいへい」
適当に返事をしつつ、ぬめっと光る花弁を舐める。
舐めても舐めても濡れているのは俺の唾液のせいなのか、アイシスの愛液のせいなのか。
まあ、どっちだっていいが。
32
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:56:14 ID:YzBF2MUE0
* * *
リハ;* - リ「もふぁふぁあ、ふぉりょふぉりょ」
(;‐∀‐)「口に入れながら話すな」
ぷはっ、と咥えていたペニスを離す。
リハ;* - リ「もららぁ、そろそろ入れてほしいな…」
リハ;* ー リ「ほら、こんなに大きくなってる」
アイシスは満足げに言った。
ならばゴムを……、あ、そうか、ゴムしちゃいけないんだ。
リハ;*゚ー゚リ「えへへ、なんか緊張するね」
今までセックスではゴムを欠かすことがなかった。
ゴムがあっても十分アイシスを感じることができた。
だが今から、オレたちはそれを着けずにセックスする。
( ∀ )「ああ」
おそらく、オレたちはこの初めての試みに、興奮していた―――。
33
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:57:57 ID:YzBF2MUE0
リハ;* - リ「ふあぁ…//」
ペニスをアイシスのそこにあてがう。そして先端部分を擦り付ける。
リハ;* - リ「焦らさないでよぉ…」
( ・∀・)「わかった」
本当はもう少し反応を見ていたかったが仕方がない。
ずっ
体重をかけて穴に挿入していく。
リハ;* - リ「あぁぁ…」
ある程度入ったところで腰を引き、また挿入れていく。
リハ;* - リ「モララー、いつもよりも大きくなってる…//」
(;・∀‐)「アイシスだっていつもよりも締め付けが強いぞ……!」
正直のところ、挿入する感覚自体はゴムをしているときとあまり変わらない、気がする。
だが、ゴムをせずに行為に及ぶ、という背徳感がオレたちを掻き立てていた。
34
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 03:59:16 ID:YzBF2MUE0
リハ;*//-//リ「あっ、あっ、あぁっ…//」
何度も何度もペニスを突き立てる。
先ほどからアイシスは喘ぎ声しかあげていない。
シーツはすでにびしょ濡れだ。
一度ペニスを引き抜き、四つん這いになってもらう。
性器もアナルも陰毛も丸見えになる。
両手を肩にかけ、再びねじ込む。
リハ;*//-//リ「ぁぁ…//」
先ほどとは違う刺激が伝わりアイシスは体をくねらせる。
ぱん、ぱん、と突くたびに液がこぼれた。
片方の手を肩から離し、乳首をつまんでみると
リハ;*//-//リ「ひぁっっ!!」
面白いくらい背中を反らせてみせた。
リハ;*//-//リ「ちょ、いま、おっぱいは……!」
リハ;*//-//リ「ひっ!?」
小ぶりな胸を揉んだり撫でたり乳首を引っ掻いたりすると、
それに合わせてさらに膣壁がペニスを締め付けてきた。
35
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 04:00:46 ID:YzBF2MUE0
昼間はスーツを着て会社に行き、科学技術の塊の機械を操作し、
火の通ったモノを食べるのに、なぜ性のことになると獣と同じように生まれた姿で
本能のままに相手を求めるようになるのだろうか。
リハ;*//-//リ「モララー…、もっと…!もっとちょうだい…!!」
獣になりきったアイシスの姿が目の前にある。
会社の同僚はアイシスのこんな姿を想像できるだろうか。
いや、それはアイシスの親でさえできないだろう。
そんな中オレだけがそれを知っている。それはどれだけ幸せなことだろうか。
オレはアイシスのためにペニスを深く挿し込んだ。
36
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 04:01:47 ID:YzBF2MUE0
* * *
ぱん、ぱん、ぱん……!
肌と肌がぶつかり合う音が響く。
(;*・∀‐)「も、もう出すぞ……!」
リハ;*//-//リ「ま、待って!」
リハ;*//-//リ「モララーと、一緒に……!ぎゅってして……?」
(;*・∀・)「あ、ああ、わかった」
一旦ペニスを引き抜く。
アイシスは両手両膝をついた体勢から再び仰向けになり
リハ;*//-//リ「モララー、ちょうだい……?」
両手を広げてオレを求めた。
同時にオレは
(;* ∀ )
理性が吹っ飛んだ。
37
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 04:02:50 ID:YzBF2MUE0
リハ;*//-//リ「あっ、あっ、あ〜//」
リハ;*//-//リ「モ、モララー、それ、い、いいっ……//!」
アイシスが手を伸ばしオレを引き寄せ、唇を合わせる。
その間も腰を動かすのを忘れない。
(;* ∀ )「アイシスっ、アイシス―――っ!!」
リハ;*//-//リ「んぁっ、あっ、ぁっ、ああ〜〜!!!」
(;* ∀ )「ぐっ……!」
どくん
ペニスが大きく脈打つと、
(;* ∀ )「ぐあっ!」
尿道が焼けつくような勢いで精液が放たれた。
(; ∀ )(やべぇ、本当に中に出したんだ……)
リハ;* - リ(すごい……!)
体はまだびくびくと震えている。
オレたちはしばらくこの何とも言えない余韻に浸っていた。
38
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 04:04:07 ID:YzBF2MUE0
そしてペニスを引き抜くとアイシスの性器からはどろりと白濁した液がたれていた。
オレはその溢れた精液をすくうと太ももや両尻に擦り込ませた。
旭先生曰く、精液は膣に出すだけでなく、口からの摂取や、
このように皮膚に塗布することでも効果が得られるらしい。
リハ;* ー リ「モララー」
アイシスがオレの名を呼ぶ。
( ・∀・)「なに?」
リハ;* ー リ「モララー」
リハ;*^ー^リ「きもちよかったね……!」
( ・∀・)「ああ、そうだな」
リハ*^ー^リ「モララー、大好き!!」
( ・∀・)
( ・∀・)「オレもだよ、アイシス」
そして、オレたちはキスをして抱き合った。
39
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 04:05:40 ID:YzBF2MUE0
* * *
リハ;*//-//リ「あっ〜、あっ、あっ、あぁっ〜〜〜!!」
あの日以来オレたちは毎日獣のようにセックスをしている。
だが毎日同じようにセックスをしているとどうしてもマンネリ化してしまう。
そこで
リハ;* - リ「もっと虐めてくださいっ!ご主人さまっ!!」
SMプレイ
リハ;*//-//リ「おまんこっ、うずいちゃうの〜〜〜//!」
媚薬
リハ;*゚ー゚リ「さっき出したばっかなのにもう大きくなってる」
(;・∀・)「自分でも驚いてる」
精力増強剤
リハ*゚ー゚リ「今日は網タイツに高校の時のセーラー服と、小学校の時のランドセル、
それに幼稚園の黄色い帽子を合わせてみたの〜」
(*・∀・)
リハ* - リ「あんっ//」
コスプレ
等々、様々な形態のセックスをするようになった(薬や道具は旭先生にもらった)。
40
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 04:06:34 ID:YzBF2MUE0
実際に精液には効果があったようで、最近アイシスが熱を出すことはない。
そして今日も
リハ*゚ー゚リ「モララー!」
リハ*゚ー゚リ「今日はどんなエッチをする?」
( ・∀・)「そうだな……」
そしてこれからも毎日セックスに励むのだ。
41
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 04:07:21 ID:YzBF2MUE0
本来ならばもっと落ち着いた真面目な生活を送っていたはずだった。
だが
リハ;*//-//リ「モララーっ、モララーっ、モララーっ!!」
(;* ∀ )「アイシスっ、アイシスっ、アイシスぅぅっ!!!」
かくしてオレたちの生活は刺激的なものになったのだった。
( ・∀・)精液を浴びないと死んじゃうようですリハ*゚ー゚リ
前編・おわり
42
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 04:08:06 ID:YzBF2MUE0
続きはまた明日。
43
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 09:22:57 ID:3TtDBiCw0
ふう…いいエロだ
44
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 09:37:20 ID:fK8j3gZM0
おつおつ
45
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 09:53:39 ID:izqHN8CU0
うっ、ふぅ…
実にけしからん
46
:
名無しさん
:2016/10/14(金) 22:56:59 ID:JEqJl27k0
>>24
アサピーwwwwwwうぜぇwwwwww
47
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 00:38:33 ID:IUVOz0c.0
続きを投下します。
48
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 00:39:49 ID:IUVOz0c.0
リハ*゚ー゚リ「え、出張?」
( ‐∀‐)「ああ、明日から5日間行くハメになった」
ずず、みそ汁をすする。出汁の味が体全体に染み渡る。
( ・∀・)「まあ、明日の朝早くにやって帰ってからもすぐにやれば、
2日分は何とかなるかもしれない」
( ・∀・)「けど間の3日間はどうしてもセックスできねえんだよな……」
リハ;*゚ー゚リ「えー、じゃあ、どうしよう……」
( ・∀・)精液を浴びないと死んじゃうようですリハ*゚ー゚リ
49
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 00:41:33 ID:IUVOz0c.0
アイシスはある病気にかかっている。その名も〈先天性精タンパク質欠乏症〉、
またの名を〈おちんぽみるく症候群〉といい、毎日精液に含まれるタンパク質を摂取しなければならない。
そのためオレたちは毎日ゴムをせずにセックスをしていた。
だが、昨日オレは上司に5日間の出張を命令されてしまった。
会社にはアイシスの病気のことは伝えていない。こんなアホみたいな病気、
信じてもらえるワケがない。いや、一応病院からの診断書は出るらしいが、
アイシスの勤める会社は別だし、まだ結婚していないこともあり、どうも説明しづらい。
( ・∀・)「薬はまだあるんだよな?」
リハ*゚ー゚リ「こないだ旭先生に出してもらったから、たくさんあるよ」
( ・∀・)「でもそれだけだとなー……」
アイシスは毎日薬を服用している。薬には精液と同じタンパク質が含まれているが、
その量は精液の10分の1にも満たないらしい。
50
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 00:44:02 ID:IUVOz0c.0
リハ*゚ー゚リ「まあ、でも大丈夫じゃないかな?」
リハ*゚ー゚リ「最近はモララー、2回出してくれること多いし」
元々は週に3回するかしないかだったが、アイシスの病気が発覚して毎日セックスをするようになって以来、
今までの反動からかアイシスは激しくオレを求めてくる。そのため、1日に2、3回射精することも少なくなかった。
1日くらいならまだ大丈夫なのだが、それが毎日となると流石に辛かった。
ある日体重計に乗ると、週の初めに量った時よりも3キロほど痩せていたことがあった。
そこで旭先生に相談すると「お盛んですね」とむかつく笑みを浮かべながらニンニクやウコン、亜鉛などを処方してくれた。
なぜ薬局でそんなのまで処方してくれるのだろうか。
話がそれた。とにかく最近はこれでもか、というくらいアイシスとセックスをしていたわけである。
アイシスがデザートのバナナの皮を剥きながら言う。
リハ*゚ー゚リ「だいぶそのタンパク質は摂れてると思うし、3日間くらいは平気じゃないかな」
( ・∀・)「そーかなー」
リハ*゚ー゚リ「それに、薬をたくさん飲めば何とかまかなえるよ、きっと!」
バナナを口に頬張る。エロい。
51
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 00:45:09 ID:IUVOz0c.0
リハ*゚〜゚リ「ふぁふぁら、ふょおふぉ」
( ‐∀‐)「口にモノを入れながら話さない」
リハ*゚〜゚リ「ふぁ〜い」
リハ*゚〜゚リ モグモグ…
リハ*゚-゚リ ゴクン
リハ*゚ー゚リ「だから今日と明日の朝は」
リハ*^ー^リ「たくさん、エッチしようねっ!」
(*・∀・)
(*・∀・)「ああ!」
アイシスは相変わらず可愛い。
52
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 00:46:58 ID:IUVOz0c.0
* * *
その日の夜はいつになく激しかった。
アイシスはいつのまに買ったのか、普段なら絶対に着ないようなスケスケの赤い下着で誘惑してきたのだ。
そんなのを見せつけられた方はたまったもんじゃない。
オレたちは一晩中愛し合った。
(; ∀ )
そして現時刻は10時半。夜ではない。朝の、である。
(;・∀・)(やっべぇ〜〜〜〜〜〜〜!!!)
(;・∀・)(寝坊した寝坊した寝坊した……)
慌ててスーツに着替える。
(;・∀・)】「すみませんっ、本当にすみませんっ!!」
連絡を取りつつ荷物をとる。昨日のうちに準備しておいてよかった。
リハつー`リ~゚「あれ〜?どうしたの〜?」
目をこすりながらアイシスがこちらに向かってきた。
(;・∀・)「ゴメン!アイシス、もう行くわ!!」
リハ;゚ー゚リ「え゛っ、もうこんな時間!?」
リハ;゚ー゚リ「行ってらっしゃい!」
(;・∀・)「行ってきます!」
53
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 00:48:14 ID:IUVOz0c.0
(;・∀・)「アイシス!」
そうだ、大事なことを言わねば。
リハ*゚ー゚リ「なあに〜?」
(;・∀・)「体調悪くなったらすぐ連絡しろよ!?」
リハ*゚ー゚リ
リパ-゚リ
リハ*゚ー゚リ「……うん!」
( ・∀・)(……?)
このとき少し嫌な予感がした。そしてその予感は後に的中することになる―――。
54
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 00:49:26 ID:IUVOz0c.0
* * *
出張中の出来事はあまり思い出したくないし、覚えていない。
ただひたすらに頭を下げまくった気がする。
まあ、いい。それより、アイシスは大丈夫だろうか。
この5日間連絡がこなかったから多分問題ないとは思うがやはり心配だ。
いや、本当はこちらからしたかったが精神的に参ってできなかった。
とにかく早く帰ろう。お、駅に着いたようだ。
55
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 00:51:12 ID:IUVOz0c.0
数日ぶりにアイシスの姿を見られると思うと自然に足取りも軽くなる。
この時間帯なら仕事が終わって帰ってきてるだろう。もしかしたら夕食を準備してくれてるかもしれない。
あっという間に我が家の前だ。
ピンポーン
インターホンを鳴らす。
……返事がない。それどころか電気も点いていない。
(;・∀・)(まさか―――!!)
慌てて鍵を差し込み、ドアを開けると―――
56
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 00:52:25 ID:IUVOz0c.0
リハ; - リ
暗い廊下にぽつねんとパジャマ姿のアイシスがたたずんでいた。
(;・∀・)「アイ、シス……?」
リハ; - リ「モラ、ラー」
ゆらり、とアイシスが一歩踏み出したと思うと
リハ# - リ「モララー!おちんちん出してっ!!」
いきなりガチャガチャとオレのズボンをおろし始めた。
リハ# - リ「おちんちんおちんちんおちんちん……!!!」
(;・∀・)「お、おい、アイシス!?どうしたんだよ!!?」
オレはアイシスに尋ねるが
リハ# - リ「おちんちんっ!!」
その質問は無視され、オレのペニスに食らいついた。
57
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 00:53:53 ID:IUVOz0c.0
リハ;# - リ「んっ、んっ、んっ……!」
アイシスは栗色の髪の毛を振り乱しながら顔を前後に動かす。
リハ;# - リ「んっ、んっ、んっ、んっ……!」
時折口からペニスを離すと
リハ;# - リ「はやく!せーえき!!だして……!!!」
手でそれをつかみ強引にしごいた。
(; ∀ )「ちょ、アイシスっ!それはヤバい、痛っ!!」
過去に手でしてもらったことは何度もあるが、ここまで乱暴なのは初めてだ。
アイシスが再びペニスを口へ含む。
リハ;# - リ「んっ、んっ、んっ……!」
(; ∀ )(熱い―――!)
唇や歯、そして舌などアイシスのありとあらゆる口腔内の器官が熱を持ってペニスをむさぼる。
(;* ∀ )「アイシスっ、もう、やめっ、あっ!!」
もう、なされるがままだった。思わず声が裏返ってしまう。
58
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 00:56:07 ID:IUVOz0c.0
アイシスの動きがさらに加速する。
リハ;# - リ「んっ、んっ、んっ、んっ……!!」
リハ;# - リ「んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ……!!!」
(;* ∀ )「ほんとにっ、も、もうっ、でっ、出るっ!!!」
思わずアイシスの頭を引き寄せる。ペニスはアイシスの口の奥まで入っていく。
リハ;# - リ「んんっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
びゅるんっ!びゅるるるるる……
勢いよく尿道を通って放たれる精液。
リハ;# - リ「―――!―――!!」
その精液をアイシスは口内で全部受け止めた。さらにそれだけでは飽き足らず、
リハ;# - リ「―――っ、―――っ!」
尿道に残った精液もことごとく吸い出した。
なんとなく、マ○クシェイクのストローの気持ちが分かった気がする。
59
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 00:59:09 ID:IUVOz0c.0
(; ∀ )「ア、アイシス……、いったい」
どうしたっていうんだ?そう聞こうと思った。しかし
リハ;# - リ「まだ、せーえき!でるよねっ!?」
(;* ∀ )「あぁっ!?」
アイシスは射精したばかりのペニスをまた強引に擦り始めた。
リハ;# - リ「はやく……!ちょうだい……!!」
(;* ∀ )「ちょ、やめっ、ひっ!?」
リハ;# - リ「んっ、んっ、んっ、んっ……!!」
ペニスにまたまた熱いねっとりとした感触がまとわりつく。
ペニスに硬さが蘇ってきた。
リハ;# - リ「んっ、んっ……、んっ、んっ、んっ……!!」
一心不乱に顔を上下に動かすアイシス。髪の毛が目元にかかると一瞬動きを止め、
肩に掻き上げ、そして再びフェラチオに戻る。その姿が妙に艶めかしく見えた。
60
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:01:08 ID:IUVOz0c.0
(;* ∀ )「うっ!出るっ!!」
リハ;# - リ「んんっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
2回目の射精は、量は若干少ないが勢いは1回目とほとんど変わらなかった。
リハ;# - リ「―――!―――!!」
そしてアイシスは出された精液をこぼさないように全部飲み込んだ。
(;* ∀ )「ア、アイシス……」
リハ;# ー リ
妖艶な笑みを浮かべるアイシス。いつの間にかズボンとショーツを脱いでいる。
(; ∀ )「え、ちょ、まさか……!」
リハ;# ー リ「―――!」
オレのペニスはずぶずぶとアイシスの中へと飲み込まれていった。
61
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:04:07 ID:IUVOz0c.0
リハ;# ー リ「ふぁっ、あっ、あぁん//!」
リハ;# ー リ「いっ//!いいっ//!」
小さな胸を自分で揉みしだきながら獣のように腰を上下に揺する。
(;* ∀ )「ひっ、あっ、あぁ〜〜っ!!」
それに対してオレは何もできなかった。
膣壁は精液を得ようと激しく締め付けてくる。性懲りもなく下腹部に再び熱が溜まってきた。
リハ;# ー リ「もっと//!もっとぉぉぉ//!」
持ち上げた体を重力に任せて落とす。そのたびにペニスは穴の奥を穿つ。
それと同時にびちゃびちゃと愛液がこぼれる。
リハ;# ー リ「いっ//!き、きもちっ、気持ちいいっ//!!」
リハ;# ー リ「おちんちんっ!気持ちいいっ//!!」
媚薬を使っていないはずなのに、恥じらいもなく欲望のままにアイシスは喘ぐ。
62
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:05:58 ID:IUVOz0c.0
(;* ∀ )「ふぁっ、あっ、でっ、出そうっ!!」
リハ;# ー リ「あっ、あっ、おちんちんっ!いっぱいっ、だしてっ//!!」
きゅうっ、とアイシスの膣がさらに締まった。
リハ;# ー リ「おちんちんっ!せーえき、ほしいっ!!」
リハ;# ー リ「モララーのっ、せーえきっ!!あんっっ!!!」
(;* ∀ )「あっ、ああっ!!!」
精液がアイシスの膣内を満たす。
リハ;# ー リ「ああぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ//!!!」
恍惚とした表情で、性器がつながったまま大声で叫ぶアイシス。
これ以上はヤバい。本能的にそう感じた。
だが体を動かそうとすると、
リハ;# - リ「んっ//」
(; ∀ )(―――!!)
アイシスが上半身を倒し、自分の舌を強引にオレの口にねじ込んできた。
そして、再び腰を動かし始めた―――。
63
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:07:59 ID:IUVOz0c.0
リハ;# - リ「んふっ//、っ、っ、……!」
(; ∀ )(―――っ!―――っ!!)
アイシスの舌がオレの口内を犯していく。
先ほどからどうにかして抜け出そうとするが、股間に絶え間なく与えられる快感のせいで力が入らない。
オレはただアイシスに吸い尽くされるしかなかった。
リハ;# - リ「ん〜っ、んっ、んっ、んっ……」
リハ;# - リ「んっ、んっ、っ、んっ、んん〜〜〜〜っ……!」
ずっとキスをしているため、溢れ出る唾液がオレのものなのかアイシスのものなのかわからない。
下の方も、カウパー液と精液と愛液とが混じり合っている。
口と性器の2か所で繋がり合っているオレたちは、ある一つの生命体になったかのような錯覚に陥った。
64
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:09:31 ID:IUVOz0c.0
リハ;# - リ「んっ、はっ、んっ、んんっ……」
真っ赤な顔で精を求めるアイシス。その体温が密着した体から伝わってくる。
それはとても、熱かった。
(ヽ; ∀ )ゲッソリ(―――っ!―――っ!!)
とても苦しかっただろう、辛かっただろう……。申し訳なさがつのる。
アイシスの性格のことだから、出かけるときに慌てるオレを見て連絡するのをためらってしまったのだろう。
今更後悔しても仕方がないが、どうしてこちらから連絡をしなかったのかと思ってしまう。
薬だけではやはり無理だったか。
それはこの現状が十分証明している。
(ヽ; ∀ )(アイシス、すまない……)
(ヽ;∩∀ )(本当にすまない―――!!)
おのずと涙が出てきた。
65
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:11:55 ID:IUVOz0c.0
リハ;# - リ「んっ、はんっ、んぁっ、んんっ……」
リハ;# - リ「―――っ!」
4回目の射精。とろり、と白濁した液が太ももを流れた。
妙に腹部が温かいと思ったらアイシスは小水も漏らしていた。
(ヽ; ∀ )(アイシス……?)
ずん
体にかかる重力が増える。
リハ; - リ ハァ、ハァ、ハァ…
(ヽ;・∀・)「おい、アイシスっ!?しっかりしろっ!!」
リハ; - リ ハァ、ハァ…
(ヽ;・∀・)「アイシスっ!!!」
ピーポーピーポーピーポー…
.
66
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:15:47 ID:IUVOz0c.0
* * *
―――VIP医大付属病院―――
(;@∀@)「あれほどセックスを欠かすなと言ったでしょう!?」
病院に着くと旭先生が待っていた。話を聞いて駆けつけてくれたらしい。
(;@∀@)「この病気、通称〈しぇーえき欲しくてたまんないのぉ//症〉の患者は、
精液を定期的に摂取しないと死んでしまう」
(;@∀@)「そういう病気なんですよ!?」
(ヽ; ∀ )「仕事で……、出張が……、丸3日……、4回……」
旭先生の問いかけに答えようとするも気が動転してうまく言葉が出ない。
(-@∀@)「……なるほど、そうですか。わかりました」
(-@∀@)「アナタは出張のせいで丸3日間清水さんとセックスができず、帰ってきたところを彼女に襲われ、
そしてアナタは連続で4回射精した、そういうことですね?」
先生はオレの言いたいことをズバリ当ててくれた。そして「ご苦労様」とスッポンエキスをくれた。
先生は続ける。
(-@∀@)「清水さんはアナタが帰ってくる前に薬を全部飲んだようです。その上で、
アナタが4回も射精したため、彼女は首の皮1枚でなんとか生きながらえている状態です」
(-@∀@)「このまま放置していても彼女は助かりません。迅速な治療が求められます」
(-@∀@)「そのため、アナタに治療の同意をしていただく必要があります」
(ヽ;・∀・)「先生、お願いです!アイシスを救ってやってください!!」
もう、藁にもすがる思いだった。
(-@∀@)「……では、こちらへどうぞ」
67
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:17:53 ID:IUVOz0c.0
案内されたのは「特別集中治療室」と書かれた部屋だった。
入ると異様な光景が広がっていた。
左側を見るとファイルがばらばらに入った棚がある。
右側にはマイクの付いた机と椅子とスピーカーが設置され、壁の部分は一面ガラス窓になっていた。
ガラスの向こう側とこちら側はこの部屋の奥にある扉で出入りができる。
そのガラスの向こうにあるのは一つのベッド。そして
(ヽ;・∀・)「アイシス!!」
リハ - リ
下着姿のアイシスがそのベッドに腰かけていた。
68
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:18:57 ID:IUVOz0c.0
(ヽ;・∀・)「旭先生、これは……?」
(-@∀@)「よし、キミたち、入ってきなさい」
旭先生がマイクで指示を出す。すると
……( ∵( ∵( ∵( ∵) ゾロゾロ
仮面を被った謎の男たちがどこからともなく現れた。彼らの体格は様々だが、全員パンツ一丁の格好をしている。
(ヽ;・∀・)「な……!?何なんですか、こいつらは!?」
(-@∀@)「彼らはね」
(-@∀@)「VIP医大の学生だよ」
69
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:20:40 ID:IUVOz0c.0
(-@∀@)「彼らは医学の発展のため、日々勉学や研究に励んでいるのだがね」
(-@∀@)「そのせいで女性と関わることが少なく、どうしても性欲を持てあましてしまうんだ」
(-@∀@)「だが溜まった性欲はやはり発散しないといけない。そうでないと勉学等にも支障が出るからね」
(-@∀@)「そ・こ・で」
白衣の男はニヤリと笑った。
(-@∀@)「彼らに〈おまんこっ!じゅぽじゅぽしてほしいよぉしんどろーむ〉の患者と性行為をしてもらうんだ」
(-@∀@)「そうすれば彼らのためにもなるし何より患者の治療になる。さらには医学の発展にも大いにつながるかもしれない」
(-@∀@)「まさに夢のような治療法だ」
(-@∀@)「まあ、彼らにもプライバシーというものがある。そのために仮面をつけてもらっているわけだ」
70
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:21:56 ID:IUVOz0c.0
(ヽ; ∀ )
目の前の男が何を言っているのか、いまいち分からなかった。
学生がアイシスとセックスをする……?そんな馬鹿な話があるもんか。
だが、実際に目の前には黒いボクサーパンツをはいた仮面集団がいる。
( ∵)「おっおっお〜〜。早くセックスがしたいお!」
小太りの仮面男が早くも股間にテントを張らせている。
(*∵)「あぁ、本当におにゃのことセックスできるんだ……」ハァハァ
( ∵)「おっおっ!ドクオもボッキしてるお!」
(;∵)「お、おい馬鹿野郎!俺の名前を言うんじゃねえよ!!」
( ∵)「すまんおwww」
71
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:23:19 ID:IUVOz0c.0
( ∵)「うーん、僕はとにかく気持ちよくしてくれるなら男でも女でもいいんだけどね」
妙にガタイの良い仮面男が腕を組みながらポツリと呟いた。
_
( ∵) o彡゜「ちっぱい!ちっぱい!」
( ∵)「あれ?好きなのは巨乳じゃないモナか?彼女は貧乳モナ」
_
( ∵)「ああ、確かに一番好きなのは巨乳だが」
_
( ∵)「ちっちゃい胸にはロマンがあるんだ!!」
( ∵)「ふ〜ん」
モナモナ言う仮面男は心底どうでもよさげに相槌を打つ。
( ∵)「聞いてくれ。今日という日のために俺は1カ月オナ禁してきたんだ」
(∵ )「俺なんかこの日のために2カ月チンコを洗ってないぞ」
( ∵)「「流石だよな俺ら」」(∵ )
<いや、ついノリで言ってしまったが2カ月はないわ……
<何を言う……
72
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:25:33 ID:IUVOz0c.0
(ヽ ∀ )
アイシスをこんな奴らに……?
(ヽ# ∀ )ギリッ「ざけんなっ……!」
そんなことがあってたまるか……!
(ヽ#・∀・)「こんな治療、認められるか!!」
(-@∀@)「何を言うんですか、一刻も早く治療しなければ彼女は助からないのですよ?」
(ヽ#・∀・)「だからって、人の恋人を奪っていいわけないだろ!?」
(-@∀@)「だからこうして今アナタに同意を求めているんです」
(ヽ#・∀・)「同意なんかできねーよ!!」
(ヽ#・∀・)「なんか、他にないのか!?ほかの薬とか、手術とか!!」
(-@∀@)「残念ながらありません。こうなってしまった以上は、とにかく多くの男性から精液を直接摂取していただくしかありません」
(ヽ#・∀・)「だったらオレが……!」
(-@∀@)「アナタは先ほど4回連続で射精したんでしょう?もう、これ以上は危険です。ほら亜鉛飲んで!」
医師は錠剤を渡してくる。
確かに今はこれ以上出せる気がしない。正直、歩くのもつらい。
73
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:27:18 ID:IUVOz0c.0
(ヽ; ∀ )「そんなのアリかよ……」
(ヽ; ∀ )「だけど」
(ヽ#・∀・)「だけど、アイシスはオレの大切な女なんだ!」
(ヽ#・∀・)「他の男なんかに汚されてたまるか!!」
(ヽ#・∀・)「アイシスはオレのなんだっ!!オレの」
(#@∀@)「いい加減にしろ!!」
⊂彡☆)) ∀ )そ
74
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:28:27 ID:IUVOz0c.0
(;#) ∀ )「な……!?」
(#@∀@)「もう一度言おうか!」
(#@∀@)「治療をしないと彼女は死んでしまうんだぞ!?」
(;#) ∀ )「んなの、わかって」
(#@∀@)「だったら―――!」
旭先生は大きく息を吸って、吐いた。
(-@∀@)「……アナタのお気持ちもよく分かりますよ」
(-@∀@)「ワタシの妻もね、彼女さんと同じ病気、〈肉便器病〉だったんだ」
75
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:30:17 ID:IUVOz0c.0
(;#) ∀ )「え……」
(-@∀@)「ワタシたちもアナタたちと同じように幼馴染同士でね」
(-@∀@)「お転婆ではあったが、優しい女性(ヒト)だった」
(-@∀@)「喧嘩とかもしょっちゅうしたよ。だがワタシがどれだけ仕事で帰りが遅くなってもずっと起きて待っててくれて、
『おかえり』と言って迎えてくれたんだ……」
(-@∀@)「ワタシはそんな妻を愛していたんだよ」
どこか遠くを見つめる先生。
その幸せな日々を思い返しているのだろうか。
76
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:31:49 ID:IUVOz0c.0
(-@∀@)「妻の病気が発覚してからは」
(-@∀@)「毎日セックスをするようになった」
(-@∀@)「だがある日、ワタシはどうしても病院から帰ることができなかった」
(-@∀@)「家に帰れたのは結局その3日後」
(-@∀@)「妻はすぐにでも治療が必要な状態だった」
(-@∀@)
(-@∀@)「妻は治療を断ったよ。ワタシ以外の男に抱かれたくなかったんだ」
(-@∀@)「ワタシはそれに従った。それが妻の選択だったし、妻を愛していたからね」
(;#) ∀ )「愛して、いたから……」
77
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:35:06 ID:IUVOz0c.0
(-@∀@)「その数時間後、妻はあっけなく死んだよ」
そう言うと先生は胸元を指さした。
(-@∀@)「以来ワタシの胸の中にはぽっかりと穴が空いているんだ」
(-@∀@)「だから、ワタシは穴を埋めるようにこの病気の研究に身を注いだ」
(-@∀@)「妻のような人を少しでも多く救いたかったしね」
ジジジ…と頭上の蛍光灯が鳴っている。
(-@∀@)「研究を続けてワタシは薬の開発に成功した」
(-@∀@)「だが、夜遅く帰宅して誰も迎えない暗い部屋を見ると」
(-@∀@)「相変わらず穴はそのままで、ちっとも埋まってなんかいないことに気づかされるんだ」
(-@∀@)
(-@∀@)「茂等さん」
(;#) ∀ )「!」
先生がまっすぐオレの方へと向く。
::(-@∀@)::「茂等さん、やっぱりワタシはねぇ!」
(#@∀@)「レモナに生きていてほしかったんだよぉ!!」
それは旭先生の魂の叫びだった。
78
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:36:21 ID:IUVOz0c.0
(#@∀@)「なあ!!治療しないと死ぬんだぞ!!?」
(#@∀@)「死んじまったら、セックスはもちろん、抱きしめることも、手を握ることも、手料理を作ってもらうことも、笑顔を見ることも」
(#@∀@)「『おかえり』と言ってもらうことも、『ただいま』と返事することも!」
(#@∀@)「何もかも、できなくなっちまうんだぞ!!!?」
(#@∀@)「アナタにはそれが、わからないのかよぉぉぉ!!!!!?」
79
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:37:29 ID:IUVOz0c.0
(; ∀ )「オレは……」
治療をしないとアイシスは死ぬ。それは分かりきっていたことなのに……。
「モ、ララー……」
突然スピーカーから声が聞こえてきた。アイシスの声だ。
(; ∀ )「アイシス……!?」
リハ - リ「モララー……、私……」
リハ;-;リ「死にたくない……!」
80
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:40:16 ID:IUVOz0c.0
(; ∀ )(―――!!)
オレはバカだ。口では分かっていると言っておきながら、結局全く分かっていなかったのだ。
アイシスと会えなくなる?冗談じゃない!オレはアイシスを愛している。これからもずっと一緒にいたい。
(#@∀@)「茂等さん!!」
何よりアイシスのことを全く考えていなかった。オレはアイシスの何なんだ?
オレにアイシスの命を左右する権利があるのか?そんなバカなことはない。
それなのにアイシスをあたかもオレのモノのように考えて……。
リハ;-;リ「ひっく…、ひっく…」
アイシスは死にたくないと言った。だったらオレにできることは何だ!?
オレはアイシスを愛しているんだろう!?
( ∀ )「お願い、します……」
(-@∀@)「!」
( ;∀;)「アイシスを助けてください!!!」
オレはアイシスに生きてほしいんだ。
81
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:42:26 ID:IUVOz0c.0
(-@∀@)「わかりました」
(-@∀@)「では治療を始めますので茂等さんは一度ご退出」
( つ∀・)「先生、オレ、ここに残っていいですか?」
(;@∀@)「いや、ですがそれは」
( ・∀・)「お願いします。オレは最後まで見届けたいんです」
これはアイシスを苦しめてしまったオレなりのケジメだ。
(;@∀@)「そうですか……」
(-@∀@)「わかりました。彼女さんも見守っててくれる方が心強いでしょう」
(-@∀@)「ですが、辛ければ途中で出ていってもかまいませんからね?」
( ・∀・)「大丈夫、です……」
何があってもアイシスを愛してみせるんだ。
旭先生がマイクに向かって指示を出す。
(-@∀@)「それではこれより特別治療を行う」
(-@∀@)「さあキミたち、ヤリなさい!!」
( ・∀・)精液を浴びないと死んじゃうようですリハ*゚ー゚リ
中編・おわり
82
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 01:45:32 ID:IUVOz0c.0
中途半端なところで切ってしまいすいません。
閲覧注意な後編は今晩までには投下する予定です。
83
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 13:41:23 ID:axK0xfZo0
ひょおおお
心も股間もキュウゥッなる話だな
後編全裸待機しとく
84
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:06:15 ID:IUVOz0c.0
投下します。
輪姦、NTR、アヘ顔等注意
85
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:07:16 ID:IUVOz0c.0
(-@∀@)「さあキミたち、ヤリなさい!!」
旭先生がマイクで指示を出すと
「「「「「「「ヒャッハーーーーー!!!!」」」」」」」
仮面男どもは嬉々としてアイシスのもとに群がった。
( ・∀・)精液を浴びないと死んじゃうようですリハ*゚ー゚リ
86
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:08:29 ID:IUVOz0c.0
(*∵)「フヒヒ、ほら早く咥えるお!」
リハ; - リ「っ!」
さっそく小太りの仮面男がアイシスの口にその欲望の塊を押し付ける。
だが、意識が朦朧としているのかアイシスは口を開こうとしない。
(#∵)「何してんだお!?早く咥えろお!!うらっ!!!」
リハ; ゚- リ「ガフッ、ゲホッ、ゴホッ!」
おい、何してんだ、アイシスが嫌がってるだろ……
(-@∀@)「おいキミたち、これは清水さんの治療なんだ。そんなに乱暴にしてはいけない」
( ∵)「サーセンwwwでもこれが治療なんだお。しっかり顔を動かしてほしいお!」
そう言いながらアイシスの頭に手をかけ、無理やり動かす。
リハ; - リ「っ!っ!っ!……」
( ∵)「うはwww」
87
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:10:53 ID:IUVOz0c.0
( ∵)「う〜ん、じゃあ僕は君のその手で気持ちよくしてもらおうかな」
ガタイの良い仮面男はアイシスの右手をとり、自分のペニスに触らせる。
( ∵)「ほら、君は反対側の手でやってもらうといい」
仮面男は貧相な体をした仮面男に話しかけた。先ほどドクオと呼ばれていた奴だ。
(;∵)「マ、マジで……?」
恐る恐る、大きくした肉棒をアイシスの左手に絡ませた。
(;*∵)「やべぇ……、これだけでイキそうだ……」
( ∵)「ふふふ、気持ちよさそうだね。女性の小さく柔らかい繊細な手で触ってもらうのは、
やっぱり自分でやるのとは違うからね」
( ∵)「それにしても」
視線をずらし、口で奉仕中のアイシスの顔を見る。
リハ; - リ「んっ、っ、っ……」
(*∵)「おっお〜、だいぶうまくなってきたおね」
さっきまでは無理やり動かされていたのにいつの間にか自分から動いている。
それだけじゃない。
リハ; - リ「っ、っ、っ……」
(;*∵)「アイシスたん、気持ちいいよ…」ハァハァ
両手も休むことなく仮面男どものペニスを擦り続けている。
( ∵)「彼氏さんに鍛えられたのかな?僕たちが気持ちいいと感じるところを的確に押さえてる」
88
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:12:31 ID:IUVOz0c.0
(; ∀ )
ガラスの向こう側は地獄絵図だった。
(;@∀@)「茂等さん、大丈夫ですか?」
(; ∀ )「大丈夫です」
そう、あくまでこれは治療なんだ。だからこれでいいんだ。
そう自分に言い聞かせながらも吐き気がこみあげてくる。
宴はまだ始まったばかりだ―――。
89
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:14:01 ID:IUVOz0c.0
(;*∵)「うっ!アイシスたんっ!俺、でりゅうっ!!」
リハ; - リ「―――!」
貧相な体の仮面男が勢いよく精液を吐き出す。
(*∵)「ちょwwwはえーおwwww」
(;*∵)「ほーら、アイシスたん。せーえきはよーく塗り込まないとね」
指、腕、脇腹、太もも……
アイシスの体を仮面男がいやらしく撫でまわす。
そんな汚い手でアイシスに触れないでくれ……
(;*∵)「これがおにゃのこの体……、すべすべして気持ちいい……!」
リハ; - リ「―――」
(*∵)「きめえwwwww」
(*∵)「お?口が止まってるお!休んじゃだめだお!」
リハ; - リ「!―――んっ、んっ、んっ……」
(*∵)「フヒヒwwwww」
リハ; - リ「んっ、はぁっ、んっ……!」
アイシスは舌を器用に使い裏筋、カリ首、鈴口と丁寧に舐め回し、再び口の中へと戻していく。
(*∵)「うはwww舌使いテラエロすwww」
仮面デブはその快楽に身を反らした。
90
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:16:18 ID:IUVOz0c.0
リハ; - リ「んっ、んっ、んっ……!」
リハ; - リ「んっ、んっ、んっ……!」
(*∵)「そろそろwwwwイwwキwwそwwうwwwww」
(*∵)「僕もそろそろ出そうだ……!」
リハ; - リ「んっ、んっ、んっ、んっ……!!」
(*∵)「「うっ!」」(∵*)
リハ; - リ「ぐふっ!」
(*∵)「ほら、一滴残さずしっかり飲むんだお!!」
(*∵)「じゃあこっちもしっかり塗り込もうか」
アイシスの口の中と左手が仮面野郎どもの放った白濁液で犯されていく。
リハ; - リ「んぐっ、ぐっ、ぐっ……」
リハ;* - リ「ゲホッゲホッ……」
涙目でむせ返るアイシス。心なしか、頬が紅潮しているように見えた―――。
91
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:18:07 ID:IUVOz0c.0
( ∵)「おいお前ら、そろそろ交代してくれ」
(∵ )「そうだ。俺だって早くこのくっせえチンコをこの女の口にぶち込みてえんだ」
( ∵)「そうモナ。モナたちだって待ってたんだモナ!」
_
( ∵) o彡゜「ちっぱい!ちっぱい!」
残りの仮面男どもが口々に不満を垂らした。
( ∵)「ああ、すまない。もう塗り終わったから代わろうか」
( ∵)「すwwwまwwwwwんwwwwwwwwおwwwwwwwwwww」
デブの草の数が無駄に増えていた。
(*∵)「アイシスたん…」
貧弱仮面野郎はまだアイシスの手をさわっている。
(#∵)「おい、ガリガリ!邪魔モナ!」
(*∵)「アイシスたんの手、かわいいよ…」ハァハァ
_
三( ∵)o ));∵) そ
「ちっぱい!!」
( ∵)「おっぱい星人ナイスモナ!」
92
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:21:05 ID:IUVOz0c.0
_
(*∵) o彡゜「ちっぱい!ちっぱい!」
眉毛が特徴的な仮面男はアイシスを押し倒し、腕を振り回しながら自らのペニスを
胸に押し当て、擦り合わせ始めた。
(∵ )「畜生先越された。よーし、じゃあ女。俺のチンコをしゃぶってくれ」
仮面男(弟)はグロテスクな「何か」を近づける。
リハ; ゚- リ「グエ!?臭っ!!?オエッ!!!!」
(∵#)「んだよ?さっきのデブのはしゃぶってただろーが」
(∵#)「俺のもしゃぶれ、よ!!!!」
リハ; ゚- リ「ガハ!?オエッ!!!ング!!!!」
(∵ )「へへっ、2カ月分のチンカスだ。しっかり味わえよ」
今まで一緒に暮らしてきて、アイシスが驚くのを見たのは何度かある。
だが、そこまで目を白黒させているのは初めてだ。
(;∵)「うーむ、わが弟ながらえげつない」
( ∵)「さてどうしようか、お」
仮面男(兄)はアイシスの自慢の髪の毛に触れた。
( ∵)「綺麗な栗色の髪だ。……そうだ」
すると男は優しい声でこう言った。
( ∵)「お嬢さん、髪コキをしてくれないか?」
リハ;* - リ「……」
( ∵)「そうそう、そうやって髪の毛をチンコに絡めて」
(*∵)「おお、すごくいい」
髪コキ……。アイシスの綺麗な髪は大好きだが、そうしたことは考えたことがなかった。
果たして気持ち良いものなのだろうか?仮面男(兄)を見る限り気持ちよさそうだ。
……って、オレは何を考えているんだ!?
93
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:23:40 ID:IUVOz0c.0
(;∵)「う〜ん、上は全部ふさがっちゃってるモナ……」
アイシスの右手は髪コキに使われ、左手と口はフェラチオ、そして胸はおっぱい仮面に占領されている。
(*∵)「それなら……」
モナモナ言う仮面男はまだ誰も触れていない性器へ目を向けた。
(*∵)「まだ誰も触ってないのにもう濡れてるモナ」
そう言うと仮面の逆三角形状の穴のうち、下向きの頂点に位置する穴から
器用に舌を出して、花弁を舐め始めた。
リハ;* - リ「―――!」
これまでとは違う刺激にアイシスは身を震わせる。
(∵ )「ん?ああ、マンコ舐められてんのか。でも俺のも舐めろよー」
(∵ )「まだカリ首んとことかにチンカス、こびり付いてっからな。しっかりベロでねぶりとって飲み込めよー」
リハ;* - リ「グッ、ウグッ、ェグッ……」
(∵ )「チンカスに効果あんのかは知らねーけどよwww」
仮面のせいでどんな顔をしているかは分からない。
だが、こいつはきっととんでもなくゲスい表情をしているのだろう。
94
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:28:38 ID:IUVOz0c.0
_
(*∵) o彡゜「乳首がコリコリになってる、おっぱい!」
仮面眉毛は先ほどからペニスを乳首にばかり擦り付けている。
そのため桜色だったそれはピンと屹立し、より赤みを帯びている。
_
(*∵)「そしてそれをこのタイミングでつまむ!」
リハ;* - リ「いぁ!?ムグッ!!!」
(∵ )「休んでんじゃねーよ」
アイシスはどこから出るのか分からない声を漏らすが、すぐに肉棒を押し込められた。
(*∵)「やべえ、予想以上にキテる」
(*∵)「俺の精液でこの美しい髪を汚すとか、想像するだけでたまんねえ」
(*∵)「手コキも普通に上手いし」
あの栗色の髪の毛が青白い精液にまみれるのか。それはどんな感覚なのだろう……。
(*∵)「モナモナモナ」
(*∵)「モナモナモナ」
こいつはモナモナとしか言っていないが、それは秘部を舐めている音らしい。
舌を押し入れて吸い込めば奥から蜜がこぼれてくる。夢中になるのも当然だろう。
(*∵)「モナ!」
リハ;* - リ びくん!!
電流が流れたかのようにアイシスの体が痙攣すると、ぷしゃあ、と黄金色の水が噴き出した。
どうやら感じるツボに触れたらしい。
(;∵)「モナァ!」
小便まみれになる仮面男だが
(*∵)「モナァ…」
むしろ嬉しいことだったようだ。うらやましい。
95
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:30:28 ID:IUVOz0c.0
(∵ )「さーて、そろそろ出すからなー」
リハ;* - リ「グッ、ウグッ、ェグッ……」
(∵ )「ちゃんと全部受け止めろよー」
リハ;* - リ「グッ、ウグッ、ェグッ、グッ……!」
(∵;)「うっ!」
リハ;* - リ「ゴボッ!!?」
アイシスの口に精液が注がれるのとほぼ同時に、
_
(;*∵)「ちっぱい!!」ビクン
(;*∵)「うおっ!!」
胸と髪の毛にも濃厚な精が解き放たれた。
特に髪の毛に付いた精液は互いに絡まり合い、かなりいやらしい様相を呈していた。
96
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:31:40 ID:IUVOz0c.0
(-@∀@)「よーし、今出した精液もしっかり彼女に擦り込むんだ」
マイクで指示を出す旭先生を見ると改めてこれが治療なのだと実感できる。
(-@∀@)「ではそろそろ膣内にも射精してくれ」
「「「「「「「ィヤッフーーーーーーーー!!!!」」」」」」」
仮面野郎どもは再び雄たけびを上げてアイシスを襲い始める。
(;@∀@)「茂等さん、本当に大丈夫ですか……?」
(; ∀ )「ええ……」
目を背けたくなるような光景だ。
だがオレは目を離すことができなかった。
97
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:34:12 ID:IUVOz0c.0
(*∵)「じゃあまずはモナから」
三(#∵)つ ));∵) モナァ!?
「どけお!!!」
(*∵)「おっおっ、僕が一番だお!!もう十分湿ってるからこのまま入れても問題ないお、ね!!!」
リハ;* - リ「ふあ//!?」
いきなりデブはアイシスにそのいきり立ったペニスを押し入れた。
(*∵)「うはwww締め付けがキツイおwwwww」
(;∵)「うぅ、モナが先だったのに……」
リハ;* - リ「あぅっ、あっ、んぁっ…//」
(*∵)「たまんねえおwww」
デブが犬のように腰をカクカク振る。
リハ;* - リ「あっ!あっ、あっ、んぁっ…//」
(;*∵)「アイシスたん…またそのきれいなおててでチンコしごいてください…!」ハァハァ
リハ;* - リ「……」
童貞仮面に促され、アイシスはそいつのペニスをしごき始めた。
反対側の手には眉毛野郎のモノが掴まれている。
(;*∵)「アイシスたん、きもちいいよぉ…」ハァハァ
_
(*∵)「ちっぱい!ちっぱい!」
眉毛はぎゅう、とアイシスの胸をわしづかみにし上下左右に揉み始めた。
( ∵)「なら僕は口で奉仕してもらおうかな」
リハ;* - リ「あむ//!んっ、んっ、んっ……」
筋肉仮面の隆々としたそれをアイシスの口が迎え入れる。
……アイシスが自分から咥えにいったように見えたのは気のせいだろうか。
98
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:38:18 ID:IUVOz0c.0
(;*∵)「あぁっ!アイシスたん、はげしいよ…」ハァハァ
_
(;*∵)「ちっぱい!!ちっぱい!!」
リハ;* - リ「んっ//ふっ、んっ、んっ……//」
手を動かすスピードが速くなっている。まるで少しでも早く多くの精液を求めているかのようだ。
( ∵)「うん、口もなかなかいいね」
リハ;* - リ「んっ//はぁ…//んっ、んっ……//」
満足げにガチムチ仮面男が呟く。
男はほとんど動かずアイシスが必死で首を動かしている状態だ。
(;*∵)「おっおっ!おまんこがまとわりついてくるお!!」
(;*∵)「そろそろ出るお!!!」
リハ;* - リ「ふえっ!?ちょ、待っ、ムグ!?」
( ∵)「駄目じゃないか、途中でやめちゃったら」
驚いたアイシスの口をガチムチのペニスが強引に塞ぐ。
リハ;* - リ「んっ、んっ、はぁっ、んっ……」
( ∵)「そう、そうやって全体を舐め回したり、口づけをしたり……。うん、いいね」
99
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:40:43 ID:IUVOz0c.0
リハ;* - リ「はっ、いゃっ、はぁん!」
リハ;* - リ「はぁっ、あんっ、あぁん!!」
(;*∵)「おっおっ……!出るっ!!!!」
リハ;* - リ「―――っ!!」
豚が体を大きく震わせる。
ああ、本当にこいつやりやがった。
ついにオレ以外の男にアイシスの中に出されてしまった。
(;*∵)「な、なあ、次俺が挿入れていい……?」ハァハァ
ガリ男が、恐る恐る聞く。今さっきアイシスの手に出したはずなのに、
その貧相な体とは不釣り合いに再び大きくなっている。
眉毛もガチムチも2回目の射精を終えたようだ。
(;*∵)「挿入れるよ……!?挿入れるね!!!」
リハ;* - リ「ふぁっ――!!」
誰も返事をしていないのに童貞男は勝手におっぱじめた。
いや、もう挿入したなら童貞じゃないのか……?
(∵ )「あーあ、これだから童貞野郎は……。ま、いいや。女、髪コキしろ」
( ∵)「俺のももっかいしてくれないか?」
仮面兄弟の肉棒がアイシスの栗色の髪を汚していく。
( ∵)「じゃあ、モナは口で」
_
三(*∵) o ));∵) モナァ!?
「おっぱい!!」
アイシスの口はおっぱい男に埋められた。
100
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:42:39 ID:IUVOz0c.0
(;∵)「うう、ひどいモナ……」
( ∵)「!」
モナモナ言う仮面男はある部分に目を向けた。
( ∵)「ここにも穴はあるモナ!」
仮面男の手の伸ばす先には
リハ;* - リ「ひっ!!?そこはいれるところじゃっ……!!」
固く閉ざされた尻の穴があった。
( ∵)「大丈夫モナ。ウンチが出るところなんだから、指やチンコもきっと入るモナ!」
そう言いながら指で入口をいじり始める。
( ∵)「こんだけ濡れてるからローションもいらないモナ。ほら、力抜くモナ」
くちゅくちゅと、菊門のしわにそって丁寧にほぐしていくと次第にひくひくと指を受け入れていった。
(*∵)「いい感じモナ」
アナルは一度も試したことがなかった。普段排泄に使う器官で行うのに抵抗があったからだ。
それなのに今、顔も見たこともない男に指を入れられている。
オレはただただ息をのんでそれを見続けていた。
101
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:46:03 ID:IUVOz0c.0
リハ;* - リ「んっ!はぁっ!ぉほっ……!」
(*∵)「感じてきてるモナ?素質があるモナ!」
男は一度人差し指を引き抜くと、中指も合わせて再び入れていった。
リハ;* - リ「ふぁぁっ//!あっ、んぁっ、ぁんっ//!!」
(*∵)「モナモナ……」
そうか、アイシスは尻穴でも感じることができるのか……。
(∵ )「へー、髪コキもなかなかいいもんだな」
(*∵)「だろ?」
(∵ )「しかも彼氏持ちだぜ?多分そいつのためにしっかりケアしてきたんだろうな」
(∵ )「そんな女の髪をくしゃくしゃにできるんだ、サイコーじゃないか」
(;∵)「やっぱえげつないな、お前……」
(∵ )「あんたも人のこと言えねーだろ」
( ∵)「……否定しない」
綺麗にウェーブのかかっていたはずのアイシスの髪の毛はもはやすっかり乱れきっていた。
102
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:47:08 ID:IUVOz0c.0
(*∵)「おっお〜、早くもっかい気持ちよくしてほしいお〜」
( ∵)「おや、気持ちよくなりたいのかい?」
(*∵)「お?」
( ∵)「だったら僕と一緒に気持ちよくなろうよ」
( ∵)「や ら な い か」
(;∵)「え、ちょ」
<アッーーー!!!!
……オレは見ていない。何も見なかったんだ―――。
103
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:51:09 ID:IUVOz0c.0
_
(*∵) o彡゜「ちっぱい!おっぱい!」
おっぱい仮面はアイシスに自分のペニスを押し込みながら片方の腕を振り回し、
もう片方の手で胸の触感を楽しんでいる。
こいつのせいでアイシスの胸は真っ赤に腫れあがっている。
今胸の大きさを測ればもしかしたら数センチは大きくなっているかもしれない。
リハ;* - リ「んっ、んっ、んっ、んっ……!」
胸もアソコも尻も責められているというのに、アイシスは懸命にフェラチオを続けていた。
視線をずらせば
(;*∵)「すごいよ…アイシスたんっ…!!」
相変わらず細っそい体をした仮面野郎が出し入れを繰り返している。
(;*∵)「今からね、アイシスたんのおまんこをね、俺のせーえきで満たしてあげるからね……!」ハァハァ
リハ;* - リ「―――っ!!」キュウ
(;*∵)「おおっ!?さ、さらに締め付けがつよくなってりゅうっ!!?」
どうやらアイシスは仮面男の言葉に興奮したらしい。
104
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:52:28 ID:IUVOz0c.0
(;*∵)「はぁっ!あっ、あっ、あぁっ、いいよっ!」
(;*∵)「い、いくよっ!!だっ、だすよぉっ!!!」
(∵*)「う、やべえ……」
(*∵)「俺も出そうだ……!」
_
(*∵) o彡゜「ちっぱいっ!!おっぱいっ!!!」
びゅるるるる!!びくん!どびゅっ!びゅるっ……
リハ;* - リ「―――っ!!」
四人の仮面男が放った精液を
リハ;* ー リ
アイシスは恍惚とした表情で受け止めた。
105
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:55:17 ID:IUVOz0c.0
_
(*∵)「おっぱい!ちっぱい!」
リハ;* - リ「あん//!」
眉毛野郎はアイシスをベッドから下ろし、立ったまま肉棒を突き立てた。
(*∵)「じゃあモナはお尻を」
三(*∵)つ ));∵) モナァ!?
「アイシスたんのお尻!!!」
脱童貞仮面は、オレさえ挿入れたことのないアイシスの尻にペニスを勢いよく突き挿した。
リハ;* -゚リ「んひぃっ!!!?」
いきなり挿入れられたアイシスは悲鳴を上げた。
だが、
(;*∵)「アイシスたんのお尻の初めて、奪っちゃった…」ハァハァ
しばらく男が腰を動かせば
リハ;* - リ「ひゃんっ//!あんっ//!あんっ//!!」
悲鳴は嬌声へと、変わっていった。
( ;.;)「うぅ、モナがやろうとしてたのに……」
割り込まれたモナモナ仮面は、仮面から涙を流していた。
……いったいこの仮面はどういう仕組みなんだ?
106
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 22:57:34 ID:IUVOz0c.0
( ∵)「よーし、じゃあ口でやってくれないか?」
(∵ )「俺のは脇にでも挟んでくれ」
リハ;* - リ「あぅっ、あん、ふぁっ……//!」
(;*∵)「アイシスたんのお尻っ!きもちぃ!!!」ハァハァ
_
(*∵)「おっぱい!おっぱい!」
いつの間にか、アナルに挿入れている仮面男はベッドに腰かけていた。
アイシスはそいつに抱きかかえられるような体勢だ。
その両側に仮面の兄弟のペニスがそびえ立っている。
さらにそれに覆いかぶさるように眉毛が前側の穴を穿つ。
気持ち悪い、頭が沸騰しそうだ。
だが、だんだん慣れてきている自分もいた―――。
107
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:01:38 ID:IUVOz0c.0
(∵ )「にしてもよー、この女、彼氏いんだろ?」
リハ;* - リ「あぅっ、あん、いっ、いぃっ……//!」
(∵ )「なのにこんなたくさんのチンコに囲まれちゃってよー」
(∵ )「とんでもねえ尻軽女だなwww」
違う、アイシスは尻軽なんかじゃない。
( ∵)「仕方ないだろ、これが治療なんだから」
そうだ、よく言ってくれた……!
リハ;* - リ「むぐっ、あぅっ、んっ、ぐっ……//!」
(∵ )「チンコを口にぶち込みながら言っても説得力ねーよwww」
(;∵)「まあ、そうなんだが……」
リハ;*//-//リ「あんっ、いいっ、いいっ……//!!」
_
(*∵)「おっぱい!おっぱい!」
こいつは胸のことしか話せないのか?
リハ;*//-//リ「いいっ、ひっ、いっ、いいっ……//!!」
_
(*∵)「ちっぱい!おっぱい!」
そろそろその辺にしておいてほしい。
見ていて胸が取れてしまいそうでハラハラする。
108
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:03:10 ID:IUVOz0c.0
(;*∵)「アイシスたん、お尻きもちいい?きもちいよねっ!!?」ハァハァ
リハ;*//-//リ「いいっ//!ひっ、きっ!きもちっ、いいっ……//!!」
そんなとこが本当にいいのだろうか?だが実際にアイシスは気持ちよさそうに喘いでいる。
(;*∵)「よかった…!アイシスたんといっしょに、きもちよくなれてるんだね!!!!」
リハ;*//-//リ「いいよっ//!きもちっ、いいのっ!!いいっ……//!!!」
リハ;*//-//リ「いいっ//!おちんちんっ!いいのっ!ほしいのっ!あんっ、いいっ……//!!」
そうか、そんなにたくさんの野郎に囲まれて気持ちいいのか。それは、よかったな。
―――ああ、もう吐きそうだ。
109
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:06:38 ID:IUVOz0c.0
(;*∵)「アイシスたんっ!俺っ、だすよっ!!」
リハ;*//-//リ「だしてっ//!!いっぱいっ、だしてっ//!!」
(∵*;)「おらっ!てめえの大好きなザーメン、今出してやるからな!!?」
リハ;*//-//リ「ちょうだいっ//!!ざぁめんっ、濃いのっ!!だいしゅきっ//!!!」
(;*∵)「俺のもしっかり飲み干してくれよ!!」
リハ;*//-//リ「おちんぽみるくっ!はやくっ!!どぴゅってしてっ//!!!」
_
(;*∵)「おっぱい!!!おっぱい!!!」
リハ;*//-//リ「おっぱいっ、きもちいっ//!!おまんこっ、じゅぽじゅぽ突いてっ//!!!」
リハ;*//-//リ「しぇーえきっ//!!!!くだしゃいっ//!!!!!!」
リハ;*//-//リ「きもちいのっ//!!!!いっ、イクっ!!!!イクっ//!!!!!」
「「「「うっ!!」」」」
どびゅっ!!びゅるるるん!!!
vリハ(゜)Q(゜)リv「イッグゥゥぅぅうううぅぅううぅぁあ〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
vリハ(゜)Q(゜)リv「しぇーえきっ、いいの〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!」
vリハ(゜)Q(゜)リv「んほおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」
110
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:08:53 ID:IUVOz0c.0
(#;∀;)「うわあああああぁぁぁあああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」ガンガンッ
オレはガラス窓に何度も頭を打ち付けていた。
(;@∀@)「ちょ、茂等さん!」
(#;∀;)「あああああああああぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」ガンガンッ
覚悟はしていた、はずだった。
それが、アイシスのためだと思ったから。
だが、アイシスを犯し尽くす仮面男どもを見て、そして犯されながら快楽に溺れるアイシスを見て、
今まで築き上げてきたものがガラガラと音を立てて崩れ去っていった気がした。
辛かった。悲しかった。そして何より
(#;∀;)「なんでっ、なんでなんだよおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
その光景を見ていまだかつてないほど「勃起してしまっている」のが、たまらなく悔しかった。
111
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:11:30 ID:IUVOz0c.0
その後もアイシスは精と快楽を求めて、狂った。
(∵*)「よーし、今度は俺がマンコに入れっぞー」
リハ(゜)Q(゜)リ「んっほおおおおおおお!!!!!!おまんこっ、おちんぽおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
(*∵)「じゃあ俺は尻をいただこう」
リハ(゜)Q(゜)リ「おしりいいいいいいいぃぃぃぃ!!!!!!!!!!イッグうううううううううううううう!!!!!!!!!!」
やめろ、やめてくれ……。
(;*∵)「アイシスたん、咥えてっ!!」ハァハァ
リハ(゜)Q(゜)リ「おちんぽっ!!!おいしいよおおおおおおおおおぉおおぉぉぉ!!!!!!!」
( ;.;)「モナァ……」
( ∵)「や ら な い か」
<アッーーー!!!!
112
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:13:01 ID:IUVOz0c.0
_
(*∵)「おっぱい!」
リハ(゜)Q(゜)リ「おっぱい、いいのおおおおおおおおお!!!!!!!!!ちくびコリコリしてええええええええええええ!!!!!!!!!!!!」
オレはアイシスを大切にしてきたんだ……!
(*∵)「おお……!どんどん飲み込んでいく……!!」
リハ(゜)Q(゜)リ「おくまでぇええええ!!!!!!!おくまでおちんぽじゅぽじゅぽしてほしいのおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」
傷つけないように、苦しめないように……!でも、無理だった……。
(∵*)「やっぱりとんだド淫乱女じゃないか!!」
リハ(゜)Q(゜)リ「しょおでええええええええぇぇぇぇぇしゅ!!!!!!!あだじはっ、だれのちんぽでもほしがるっ、淫乱女にゃにょおおおおおぉぉぉぉおおお!!!!!!!!!!!!!!!!」
今や見るも無残な姿をさらしている。肉便器だ。
113
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:15:04 ID:j2lu7LRk0
一気にギャグに…
114
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:15:26 ID:IUVOz0c.0
(;*∵)「淫乱なアイシスたん、しゅごくいいよ…」ハァハァ
リハ(゜)Q(゜)リ「おちんぽみるくっ、たっくしゃんあびてっ、淫乱にっ、なりましたああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
リハ(゜)Q(゜)リ「んほおおおおおおおおお!!!!!!!!もっと、もっとざぁめんみるくっ、ほしいのおおおおおおおおおおぉぉぉぉおぉ!!!!!!!!!!!!!」
……こんなのアイシスじゃない。アイシスはオレが大切にしてきたんだ。
リハ(゜)Q(゜)リ「おちんぽっ、どぴゅどぴゅしてええええええええええええええ!!!!!!!!!!」
じゃあ、ここにいるのは誰だ……?
まあ、誰でもいいや。とりあえず、オレのアイシスじゃないんだ。
リハ(゜)Q(゜)リ「しぇーえきっ!!!!!もっと、ぶっかけてえええええええええええええ!!!!!!!!!!!」
リハ ( ゜ ) Q ( ゜ ) リ「イっちゃうのおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!」
そうか、アイシスじゃないなら
( ∀ )
オレガコワシテモ、イインジャナイカ……?
115
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:17:54 ID:IUVOz0c.0
( ∀ )「先生……」
(;@∀@)「ど、どうしたのかな、茂等さん……?」
( ∀ )「オレをあの部屋に入れてください」
(;@∀@)「え!?で、ですが……」
( ∀ )「いいでしょう?オレ、もう勃起してますし、治療には精液が必要なんだし」
(;@∀@)「……」
( ∀ )「……」
(;@∀@)「わ、わかりました」
先生は立ち上がり、部屋の奥のドアに手をかけた。
( ∀ )「……」
オレはドアの前に立つ。
(;@∀@)「開けます」
ぎい、と音を立ててドアが動くと同時に、むせ返るような精液の臭いが鼻腔に襲い掛かってきた。
116
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:19:51 ID:IUVOz0c.0
( ∀ )「……」
一歩部屋に入ると
リハ(゜)Q(゜)リ「ありぇえ?もりゃりゃぁ?なんでここにいるのお??」
さっそく女がオレに気づく。オスのニオイに敏感になってるのだろうか。
(∵;)「な、なんだよ、あんた……」
仮面男もオレの存在に気づいたようだ。邪魔だ。
( ∀ )「どけ」
⊂彡☆))∵;) そ
(メ∵#;)「な、なんなんだよ!!」
( ∀ )「いいからどけっつってんだろ……!!!」
「「「「……!」」」」
仮面男どもはあっさり離れていった。
リハ(゜)Q(゜)リ「ああんっ、おちんぽがっ……!!!」
( ∀ )「そんなにチンコ、欲しいか……?」
リハ(゜)Q(゜)リ「えへへぇ〜〜〜〜〜、おちんぽ、だいしゅき〜〜〜〜〜」
リハ(゜)Q(゜)リ「もりゃりゃぁのも、ちょーだい?」
女は四つん這いになり、ケツを向けてくる。
( ∀ )「そうか……」
(# ∀ )「だったらくれてやるよっ、このメス豚!!!!!!」
117
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:21:04 ID:IUVOz0c.0
リハ(゜)Q(゜)リ「んひい!!!!?おまんこにおちんぽっ、はいってくりゅぅぅぅぅううううう!!!!!!!」
(# ∀ )「お望みのチンコだよ!!オラッ!!!!!」
リハ(゜)Q(゜)リ「いいよおおおおおっ!!!!!!おちんぽおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」
(# ∀ )「ホント、誰のでもいいんだな!!?このメス豚が!!!!!!」
パァン!!と女の尻を叩く。
リハ(゜)Q(゜)リ「あひんっ!!!!!???おしりっ、たたかれてりゅぅぅうううっ!!!!!!!!」
(# ∀ )「んだよ、ケツ叩かれて感じてんのか?ホント淫乱だな!!?」パァンパァンッ
リハ(゜)Q(゜)リ「ひゃ、ひゃい!!!!あだじはっ、おしりをたたかれてかんじるっ、淫乱マゾ女でしゅうぅぅっ!!!!!!!!」
(# ∀ )「なら、もっと叩いてやんよ、オラァッ!!!!」パァンパァンッ
尻を叩く音と女の喘ぎ声だけが部屋に響く。
118
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:21:57 ID:IUVOz0c.0
(# ∀ )「おい、体勢変えるぞ」
リハ(゜)Q(゜)リ「ひゃあいっ!!!」
女は仰向けになり恥ずかしげもなく股を広げた。
リハ(゜)Q(゜)リ「あだじの、淫乱おまんこにっ、もりゃりゃぁのおっきいおちんぽっ、ぶっさしてくだひゃいっ!!!!!!」
(# ∀ )「ハハハ!サルみてえにケツ赤えな!!!!オラ!!!!!!」
リハ(゜)Q(゜)リ「んひぁっ!!!!!!!もりゃりゃぁのおちんぽにっ、じゅぽじゅぽ突かれてりゅぅうううっ!!!!!!!!!」
(# ∀ )「けっ!!誰のチンコでもそんなこと言うんだろ!!?」
リハ(゜)Q(゜)リ「しょ、しょんなことっ!!んあっ!!!!!!!」
119
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:25:50 ID:IUVOz0c.0
(# ∀ )「んだよ、あんなに他の奴に突かれていながら、まだ締め付けてくんじゃねえか!!!」
リハ(゜)Q(゜)リ「んひっ!!!!!!あっ、あんっ!!!!!!!!!」
リハ;(゜)Q(゜)リ「ひぎっ!!!!!ふあっ!!!!!!!あんっ//!!!!!!」
リハ;(゜)O(゚)リ「んほっ!!!!!んあっ!!!も、もりゃっ!!!!!」
リハ;(゚)_ リ「ああんっ!!も、モラっ!!!」
リハ; ‐ リ「あっ、あんっ//!!」
リハ;* - リ「も、モララーっ!」
(# ∀ )(―――!)
120
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:27:16 ID:IUVOz0c.0
リハ;*;-;リ「モララー、ごめんね……」
リハ;*;-;リ
リハ;*^-^リ「だい、すき」
.
121
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:34:23 ID:IUVOz0c.0
(# ∀ )「ちくしょう……」
なんでなんだ……。
(# ∀ )「ちくしょう……、ちくしょう……!!」
リハ;*;-;リ
なんでこんなオレに、そんな顔ができるんだ……!?
(#;∀;)「ちくしょおおおおおおぉぉぉぉぉおおおおおお!!!!!!」
快楽、喪失感、背徳感、怒り、独占欲、開放感、悲しみ、充実感、罪悪感、アイシスへの愛……
ありとあらゆる感情が脳内を駆け巡ってゆく。
リハ;*;-;リ「ごめんね……、本当にごめんなさい……!」
小さな体を震わせ謝罪の言葉を口にするアイシス。
そして、愛おしげに、だがしっかりとオレの腕に歯を当ててきた。
122
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:36:06 ID:IUVOz0c.0
(#;∀;)「あああああああああぁぁぁあああぁぁぁあああぁぁぁ!!!!!!!!」
やめてくれ、オレなんかに謝らないでくれ。
リハ;*;-;リ「モララーっ!モララーっ……!!」
(#;∀;)「ああああああああぁぁぁあああぁぁあああぁぁぁあああああ!!!!!!!!」
どうしようもなく、ただひたすら泣き叫ぶことしかできない。
歯が喰い込んだところから血がたれてきた。
リハ;*;-;リ「モララー、ごめんなさい……!大好きなのに、ごめんなさい!!」
(#;∀;)「あああああああぁぁぁあああぁぁあぁぁぁあ!!!!!!!!!」
ああ、もう出そうだ。
このどうしようもない感情も一緒に吐き出すことができたなら、どんなに素晴らしいことか。
123
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:37:49 ID:IUVOz0c.0
リハ*;-;リ「モララー!!モララー!!!」
( ;∀;)「アイシス!!!アイシス!!!!」
お互いの存在を確かめ合うようにキスをする。精液臭いが構うもんか。
むしろ、涙のしょっぱくて甘い味が心地よかった。
リハ*;-;リ「モララー!!!モララー!!!!」
( ;∀;)「アイシス!!!!アイシス―――!!!!!」
どぴゅっ!!!ぴゅっ!!びゅるる……
オレたちは満たされていた―――。
124
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:46:00 ID:IUVOz0c.0
* * *
あれから数年たった。
リハ*゚ー゚リ「あなた!おかえりなさい!!」
( ・∀・)「ただいま!」
オレたちは結婚して、新たな生活を始めていた。
(∴*)「おぎゃあ、おぎゃあ……!」
リハ;*゚ー゚リ「あら、ゼアフォー、どうしたの?お腹すいたの〜?」
新しい家族も増えた。アイシスから産まれた、正真正銘アイシスの子だ。
(オレも出産の場に立ち会ったが号泣してしまった。今でもそのことをからかわれる)
だが、本当の父親は俺じゃない。
あれからオレたちは旭先生と話し合った。その結果、オレが仕事の都合上どうしてもセックスできない日があれば、
あの仮面男達とセックスをして精液を摂取する、ということになった。
オレはアイシスに生きてほしい。
薬での治療が不十分な今はこうするしかないのだ。
だからきっと、ゼアフォーの本当の父親はあいつらのうちの誰かなのだろう。
まあ、今は彼らには勉学やら研究やら治療やらで忙しいだろうから、
いつか立派な医者になったときにゼアフォーを会わせにいくつもりだ。
当然だがオレはゼアフォーをアイシスと同じように愛している。
確かにオレの血は繋がっていない。
それでも、愛するアイシスから産まれたのだ。
アイシスの夫として、そして父親として、ゼアフォーを立派に育ててみせる。
125
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:48:14 ID:IUVOz0c.0
旭先生は今も研究を続けている。
最近、従来の薬の10倍の効果を持つ新薬の開発に成功したらしい。
今はまだ政府の認可が下りておらず、実用化されるようになるのはまだまだ先の話だが、
それでもその知らせにオレとアイシスは手を合わせて喜んだ。
また他にも、先生は
リハ*゚ー゚リつ§゙ ヴヴヴ「また旭先生が新しいバイブをくれたよ!」
と、このようにしばしば大人のオモチャや媚薬などを提供してくれている。
126
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:49:47 ID:IUVOz0c.0
(;・∀・)「おお、こりゃまた凄いのをくれたな」
リハ*゚ー゚リ「だから、今日は」
リハ*//ー//リ「こ、これで、気持ちよくさせてね!」
(*・∀・)
精液を浴びないと死んじゃう病気のせいで、
オレたちの生活は平穏なものではなくなってしまった。
それでもオレはアイシスを愛している。
アイシスもオレを愛してくれている。
オレたちは今
(*・∀・) リハ*^ー^リ
(∴*)
幸せだ。
( ・∀・)精液を浴びないと死んじゃうようですリハ*゚ー゚リ
後編・おわり
127
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:51:11 ID:IUVOz0c.0
まさかここまで長くなってしまうとは……
シリアスを混ぜればアヘ顔もエロくなると思ったのですが、難しいですね。
執筆途中、「どうしてこんなアホな話を書いているんだろう」と考えて何度か悲しくなってしまいましたが、なんとか全部投下できて良かったです。
話の展開につれて駆け足ぎみになってしまって読みづらい部分も多かったと思いますが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
128
:
名無しさん
:2016/10/15(土) 23:53:52 ID:Dw5Hr.wM0
おつ!
エロいしアイシスかわいいしラストも良かったぜい
129
:
名無しさん
:2016/10/16(日) 00:01:31 ID:/c189Im.0
乙乙
130
:
名無しさん
:2016/10/16(日) 00:20:09 ID:evRd67z.0
転職しろ、モララー・・・
131
:
名無しさん
:2016/10/16(日) 00:35:40 ID:tE8BceVQ0
乙乙
ビコーズ仮面共のクソ大学生感がNTRにより強いスパイスになっていたと思う。特に何名かは「人格面で絶対医療者になってほしくないけど成績の良さでここまで来ちゃったんだろうなあ」と思わせるような。
あとエロにありがちな導入を「まあそういうことなんで!」とせずに掘り下げる姿勢が非常に面白かった。
「セックスしないと出られない部屋」とか「少子化対策いつでも中田氏法施行」とか「時間を止めるストップウォッチ」とか「ここはおちんちんランド」とかも上手く調理してくれそうである。
132
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 12:31:02 ID:lm/4m8Fo0
( ・∀・)精液を浴びないと死んじゃうようですリハ*゚ー゚リ
番外編
(-@∀@)医師 旭の語る愛のかたち
133
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 12:32:38 ID:lm/4m8Fo0
―――VIP医大付属病院―――
(;@∀@)「えーと……」
自分で言うのもアレだが、ワタシは医師としての腕には自信がある。
し、病気で不安を抱える患者に対しても、ある程度はフランクに接することができる。
だが、このようなケースはあまり経験がない。
(∴。)グスッ、ヒック
彼女は茂等ゼアフォー、VIP小学校4年生。
ワタシの患者の1人である、茂等アイシス(旧姓:清水)さんの娘だ。
134
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 12:35:01 ID:lm/4m8Fo0
(∴。)グスッ、ヒック
(;@∀@)「……」
ゼアフォーちゃんが部屋に飛び込んできてから、どのくらいたっただろうか。
ワタシは、患者の予約が入っていなくてよかった、と心の中で安堵する。
とは言え、ずっと黙られていても埒があかない。
(-@∀@)「どうかしたのかな?」
なるべく刺激しないように優しく話しかける。
(-@∀@)「友達と喧嘩したのかな?」
(∴。)「……」
(-@∀@)「それとも、お父さんお母さんと何かあったかな?」
(∴。)「!!」ピクッ
ビンゴ。
(-@∀@)「そうみたいだね」
両親と揉め事……。まさか……。
(-@∀@)「詳しく聞かせてもらえるかな」
そういえば、今日はゼアフォーちゃんの10回目の誕生日だったっけ。
ある意味では「節目の日」だ。
(∴。)「……」
(∴。)「お父さんが……」
ゼアフォーちゃんの小さな口が開いた。
135
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 12:37:46 ID:lm/4m8Fo0
茂等アイシスさんは〈先天性精タンパク質欠乏症〉という、特定のタンパク質を作る機能が生まれつき弱くなる病気を患っている。
この病気により、生体維持に必要なタンパク質が不足してしまうため、彼女は定期的にそのタンパク質を摂取する必要がある。
そして、そのタンパク質を多く含む物質というのが精液なのだ。
そのため、彼女は毎日パートナーと性行為をする必要があったのだが……。
パートナーの仕事の都合で、どうしても性行為ができないときがあったのだ。
そこでワタシが提案したのは、VIP医大の学生の精液を摂取すること。
つまり、茂等さんにパートナー以外の男と性行為をさせたのだ。
しかも、効率よく精液を摂取するため、コンドームは装着せずに。
このようにして、不特定多数の男たちと複数回にわたって行為に及んだ結果、新たな命が生まれた。
それが、今ワタシの前に座っているゼアフォーちゃんなのだ。
136
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 12:39:37 ID:lm/4m8Fo0
(∴。)「わたし、お父さんの子どもじゃないの!?」
ああ、やっぱり。
茂等夫妻は娘に真実を伝えたのだ。
10歳の誕生日という、節目となる日に。
幼い子にとってあまりに残酷すぎる事実だ。だが、いつかは話さなければならない。
夫妻は悩みに悩んだ結果、今日、打ち明けることにしたのだ。
(∴。)「友達から聞いたよ!男の人と女の人がえっちなことして、子どもができるって」
(∴。)「お母さんはお父さんのこと、好きじゃなかったの!?」
(-@∀@)「!」
(∴。)「旭先生!」
さて、どうしたものか……。
(-@∀@)「……キミがどうして毎月この病院に来て、血液検査をしているかわかるかい?」
137
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 12:42:03 ID:lm/4m8Fo0
(∴。)「……お母さんと同じ病気にかかっていないか、たしかめるため」
(-@∀@)「そうだね」
厳密に言えば先天的か後天的かで病名は変わるが、そこは気にしなくていいだろう。
(-@∀@)「では、お母さんの病気がどういうものかはわかるかな?」
(∴。)「……」
(∴ )「……男の人から、赤ちゃんのモトをもらわないと」
(∴ )「……死んじゃう」
(-@∀@)「よくわかっているね」
ゼアフォーちゃんは聡明な子だ。十分すぎるほどに。
(-@∀@)「お母さんはお父さんから毎日、赤ちゃんのモトを貰っているんだ」
(-@∀@)「だけど、お父さんがそのモトをあげられないときがあったんだ」
ゼアフォーちゃんは何もかも知っているのだ。
(-@∀@)「だから、お母さんは他の男の人から(∴#)「そんなのわかってるよ!!」」
(-@∀@)「……」
(∴#)「……」
空調の音の向こうから、今までは聞こえていなかった時計の秒針の音が聞こえてくる。
(∴ )「わかってるけど……」
そう言って、ゼアフォーちゃんは黙り込んでしまった。
138
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 12:43:35 ID:lm/4m8Fo0
母親が、好きでもない男に抱かれた。その結果がゼアフォーちゃんだ。
それでも……。
(-@∀@)「キミは、お父さんお母さんが好きかい?」
((∴ )「……」コクリ
ゼアフォーちゃんが小さく、それでもしっかりと頷く。
(-@∀@)「そうだね。それは普段のキミたちを見てても、よーくわかるよ」
(-@∀@)「そして、キミがお父さんお母さんを好きなように、お父さんお母さんはキミのことを愛している」
(-@∀@)「確かに、キミとキミのお父さんとの間には血は繋がっていない」
(-@∀@)「それでも、お父さんはちゃんとキミのことを愛してくれている」
(-@∀@)「それを一番わかっているのは、キミなんじゃないかな」
139
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 12:45:02 ID:lm/4m8Fo0
(∴ )「それは、わかってるよ……」
そう呟くと、ゼアフォーちゃんはまっすぐワタシを見た。
(∴#)「でも、お母さんはそれでよかったの!?」
(∴#)「お父さんは辛くなかったの!?」
(∴。#)「お母さんはお父さんが大好きで、お父さんもお母さんが大好きなのにっ……!!」
(∴。#)「こんなの、こんなの、悲しすぎるよっ……!!」
ああ、この子は本当に両親が大好きなんだな。
そして、とても優しい子だ。
だから、ワタシも誠実に向き合わなければいけない。
140
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 12:46:54 ID:lm/4m8Fo0
(-@∀@)「愛しているからこそ、だよ」
ワタシもゼアフォーちゃんの瞳を見つめ返した。
(∴。#)「!?」
(-@∀@)「お母さんはお父さんを愛しているし、お父さんもお母さんを愛している」
(-@∀@)「だからこそ、お母さんは好きでもない男に抱かれ、お父さんはそれを許したんだ」
(-@∀@)「そりゃあ、辛かっただろうさ。悔しかっただろうさ」
(-@∀@)「2人の流した涙を、ワタシは今でも覚えているよ」
(-@∀@)「お父さんに至っては窓ガラスに頭をガンガンぶつけるから、止めるのが大変だったよ」
(∴ )「そんなに……」
あの治療は人の尊厳を傷つける。人の愛に泥を塗る。
一部の権利団体に至っては、人道に反する許されざる行為だと宣っている。
確かに、その通りなのかもしれない。
それでも。
(-@∀@)「それでも、お父さんは、愛する人に生きてほしかったし」
(-@∀@)「お母さんも、愛する人と暮らしていきたかったんだ」
(-@∀@)「治療をしないと死んでしまう」
(-@∀@)「死んでしまったら、意味がない」
(-@∀@)「生きているから、互いを愛することができるんだ」
(-@∀@)「愛し合っているからこそ、あの治療を受けたんだよ」
(∴ )「……」
ゼアフォーちゃんの表情は硬い。ワタシの言ったことを一つ一つ噛み締めているのだろう。
141
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 12:48:47 ID:lm/4m8Fo0
(-@∀@)「……キミは治療の結果産まれた」
(-@∀@)「周りの子たちと、違っているのは確かだ」
(-@∀@)「でも、お父さんお母さんは他の人たちと同じように、愛し合っている」
(-@∀@)「愛し合った結果、キミが産まれてきたんだ」
(∴ )「……」
(-@∀@)「だから、キミは、お父さんお母さんの子だよ」
そう、ゼアフォーちゃんこそが、茂等夫妻にとっての愛の結晶なのだ。
(∴ )「……」
(-@∀@)「別に、今納得できなくてもいいさ。時間をかけてゆっくり理解していけばいい」
(-@∀@)「何だったら、ワタシに相談してもいい。……まあ、今度からは予め連絡はしてほしいけどね」
改めて、患者の予約がなかったことに安堵する。
そうだ、せっかくだからこの言葉を伝えておこう。
(-@∀@)「お誕生日おめでとう、ゼアフォーちゃん」
142
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 12:50:53 ID:lm/4m8Fo0
* * *
それからしばらくして、茂等夫妻がやってきた。
2人から何度も頭を下げられてしまい、ワタシは少々困惑してしまった。
(;・∀・)リハ;*゚ー゚リ「「旭先生、本当にありがとうございました」」
(-@∀@)「いえいえ!お気になさらず。ゼアフォーちゃんもいきなりだったから驚いちゃったんですよ」
(∴ )「……」
ゼアフォーちゃんが両親の元へ歩み寄る。
(∴ )「……」
( ・∀・)「ゼアフォー……」
リハ*゚-゚リ「……」
(∴ )「……お父さんからお話を聞いて、旭先生からもお話を聞いて」
(∴ )「わたし、悲しかった。今も、どうしていいのかわかんない」
( ・∀・)「……」
リハ*゚-゚リ「……」
2人は何も言わずに、娘の声を聴いている。
143
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 12:53:11 ID:lm/4m8Fo0
(∴ )「……でも、嬉しかった」
( ・∀・)「!」
リハ*゚-゚リ「!」
(∴ )「お父さんは、お母さんのことが大好きで」
(∴ )「お母さんも、お父さんのことが大好きで」
(∴*)「わたしは、お父さんとお母さんが大好きだから」
(∴*)「わたしを、産んでくれて、育ててくれてありがとう!」
( ・∀・)「!!」
リハ*゚ー゚リ「ゼアフォー……!!」
それは、ゼアフォーちゃんの心からのことばだった。
(∴ )「……それと、旭先生」
(-@∀@)「……?」
144
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 12:55:35 ID:lm/4m8Fo0
* * *
あの後、茂等一家は手を繋いで仲良く帰っていった。
色々あったし、これからもぶつかることがあるだろう。
それでも、あの家族ならきっと乗り越えられるはずだ。
そして、ワタシは診察室へ向かった。
(-@∀@)「やあ、お疲れ様」
(´<_` )「あ、どうも、旭先生。お疲れ様です」
ワタシの着ているのと同じ白衣を着た、糸目の男が椅子をこちらの方へ回転させる。
(-@∀@)「キミに伝えることが、3つある」
(-@∀@)「1つ目」
(-@∀@)「先日行ったゼアフォーちゃんの血液検査だが、いつも通り異常はなかったよ」
(´<_` )「そうですか。良かったです」ホッ
顔には表れてはいないが、心底嬉しそうだ。
(-@∀@)「2つ目」
(-@∀@)「『お母さんを助けてくれて、ありがとうございました』」
(´<_` )「!?」
(-@∀@)「ゼアフォーちゃんからの伝言だよ」
(´<_`;)「……」
今度はわかりやすく反応している。
(-@∀@)「『お母さんを助けてくれた先生“たち”に』って」
(´<_`;)「そう、ですか……」
動揺が伝わっているのか、椅子がギイギイ鳴っている。
145
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 12:57:56 ID:lm/4m8Fo0
(-@∀@)「そして3つ目」
(-@∀@)「1週間後の今日、VIP小学校で音楽会をやるらしい」
(-@∀@)「一般人も入場可能、とのことだ」
(´<_`;)「……」
(-@∀@)「……さて、必要なことは伝えたし」
(∀@- )「ワタシは帰らせてもらうよ」
(´<_`;)「旭先生!」ガタッ
慌てて椅子から立ち上がる音がした。
(´<_`;)「……」
(‐<_‐;)ペコリ
背後で頭を下げられた気がした。が、ワタシには関係のないことだ。
146
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 13:01:03 ID:lm/4m8Fo0
* * *
―――旭宅―――
(-@∀@)「さーて、今日もよく働いた!」
肩甲骨をゆっくり動かして、腕回りや肩回りの筋肉をほぐしていく。
この運動は最近知ったのだが、なかなかの効果だ。
そして、グラスに注がれたビールを一気に喉に流し込む。
(*@∀@)「ぷはー!!んまいっ!!」
空になったグラスをテーブルに置く。
一方、向かいに置かれたグラスの中身は、泡が少しずつ気化しているだけだ。
(-@∀@)「聞いてくれよ。今日は大変だったんだから」
(-@∀@)「茂等さんの子がいきなりやってきてさ。まあ、いつかはこうなるとは思ってはいたけど」
(-@∀@)「いざ、来られるとなると、なかなかね、うん」
塩で味付けしたピーナッツ(渋皮付き)を放り込む。
(-@〜@)「いや、茂等さん家はいい家族だよ、ホント」ボリボリ
茂等一家は素晴らしい家族だと思う。
家族みんなが互いを愛し合っている。
だが、それは、本来できて当たり前のことではないだろうか?
147
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 13:03:21 ID:lm/4m8Fo0
今まで見てきた患者の中には、パートナーと別れてしまった者もいた。
そのような連中を見ると、正直、ワタシは軽蔑してしまう。
もちろん、医師として、そのようなことを患者に対しては言えない。
だが、心の中で「お前らの愛はその程度のものだったのか?」と問いかけたくなる。
他の男に抱かれる?だからどうした?生死がかかっているんだぞ?愛しているなら!!
(-@∀@)「ま、どの口が言うんだ!って話だけどね、うん」
再びビールを注ぎ、呷る。
(*@∀@)「く〜〜!!」
向かいのグラスは、泡だけがすっかりなくなっていた。
148
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 13:05:16 ID:lm/4m8Fo0
今でも思うことがある。
妻は、レモナは、治療を断って死んでいった。
もし、ワタシがもっとレモナを愛していたら。
他の男に抱かれても、慰めることができたのではないか。
つまらない嫉妬心や独占欲に囚われることなく、受け入れられたのではないか。
……我ながら女々しいとは思う。し、レモナもきっとそう言うだろう。あるいは、背中をバシバシ叩かれるかもしれない。
だが、今さらどうにかすることなぞ、できない。
だからこそ、患者には後悔させたくない。私と同じような経験をさせてはいけない。
それが、ワタシが医師として治療を続ける理由だ。
そして、実際に医師として何人もの命を救っている。
なのだから、多少女々しくてもいいではないか。
149
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 13:06:51 ID:lm/4m8Fo0
グラスと皿を洗い終え、声を掛ける。
(-@∀@)「……おやすみ、レモナ」
明日も、患者のために頑張るから。
こんな情けない私を愛してくれているのなら、もうしばらく、気長に見守っていてはくれまいか―――
(-@∀@)医師 旭の語る愛のかたち
おわり
150
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 13:08:10 ID:lm/4m8Fo0
エロシーンなくてすみません。
紅白でエロ書いて力尽きてました。
いつか
>>131
に書かれているようなネタでも書けたらいいな・・・。
151
:
名無しさん
:2018/01/07(日) 14:05:33 ID:n2BFDeSE0
乙
あんたの作品、エロの背景しっかり描写するとこ大好き
でも抜いた後の罪悪感増すわ
152
:
名無しさん
:2018/01/09(火) 21:06:48 ID:U32Tx1EM0
未読だったのではじめから一気読みした
本気で考えさせられて面白かった
乙
153
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 18:38:26 ID:22UbK0mY0
( ・∀・)精液を浴びないと死んじゃうようですリハ*゚ー゚リ
番外編
(´<_` )日記( _ゝ )
154
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 18:40:01 ID:22UbK0mY0
4月1日 天気:晴れ
VIP医大に入学してから早くも3年が経った。課題やらレポートやらバイトやらに追われ、多忙な割には変化に乏しい日々が続く。大学生活というのはもっとキラキラしたものをイメージしてたが、医大はそうではないらしい(うちの大学だけだろうか?他の大学はどうなのだろう?)
せめて日々のメリハリをつけられないかと思い、日記を始めてみることにする。今年度の後期からは臨床実習も始まるし、悪くないタイミングじゃないだろうか。
サークルも長続きしなかった俺に続けることができるか不安ではあるが、せっかく新しいことを始めるのだから、長続きできるようにしていきたい。
4月2日 天気:晴れ
日記2日目。何を書こう。日記なんて小学校の夏休み以来だから書き方もよく分からない。
そもそもレポートを書くのも苦手なのに、どうして日記に手を付けてしまったのか。早くも後悔してしまっている。
4月8日 天気:くもり
早速5日も空けてしまった。やっぱり毎日続けるのは俺には難しかったようだ。こうなってしまえば仕方ない。書ける時だけ書く。うん、それがいい。
バイトではJKに怒られた。ご褒美シチュかとも思ったがフツーにへこんだ。
155
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 18:42:47 ID:22UbK0mY0
4月11日 天気:雨
今日の講義も相変わらずダルかったが、婦人科の患者の資料写真が異様にエロかった。
この日記も、こんな感じで講義の印象的だったことを記していくのが良いのかもしれない。復習にもなりそうな気がする。
4月12日 天気:小雨
アレルギー・免疫の講義。重度の乳製品アレルギーの子どもが、同級生にからかわれチーズを押し付けられ、アナフィラキシーショックを起こす事例。
無知とは恐ろしいものだと、改めて感じた(小並感)
うん、今日の日記は悪くないのではないだろうか。
4月14日 天気:晴れ
婦人科の講義。〈精タンパク質欠乏症〉なる病気を学ぶ。文字通り、特定のタンパク質が欠乏してしまう病気のようだが、なんとそのタンパク質は精液からしか摂取できないらしい。
治療手段としては薬があるが、重症の場合は薬ではまかないきれず、直接精液を摂取するしかないとのこと。つまりセックスが治療法となるそうだ。
どう考えてもエロゲの設定としか思えないが、実在する病気らしい。
―――(中略)―――
156
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 18:44:19 ID:22UbK0mY0
5月10日 天気:雨
婦人科の旭先生に声をかけられた。講義中に寝ていたのを咎められるのかと思ったが、そうではなかった。
何かしらのバイトを紹介してくれるらしい。詳しくは明日話すらしいが、何をさせられるのだろうか。
あのメガネザルが持ちかけるバイトなんて、かなりうさん臭いが、まあ、聞くだけ聞いてみよう。
5月11日 天気:くもり
あのメガネザルやべー。まさかセックス要員に誘われるとは思わなかった。しかも弟者まで。
でも給料はいいんだよな。しかも〈精タンパク質欠乏症〉患者は先天性の場合は若年層が多いみたいだし、うまくいけば合法的に若い女を抱ける。
ぶっちゃけ悪くない。
5月13日 天気:くもり
例のセックスバイトを引き受けることにした。承諾したときのメガネザルの顔はイかれてると思った(小並感)
弟者も契約を結んだらしい。とはいえ、いつでも患者がいるわけじゃないから今までのバイトも続けないとなー。世の中上手くいかないもんだ。
せっかくだしオナ禁でもしてみるか。
―――(中略)―――
157
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 18:45:28 ID:22UbK0mY0
6月2日 天気:晴れ
ダメだ。シコってしまった。でも、小児科の患者事例読むだけで勃つんだからしょうがない。
こういうときサークルにでも入ってたらムラムラは発散できたのだろうか。
6月6日 天気:くもり
メガネザルがスッポンエキスを寄越してきた。万全の状態で患者の治療に対応できるように精力を高めておけ、とのことだ。
そういうことを言われると、イカれてはいるが、患者の命を救うためのちゃんとした治療なのだと感じる。今日からまたオナ禁をしよう。
6月10日 天気:雨
法医学の講義。放火殺人の事例。死体・検体はだいぶ見慣れてきたと思ったが、焼死体はショッキングだった。完全に黒焦げならまだマシだったのに。
―――(中略)―――
158
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 18:47:26 ID:22UbK0mY0
7月11日 天気:くもり
今日、とうとうセックス治療に呼ばれた。患者は清水アイシスさん。栗色の髪の毛がきれいな人だった。
久しぶりのセックスは悪くはなかったが、野郎が大勢いてむさ苦しかった。途中で彼氏が入ってきたし。
彼氏の剣幕がヤバかった。弟者は殴られてた。殴られても当然だと思う。2ヵ月チンコ洗ってなかったらしいし。
あの彼氏、訴えてきたりしないよな?これは治療なんだから。
7月13日 天気:雨
マジか。彼氏がどうしてもセックスできないときは、俺らが清水さんとセックスするのか。
あの彼氏もよくOKしたな。命には代えられないってことか。合法NTRじゃん。
7月14日 天気:雨
あのメガネザル、信じらんねえ。清水さんとのセックス治療をさっそく講義のネタにしやがった。
俺らの名前は出てないとはいえ、居心地が悪い。
―――(中略)―――
159
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 18:49:06 ID:22UbK0mY0
8月4日 天気:晴れ
セックス治療にいきなり呼び出された。いきなりだったから昼飯食いそびれた。
確かに、契約書には治療協力が第一と書いてたけど。
今日の患者は伊藤ペニサスさん。胸はデカかったが、こないだの清水さんと比べると華がなかった。
あと、仮面してるとはいえ、実の弟の裸を見ながらのセックスは萎える。
そういえば、ショボンとブーンがいなかった。二人が付き合い出したといううわさで聞いたが本当だろうか?
そして、まさかの明日は清水さんのセックス治療だそうだ。
メガネザルの寄越してきた亜鉛でも飲んでおこう。
8月5日 天気:晴れ
2回目の清水さんのセックス治療。やっぱり昨日の伊藤さんより俺好みだ。
それにしても、あんな死んだ魚のような目で俺らを見ないでほしい。治療なんだから仕方ないじゃないか。
前回みたいに大胆に喘がないし。命の危険が迫ってる時とそうでないときで、性欲が違ってくるらしい。
―――(中略)―――
160
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 18:50:28 ID:22UbK0mY0
10月14日 天気:くもり
整形外科の講義。プロスポーツにおけるチームドクターの役割について。
病院に勤めるのとは違ったベクトルでのプレッシャーがヤバそう。
10月16日 天気:晴れ
腰を痛めた。いつも運んでる品出しのカゴでやらかすとは思わなかった。
珍しくJKが心配してくれた。うれしかった。
10月17日 天気:くもり
4回目の清水さんの治療。いつの間にかドクオがいなくなってた。
あのウツロな目を向けられて病んだらしい。精神科の講義を思い出した。精神病の患者を診てたら自分が精神病になるってやつ。
それとも、ドクオなんかよりも俺らの方が狂ってるのだろうか?
―――(中略)―――
161
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 18:51:40 ID:22UbK0mY0
12月7日 天気:快晴
医療倫理の講義。一年生の時にも学んだ「医療倫理の四原則」の振り返り。
自律尊重原則、無危害原則、善行原則、正義原則。
あのセックス治療は倫理に則っているのだろうか。
12月11日 天気:小雨
また新しい患者のセックス治療に呼び出された。名前は素直ヒールさん、49歳独身
後天的に発症した人で、投薬治療だけではまかないきれず、とのこと。
この年齢なら必要な精タンパク質は減ってくるはずだが、運が悪かったとしか言いようがない。
正直、ババアを抱くのはキツかった。弟者は涼しい顔をしてたが。やっぱり一卵性の双子でも似てない部分は多い。
これからは地方患者の受け入れも始めるらしい。セックス治療の頻度も増えるのだろうか。
―――(中略)―――
162
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 18:53:00 ID:22UbK0mY0
1月1日 天気:快晴
あけましておめでとうございます。
1月4日 天気:くもり
バイト先(セックスじゃない方)でJKにどやされた。生意気なガキめ。
一瞬、〈精タンパク質欠乏症〉を発症してセックス漬けにでもなってしまえ、と思ってしまった。
口には出さなかったとはいえ、俺の倫理観はボロボロだ。
―――(中略)―――
163
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 18:54:32 ID:22UbK0mY0
1月31日 天気:晴れ
明日から臨床実習が始まる。本当に俺は医師として働くようになるのだろうか。
テキトーに講義に出てバイトして時々セックスするだけの、こんな俺が?
弟者は実習先が違う。なんやかんや小中高大で同じ空間で過ごしてきたのに、これからは別々になるのか。
お互い、うまくやっていけるといいのだが。
2月1日 天気:くもり
実習1日目が終わった。とはいえ初日はオリエンだったから、実習らしいことは一切しなかった。
明日からの配属先は内科らしい。
2月2日 天気:くもり
実習2日目、のはずだったがセックス治療に呼び出され、まともに実習できなかった。
学生の都合はどうでもいいのか?あのメガネザルは
患者は都村トソンさん。30代後半の気の強い女で不快極まりなかった。それなのに勃起はできてしまうのだから厄介なものだ。
2月6日 天気:みぞれ
院内でギコとばったり出くわした。成人式の同窓会以来だ。世の中は狭い。
なんと、彼女が〈精タンパク質欠乏症〉を発症しており、今日は薬を処方してもらいに来たそうだ。
彼女の名前は椎名しぃさん。キレイな人だった。
あの薬を処方してもらってるなら、かなり重度なはずだ。てことは、この二人は毎日セックスしてるのか。
これ以上考えるのはやめておこう。友人の夜の営みなんぞ想像したくない。実習ノートも書かなくては。
164
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 18:56:48 ID:22UbK0mY0
2月10日 天気:雨
素直ヒールさんが亡くなった。
俺らが治療室についたときには、すでに冷たくなっていた。
まさかこんな形で、初めて患者の死に立ち会うことになるとは思わなかった。
本当にこの病気は、精液を浴びないと死んでしまう。俺らがもっと早く駆けつけることができれば、彼女は助かったのだろうか。
2月11日 天気:雨
今日はバイトの予定だったがキャンセルしてしまった。
思った以上に、俺は昨日の素直さんの死のショックを引きずっているようだ。
弟者もさすがに応えたらしい。顔色が悪い。
2月14日 天気:晴れ
バレンタインだというのに、また、セックス治療。患者は芹沢ミセリさん。
一番最初の清水さんや伊藤さんのときと同じように、パートナーとのセックスができず緊急搬送されてきた。
治療室から出た瞬間、芹沢さんの母親らしき人の「人でなし」という叫び声が聞こえた。
どうにか精液量が足りて命を救うことはできたのに。助かっても、本当に幸せになれるのだろうか。
2月15日 天気:くもり
指導医の機嫌が悪かった。考えてみれば当然だ。すでに3回もセックス治療で実習を抜け出してるのだから。
実習先にはメガネザルから事情は伝わってるらしいが、居心地が悪い。
指導医だけでなくナースの目線も冷たい。むしろ、ナースの方が厳しい気がする。やっぱり女だからだろうか。
治療という名目で合法的に女を犯す。俺らがやってるのはそういうことだ。
165
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 18:58:24 ID:22UbK0mY0
2月20日 天気:晴れ
椎名さんが薬の処方をしてもらいに来てた。今日はギコはいなかった。
新薬だから、2週に一度は病院に行かないといけないから大変だ。それにしてもキレイな人だ。ギコが心底うらやましい。
あと、清水さんともすれ違った。治療の時は仮面をしてるし、気付かれなかった、はず。たぶん。
2月24日 天気:くもり
今日は特に大変だった。あの伊藤さんが包丁を持って院内を暴れ回った。
幸いケガ人はいなかったが、生まれて初めて110番通報したり事情聴取を受けたり、非日常的な一日だった。
彼氏に振られた腹いせらしいが、あのセックス治療がきっかけだったに違いない。
2月28日 天気:晴れ
裏の国道で玉突き事故が発生。何人もの患者が搬送されてきた。俺も助っ人として駆り出された。
次々送られてくる患者を救急車からおろしては手術室へ、その合間に軽症患者の応急処置。
ようやく医師らしい仕事をした気がする。俺にできることは全然ないけど、それでも少しは患者のためになれただろうか。
3月1日 天気:くもり
昨日の事故にギコも巻き込まれてた。昨日は夢中になって気付かなかった。
意識不明の重体。友人が生死の境をさまよっているにもかかわらず、何もできない自分がもどかしい。曲がりなりにも医師を目指してるのに。
弟者もショックを受けてた。俺よりもギコと仲が良かったからだろう。
それに、椎名さんの悲痛な顔が頭の中に焼き付いて離れない。
俺らは何もできない
166
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 18:59:58 ID:22UbK0mY0
3月2日 天気:くもり
椎名さんが入院することになった。考えてみれば当たり前だ。どうして昨日の時点で気付かなかったんだろう。
彼女はギコから精液を摂取していた。そのギコが意識不明になったら摂取のしようがない。
投薬では精タンパク質は絶対に足りない。ギコが目覚めなければ、治療が必要になる。
3月3日 天気:雨
実習に集中できない。オペの見学だったのに追い出されてしまった。
俺は何もできない。ギコは目を覚まさない。椎名さんは今日も泣いていた。彼女はギコを見舞うことすらできない。
精タンパク質を安定して摂取できないと、免疫機能が低下し感染症のリスクが高まるから。
〈精タンパク質欠乏症〉の知識だけは一丁前に身に付いてるな、俺。
3月6日 天気:晴れ
今日から椎名さんにギコの様子を毎日伝えることにした。見舞いには行けなくても、せめてもの気休めになればいいが。
そして明日はまたセックス治療。しかも伊藤さん。包丁持って暴れた犯罪者とはいえ、治療が必要なのは理解してるが、本当に彼女のためになるのだろうか。
3月7日 天気:雨
伊藤さんの治療。暴れまわる伊藤さんをベッドにむりやり押さえつけ、ロープで身動きできないようにセックス。
もはやレイプ同然だ。
うっかり椎名さんに愚痴りそうになった。これではいけない。俺は少しでも椎名さんに元気になってほしいだけだ。
167
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 19:01:34 ID:22UbK0mY0
3月9日 天気:くもり
しぃさんに頼まれて毛糸を買った。ギコのためにマフラーを編むそうだ。
うらやましい奴め。こんないい彼女なんてそうそういない。早く目を覚ましてくれ、ギコ。
それにしてもこれから暖かくなってくるのにマフラーとは珍しい。
3月10日 天気:くもり
何がマフラーは珍しいだ、俺は。
しぃさんは精タンパク質不足で体温調節機能が狂ってきてる。手元が震えて、ロクに編み進めることもできてなかった。
ギコはまだ目を覚まさない。
168
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 19:02:54 ID:22UbK0mY0
3月11日 天気:
旭先生に相談した。先生も何度もしぃさんにセックス治療を提案してるが、同意をしてくれない。
あの治療は形だけではあるが、本人またはパートナーの同意が必要だ。しぃさんが同意してくれなければ、治療はできない。
3月12日 天気:
しぃさんの顔色が明らかに悪くなってた。見るからに体調が悪そうなのに、ギコを気にかけ、見舞いにくる俺のことまで心配してくれる。
どうしてこんな優しい人が!
しぃさんのためなら他の予定なんか関係ない。
何か、他に俺にできることはないか。何か
169
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 19:04:22 ID:22UbK0mY0
3月13日 天気:
しぃさんの診察をした。肋骨がくっきりと浮かび上がり、衰弱の度合いが加速しているのが一目で分かった。
泣きそうになった。ギコは目を覚まさない。
てか、もう無理だ。助かるわけがない。
170
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 19:05:18 ID:22UbK0mY0
月 日 天気:
なんでしぃさんはセックス治療を受け入れてくれないんだ!
このままだと確実に死ぬ。俺はしぃさんに死んでほしくない
171
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 19:06:10 ID:22UbK0mY0
―――(しばらく空白ページが続く)―――
.
172
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 19:09:46 ID:22UbK0mY0
月 日 天気:
やってしまった。
しぃさんをむりやり押さえつけチンコをぶち込んだ。
ギコの彼女を犯した。
骨が浮き出てたけど、それでも柔らかかった。
これは治りょうなのだから。
仕方がない。
おれは悪くない。おきないギコがわるい。
たくさん射せいした。
きもちよかった
おれはわるくない
しぃさんのため
おれはわるくないおれはわるくないおれはわるくない
SEX!せーえき、ちんこまんこ!ちりょうだからおかしくない
おれはわるくない
(以降の文字は判読不能)
173
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 19:12:34 ID:22UbK0mY0
* * *
兄者が自殺した。部屋の中で首を吊っていた。
大学で学んだ救命処置は、何の役にも立たなかった。
遺書がなく同じアパートに暮らしていたため、他殺の可能性もあるとして警察に疑いの目を向けられもした。
しかし、死亡推定時刻に俺が実習先にいたことと、机に残っていた日記帳の内容から自殺と判断された。
葬儀を済ませた俺は、VIP医大に足を運んだ。教務課に公欠届を出すためだ。
大学と実習先には伝えてはいたが、正式な手続きはできていない、とのことで呼び出されたのだ。
大学もシステムの都合とかがあるのだろうが、もう少し柔軟に対応できないものだろうか。
174
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 19:17:18 ID:22UbK0mY0
そんなこんなで手続きを済ませ帰ろうとしたところで、背後から声を掛けられた。
神経を逆撫でするような、端的に言えばムカつく声。
(-@∀@)「……やあ、弟者くん。この度はご愁傷様」
このメガネザルは旭先生。VIP医大の教授であり婦人科の権威である。
そして、俺らにセックスバイトを紹介した張本人でもある。
(´<_` )「……」
(-@∀@)「兄者くんは……、もちろんキミたちもそうだが、これまで何人も患者を救ってきた」
(-@∀@)「本当に残念だ」
旭先生の顔はこちらを向いているはずなのに、分厚い眼鏡の奥底の視線は俺と全く重ならない。
(´<_` )「……」
(-@∀@)「いやー、実に惜しい。ただでさえ治療要員が減っているのに、これ以上欠けてしまうと治療に必要な精液が足りなくなってしまうかもしれない」
(´<_`;)「―――!?」
(-@∀@)「本当に難儀なものだよ……!〈精タンパク質欠乏症〉の患者は精液を摂取できないと死んでしまうというのに……!!」
本当に、この男は……!!
( <_ ;)「アンタ、自分の教え子が自殺したってのに、あのイかれた治療のことしか考えてないのかよ……!」
(-@∀@)「……」
(-@∀@)
(-@∀@)「当然だろう」
こいつが狂っているのは分かっていた。
175
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 19:21:04 ID:22UbK0mY0
(-@∀@)「ワタシは医師として、一人でも多くの〈肉便器病〉の命を救っていきたいんだよ」
〈精タンパク質欠乏症〉の患者の命を救うこと“だけ”を考え、人権や家族の想いを一切顧みない。
( <_ ;)「あんな治療なんかでっ……!!」
(-@∀@)「人聞きが悪いなぁ。キミはセックスできると知るや否や、嬉々として契約書にサインしたじゃないか」
( <_ ;)「そ、それは……!」
(-@∀@)「キミたちは溜まった性欲を発散でき、患者は命を救われる。あれはまさにWin-Winの夢のような治療法だよ」
治療という名目で、合法的に女を抱ける。性欲の有り余っている俺らにとって、願ってもない申し出だった。
(-@∀@)「兄者くんのお陰で椎名さんは助かった。あれから、彼女は治療を受け入れてくれるようになったしね」
(*@∀@)「兄者くんは同意なしで彼女と性行為をしてしまったようだけど、ワタシは彼の判断を支持するよ。素晴らしい!」
旭先生は天に向かって大きく拍手をした。
(-@∀@)「ワタシも、本当は同意云々のプロセスは無くしたいんだ。なんせ、患者の命が第一だからね!」
(-@∀@)「本当に残念だよ!彼は患者の命を救うことに魂を捧げたんだ!そんな有望な志をワタシは育てていくべきだったんだ……!」
176
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 19:24:11 ID:22UbK0mY0
( <_ ;)「……」
ダメだ。このままだと、頭がおかしくなりそうだ。
いや、既に俺らはおかしくなっているのだろう。イかれた治療であることは分かりきっていたのに、惰性で性欲に従い女を抱き続けた。
途中でリタイアしたドクオの方が、まだマトモな神経をしている。
(-@∀@)「さあ!明日はまた清水さんの治療だ!いい加減、茂等さんは転職してほしいものだよ。そう思わないかい?」
狂っているのは先生だけではない。あの治療に関わった時点で、俺らはとっくに狂っていたのだ。
(-@∀@)「キミの公欠も終わっただろう?だから、明日の治療には必ず参加するように!」
(-@∀@)「死んでしまった兄者くんの分まで、残されたワタシたちが頑張らなくては!」
( <_ ;)「……」
(-@∀@)「遅刻は許されないからね!」
( <_ ;)「……」
( <_ ;)
( <_ ;)「わかり、ました……」
もう、俺らは、後戻りできない。
(´<_` )日記( _ゝ )
おわり
177
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 19:25:49 ID:22UbK0mY0
前回の投下から4年以上たってるってマジか・・・
時系列とか設定に矛盾あるかもしれないけど、許してください
178
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 19:44:25 ID:vhT67Un20
懐かしい
続き嬉しいよ
179
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 20:21:00 ID:.js83rFM0
乙
180
:
名無しさん
:2022/05/06(金) 02:30:10 ID:nyX.0QtA0
乙です
気になって医療倫理の四原則を調べてた
患者の死はショッキングだし生き延びたこと自体は良かったなと思ってしまうし
アイシスさんの冷たい目に罪悪感と嗜虐心を覚えるし
明確な答えの無さそうなことを悶々と考えてしまうな
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